山本やよいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もしかしたら星5は若干甘いかな。
久しぶりに読んだヴィクなので。
でも、お話は破綻がないですし
ヴィクが行動的で、格好いいのは◎。
今回はヴァンパイアの降霊術に嵌った
少女たちが殺人事件に巻き込まれ
それを収拾するところからお話が始まります。
事件をおってゆくと、心を病んだかつての
大学での友人が依頼してきた調査とも
繋がりがあることがわかります。
今回は精神病院が出てきて、そこで療養
する人のためにもヴィクは戦うのですが…
パレツキーらしく、光の当たらない所で
涙を飲んでいる人のことも軽んじないのは
流石です。
今の50代の女性って、まだまだ
魅力的で、発信力がありますね。
ちょっと一時期しょげていたヴィクより
私はこっちのほうが好きです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレホロコーストは本当にあったことなのか?
実際の真実はどうだったのか?
実際に2000年イギリスの法廷で争った内容が
この冬映画が日本でも上映されるということで
とりあえずその前に本を読んでみようかと。
すげー面白い!
面白いというかなんというかリアルというか。
原告はホロコースト否定の歴史家
被告はホロコーストを学び教える大学教授&出版社
裁判って一言で言っても
プロフェッショナルチームがいたからこそ
勝てた裁判なのかもしれないなーとか。
歴史を嘘偽した者は許さない!
ホロコースト生存者が傍聴席で
見守る姿がすごい生々しい。
1人のマダムがホロコーストで腕に入れられた
収容所番号の入れ墨に対して
「1945年以降、その入れ墨でいくら儲けたんです?」
って。
ひどい。ひどいよアーヴィング(原告の名前)
これは映画も観ようと思う!
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白くて、いっきに読めた
ビーンが模倣犯に殺害されても全く同情できなかった。それぐらい嫌な奴だった
最後、メアリの目の前でカールが車に飛び込む←ここが納得できない メアリの目前でそんな行動するって…意味不明 そのまま姿くらませればいいのに メアリにトラウマ植えさせたいのか⁉ 元彼のアリステアも、ダメんずだったが…。つくづく男運のないメアリの前に現れたローマン(待ってたよ!)「きみを見守っていた」なんて言葉かけられたらもう…ヤバいよね そら教訓なんか吹っ飛んでコロッと行ってしまうわ
ローマン、不幸まみれのメアリを今度こそ幸せにしたってくれ。あなた様には、お金もあることやしw -
Posted by ブクログ
ヴィクは女性探偵の活躍する4Fミステリ、つまり書き手も読み手も、翻訳者も女性で、主人公は女性という作品の中でも、長く人気を誇る主人公です。おそらく今になっては、男性のファンもたくさんいることでしょう。
このお話では、イラク戦争で心に傷を受けた帰還兵の青年と民間企業を通じてイラクに行き、そこで戦闘に巻き込まれて亡くなったとされている女性の家族に降りかかった相次ぐ不幸の謎に、ヴィクが挑みます。物語としてきちんと収まるところへ収まる、見事な構成ですが、これは、原作者である、サラ・パレツキーさんの、作品を通じたイラク戦争と、戦争後のアメリカに対する批判が込められていると感じました。
声高な書き方はされていないのですが、侵攻したアメリカ人の人たちも、イラクの人たちにも双方に深い傷を残すことであって、未だに苦しんでいる人がいることを、自然に描いています。
ヴィクは、まだまだ生き生きしていて、魅力的です。若い男性にほのかに片想いされたり、恋人とも温かな心が通い合っていてとても素敵です。前の巻から登場したいとこのペトラは、レギュラーになったみたいですね。ミスタ・コントレーラスも健在ですし。今回、イラクに派兵された青年の友人二人がヴィクを助けるのですが、彼らの態度がすごく爽やかでいい感じ。
次回作が早く読みたい、今作はとても面白かったです。テンポがよくて、最初に読んだ「バーニング・シーズン」の頃にも負けていません。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めて読んだのは「バーニング・シーズン」。で、ファンになって1作目から読んでいます。
ずいぶん久しぶりですが、面白かったですね。だけど、長いシリーズなので既読の方でないとわからないニュアンスもあるかもしれません。
相変わらずのヴィクのタフさや、不正から目をそらさないところは大好きです。たとえそれが自分の心の聖域であっても、甘えないで向かっていくところが好き。人間関係に悩むところも、同じ女性として共感できるし。
ゲストキャラのシスター・フランシスが亡くなるのがとても辛くて。修道女達の人間らしさが本編に生彩を添えていると思います。
しかし、昔のヴィクって、すっごくよく怒る女性だったんだけど丸くなりましたね。辛抱強くなったなって思います。ホントは優しくて繊細なヴィク。
ロマンスも上手くいけばいいのにね。 -
Posted by ブクログ
内容が思い出せなくて再読。
シリーズ8作目。
40歳を前にしたヴィク。
事務所が入っているビルは取り壊しを前提に、管理人がもはや何もしてくれないという状態で、孤軍奮闘。
安い賃料のところにいるしかない状態だったのだ。
大事な年上の友人ロティを前作で危険に巻き込み、ぎこちない関係が続いている。
警官の恋人コンラッド・ローリングズとはいちおう上手くいっていて、家族の集まりに招かれたりはしている。
だがヴィクが白人なので、黒人一家の母親には強く反対されている。
コンラッドには、父を早く亡くした家の長男でただ一人の男子という立場もあった。
住んでいるビルの地下で、ホームレスの母子を見つけたヴィク。
警察に連絡すれば逃げてしまうと思われ、対応に苦心する。
ホームレス救済組織に相談するが…
大学の同窓生で教授にまで出世しているファビアンが、シカゴ大の恩師のためにホームパーティを開くので、しぶしぶ出かけるヴィク。
恩師には会いたいが、ファビアンはとうてい気があるタイプではないのだ。
案内をしている女中かと思われた娘が実は長女エミリーと知り、虐待の疑惑を持つ。
彼の妻ディアドリはヴィクと同じボランティアグループにいる。
ディアドリは専業主婦だが、ホームレスのことには経験があるので相談に乗ると言って、自らヴィクの事務所のあるビルまでやって来た。
ところが、後に事務所で死体となっているのをヴィクは発見してしまう。
女性建築家グループの企業支援のための調査を引き受けるが、調べていくと、どこかきな臭い。
大口の依頼者であるダロウ・グレアムの息子ケンが退学になったので、社会奉仕として認められる仕事を探してやるように頼まれてしまい、お気楽な若者ケンに何かと付きまとわれることに。
関わる事件が交錯し、ヴィクは連日のように違うことで新聞種になる。
怪しい会社や工事現場に乗り込み、洪水が迫っている地下道にまで…!?
ブルーってどこが?と笑っちゃうぐらいの大奮闘。
苦さもあるけれど、救いもある。
バースデーで締めくくり。
2011年12月再読のときに初登録。 -
Posted by ブクログ
9.11後、まだ半年の2002年3月のアメリカ。
空気が変わったことを危ぶみながら過ごす〜女私立探偵のヴィク。
恋人のモレルはジャーナリストで、アフガニスタンにいるため、なかなか連絡が取れないという不安もある。
顧客のダロウ・グレアムからの意外な依頼で、高級老人ホームに暮らす母ジェラルディンが向かいに見える自宅(もう誰も住んでいない)に不審な灯りが見え、警察に取り合ってもらえないために調査して欲しいということ。
大金持ちの暮らす大邸宅が並ぶ土地に潜入。
ヴィクは死体を発見してしまう。黒人ジャーナリストが何故そんなところに?
遺族から依頼を受けて、調査することになります。
ベイヤード出版のカルヴィン・ベイヤードも近くに住み、かってはヴィクの憧れの人物だったが、今は痴呆症とわかる。
その孫娘のキャサリンと暗闇でぶつかるが…
何かを隠している少女。
そして、狭い社交界の住人達の絡み合う過去とは。
女性ながら泥池に潜水もいとわぬヴィクの行動力に、少女は救われるでしょう。
なかなか読み応えありました。
2009年10月初登録。
著者は1947年生まれ。1982年シカゴの女性探偵V.I.ウォーショースキーを誕生させる。
この作品は2003年発行。この時点でこの内容、さすがです。
2004年9月翻訳発行。
2004年、CWA最優秀長篇賞受賞作。 -
Posted by ブクログ
恋人のモレルは怪我をして帰国。
ヴィクもまた、肉体的危機に見舞われる。
恩師の依頼で、出身高校のバスケット部のコーチを引き受けたのだが。
貧しい地域で、自分が育った頃よりも妊娠して中退する女子高生が増えていて、バスケットも奨学金を貰うレベルには遠い。
地元で発展した大企業の一族に出会い、純情な孫のビリーに好感を持つ。
悪女役の叔母ジャッキーや、ヴィクに恨みを持つ元同級生など、熟女の印象も強烈。
ビリーは牧師のアンドレアスと親しくなり、家族とケンカになる。
工場で何事かが起こっていて、ビリーがバスケ部のジョージーと行方不明になり、やがて殺人まで…?
正義感と好奇心と行動力でどんどん突き進む。
モレルと旧知の仲の女性マーシナの滞在に嫉妬しつつも…
とうてい救いがなさそうに思われる環境に1つでも確実に風穴をあけるヴィク。
無邪気な2匹の犬たちの活躍にも乾杯!
2009年9月初登録。