ウィンター・ビート

ウィンター・ビート

従妹のペトラが働くナイトクラブは、前衛的なボディ・ペインティングのショーで人気の店だった。だが、店を訪れたわたしはそこに危険な空気を嗅ぎつける。不安は的中。常連客の女性が店の裏で射殺され、容疑者として帰還兵の若者が逮捕されたのだ。息子の無実を信じる父親の依頼で調査に乗り出すわたしは、知らないうちに底知れぬ闇に立ち向かうことに……負けるものか! 巨大な敵を前にしても挫けない! これぞV・I・ウォーショースキー!

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ウィンター・ビート のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月14日

    今回、まさにカラダを張るヴィク。いつも泥まみれになってるけど、美女の設定なんだろうな。表紙は今回がいちばん好き。タフな感じがする。心の中に自分のヴィクがいるから、顔はあんまり描かないでほしいのです。

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    Posted by ブクログ 2020年01月26日

    ヴィクは女性探偵の活躍する4Fミステリ、つまり書き手も読み手も、翻訳者も女性で、主人公は女性という作品の中でも、長く人気を誇る主人公です。おそらく今になっては、男性のファンもたくさんいることでしょう。

    このお話では、イラク戦争で心に傷を受けた帰還兵の青年と民間企業を通じてイラクに行き、そこで戦闘に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月19日

    本作は飽くまでもフィクションで探偵小説だが…何か昨今の“イラク”を巡って在った、或いは在る様々な“問題”を指摘する作品ともなっている感で、少し考えさせられた…

    事件の謎が明かされる最終盤の演出!!これがなかなかに好い!!やや厚めの文庫本だが、終盤まで一気に進んでしまう…

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    Posted by ブクログ 2016年07月31日

    今回は、命の危機は前作、前前作程ではありませんが、謎が謎呼ぶ展開になっています。イラクからの帰還兵、民間軍事会社が出てくるのは時代ですね。

    ところで、最近、ボビー・マロリーが出てこない気がするんですが?って言うか、ちょっと前に定年を思わせる描写が有ったんですが、まだ定年ではない?ちょっと気になりま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月23日

    いつも回りをハラハラさせていたヴィクが、ハラハラさせられる側にいつのまにかなっている。
    終わりかたが、素晴らしい。
    タフに生きるヴィクの抱えてしまった心の傷が、ゆっくりと癒されていく。

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    Posted by ブクログ 2015年04月06日

    新作。
    快調です!
    もうじき50歳になろうという女探偵のヴィク。
    同じアパートに住む恋人ジェイクとは上手くいっているが…

    前作で登場した年若い従妹のペトラが、シカゴに居着いて働き始め、ヴィクに心配を掛けることに。
    父親の金は受け取らないと言い張っているのだが、高給の取れる夜のクラブで働く仕事なので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月27日

    久しぶりのV.I.ウォーショースキーシリーズの新作。
    小説の中の時間はほとんど経過していないのに、日本での出版期間は長いので、ヴィクの彼氏が音楽家だったこととか、従妹がシカゴに来ていることとかすっかり忘れてた。
    今回の主要な事件の起こる場面設定になじみがないので、いまひとつのめり込めなかったけど、探...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月12日

    最近はクラシックミステリーばかり読んでいるので、何か現代ものをと思って昔から好きな VI。現代ものといっても、VI シリーズ第一作の「サマータイムブルース」が1982年(邦訳は 1985年)なので、もう 40年前か……。日本では 3F (著者、主人公、翻訳者がいずれも女性)とも称されて一世を風靡した...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月22日

    久々に読んだヴィクシリーズ。じき50歳?初出は32歳だったのになー。でも相変わらずのタフネスっぷりで、何だかうれしい。ミスタ・コントレーラスも元気。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年07月30日

    探偵ウォーショースキーの15作目。

    今までヴィクが、
    運河に飛び込んだり、
    ガントレーンから飛び降りたり、
    火炎びんを投げつけられたりと、
    様々危険な目に遭い、また危険に飛び込んでいくのにつきあってきたが、
    事件解決のために、ボディ・ペンティングしているとはいえ、
    裸体を人前にさらすとは思っていな...続きを読む

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