あらすじ
いとこの元ホッケー選手が埠頭から落ちて死んだ。死因に疑いを抱くわたしは彼のマンションを訪れるが、部屋は荒され、警備員まで殺されていた。たった一人のわたしに襲いかかる魔の手、五大湖を走る大型貨物船の爆破……海運業界に渦巻く陰謀とは? ハードボイルド界に颯爽と登場した女探偵ヴィクの第二作。
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Posted by ブクログ
シリーズ第2巻。タフな探偵のお姉さんが活躍します。五大湖を行き交う貨物船の描写がなかなか秀逸です。ラスト40ページで、ちょっと、どうオチを付けるのかが気になりました。
Posted by ブクログ
原題:DEADLOCK
著者:Sara Paretsky
訳者:山本やよい
初版:1984(US),1986(JP)
ハードボイルド、サスペンス
V・I・ウォーショースキー・シリーズ第2弾
五大湖の運送業界が舞台。
何故殺されたのかという動機がメインで、良質のサスペンス。
犯人と動機は途中で気付くが、終わらせ方が意外で最後がとても印象的。
これは面白い。
Posted by ブクログ
探偵ウォーショースキーの2作目。
いとこの有名なアイスホッケーの選手が亡くなり、
遺言執行者になったヴィク。
だか埠頭からミシガン湖に落ちた事故には思えず、
調査を始める。
バルク船に積んだ穀物の中に落ちたら命が無いという話は
実際に聞いたことがあるので、
コンテナを傾けて穀物を入れる倉庫や
さらにその穀物を運ぶ船の巨大さがもたらす恐怖感は
リアルに感じられた。
その船を爆発させててしまうとは、
その前に自動車事故も起こしているし、
こちらの女探偵はかなり派手。
新聞記者のマリとは協力関係でもあるけど、
敵対関係でもあるのでライバルなのかと思っていたら、
時々恋人なのには驚いた。
それと、
保険会社の英国人の男性がとても協力的で親切だったのが印象的。
Posted by ブクログ
昔のミステリーを読むシリーズ。主人公の探偵がシカゴの良い女ウォーショースキーで、女探偵珍しいので楽しめました。キャラクターが魅力的で、地の文もおしゃれな感じでした。
Posted by ブクログ
30年前の作品なんですよね。
よく考えると、携帯ではなく、電話応答サービスを使っていたりと、時代を感じさせるところはありますが、中身にふるさは感じさせません、むしろ、新鮮?