山本やよいのレビュー一覧

  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    ネタバレ

    少し前に映画を観て、原作はどんな感じだろうと思い拝見。内容が違いすぎて呆然としました…。ですが、別物と思って読むと、複数の事件と人が重なったとても面白い作品でした。特に子供に対する自分の印象は少々変わったかもしれません。
    また、映画のポアロとは違い、悲壮な感じが無く、登場人物もミステリアスでクールな人が多く、時々コミカルなので実に読みやすかったです。

    自分はミステリ小説をあまり読んだ事が無いのですが、子供が犠牲になる、という所と、子供と言えども虚言や脅迫など中々アクの強い子達が登場してきて強烈でした。まさに「教育とは聖なる領域」。教える事、学び続ける事で人格が形成されていくのかと改めて思いま

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    2023年11月08日
  • 書斎の死体

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    ある富豪の書斎で見ず知らずの女性の死体が発見される。これだけでもミステリファンの心をくすぐられる。そしてポアロと並ぶ、アガサ・クリスティが生み出した名探偵ミス・マープル。老婦人でありながら、観察力、洞察力は一級品。一気に物語に引き込まれた。

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    2023年10月30日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    今年公開された映画『名探偵ポワロ ベネチアの亡霊』の原作というが、全っ然違う!映画を観た後で読んだが、小説の方が断然面白かった。映画はもちろんベネチアで、ハロウィンの不気味さのようなものを強調して作られていて、小説ではイギリス国内で、美しい庭園が出てきたりして、ハロウィンは事件が起こったのがその日だったにすぎない。被害者となった少女が、殺人現場を見たことがあると話していたことから、そのせいで殺されたのかもしれない。それが本当のことなのか、本当だとしたら、いつ誰が誰を?過去のことも同時に解明していく王道ミステリー。

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    2023年10月23日
  • 五匹の子豚

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    購入した2010年ハヤカワ文庫と表紙が違う?
    豚の像の笑顔が怖すぎないか、、と思っていたけど、もしかして同じように感じる人が多くて変えたのでしょうか?

    今回も額面通り捉えない、思い込まない、と言い聞かせていても、最後にガラッと見方が変わりました。ささいなこともなに一つ取りこぼさない。
    派手な展開ではないけれど、名作と感じます。

    ただ、途中は過去の同じシーンを別な視点から何度も何度も焼き回しており、忍耐と集中力が必要と感じました。
    その前に読んだ白昼の悪魔の方が好みではありました。

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    2023年10月16日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    パーティー中に少女が殺された。
    参加していた作家のオリヴァーがポアロへ事件解決の依頼をするが。
    ポワロは物的証拠より関係者と話をし、推理を進めていきます。
    過去の事件も絡んでいるのか?
    なぜ少女は殺されたのか?
    クリスティー女史の王道的なストーリーかな。

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    2023年10月15日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    映画『名探偵ポワロ:ベネチアの亡霊』の予習として読んだ本作。
    ポワロの物語にしては(と言ってもそんなにたくさん読んでいるわけではないのだが)、連続殺人事件が起こるわけでもなく(と言いながら犠牲者が3人になっているのだが)地味な作品だったように思う。
    丁寧に読み込んでいくと、確かに犯人へと繋がるヒントは散りばめられていたようだが、今一つ腹オチはしない。
    大体、犯行に至る犯人の心情は身勝手なものと相場は決まっているのだが、本作の犯人はまさにその典型と言って良いだろう。
    その矛先が子どもに向けられたところが何とも後味が悪い・・・

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    2023年10月09日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    映画化ということで読んでみた。
    めちゃイギリスっぽい話だけど、これがどうヴェネツィアの降霊会の話になるのか?楽しみ♪

    最後の手術の相談、というのが結局何だったのかよく分からない。

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    2023年09月19日
  • クロス・ボーダー 上

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    ヴィクの身内ともいえる人物2人が別件で助けを求めている。行方不明に殺人容疑、いくらタフでも疲労困憊、上巻では元夫が何やら怪しいが、五里霧中状態。

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    2023年09月15日
  • クロス・ボーダー 上

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    最新作『ペインフルピアノ』を先に読んでいるから、皆(人間以外も)無事生還する事はわかっちゃいるけど。相変わらず読み出したらハラハラドキドキ、怒涛の勢いで下巻に続く。

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    2023年09月11日
  • フォールアウト

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    グインに夢中になっていて、読むのを途中で一旦止めていた、ヴィクことV・I・ウォーショースキーのシリーズ。長いこと読んでいるシリーズだと、登場人物が自分の友人のように思ってしまうことがあるけど、このヴィクもそういう主人公のひとり。シカゴを本拠地に活動する私立探偵だ。

    読み始めた頃は、憧れのお姉様って感じで、ほんとに身近でカッコいいと思った。こちらが社会人になって、親近感の質は変わっていくが、このシリーズ、作品の中でも時間が経ってるので、もう彼女は50代。でも相変わらずパワフルで美人で、熱い。行動派だ。

    ヴィクの姪っ子、バーニーが友達と一緒に持ち込んだ依頼は、オーガストという、映画監督志望の青

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    2023年08月20日
  • クロス・ボーダー 上

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    サラ・パレツキーのV・I・ウォ-ショースキー・シリーズ、20作目。
    「フォールアウト」の次の作品です。

    元夫の姪の失踪事件と、親友ロティの甥に容疑がかかった事件。
    家族はいないのだが、身内のために奮闘することが多いヴィク。今回も熱いハートで活躍します。

    ロティの甥フェリックスの事件には、中東の考古学の遺物が絡んできます。
    助けに行ったヴィクに対して、フェリックスはなぜか、非協力的なのだが。
    研究者の所へ赴き、ちょっといい出会いもあったり。

    元夫ディックとは、若い頃におそらく互いにないものに惹かれ合って結婚したのだろうが、真逆すぎてすぐ別れた(笑)
    その姪にあたる姉妹とは縁が切れていてもお

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    2023年08月11日
  • 書斎の死体

    A

    購入済み

    面白かった

    最初から怪しい人物が犯人だったわけだが
    うまいこと誤魔化されてしまう。
    謎解きされて、なんで気づかなかったのだろうと思う。
    面白かった。

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    2023年07月30日
  • 書斎の死体

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    クリスティの長編ミステリー。マープルシリーズ。書斎で死体が見つかるというミステリーありがちの設定であるが、クリスティにかかれば読者を惑わせ、迷走させる絶好の舞台装置になる。
     導入から読者へ謎を提起し、全く面識の無い屋敷で発見されたブロンドの若い女性の死体。彼女が誰で、なぜこの屋敷で殺害されていたのか、が提示されて、その後、彼女だと思われる失踪者が踊り子として働いていたホテル、そこに滞在する大富豪、そして死体が発見された屋敷の近くに住む若い胡散臭い男と女と登場人物が出揃う。
     物語が進行していく中で、村の石切場から若い女性の焼死体が発見され、更に事件は混迷を極める。
     マープルは死体が発見され

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    2023年07月29日
  • 書斎の死体

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    ミス・マープルシリーズの長編第2弾。面白かった。人物描写が良くてグイグイ読ませる。特に事件の噂をする村人たちの描写に、ちょっと笑ってしまった。短編集「ミス・マープルと13の謎」(ハヤカワでは「火曜クラブ」)で良い味を出していたバントリー夫妻とサー・ヘンリーも登場する。
    マープルが相変わらずすごく鋭くて、終盤に一気に謎が解ける展開だった。オチも良かった。

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    2023年06月26日
  • サマータイム・ブルース[新版]

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    シリーズの一作目。

    最初は主人公への共感ポイントゼロであまり好きになれなかったけど、だんだん慣れると面白い。
    向こう見ず過ぎるヒロインが繰り広げるアクションシーンが多く、映像化したら金ローで放送しそうな映画って感じ。

    探偵業は人脈がものを言うな。

    ウーマンリブ感溢れてて時代を感じた。

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    2023年06月21日
  • ペインフル・ピアノ 下

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    フォールアウトから暫く邦訳が出てこなくて心配していたところ、クロス・ボーダー、今作と続いてひと安心。
    巻末の作者謝辞によると、ご主人を亡くされたのかな。
    辛いお別れを乗り越えての執筆だったとのことだけど、読者としては、またヴィクの活躍を読ませてもらえて本当にありがたいことです。
    ヴィクもそうだけど、身体を大事にますますの活躍を願っています。

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    2023年05月22日
  • 五匹の子豚

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    16年前の事件の真相を当事者たちの曖昧な記憶の中から紡ぎ出すポアロ探偵、流石です
    最後の最後で騙されました

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    2023年04月05日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    ネタバレ

    ミスマープルが活躍する有名なアガサ・クリスティの小説。クリスティーはやはり普遍的だと思わせてくれる。
    マザーグースの見立て連続殺人も相変わらずそそるし、登場人物ひとりひとりの性格やら立ち位置やらも。
    ただ、今、21世紀の読み物としてはどう?
    上流階級の方たちがメイドに指図して、料理人、執事は文句も言わず(陰口はさんざん言う)家政婦の存在価値もイマイチピンとこないし。例えば遺産で学校を造りたいというその大きさもわからない。株の暴落、高騰など腑に落ちる点もあるけれどお金持ちたちの生活全体も分からない。
    殺人の動機も感覚がズレているとしか思えない。その頃の60代70代がけっこうなお年取り扱いされてい

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    2023年03月24日
  • 五匹の子豚

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    前評判通りの作品、面白かった!
    何年も前の事件を、当時の証言を元に丁寧に緻密に辿っていく。ポワロの脳細胞冴え渡りまくり!

    犯人の最後の言葉がけっこう響く。一気に人間味を感じられたというか。そういう意味でも良作かと。

    ほんとは表紙のスタイルが他のと違うから、揃ったバージョンで欲しかったのだけど…まあいいか。

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    2023年03月19日
  • ブックショップ

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    裏切られた…。いい意味でも悪い意味でも。
    本好きな街の変わり者のサクセスストーリー!かと思いきや…
    表現が独特。どこか婉曲的で、語り手は常に宙を浮いている。ただし、ひどく低空飛行で。

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    2023年03月08日