山本やよいのレビュー一覧
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フェルメールの紹介までしてくれて、美術のうんちくまでもらえてありがたい!それほど重要な作品なのに途中からどうでも良くなっちゃってるのがはて?です。今起きていることの究極のありようまで突っ込んで描いていて、大丈夫?と思えるほど。そして外からは全くわからないロシアの姿もとことん書いてて、これも大丈夫?と思えてきます。いつも思うけど諜報の世界ってほんとすごい。こういう方々の采配で世界が成り立ってるんだな、と思うとゾクゾクします。イングリッドがかっこよすぎて、2周目の人生ってはこんなふうに、、と思っちゃいました。そして、相変わらず描き出す世界がゴージャス過ぎてクラクラ。服装のスタイリッシュさに、大枚は
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“殺人事件を目撃したした”と言った少女が殺された。
誰もが知り合いの小さな町、そこで開かれた“ハロウィン・パーティ”で事件は起こった。
殺された少女のことを皆「嘘つき」と言う、ポアロはそこに興味を持ち、例によって住民ひとりひとりから丹念に聴き込みをする。
さらに、「資産家の死と使用人の失踪」「遺産書の偽造」「洋館と美しく妖しい庭園」
ポアロ物の王道をいく展開。
足を痛めても「小粋な外見」を気にするポアロと、有名な作家なのにどこか滑稽なミセス・オリヴァーの掛け合いが、「被害者が少女」という残忍さを和らげ、読み物として楽しく過ごすことが出来た -
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【マープル】
マープルの「推理ではありません。事実です」という言葉が、カッコ良くて痺れた。
編み物をしている優しいおばあさんの姿とは全く違う一面が見れた。
今回の事件は私的なことも含まれているから、いつもは穏やかなマープルが静かに怒っている。だからカッコ良い。
ラストがとても良かった。
このラストのおかげでこの作品が心にいつまでも残る。最後の2行もとても印象的だった。
愛読書の『アガサクリスティー完全攻略』著者の霜月さんが、この作品の解説者だった。
数多いクリスティー作品の中から、自分の好きなタイプの作品を選べるのは霜月さんのおかげなので本当に感謝してます。 -
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ネタバレ途中で最初の事件とは関係ない話が展開し、どうなっていくのだろうと思っていたら最後は綺麗に集約されて行ってさすがだなと思った。
途中で少年犯罪について語る一節があり、それが印象に残っている。
"彼女が気にかけている相手か、もしくは、ポアロが思うにこちらの方が可能性大だが、彼女が守ってやりたいと思っている相手、おそらくほんの子供と言って良い年齢の者。ミセスドレイクから見ると、自分がしたことの恐ろしさがよくわかっていないように思われる者。
ポアロは、ミセスドレイクのことを性格はきついが誠実な人物だと思っている。こういうタイプの女性は、結構いる。しばしば治安判事になったり、協議会や慈善団体 -
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ネタバレマープルシリーズの中でも間違いなく名前が上がる本作。
「でもマザーグースものか、馴染みないからな〜……」とあまり乗り気ではありませんでしたが、オススメされるのも納得。さすがの面白さでした!
投資信託会社の社長が毒殺され、いつも通り疑いがかかる親族たち。
それにしても、クリスティー作品を読むたびに「いい子だけど闇を抱えた長男、人に好かれる放蕩息子の次男、しっかりものの長女」というきょうだい構成は万国共通なのかなとしみじみ思います。私の兄たちがまさにそうなので……。
閑話休題。
今回はニール警部が捜査の指揮を取るということで、ミス・マープルの登場は中盤近くになってから。セント・メアリ・ミードから -
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ネタバレ(上巻より)
ヴィクが、
火の壁の向こうにいる母親と医師ロティを助けられない夢を見たと書いてあった。
それは母親とロティを同一視しているということだろうし、
誰よりもヴィクのことを心配し面倒をみてくれているロティだから、
母親同様だと思っていても当然なことだろうと、
ヴィクともロティとも付き合いの長い自分は心を打たれた。
それにしても、ヴィクの依頼人たちは、
自分がお金を払った仕事をそっちのけで、
他のことにかまけた上に最後には怪我をしてしまっているヴィクに、
よく仕事を頼んでいるものだ。
いや、そういう正義と追いかけてしまう彼女だからこそ、
仕事を頼んでいるのか。 -
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ネタバレ探偵ウォーショースキーの21作目。
久々のヴィク。
なので、こんなに非現実的なぐらいパワフルでしたっけ?と思うぐらい
動き回っていた。
カンザスの峡谷や沼地の中を歩き回ったり、鉄道のホームの下に潜り込んだり。
前に出て来たブーム=ブームの親友の娘バーニーが
軽く付き合っていた男性が殺され、
事件に巻き込まれる。
同時にガード下でおもちゃのピアノを弾き歌を歌っていた女性が、
マリの記事がもとで失踪し行方を追うことになる。
彼女を守ろうとする謎の男に彼の犬を押し付けられ、
犬が三匹になってしまうヴィク。
マリとは、確か付き合っていたこともありましたよね?
それなのに冷たすぎじゃないか、
そ -
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▼サラ・パレツキーさん作、シカゴを舞台にした「女私立探偵ウォシャウスキー・シリーズ」です。海外ミステリ好きなら、知らないはずはないシリーズ。個人的には読むのは二作目。
▼ウォシャウスキー、という名前に既に、WASP的アメリカ社会というか、トランプ的アメリカ社会からのアウトロー的精神が漲っているのですが、さらにはウン十年前からの女性主人公ですから、とにかくマイノリティーの味方、左翼的反骨精神に貫かれています。
▼お話は、9.11の直後なんですね。ですから2002年くらいでしょうか。黒人ジャーナリストの変死体発見から、テロリストの疑いをかけられたアラブ人少年の逃避行へと。「9.11後のヒステリ -
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