山本やよいのレビュー一覧

  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    ポアロシリーズは初読だったが、楽しめた。最後まで犯人像が絞り込めず、ハラハラした。昔に書かれた作品だが、現代の推理小説に大きな影響を与えていることを実感した。

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    2025年11月15日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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     女流推理作家が主催するハロウィーン・パーティで少女が殺害され、生前に「私は殺人現場を見たことがある」という爆弾発言をした一方で彼女が虚言癖であることから皆信じていなかったが、徐々に過去の殺人事件との関連性が浮かび上がってくるミステリーで、ポアロが事件関係者達に事情聴取をしていくにつれて真相を解明する仮定や犯人のミスリードが上手くハロウィーンにうってつけの作品だった。

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    2025年11月01日
  • 五匹の子豚

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    ポアロシリーズ、ドラマや映画で見たことありましたが、小説ははじめて読みました。
    ドラマのポアロもとても魅力的ですが、小説の方がずっと面白かったです!
    真犯人がちょっとだけ納得いかなかったですが、伏線の回収やキャラクターの心情描写もすごいし、文章が力強いと感じました。
    他の有名な作品もドラマでしか見たことがないので、今度読んでみようと思います。

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    2025年10月31日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    面白かった
    スタイルズ荘、オリエント急行、ナイルを読んだが、1番好きだった
    最後の最後まで犯人が絞れず、のめり込んだ
    映画は期待せず、また観ようかなと

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    2025年10月30日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    ネタバレ

    初のミスマープルシリーズ。
    すごく面白かった。ポアロシリーズはなんというか歌劇的というか戯曲的な感じがあるけども、それとはまた違った感じで、人間関係中心に焦点が当てられ穏やかな中で進んでいく感じがある。
    最後の手紙が悲しくなった。

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    2025年09月11日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    ネタバレ

    ある会社で人が殺され、周囲の人物に聞き取りを行っていくと、お家騒動が発端の事件であることが分かる話。
    話中に何度か発生する事件は童話をもとに進められているものとみられ、題名のライ麦もその一環として死体のポケットに入れられることになる。

    情報収集はニール警部、問題解決はミス・マープルが担当する2主人公制。
    ミステリーだと解決役の方が良く書かれがちだが、的確な作業分担という感じだった。

    登場人物が多く、同じことを何度も人物らに聞いていく地道な捜査が書かれ、だんだんと話が分かってきたり、人物間の話の食い違いで新しいことが発覚していく辺りが面白い。最後に送られてきた手紙がなかなか悲しい感じがした。

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    2025年09月03日
  • 五匹の子豚

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    先にドラマを観ていた作品。観たのはかなり前なのに犯人も動機も覚えていたほどの傑作。
    浮気や不倫に対しては生理的に受けつけないほど嫌悪感があるが、クリスティ作品と男女の愛憎は切っても切れない関係なので、今回も無駄に腹を立てながら読んだ。
    しかしそこはさすがのクリスティ。単純な愛憎のもつれで起きた事件ではなく、なるほどそういうパターンもあるのかと驚かせてくれる。
    やはりクリスティ作品は心理描写が秀逸で面白いので、そこを最大限に楽しむには本で読むのが一番かなと思う。
    ドラマ版を観るのも大好きだけどね。

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    2025年08月12日
  • 五匹の子豚

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    アガサ・クリスティの攻略本なるもので★5となっていたので、読んでみました。

    16年前、妻(キャロライン)が画家の夫を毒殺したとして逮捕され、獄中で無くなった。でも、母は無実だったという娘の依頼で再調査をするポワロ。事件当時現場にいた5人に聴き取りをしていく。

    キャロラインの人となりを5人が語るのだけど、その人物像が人によって180度違う。そこに潜む一人一人の想いに注意を払いつつ、また、ちょっとした発言も見逃さない。

    また、キャロラインが妹に宛てた手紙。キャロラインをどう見るかで、そこから導き出される結果が見事に異なってくる。

    こうだと決めつけて物事を見ると、大変な思い違い、判断ミスをしてしまう。
    アガサ・クリスティの人物描写は巧みだと、本書を通しても感じました。

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    2025年07月30日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    ミス・マープル作品
    穏やかな、日本人がパッと浮かぶ欧州おばあちゃん

    だがこのミス・マープルは違う
    恐ろしいほどかっこいい

    たった2ページだけマープルが語る
    不器量な小間使いグラディスの不幸な生立ち
    しかし、読者は共感する
    なんて不遇な子なのだと

    そんなグラディスの死体が見つかった

    マープルは列車に乗って現場へ向かう
    マープルは席に座り殺人事件を報じる新聞を静かに読む
    その横顔は憤怒に満ちていた

    か、か、かっけえええええええ
    おばあちゃんかっけえええええ
    復讐の絶対審判老婆爆誕
    怒りの推理
    そして全てが終わりマープルの家に手紙が届く
    そこで復讐の絶対審判老婆の物語は悲しみとともに終わりを迎える
    ホント、かっこいいおばあちゃん読みたかったらこれで。ドラマでしかマープル知らなかった…

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    2025年07月27日
  • コーンウォールに死す

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    ネタバレ

    2025年の24冊目は、ダニエル・シルヴァの「コーンウォールに死す」です。ガブリエル・アロンのシリーズ新作となります。ほぼ1年ぶりですが、エンタメ作品として安定の面白さですし、現在の西側社会が抱えている問題、闇に対しての痛烈な風刺にもなっています。
    コーンウォールの海辺で、オックスフォード大学の美術史学科教授シャーロット・ブレイクが、当地で騒がれている連続殺人鬼〈斧男〉と思われる人物に殺害されます。教授は、ナチスの略奪絵画であるピカソの肖像画の行方を探していました。果たして、教授を殺害したのは、本当に〈斧男〉なのか?それとも探していた絵画が原因なのか?ガブリエルが、前回パートナーを組んだイングリッド・ヨハンセンと共に事件の真相と美術売買の闇、世界の富裕層の資金洗浄問題、イギリス政界の腐敗にまで立ち向かう事になります。
    最後は、キッチリと〈斧男〉の事件も解決して見せます。
    ☆4.5ガブリエルの正義っぷりは見事です。

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    2025年07月04日
  • 報復のカルテット

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    英国でロシア人の富豪が暗殺された。
    使われたのは神経剤、旧友がクレムリンに繋がる機密を追っていた事を知り長官ガブリエルはM16と弔いの作戦に出る。
    チェロの名手で世界一ダーティな銀行にコンプライアンス担当として務め元、工作員であったイザベルにガブリエルが接触、極秘裏に作戦が遂行されて行く。
    読んでいくと欺くと言う言葉が頭から離れる事なくラストを迎える。
    ドイツ、ロシア、アメリカ、イスラエルと舞台が変わり私利の欲望を満たす為の騙し合いが展開する。
    銀行のブラックマネーはこんなふうに誕生するかを知る事ができた。

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    2025年06月16日
  • 書斎の死体

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    ネタバレ

    書斎の死体からよく犯人まで辿り着いたもんだ!爪に着目するマープルの慧眼。女性ならではの視点。ルビーがあくびをして眠そうにしていたのも伏線で、うまい具合につながる。
    恋人関係と結婚関係の2人の対応の違いは時代を超えて今でも通じる心理。天晴。
    グリゼルダがいい母になって子育てしてるところも微笑ましい。

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    2025年05月24日
  • 書斎の死体

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    ドラマを観たのに犯人を全く覚えてなかったので、最後までほんとにおもしろく読めた。
    パントリー夫妻、特に妻がいい。

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    2025年05月23日
  • 書斎の死体

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    ★★★★☆ネットでミステリー小説初心者向けというタイトルで紹介されていました。アガサクリスティの作品は、最近ではABC殺人事件も読みました。どれも面白く読めました。事件の真相が明かされる時が一番ワクワクしてしまうのは、高校生の頃に読んだ他の有名な作品の時と同じだったと思い返しました。また高校の時に読んだ作品を読み直してみたいと思っています。

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    2025年04月09日
  • 書斎の死体

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    バントリー大佐の書斎である朝見つかった見知らぬ金髪の若い女性の死体。夫の潔白を信じる夫人は友人のミス・マープルを伴い、女性がダンサーをしていた高級ホテルに向かい犯人探しに奔走する。

    マープルシリーズ第二弾。事件の始まりはセント・メアリ・ミードだったものの、物語は隣州の高級ホテルで展開される。動機らしきものは序盤で判明するのだが、如何せん容疑者にはアリバイあった、というのがこの話の肝。一つの謎が解けるとすべての謎が次々と解明されるといった具合に後半の展開は早い。最序盤にヒントがさりげなく隠されているので、比較的フェアな謎だと思う。ミステリーにありがちなありふれた事件ではあるが、その見せ方を工夫しているので楽しく読み進めることができた。
    本筋からは外れるが、階級や出身に対する軽い偏見があえて散在されていて、当時の英国人の考え方(もしかしたら今もかも)が窺い知ることができ面白い。

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    2025年03月30日
  • 書斎の死体

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    マープルの長篇2作目(短篇含めて3作目)。推理もさることながら、ミステリなのにユーモラスな箇所が随所に垣間見えて、とても面白く読むことができました。

    あらすじ:
    ある朝、セント・メアリ・ミード村の外れにあるゴシントン館でのこと。バントリー夫人は、夢うつつの朝のまどろみを破る、メイドの「書斎に死体がある」との一報で目を覚まします。それは、館の主人であるバントリー大佐や使用人たちの誰も知らない、どぎつい化粧をした金髪の若い女性の死体。バントリー夫人は、友人のミス・マープルを呼んで死体を検分。間もなく、デーンマスのマジェスティック・ホテルから、女性ダンサーのルビー・キーンが行方不明になっているとの連絡が入り、発見された死体とホテルの滞在客との意外な関係が明らかになってきます……。

    と、短篇集『火曜クラブ』の後半で謎の事件を語り合ったゴシントン館が事件現場。『牧師館の殺人』同様に書斎での死体発見と、その住人以外の被害者という共通項でストーリーに入りやすい工夫に驚きつつ、冒頭のバントリー夫人の夢を使って記憶に新しい牧師夫人(グリゼルダ)の水着姿を登場させる、お茶目なファンサービスがウケるw

    また、作家は変人と自虐ネタを織り交ぜたり、ピーター少年のクリスティーのサインを持っている発言などから、おそらく著者自身がノッてる時期に書かれたのだろうと想像されます。

    例えば、ユーモアのセンスが節々で冴えているのですが、スラック警部に対する皮肉はもちろん、セント・メアリ・ミード村を「すごい田舎だそうですね」と言わせてみたり、本に登場するロンドン警視庁はたいてい「大バカ者」と揶揄してみたりと、ミステリなのにクスりと笑えるところがあって楽しいです。トドメは、マープルに向かって「黙ってろ、このババア」ですからね。ヤバすぎますw

    と、推理と関係ないことを書いてきましたが、推理はお手上げでした。よくこんな事を思いつくなと感心しましたね。ところで、まだマープルは3冊目ですが、女学生にぴしりと言う場面が、終始おっとりしているイメージがあったので意外。クリスティーは、読むたびに発見があって飽きさせないですね。

    正誤(11刷)
    ※間違いと言うか、P119の遺言のくだりが辻褄が合わず、理解できなかったです。原文はどう書かれているか気になるところ。

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    2025年03月23日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    シリーズを通して読んでいる身としては、本作のミス・マープルの言動が意外に思えた。
    これまで見えなかった彼女の人間的な部分を垣間見たような気がする。
    穏やかさよりも敵愾心の強さが目立つんだよな。
    もうこれは最後の一行で確信したけど。
    これまでの「控え目ながらも事件解決に貢献する老嬢」というスタンスを、ここに来て変えてくる感じか?
    じゃあ次作でもこういうミス・マープルを見れるってこと?
    だとしたら大歓迎ですよ。

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    2025年03月05日
  • オリエント急行の殺人

    購入済み

    不朽の名作

    ミステリーの女王を今更私が褒める必要はないけれど
    伏線と優雅さとユーモアが鮮やか織り成され
    気づいた頃には読み終えてました。

    ゆっくり列車に揺られ読みたい1冊です!
    事件に巻き込まれたくはないですが…!

    #切ない #深い #エモい

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    2025年02月12日
  • 五匹の子豚

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    2025.2.5(水)

    久々に、ポアロ。ドラマはよく見てたから、
    あのイメージで読んでいた。

    記憶の断片から真相を探るって 
    いやいや、無理ー(笑)
    凄いわ。

    ちなみに読んだのは
    同じハヤカワミステリ文庫だけど
    昭和57年15刷の桑原千恵子訳のもの。
    実家から持ってきた。(母のもの)

    このデータの訳者さんとは違うから
    変わってるとこもあるのかもなぁ。

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    2025年02月05日
  • 書斎の死体

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    ミス・マープルシリーズ長編2作目。
    1942年の作品。

    ミス・マープルの友人、バントリー夫妻の館の書斎で見知らぬ若い女の死体が発見された。
    その女性は、セントメアリミード村から少し離れたデーンマスのマジェスティックホテルで働いていたダンサー、ルビーキーンだということがわかった。
    警察のメルチェット大佐とスラック警部が捜査を進めるうち、ルビーキーンを可愛がっていたマジェスティックホテルに滞在していた大富豪、コンウェイジェファーソンの遺産問題が動機ではないかと推理する。メルチェット大佐はミスマープルの力を借り、犯人をつきとめるーー

    愛おしい田舎のセントメアリミード村で起こった事件。
    甥のレイモンドは出て来ませんが、バントリー夫妻、メルチェット大佐、スラック警部、サーヘンリー、村の牧師のレナードクレメントや妻のグリゼルダも出て来て、セントメアリミード村オールスターという感じでとても楽しい。
    殺された女性の死体はなぜ関係のないバントリー夫妻の館に置いてあったのか?
    そこの謎解きが楽しく見事です。
    一見関係なさそうな2つの殺人がつながっていくところも。
    こういう、体が不自由でクセが強い大富豪の老人というのがよくクリスティ作品には出て来ますね。

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    2025年02月02日