山本やよいのレビュー一覧

  • オリエント急行の殺人

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    再読。
    ポアロ作品を時には発表順から、また時には借りられた順から手当たり次第に読んだりで追っている最中で、今回は振りかえりとして久々に「オリエント急行の殺人」です。

    私は中学生の頃に朝の読書時間なるものがありまして(今でもあるのかな?)、そこで「そして誰もいなくなった」を勧められてミステリーを読むようになったのですが…
    多作なクリスティーの魅力的な作品の一つとして「オリエント急行」はめっちゃネタバレされちゃってたんですねぇ…_(:3 」∠)_
    でも、読み返すたびに味わい深い作品だな〜と感じます。

    でもでも、やっぱり知らずにこの作品に出会えたのならどんなふうに感じられただろう…と思ってしまうので、未読かつ興味のある方はくるっと回れ右して、前知識無しに読みにいって下さいませ。現場からは以上です。

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    2026年07月05日
  • 五匹の子豚

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    人にオススメされて本を読むことはほとんどないが、こちらの本は当たりだった。人の心理が犯罪にどう絡んでいくのか、恋愛、嫉妬、様々な感情が交錯するとても面白いミステリー。2回読んでも楽しめそう。

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    2026年07月01日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    アガサ・クリスティーの作品に出てくるのは、エルキュール・ポワロだけではありません。こちらのミス・マープルもいますね。ってか、一人の作家が、複数の探偵を描くのって、他にあるんですかね?アガサ・クリスティー以外の作家はあまり聞かない気がします。以前からこの作品のタイトルは知っていたのですが、何故か今まで読んでいませんでした。

    なるほどね。童謡に沿った形で事件が起きていくという設定の作品はほかにもたくさんありますが、これは、その嚆矢とも言えるのではないでしょうか。もっとも、作中で意外に早い時期に、事件の順番が童謡通りではない事が判ってしまうんですけどね。

    あと、ミス・マープルで特徴?なのが、シャーロック・ホームズやエルキュール・ポワロの場合は、特定の警察官が登場するわけですが、ミス・マープルの場合はどうやらそうでも無いようですね。警視総監とは知り合いの様ですけど。

    他の作品も読んでみようかと思います。

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    2026年03月26日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    アガサクリスティの本はまだ4~5冊しか読んでいないけれど、人物描写が巧み。見事に騙されるというのか、裏切られるというのか。本書もまさしくそうで、これもまた大どんでん返し。犯人はあの人だとミス・マープルは断言するのだけど、その立証というのか、事件解決はニール警部に任せて自宅へ帰ってしまう。「そんな中途半端な・・」と思っていたら、1通の手紙がマープルを待っていた。この手紙が何とも切ないけれども、締めくくりにはふさわしい。面白かった。

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    2026年03月20日
  • 五匹の子豚

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    コールドケースミステリーが読みたくて&米澤屋書店であげられていたので読むことにしました。

    途中、容疑者5人に話を聞くところでははーんこれ絶対犯人この人だな!アガサ・クリスティ読み取ったり!と思ったのに最後の最後でちゃんと裏切られてさすがアガサ・クリスティ。面白かった。
    新訳だから?すごく読みやすくて、ノイズもなく、気晴らしに読むのに本当良いです。

    でもこういう過去の事件遡る系、みんな詳細覚えすぎ。一週間前の夕飯とか何も覚えてないよ。

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    2026年03月08日
  • 五匹の子豚

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    名作だ。
    過去の事件は冤罪だったのか?
    母親が父親殺人の罪で罰せられ獄中死してしまう。
    娘は母親の罪について疑義がありポアロに依頼といった流れ。
    メインは5人(父親の親友、父親の親友の兄、父親の不倫相手、母親の妹、母親の妹の家庭教師)に絞られているため非常に読みやすく感情移入しやすいです!

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    2026年01月25日
  • ブックショップ

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    小さな町ハードバラで書店を開くことにしたフローレンス。しかし彼女が買った<オールド・ハウス>をめぐって町の大物と対立することに。決して幸せな結末ではないけれど、フローレンスがさほど悲しがったりしておらず、淡々と現実を受け入れたことに何故だか寂しくなってしまった。店を手伝ってくれた少女クリスティーンとの温かな会話や書店が賑わっていたころの景色が失ってしまうと灰色で味気ないものになってしまう。おしゃれな文体だがかなり婉曲的な表現もある。ただ全体的に淡白な印象だった。

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    2026年01月18日
  • ダウンタウン・シスター

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    主人公は毎回、かなり危機的な状況に陥りつつも何とかリカバーして、事件を解決に導きます。そのバイタリティに関心しつつ、シカゴの風景を想像しながら読んでいます。Bookoffで比較的安価に入手出来るのがありがたいです。

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    2026年01月12日
  • オリエント急行の殺人

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    ネタバレ

    ちょっとずつ怪しい12人の乗客、ポアロの荷物に仕込まれた真っ赤なローブ、何気ない荷物の汚れ、証言の一致、日常会話に思える個人の思想。これらを組み合わせると浮かび上がる犯人の形。
    トリックがすごいというよりも、構造がすごい。

    現代でも色褪せないミステリーが確かにあった。

    被害者の殺され方なんかは謎解きだけでは説明不足な点もあるが、ポアロにとってそこは重要じゃないから仕方ない。読み手の想像力次第かな。

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    2026年09月10日
  • 蜘蛛の巣〔小説版〕

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    一番の演技派はミス・ピークだった
    家の所有者であることを隠して、借りた人の元で働くなんて
    ジェレミーもすごい
    レモン汁で隠し文字するの、やってみたい〜

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    2026年01月09日
  • レディ・ハートブレイク

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    大活躍する主人公の女探偵さん、なかなかのやり手なんですが、証拠を掴むために不法侵入して書類を盗み出すあたり、ちょっとだけ違和感を感じました。お国柄の違いですね、きっと。
    でも、いい感じです。応援したくなります。
    38年も前に書かれた本ですが、人の営みなんて、そんなには変わりはしないので、全く古さを感じません。本書の次の第5作目は、英国推理作家協会賞受賞作なのでたのしみです。

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    2025年12月20日
  • センチメンタル・シカゴ

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    主人公のお姉さん探偵が、えらくタフで気に入ってます。山本やよいさんの訳もいいですね。最後の@@ページくらいまで、話のゴールが混沌として、ここからどうオチをつけるんだろうと気になって最後は一気読みしてしまいます。それにしても、どうして、訳者の山本やよいさんは、この原題にこの訳を付けたのだろう…謎です。

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    2025年12月06日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    ポアロシリーズは初読だったが、楽しめた。最後まで犯人像が絞り込めず、ハラハラした。昔に書かれた作品だが、現代の推理小説に大きな影響を与えていることを実感した。

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    2025年11月15日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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     女流推理作家が主催するハロウィーン・パーティで少女が殺害され、生前に「私は殺人現場を見たことがある」という爆弾発言をした一方で彼女が虚言癖であることから皆信じていなかったが、徐々に過去の殺人事件との関連性が浮かび上がってくるミステリーで、ポアロが事件関係者達に事情聴取をしていくにつれて真相を解明する仮定や犯人のミスリードが上手くハロウィーンにうってつけの作品だった。

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    2025年11月01日
  • 五匹の子豚

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    ポアロシリーズ、ドラマや映画で見たことありましたが、小説ははじめて読みました。
    ドラマのポアロもとても魅力的ですが、小説の方がずっと面白かったです!
    真犯人がちょっとだけ納得いかなかったですが、伏線の回収やキャラクターの心情描写もすごいし、文章が力強いと感じました。
    他の有名な作品もドラマでしか見たことがないので、今度読んでみようと思います。

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    2025年10月31日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    面白かった
    スタイルズ荘、オリエント急行、ナイルを読んだが、1番好きだった
    最後の最後まで犯人が絞れず、のめり込んだ
    映画は期待せず、また観ようかなと

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    2025年10月30日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    ネタバレ

    初のミスマープルシリーズ。
    すごく面白かった。ポアロシリーズはなんというか歌劇的というか戯曲的な感じがあるけども、それとはまた違った感じで、人間関係中心に焦点が当てられ穏やかな中で進んでいく感じがある。
    最後の手紙が悲しくなった。

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    2025年09月11日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    ネタバレ

    ある会社で人が殺され、周囲の人物に聞き取りを行っていくと、お家騒動が発端の事件であることが分かる話。
    話中に何度か発生する事件は童話をもとに進められているものとみられ、題名のライ麦もその一環として死体のポケットに入れられることになる。

    情報収集はニール警部、問題解決はミス・マープルが担当する2主人公制。
    ミステリーだと解決役の方が良く書かれがちだが、的確な作業分担という感じだった。

    登場人物が多く、同じことを何度も人物らに聞いていく地道な捜査が書かれ、だんだんと話が分かってきたり、人物間の話の食い違いで新しいことが発覚していく辺りが面白い。最後に送られてきた手紙がなかなか悲しい感じがした。

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    2025年09月03日
  • 五匹の子豚

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    先にドラマを観ていた作品。観たのはかなり前なのに犯人も動機も覚えていたほどの傑作。
    浮気や不倫に対しては生理的に受けつけないほど嫌悪感があるが、クリスティ作品と男女の愛憎は切っても切れない関係なので、今回も無駄に腹を立てながら読んだ。
    しかしそこはさすがのクリスティ。単純な愛憎のもつれで起きた事件ではなく、なるほどそういうパターンもあるのかと驚かせてくれる。
    やはりクリスティ作品は心理描写が秀逸で面白いので、そこを最大限に楽しむには本で読むのが一番かなと思う。
    ドラマ版を観るのも大好きだけどね。

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    2025年08月12日
  • 五匹の子豚

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    アガサ・クリスティの攻略本なるもので★5となっていたので、読んでみました。

    16年前、妻(キャロライン)が画家の夫を毒殺したとして逮捕され、獄中で無くなった。でも、母は無実だったという娘の依頼で再調査をするポワロ。事件当時現場にいた5人に聴き取りをしていく。

    キャロラインの人となりを5人が語るのだけど、その人物像が人によって180度違う。そこに潜む一人一人の想いに注意を払いつつ、また、ちょっとした発言も見逃さない。

    また、キャロラインが妹に宛てた手紙。キャロラインをどう見るかで、そこから導き出される結果が見事に異なってくる。

    こうだと決めつけて物事を見ると、大変な思い違い、判断ミスをしてしまう。
    アガサ・クリスティの人物描写は巧みだと、本書を通しても感じました。

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    2025年07月30日