山本やよいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新作を読む前に、その一つ前のを慌てて読みました。
ヴィクの姪ペトラが登場。
大学の夏休み中に、シカゴでバイトをするため。
疎遠だった叔父は遅く結婚し、実は4人もの娘がいたんだそうで。
娘達には厳格で、ヴィクには近づくなといっていたらしい。
ペトラは長身でつんつんした金髪、明るく生気に溢れているが、お喋りで軽率。いまどきの若者にイライラさせられるのがおかしい。
同じアパートに住む世話焼きのコントレーラス老人はすっかり気に入ります。
ただ、上院議員選挙の活動の手伝いをしているという仕事の様子が、どうもおかしい?
40年前の吹雪の夜、忽然と姿を消した黒人青年ラモント。
偶然のきっかけで、ヴィクは -
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新作。
快調です!
もうじき50歳になろうという女探偵のヴィク。
同じアパートに住む恋人ジェイクとは上手くいっているが…
前作で登場した年若い従妹のペトラが、シカゴに居着いて働き始め、ヴィクに心配を掛けることに。
父親の金は受け取らないと言い張っているのだが、高給の取れる夜のクラブで働く仕事なので、ヴィクもコントレーラス老人も反対している。
そのクラブ・ガウジでは、前衛的なショーが人気。
ボディ・アーティストを名乗る女性のイベントが行われ、客寄せになっていた。
ヌードの全身に絵の具を塗りたくった姿で登場し、客にも参加して絵を描かせるのだ。
ところが、妙な反応をする客もいて…
店の外で何かが -
Posted by ブクログ
ネタバレ恋人ジェイクや親しい友人達とステキな夕べを過ごすべく訪れた人気店で行われていた前衛的なショー。見ているものを落ち着かない気分にさせ観客の中には不穏な空気が漂う。やがて予感は的中し若い女性が銃殺され、彼女とトラブルになっていた帰還兵が自殺を図り意識不明のまま犯人として逮捕される。帰還兵の無実を信じる父親の依頼で調査を開始したが次々と不可解な点が浮かんでくる。一体あの絵は何だったのか?謎を追って寒いシカゴの冬を走り回るヴィク。
揺るがないポリシー、ブレない正義感、出会って20年以上経っても変わらないヴィクにまた会えた嬉しさ。
かなり年上に思っていた彼女の年齢に自分が近づいていることにリアルと小 -
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おもしろくないわけじゃちっともないんだけど、いかんせん長かったかなー。あと登場人物が多くて人間関係が複雑で。わたしがちびちび読んでるのがいけなくて、一気に読んだらもっとおもしろく読めた気はする。でも、なんというかリアルなアメリカ社会みたいなのが描かれていて、すごく読みごたえがあった。赤狩り、とか、人種問題、とか、貧富の差とか。テロ以降の令状なしで盗聴とか捜査とかできるって法律とか。おそろしい……。さすがサラ・パレツキーという感じで、単なる女性私立探偵モノっていうのとは格が違うという感じだった。ヴィクはいつもいつも、肉体的にひどい目にあってでもまったく休めずにさらにひどい目にあい、体力の限界まで
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人に勧められた本を読むことはとても大切なことだ。自分の趣味趣向とは違う世界に出会えるチャンスだし、途中で飽きてきても、勧めてくれた人のことを気にして挫折することなく最後まで読み通そうとするからである。あくびが出るような展開を延々と続けた後、最後の最後でそれまでの退屈な時間が吹き飛ぶほどのどんでん返しをやってのける作品は星の数ほどあるはずだが、途中で諦めてしまいその魅力に気づくことなく終わってしまった本は何冊あることだろうか。人の勧め、ビジネス上の都合などなど、ある程度選書に縛りを設けないと、知見やセンスを広げることはできない。
と、いうことで友人から勧められた本書をしっかり読み切ったのだが、 -
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アガサ・クリスティーの名前はミステリー作家として有名すぎるほど有名。でも、その作者自身にミステリー小説の題材になるほどの失踪事件があったなんて知らなかった。
夫の不倫相手・ナンの独白から始まるストーリー。始めはスキャンダル的な内容で進むだけなのかなーと惰性で読み進めてました。しかし、物語が進むにつれアガサとナンの"秘密"が明らかになり始めると、あの伏線はここに繋がるのか!と驚くような展開の連続。
作者の空想を交えた半フィクションではありますが、実際の事情はこうだったのかもと感じさせられる部分もあり面白かったです。
ミステリー小説として面白かったかと言われると微妙なので -
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Posted by ブクログ
ハロウィーン・パーティで人殺し?!
子どもが、頭をバケツに沈められて殺された!
少女ジョイス(13歳)が、パーティーの準備中に「人が殺されるのを見た」と得意そうに言った。そのジョイスが殺された。犯人は誰?
パーティーに参加していたミステリー作家のオリヴァー夫人が、私立探偵ポアロに事件解決の依頼をします。ポアロは様々な人物と接触し、過去の殺人事件を追いかけるなどして、推理します。
“子どもが殺されるのは珍しくない”“ジョイスの学校の先生が殺された未解決事件”など、なんだかこの地域は物騒極まりない。そうこうするうちにまたまた、事件発生!
会話の多さに飲み込まれる感じで、いったい誰が犯人