山本やよいのレビュー一覧

  • 書斎の死体
    よく聞くけど、ないパターン。ただ古典ミステリをたいして読んでないせいか、よく聞くかな?とは思いました。
    前作に出てきた牧師親子に和みます。
  • 書斎の死体
    火曜クラブ時からの登場人物であるミスのお友達夫人宅に死体が。
    これを解決する為に奮闘するミス・マープルと、やはり火曜クラブ時からの理解者である元警察関係者。

    面白い面白い。ミス・マープルの初期物語なので、実にミス・マープルがアクティブである。
    後期の作品になると、殆どミス・マープルは動かずに頭だけ...続きを読む
  • 書斎の死体
    ミスマープルシリーズ2巻。
    犯人が全然予想できなくて、結局最後読み終わるまでわからないまま。犯人を最後まで予想できない展開がおもしろくて、また奥深い!ドラマだけじゃなくて、小説もおもしろい( ^ω^ )
  • 書斎の死体
    ミスマープル第二弾"The body in the library"。
    「なぜ死体がそこにあったのか?」

    意外なような展開でいてそうでないような。
    前作もそうだが、whoとWhyは割とすぐわかる。
    が、Howがなかなかわからない。
  • 夜明けを待ちわびて
    金融界で成功を収めているものの凄まじく人間不信気味なヒーローが父親の死によって、純粋で心の優しいヒロインと出会い、惹かれあっていくストーリーです。
    ヒーローが子供の頃に父親から虐待されていたエピソードが出てくるものの、彼がヒロインを信じきれない気持ちは、過去の女性関係にあるんじゃないかなと思ってしま...続きを読む
  • バースデイ・ブルー
    事件の真相についていけなかった。似たような登場人物が一気に登場するからだろうな。
    訳がわからないまま最後まで読みきったのは主人公の魅力のせいか。
    しかし、もてすぎだろう。
  • 夜明けを待ちわびて
    帯にあるようには泣けなかったが それでも虐待被害者の 心にのこる恐怖に支配された日々がどれだけ長くツライ時間だったのかわかって心が痛かった。天使のようなヒロインが晩年介護した老人の姿から虐待加害者の姿を想像することが難しい。それでも三兄弟の次男ヒーローが彼女との出逢いでそれを乗り越えていけそうな予感...続きを読む
  • ナイト・ストーム
    嵐の真夜中に閉鎖された墓地で起きたヴァンパイア殺人事件からはじまった一連の事件に巻き込まれたヴィクが、ヴァンパイア(現代社会の暗部)に追い詰められる。

    ひとりで多くを背負い込み、五里霧中のなか、警察もマスコミも大衆もすべて頼りにできず、自分ひとりで動き回る。なんとか信用できるのは牧師のみ。
    いまま...続きを読む
  • サマータイム・ブルース[新版]
    3
    焦燥と退屈と癇癪持ち達の夏。
    語りにもう少し毒やウイットが欲しい。
    何故か突然怒りだす登場人物が多い。
    終盤のスピード感・緊迫感はなかなか。

    《勝手にサマーアクションシリーズ》第4弾。
    ただでさえ暑い夏なのに、そんなに怒ってばかりいると増々暑くなってしまうよ。
  • ミッドナイト・ララバイ
    装丁は確かによくないが、内容は素晴らしい。ヴィクの傷だらけになりながらの活躍にはいつもながら称賛の念。途中少々中だるみ?感もあったが。
  • ウィンター・ビート
    久々に読んだヴィクシリーズ。じき50歳?初出は32歳だったのになー。でも相変わらずのタフネスっぷりで、何だかうれしい。ミスタ・コントレーラスも元気。
  • 書斎の死体
    「書斎の死体」というミステリーのお約束シチュエーションをクリスティーが書くとどうなるか…
    序文からかなりワクワクしました。

    物語の始まりが、いきなり死体が見つかる場面からってのが好みです。
  • レイクサイド・ストーリー
    船舶輸送の細かい内容が自分には難しすぎたけど、楽しみながら最後まで読めた。ヴィクは相変わらず怪我が多くて痛々しい。犯人が死んでしまうのではなく、生きたままのほうが結末に爽快感があって良かったなー
  • サマータイム・ブルース[新版]
    主人公のヴィクは女性探偵ですが、マフィアに脅されても、事務所を荒らされても、決して自分を曲げない信念がすごい!
    一人称で語られるヴィクの心情や他の登場人物たちとの会話もかなり魅力的。
  • ビター・メモリー 上
    知人からの紹介で、過去に支払い済みということで保険金降りない事件をうける。同時に個人的に、ホロコースト時代の過去を取り戻した男の件も調査することになる。前者は黒人、後者はユダヤ人という人種間問題も含んでいる。又、親友ロティの過去にも触れなければならなく、ヴィクの調査がなかなか進まない。
  • ビター・メモリー 上
    『V.I.ウォーショースキー(ヴィック)』というシカゴで女性私立探偵をやっている綺麗でパワフルで強くて優しい女性が主人公の話です。
    第1作『サマータイムブルース』を読んだ時からファン。自立した現代女性で、自覚や覚悟、意見をもった男顔まけな根性で仕事に打ち込む(アクションだって)。『不正は許さない』と...続きを読む
  • センチメンタル・シカゴ
    複雑に絡まりあう人間関係。恋人ロジャーとの関係よりも親友ロティに絶交されてしまったことに打ちひしがれるヴィク。今回はヴィクの身の周りの人物たちを巻き込んだ事件。少し重い内容だった。