エナミカツミのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
異世界食堂 第3巻 異世界食堂に新たなウェイトレスが加わる
新たなウェイトレスは久々に食堂で出会った友人に
食事をしたければお金が必要と促され
払えないために働くことを勧められる・・・
アニメを観てからの後追い読者なので
ウェイトレスの件は知っていたものの
やっと出たって感じかな
2016年の時点で読んでいる読者にとっては
アニメ化が決まった頃のようですが
2021年に読んでいる読者としては
アニメ2期が決定していて
ラノベ1~3巻の中でアニメ1期の内容となり
5巻まで出版しているので
4巻と5巻で2期を作るのか
3巻までの未アニメ化のエピソードも
入れてくるのか期待 -
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Posted by ブクログ
異世界グルメもの
この作品は「洋食のねこや」と言う
洋食メインの食堂がメイン舞台となる
食堂の店主が異世界に行くのではなく
異世界から客が来るというスタイルのストーリー
作品の特徴は
・異世界からくる客が多種多様で
人間以外の亜種も来る
・来る客が毎回好みの同じものを食べることが多い
・最も重要なのは食堂へとつながる扉が異世界に表れて
客を招き入れるのだがそれが週1の土曜日と言うことである
グルメものと言えば
作ることがメインの作品
食べることがメインの作品
食べることで有名な
ドラマシリーズが大好評の孤独のグルメ
これは異世界とは関係ないですが
飯を食う際の誰にも邪魔されず
真剣に -
購入済み
鬼作
「たとえぼくたちの青春ラブコメがまちがっていたとしても、」どれだけ間違おうと決して前に戻ってやり直すことができない一回限りの現実の生において、読み返しさえすれば何度でも同じ場所に戻れる虚構作品の意義とは何なのかを問う、心に重く響く傑作。ラノベ作家多しといえど、こんな短編を書き得るのは著者ぐらいだろう。
葉山が迷走する話もわりと好き。
4冊のアンソロシリーズでは今巻が全体的に一番レベルが高かったと思う。 -
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Posted by ブクログ
毎週土曜日に異世界と扉が繋がる洋食屋。そこを訪れる異世界の人々の様子を描いた連作短編集2作目。
前回のラストで魔族の娘も従業員として加わり、物語に膨らみが出ています。
店にやって来る異世界の客も、そのほとんどがリピーターとなるため、二度目三度目の登場で人物像に厚みも出ます。
また同じ人物が別の話に出てくることもあり、別の人物の視点で書かれることにより、人物像が多面化します。
異世界からやって来る客は、異世界の様々な場所からやって来ます。それぞれの異世界での生活も描かれることにより、異世界の歴史や地理や風俗も少しずつ明かされていきます。しかし様々な地方の人物の情報がバラバラに提示されるので、全 -
Posted by ブクログ
異世界食堂と聞き、なるほど料理人が異世界に転生して異世界の食材に四苦八苦しながら食堂を営む話かと思ったのですが違いました。
現実世界こっちの世界のオフィス街の商店街にあるビルの地下1階。そこにある「洋食のねこや」は平日勤め人で賑わうお店。洋食屋と言うもののメニューは様々豊富。その洋食屋には秘密があった。
週に一度土曜日にだけ、店の扉は異世界と繋がるのだった。
異世界からやって来たお客さんが、洋食屋で料理を堪能する。そんな連作掌編集。
やって来るお客は、所謂異世界ファンタジーの住人。魔法使いもいれば騎士もいる。エルフやドワーフやリザードマンも。しかしどのお客も一旦この店に入れば、種族間や国家間