エナミカツミのレビュー一覧

  • バッカーノ! 1935-A Deep Marble

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    1935と2003でバッカーノは終わりと聞いて、少しさみしくなっていましたがAということはBきっと太いBがくる、そしてすぐに終わりそうにない!数人忘れたキャラがいたもののあいつもこいつも出てきてかなり楽しめました。最終的にどうまとまるのかとても楽しみです。続きが気になって仕方ないーーー!!

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    2012年09月13日
  • ヴぁんぷ!II

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    “「フン!あんな裏切り者……組織の脱退者に敬意など寄せないで頂こう」
    冷静さを保って『黄』を諌めるカルジミールだが、追い討ちをかけるように『藍』の東洋人が呟いた。
    「別に裏切ったわけではなく、普通に脱会しただけだったような……」
    「さて!本題だが!」
    呟きを掻き消すように力強く叫ぶカルジミール。
    いよいよ本題に移るとなって、場内に緊張が漂い始めたのだが————。
    その雰囲気は、議長であるカルジミール自身の手によって打ち消された。
    「こんな事もあろうかと、既に手は打っておいた!この場にいない『緑』のジグムントに、【ニーズホッグ】ルーディと、【フレーズヴェルグ】テレジア!メルヒルムを道案内に、彼らを既にグローワース島に出撃させている!」
    「なッ……」
    議長から告げられた事実を聞くと、にわかに議場がざわめきを取り戻した。
    「ふん……本来ならば『黒』を筆頭とする我々の最高戦力を持って叩き潰したかったが……あの個体……レリック・F・バルシュタインが相手では、如何に我々とて、正面を切って戦うのはまずい。そこで、軽快に動ける戦力を投入したのだよ。御理解いただけだかね……諸君」
    力強い笑みと共に告げられた『結果』を前に、会場のざわめきは一時中断し——
    ——やがてそれは、大きな大きなブーイングの嵐となった。”[P.69]

    前編。
    新キャラも出つつ。
    成田さんの話は誰かと誰かが同一人物に違いないというわくわくが付きまとう。
    植物吸血鬼カップルが微笑ましい。眼鏡が意外だったけど。
    子爵に婚約者がいたとは……。
    そういえばギータルリンって、越佐大橋の猫さん側のリーダーの名前でもあったっけな。

    “「大丈夫だよ、どうせあんまり祭りを楽しむ気は無かったんだから。だけど、誰かと一緒なら結構楽しめるんじゃないかと思っただけでさ……」
    「……でも」
    「……じゃあ、お願いしていいかな?その……一緒に来てくれないかな?色々と——話をしたい事もあるんだ」
    ——そうさ、これは彼女の為だけじゃない。僕の為でもあるんだ。
    自分にそう言い聞かせながら、彼女に祭りを楽しんでもらおうと、外の世界をタップリと眼に焼き付けてもらおうと彼女に言葉をかけ続けた。
    自分と同じ、人間でも動物でもない物から進化した彼女が——果たして人間や吸血鬼と比べて、どのような価値観を持っているのか。そこに、自分を見つける答えがあるのではないか。そう考えながら、ヴァルは優しくセリムの手を握り——
    地上へと向けて、ゆっくりと引きこもりの少女をエスコートする。
    人間と同じように、柔らかく暖かい手を握りながら——
    少年は何故か、自分の心が熱くなるのを感じていた。”[P.269]

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    2012年08月30日
  • ヴぁんぷ!

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    “棺から現われた血が、流暢な書体となって壁に文章を綴りあげる。そのシュールな光景を前に、隊員達は完全に言葉を失っている。そんな読者をお構いなしに、今や巨大なノートとなった白い壁に、血は己の身を使って次々と新しい英文を生み出していった。
    【ありがとう、本当にありがとう!いくら感謝の言葉を述べようとも、この万感の思いは尽き果てる事は無い!あのまま棺の暗闇に閉じ込められていたら、我輩は間違い無く死ぬところであった!我輩は感謝する!再びこうして日の光に巡りあえた幸運を——神と、悪魔と、そして何より棺桶の蓋を開けてくれた聖職者諸君に対してだ!】
    御丁寧にも『!』を多様して、血は感謝を精一杯相手に伝えようとしているようだ。どうしてカルギラ達の事を聖職者と呼ぶのかは不明だが、おそらく白木の杭の破片を見て血が勝手に判断したのかもしれない。
    自分を取り巻いている状況の危うさに気付き、カルギラは精一杯の虚勢を張って、部下達に向かって叫びをあげる。
    「糞ッ!やばい!どっかに本体がいる!この血を操ってる本体を探すんだ!」
    そんなカルギラの言葉を訂正するかのように、壁の血文字は次々とその姿を変化させる。
    【何をしておるのかね、親愛なる諸君!私は"ここ"だよ!この血こそが我が現身!血こそ我なり!血こそ我輩の全てだ!】
    更には『" "』と『傍点』までをも駆使し、血文字は自分こそが本体であると強調する。
    「なッ……」
    口をパクパクさせるカルギラを見て、血文字は補足をするように文を付け足した。
    【信じるにせよ信じぬにせよ、我輩と意思の疎通を行うには我輩の身体を見てもらうしかないのだよ。残念な事に、我輩にはテレパス能力は無いのでね】”[P.104]

    漸く手を出してみたりして。
    登場人物が多いと聞くので自己流相関図作りつつ。

    楽しい!本当成田さんの大人数動かすお話楽しい。
    ミヒャエルは色んな人から好かれそう。
    これからの展開も楽しみ。もっと大乱れしてほしい。

    “「わああ、フェレット大変だ!フェレットが追いかけて来たよ!これって喜ぶべきこと?」
    「……叩き落としましょうか?」
    そう言いながらチラリと振り返ると、確かに後ろから自分の姿をした者が追いかけてくる。同じ体格なら物を背負っている自分の方が不利になる。
    ——それにしても、わざわざ私と同じ格好になるとは——なんと陰湿な奴なのだろう。
    今はまだ離れているが、これ以上詰められたら念動力で足をすくわれる可能性がある。
    より確実に逃げるには、横に抱えているミヒャエルを捨てる事なのだが——
    「しっかり捕まってて下さい!」
    ——そんな事はできない。できるわけがない。
    フェレットの強い思いとは裏腹に、ミヒャエルは胸ポケットからカメラ付携帯電話を取り出しながら叫んだ。
    「ああ、笑ってる!あの偽フェレット笑ってるよ!珍しいから写真撮っとこう」
    ——捨てる。あと一回何かしたら捨てる!”[P.217]

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    2012年08月29日
  • バッカーノ! 1711 Whitesmile

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    1700年代完結編です。
    伏線が入り交じった構造は相変わらず刺激的で、鳥肌ものでした。

    注目すべきキャラはやはりヒューイ・ラフォレット。
    確かに彼の行動は世間を騒がすものでしかありません。
    しかしその奥に感じるのは「愛」という純粋な原動力。
    どんな異形をとっていても憎めない存在・・・・・・
    そういう彼だからこそ、三百年の間色んな信者を抱えていられたし、エルマーみたいな輩をずっと親友として見る事が出来る。
    そこが彼とフェルメートの根本的な違いではないでしょうか。

    なにがともあれ、ヒューイとその仲間達が積み重ねた様々なものが遠い未来に訪れるバカ騒ぎを明るい方向へ導いてくれるはずだと、今はそう信じていたいです。無敵の婿さんがついている事ですし(笑)1935がとても楽しみです!

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    2012年08月26日
  • ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・ナイツ2 フレイムインザダーク

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    強羅瑠璃とラハブの絆を確かめる話。

    瑠璃とラハブの歪な関係性を突いたGMのストーリーテリングとそれに入り込んだキャラ達のロールはなかなか。

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    2012年08月23日
  • バッカーノ! 1705 The Ironic Light Orchestra

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    エルマーとヒューイとモニカの子供の頃のストーリー。
    2000年代、1930年代を先に読んでいたので、ヒューイの存在が割と謎だったが明らかとなる作品。
    あいかわらずの読みやすさとどんでん返しとで、さくさく読んだ。

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    2012年08月19日
  • バッカーノ! 1933〈上〉 THE SLASH ~クモリノチアメ~

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    バッカーノはしばらく読んでいなかったのですが、大学で新しい友人に勧められて読みました。

    久しぶりに読んだのですが、なかなか面白かったです。この巻数まで読むとはまれるみたいですね。

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    2012年07月31日
  • 懸想する殿下の溜息

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    ネタバレ

    マリエがちょっと鈍すぎるし硬すぎるところが感情移入しずらかったけど
    無鉄砲な王子のキャラクターはテンプレっぽいとはいえ好感でした!
    ルドミラとアロイスはくっついたりするのかな~と
    期待していたもののただのわき役(重要ですが)で終わってしまい
    残念
    特にアロイスはマリエに片想いとかしてたら面白かったのにな~
    と思いました
    王子様にライバルがいればもっとお話として盛り上がったのかなと
    個人的に思います

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    2012年06月12日
  • バッカーノ! 1711 Whitesmile

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    バッカーノはおもしろいなあ。


    巻を重ねるごとに笑顔の彼が空恐ろしくなってくるところもステキ。

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    2012年04月14日
  • バッカーノ! 1711 Whitesmile

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    暇があるときに、と思って一気に読んでしまった。
    1700年シリーズが結構好きだったので、これで見納めなのがさびしい。

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    2012年04月13日
  • 世界の中心、針山さん

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    私の大好きな都市伝説をアレンジして群衆劇にするのはさすが。

    しかしヤクザ好きすぎだろこの作者は(笑)

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    2012年03月27日
  • バッカーノ! 1933〈下〉 THE SLASH ~チノアメハ、ハレ~

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    面白かったよ、アミーゴ!
    フィーロもエニスもチックもマリアもクレアもシャーネもクリストファーもアデルも悪魔も、みんな可愛かったです。

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    2012年03月20日
  • 銃姫 11 ~The strongest word in the world~

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    ネタバレ

    最終巻です。

     最後は力業ですね。論理的に整合は取れていない気もするけど、ストーリーとしては破綻せず?論理破綻込みで収束。

     丸めがねは結局いい人。銀縁メガネもいい人でした。サングラスはちょっと出てきて消えました。

     蜘姉はどうなるんだろう。マンガを読まないとわからないみたい。

    一応、ハッピーエンドでしたが、まだ全ての謎を回収できていないですね。

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    2012年02月23日
  • バッカーノ! 1711 Whitesmile

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    やっぱり成田良悟はいいわ~

    これが本当のはじまりの物語。
    ヒューイは結局どうなっていくんだろう?
    一気にまとめてバッカーノ読みたいなぁ~


    笑顔中毒と言うのは不特定多数の人間に向けられるのは恐ろしいことなんだね。
    僕も今、笑顔にしたい人がいるけれど誰も彼もってわけじゃない。
    そんなことできない。
    エルマーみたいに残酷なまでに笑顔を追求できないよ。

    ヒューイの頼みで変わらずに笑顔中毒者を貫くエルマー。
    果たしてエルマーは幸せなのかな?

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    2012年02月23日
  • 銃姫 10 ~Little Recurring circle~

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    ネタバレ

    泥沼の物量戦から平穏な日々へ

     表紙はアンだよね。判るけどわからない。

    旅はひと段落して、最終回へ!

     全ての謎は解けるのだろうか。
      蜘姉さんはどうなる。そして水はどこへ。

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    2012年02月21日
  • 銃姫 6 ~The Lady Canary~

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    ネタバレ

    本編に戻りました。
     竜の国の人が増えてきました。
     教会の人も出てきて、過去の話がほのめかされます。

     星の人登場

     竜王との邂逅など、これからの話の展開が楽しみです。

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    2012年02月09日
  • バッカーノ! 1932-Summer man in the killer

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    いつもながら、感じのいいバーで
    おいしい料理とお酒を嗜み

    いつの間にか時が過ぎ

    心地よく外界へつづく扉を開ける

    そんなお話。いい時間を過ごせたなと思える作品。
    ラノベとは思えないしっかりした文体でとても読みやすいんだ。



    彼の作品を初めて読んだ時
    「ら、ラノベなのに中身が日本語だ!」
    と感動したのはここだけの話。てへ。


    あと3シーズンで終わってしまうのは惜しいなあ。

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    2012年02月04日
  • バッカーノ! 1711 Whitesmile

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    ふおぉーーー!!面白かった!前回の1710はだいぶ前に読んだきりだったので忘れかけてて、最初のほうはモニカの最期について思い出すのに苦労しましたが・・・。エルマーは相変わらずだし、フェルメートはだんだん本性が見えてきて、今後を考えると怖くなるし。スペランの女性好きに癒された。ヴィクターの性格がすきだなあ。それにしても・・・、ザンクて現代に出てこないキャラだっけ?記憶に自信がない。マイザーの弟は頼りない男で少しがっかり。セラードの爺様は意外とまともだね。ヒューイは・・・悟りきったようになってたけど、そこがなんか悲しい。ヒューイの心情の変化は改めて追いかけたいなあ。
    フェルメートとエルマーで今後どんな作用を生み出すのか、楽しみです。
    最後に騙されて、最後の最後に驚かされた。そんなお話でした。ルクレツィアが好きだわ。今後も出てくるのかな。そして、ニキは・・・。
    次回が楽しみだ♪

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    2012年01月06日
  • バッカーノ! 1711 Whitesmile

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    ネタバレ

    シリーズの根幹に関わる部分がだいぶ明らかにされて、終わりが近いのかなと感じる。これまでは謎めいた存在だったヒューイもだいぶ肉付けされた感じ。このシリーズ最強キャラはやっぱりエルマーかな?

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    2012年01月04日
  • バッカーノ! 1932-Summer man in the killer

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     NYに連続殺人鬼が現れる。
     死にたがる少年は不死者に出会い、死を恐れる新聞記者は殺人鬼にであう。

     少年が出会ったのが不死者でも、スマイルジャンキーのエルマーなので思わず「気の毒に」とつぶやいてしまった。
     案の定、エルマーに振り回され振り回され、結局連続殺人の一件も振り回され、目が回って、気が付いたら全てが終わっていたって感じの作品。

     結構、ミステリーっぽいです。
     うん、犯人は誰なのかっていう謎解きも楽しめる。
     
     …作者は、エルマーにどういう役目をさせるつもりなんだろうか?
     ただの傍観者という域は超えてしまっている。かといって、物語を引っ張っていく人物でもないし、ラスボスでもなさそう。
     うむ。
     リバーシーの最大のコマなんだろうか。ラスボスでもないけど、いざという時に全てを反転させる、そういう力を秘めてる、持たされているような気がしてならない。

     にしても、随分前に読んだんだけど、なぜ感想あげるの忘れてたんだろう??
     なぞだ…

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    2012年01月03日