エナミカツミのレビュー一覧
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“「その頼みを聞くと……」
エルマーの望みは解りきっている為、ヒューイは先に答えを告げた。
「すぐには笑えないかもしれない。だが、俺が目的を果たしたら……一年前の約束を果たす」
一年前の約束。
——「君は、モニカを助けると嬉しいかい?」
——「……あたりまえだ」
——「モニカとまた会えたら、笑うかい...続きを読むPosted by ブクログ -
読んでるとたまに、わはは八幡www→はははこやつめw→ははははは→はぁ→あー……てなるの、どうにかなりませんか。コメディタッチなのに、八幡のぼっちオーラ強すぎて痛くなくなったお腹が痛くなるよ。ぼっちオーラバトラーまじおっかねえ。
それにしても、今回のぽんかん⑧さんのイラスト凄いなー。黒の柔らかさが半...続きを読むPosted by ブクログ -
「・・・お前のためだけの話をしよう」
珍しくローテンションなグラハムさんがすごくかっこよかった。
クリスとリカルド関係もツボった。三つ巴最高。老夫婦すてき。フィーロもかっこいい。ラッドの兄貴最高。泥棒カップルもまた二人に戻って安心した。爆弾っ娘かわいい。リーザもかわいい。
感想いっぱいあるけど、要...続きを読むPosted by ブクログ -
余章Bのインパクトが強すぎて・・・!!
チェスがかわいそうだけどかわいい萌える。
1931でミリアの「もう笑ってもいいんだよ」に救われて、2001でエルマーのおかげで(本人の前ではツンデレ発揮して笑わなかったけど)素直に笑えるようになって・・・と、ここまできての2002Bラストですか。
「嬉しいで...続きを読むPosted by ブクログ -
不死者全員から愛されてるチェスが好きです
チェスの変化がすごく好き。
特に、エルマーの「信じた?」が!あのシーンに挿絵があるのがGJすぎる。
そうだよね、チェスもああされたら戸惑いつつも信じるよね過去のことも話しちゃうよね!
チェスが大人口調で、信頼して、過去のこと話して、ってもう初めてなんじゃな...続きを読むPosted by ブクログ -
“エルマー、グラハム、シャフトの三人で構成されたこのチームにおいて、唯一の常識人であるシャフトは先刻から狂った会話を聞かされて何度も溜息をついている。
そんな中、ようやく『何故その少年を捜すのか』という確信に迫った事に、シャフトはようやく話が進むのかと顔をあげたのだが——
返ってきたのは、奇妙な答え...続きを読むPosted by ブクログ -
双子の船で同時に起こる事件。
それは、偶然ではなく仕組まれた悪意。
二つの船が出会うとき、すべてが終わるのか――――。
終盤は無理やり詰め込んだ感が否めない。
やはり、3部作で作っていただきたかった。
次章への予告でチェスに忍び寄る純粋な欲望。
300年続く苦しみから解放されるときなにがまってい...続きを読むPosted by ブクログ -
AB合わせて。
成田さんもすごいや。
模倣犯、です。一番すごいと思ったのは。あの存在がなければはっきり言って一作目の焼き直しというか。アナザーストーリーというか。勿体ないから書いたみたいになりそうなのに。
ABサイド合わせたあの薄くない中のほんの数ページの模倣犯。それだけで完璧な作品に仕上げた...続きを読むPosted by ブクログ -
DVD特典で既読にも関わらず結構加筆修正がかかってたのでまた夢中になって読んでしまいました。バッカーノ最高!!Posted by ブクログ
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書き下ろし部分のバカップルとフィーロとチェスに和む。チェスにまだ壁がある時期なのがちょっと淋しいが。そういえばチェスが壁をとっぱらうきっかけになったのがエルマーだっけか。改めて見てもエルマーとグラハムのコンビは凄まじい。シャフトお疲れさまでした。しかしあと3作で一区切りとか寂しすぎる…!!これはもう...続きを読むPosted by ブクログ
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ストーリーの意外性な流れも素晴らしいが、何よりもキャラクターのぶっ飛び方が素敵。スミスもグラハムもエルマーも、この作者にしか書けない狂人。Posted by ブクログ
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「獄中編」と「娑婆編」を一気にレビュー
ファンタジー。マフィアもの。
不死の酒にからむ騒動。
主人公フィーロとアイザックは監獄に。
無敵の化け物クレアは婚約者とデート中。
とある不死者は頭が固くて法律規律が大好きなので、FBI(まだ名前変わってないのでこのときは『司法省捜査...続きを読むPosted by ブクログ -
新書購入
ファンタジー。マフィアもの。
不死の酒にからむ騒動。
主人公フィーロと殺人鬼のラッドはまだ監獄に。
アイザックはミリアと合流しようとしているところから始る。
今回のキィワードは「シャム」。そして「パズルピース」。
まあなんとかあるべき形に落ち着いて、最悪な不死者ヒューイ...続きを読むPosted by ブクログ -
簡単に感想を述べると、やっぱり成田さんは凄いなぁ、ですね。
幾つかの小話で始まる物語ですが、小話に登場する主要人物達の誰もが魅力なキャラクターばかりです。
そして、そんな人達が針山さんを中心に廻り始める世界は、最早奇跡にしか感じられませんでした。
こんな奇跡の塊のような世界の物語を分けて下さるな...続きを読むPosted by ブクログ -
魔法と銃の組み合わせに惹かれた。エナミカツミさんのイラストも、とても好きです。最終巻まで読みましたが、終わり方もまとまってたと思います。Posted by ブクログ
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なんとなく読みたくなるシリーズ。シリーズの中ではこの話が一番好き。主要人物の底抜けに明るい感じに癒されます。Posted by ブクログ
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やっぱりバッカーノ!の面白さは終盤、事件や人物が一ヶ所に集約されていくその時だな、と思い知らされました。
ただ、危ない連中が危ない武器を振りまわしているにも拘わらず、大体の奴は雑魚に至るまで不死だったりして、その辺りは少し面白くなかったです。
グラハムやラミアの面々などの主要キャラは不死ではな...続きを読むPosted by ブクログ -
この本を読む前と読んだ後ではヒューイを見る目が100%変わるはず・・・。
ようやく全ての元凶が、悪意の源が明らかになる巻です。
(以下、あらすじ引用)
全ての事の発端は1707年。劇作家でもあるジャンピエールが、友人のマイザーを通してフェルメートという錬金術師に出会ってしまったことがきっかけだ...続きを読むPosted by ブクログ