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1711年、彼らはついに海に出る。新大陸に向け──。それぞれの心の中に吹き荒れる風を受けて──。 マイザー・アヴァーロは探求の風。 セラード・クェーツは野心の風。 ヴィクター・タルボットは責務の風。 ベグ・ガロットは研究心の風。 東郷田九郎とザンクは義侠の風。 グレットとシルヴィは逃避の風。 ナイルは恩義の風。 チェスは他人の風に吹き流されて……。 多くの錬金術師が大海原へと旅立つ中、失意のヒューイ・ラフォレットは──。 『不死の酒』を巡る馬鹿騒ぎ(バッカーノ)、“始まりの物語”の結末は──。 中世を舞台にした異色作第3弾!!
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年02月01日
バッカーノ!のクライマックスに向けた三部作の序章にあたるストーリー。
ラブロがいつも通り好き勝手自分勝手に色々やらかしてますが、ラストではちょっとした『仕返し』というか、ラブロの思い通りにいかないことがちょっとずつ浮き彫りになって
また壮大でカオスな《馬鹿騒ぎ》の予感。
成田先生の文章は読みやす...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月21日
この年代のヒューイはとことん主人公だなぁと思ってたけど、出番少ない今巻もまだまだ熱かった。エルマーといる時だけ昔ヒューイに戻るのは半分くらい意識的なのかな、とか。忘れないように。繋ぎ止めておくために。今までの実験が全てモニカに会うために繋がるのだったらそう変わってないのかもしれないけれど。表面どクー...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月18日
“「その頼みを聞くと……」
エルマーの望みは解りきっている為、ヒューイは先に答えを告げた。
「すぐには笑えないかもしれない。だが、俺が目的を果たしたら……一年前の約束を果たす」
一年前の約束。
——「君は、モニカを助けると嬉しいかい?」
——「……あたりまえだ」
——「モニカとまた会えたら、笑うかい...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月26日
1700年代完結編です。
伏線が入り交じった構造は相変わらず刺激的で、鳥肌ものでした。
注目すべきキャラはやはりヒューイ・ラフォレット。
確かに彼の行動は世間を騒がすものでしかありません。
しかしその奥に感じるのは「愛」という純粋な原動力。
どんな異形をとっていても憎めない存在・・・・・・
そうい...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月23日
やっぱり成田良悟はいいわ~
これが本当のはじまりの物語。
ヒューイは結局どうなっていくんだろう?
一気にまとめてバッカーノ読みたいなぁ~
笑顔中毒と言うのは不特定多数の人間に向けられるのは恐ろしいことなんだね。
僕も今、笑顔にしたい人がいるけれど誰も彼もってわけじゃない。
そんなことできない...続きを読む
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