エナミカツミのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お祭り騒ぎの用意がどんどん進んで人が一杯集まってきてますよ。
それぞれの思惑があったりなかったり、背景があったりなかったりで…。
このあったりなかったりが、結構怖い。
ちゃんとバックボーンがあるからまともな思考と行動をするのかと思ったら、斜めいってみたり、反対に何もないのに的を射るような行動をとってたりと、相変わらずのしっちゃかめっちゃかなのである。
ちゃんと次巻で終わるのかな。
と、心配するのである。
にしても、どのキャラクターも何かに対して<純粋>なんだよね。
<純粋>さが怖い、っていうのはこのシリーズならの感じじゃないかと、毎度思う。 -
Posted by ブクログ
フライング・プッシーフット号の事件の裏側でおこっていたこご。
相変わらず斜め上のキャラてんこ盛りですごいなぁと思う。
一体、どうやったらこんなキャラばっかり創造できるんだ、成田センセ。
その、斜めで、歪んで、ねじまった人々のなかで、ネイダーの純情が泣ける。
が、泣けるということは、結局は彼が無力だからだ。彼に反して、幼馴染の処女はなんだかんとたくましく生きているではないか。
とはいえ、少女の心のよりどころがネイダーであることが、また哀れを誘うのだが。
うん。
今回の話は<哀れを誘う>ものだった。
皆、個々に自分はどう生きるべきか、とか、自分のいるべき場所を探して、漂いなが -
Posted by ブクログ
1935年、出所したラッドに、NYの面々が絡み合って…。
とりあえず、シャーネの母親に驚愕。
つか、シャーネってホント可愛そうな子なんじゃん。あんな両親なのに、シャーネは素直ないい子で、それだけで泣ける。でもって、そんなシャーネを選んだヴィーノは、やっぱり出来る男です。
にしても、このシリーズの怖いところは、作者がとことん俯瞰してるところなんだと思う。
絡みあって、ぐちゃぐちゃになっているようだけど、ほころんでる場所はあって、作者はそこを解けばどういう絵が出てくるか完璧に把握して、掌握している。
物語は、往々にして進んでいくうちにキャラクターが意図しない意思をもって、進行をゆが -
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ネタバレラッド、ルーアを信じる
レイル、ジャグジー達と出会い一緒に逃げる
ラッド、クレア(レイルトレーサー)を思い出す
店に、詩人・シックルとグラハム・シャフトとクリストファー・リカルド集まる
クリストファーVSグラハムにシックルも入って三つ巴
ルネはエルマーとヒューイの錬金術の師だった
副社長・キャロル・ルーアはネブラ本社に身を寄せる
角砂糖大好きルービック登場
シカゴに向かう列車内でシャムがアイザックに人生相談
店の三つ巴をリカルドが無理矢理止める
店に、ジャグジー到着
ミリア・レイル・ニースをルービックがネブラに連行
リカルドの中には、リカルドの意識とシャムが -
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ネタバレ情報屋副社長と見習い記者キャロル
ラミアのメンバー、詩人・シックル・レイル・フランク
チー・リーザ
ラミアは(ネブラから指示を受けた)ルッソファミリーに狙われている
ラッドを慕うグラハム
クリストファーは、ルッソファミリーボスの孫リカルドのボディーガードとなっていた
副社長とキャロルがレイルとフランクに出会う
グラハムVSラミア
レイル、ルネに狙われる
リカルドとクリストファーがレイル救出
副社長とキャロルがルッソファミリーに捕らわれる
軟禁部屋にてキャロル、ラッドの婚約者ルーアに出会う
レイル奪還の為、チー・シックルがルッソの邸を強襲
ネブラ(ルネ)もルッソ邸へ
ネブラと