無慈悲なる飯テロラノベ!(※ダイエット中の人にはオススメしません)
エルフやドワーフ、賢者に騎士にリザードマン……そんな王道ファンタジーに東京の洋食店「ねこや」の扉が現れるお話。
1話完結もので主人公はお客様、各話ごとに視点が変わるのでバラエティ豊かな食レポ(?)が楽しめます。
名だたる大剣士も大賢者も「ねこや」では食事と酒を楽しむただのオッサン……しかも扉は7日に1度しか現れない焦らし仕様で「ついに、7日ぶりの……ドヨウの日が……!」と心待ちにしている姿は何とも和みます。
料理への反応が皆純真で微笑ましく、味が想像しやすい定番メニューな事もあって読みながら食欲が湧いてしまうのが少々困り所。
サクッとジューシーなメンチカツを求め洋食屋へ旅立った読者は私だけではないハズ。
1話完結なので時間のない人にもオススメ! ……というのは大嘘で、読みやすさも相まって「もう1話だけ…」とつい読み続けてしまうので要注意です。
やめられない止まらない、かっ○えびせん的飯テロ作品。
個人的に1巻カレーライスの話がお気に入り、腹にも胸にもグッときました……!
感情タグBEST3
タイトル通りだが、過去に出てきてキャラクターの再登場もうれしい。
読むとお腹がすく魔力のこもった作品なのは変わらず、さらに特に最後2話の話が心も満たしくれる。
荒んだ時代(この感想記載時は2022年、ウィルスと戦争と経済不安の中)だからこそ、このほっこりは大切にしたい。
作者の方もご自愛して、ゆ...続きを読むっくり長く続けてほしい。
びっくり!ヨミって、女性だった!暦って、改名して….….店主の祖父と結婚した、店主の祖母だった!それに、まだ、生きてた!
店主が、小学生の頃、自分が栽培した男爵芋を、帝国の初代皇帝に頼まれて、帝国のコインと交換したことが、….….だったとは!!
驚くことばかり、多かりき….….(笑)
Posted by ブクログ 2022年02月18日
物語の核心に迫る話が多い本巻。
慣れ親しんだ登場人物のお話が深く掘り下げられつつあり、徐々に謎が解けていく感覚が気持ちいい。
いつもは美味しい賄い料理となっている巻末の章も、今回は一味違う!?
今後の展開も楽しみです!引き続き次巻に進みます!!
Posted by ブクログ 2022年08月31日
異世界食堂がどのようにして始まったのか、現店主の祖母と祖父のエピソードが度々紹介され、さらに作品の世界観がしっかりと描かれているように感じます。
一つ一つのエピソードや、そこで紹介される料理の描写は、若干のマンネリ感を感じないではありませんが、やはりさすがと思わせてくれます。
異世界の各所に扉が...続きを読むあるからこそ、もはや根性の別れ、と思っていたひととネコヤで再会することもある。その出会いから新たな歴史が紡がれることもある。
ファンタジーの「魅力」を感じさせてくれるシリーズで、やはり続きが気になるシリーズでもあります。
Posted by ブクログ 2021年09月05日
洋食のネコ屋に7日に1度土曜の日に
異世界から多種多様な種族の客が
異世界の食事を求めてやってくる
そんな物語の第4弾
今回は新規客は少なめだが
洋食のネコ屋に関する物語が複数話あるため
第3弾まで読んでいて気になっていた人は
ぜひ読むことをオススメします
先代店主である祖父と祖母であるヨミとの...続きを読む
出会いなども知れてよかったかな
Posted by ブクログ 2018年07月25日
おばぁ(というと失礼な感じだが)登場。
アラフォーの店主のおばぁなので、かなりのご高齢なのではないかと推察するのだけれど、異世界の人だからなのか、なんだかカッコイイ。
7日に一度ドヨウの日に異世界の人たちを幸せにしている異世界食堂に
これから大きな動きがありそうな予感を感じさせる終わり方でした。
Posted by ブクログ 2018年04月17日
洋食のねこや、創業五十年。異世界食堂、開店三十年。店主の祖父母の馴れ初めとねこや・異世界食堂の始まりなど少しずつ謎が明かされていく。「あのバカ孫、一体何を呼び込んだ!?」はちょっと噴いた。そう考えると赤と黒に護られた異世界食堂はすごい。アレッタは本当においしそうに食べるなぁ。チーズケーキ食べ比べいい...続きを読むな。いちごジャムも素敵。全部おいしそうに見えるんだもん。フライドチキン食べたくなったので、今日の晩ごはんはケンタッキーでした。
Posted by ブクログ 2020年10月03日
相変わらず描写されている料理のおいしそうなこと。
毎度単純な話ですが、これはこれで良いのだと思います。
今回明らかになった秘密については、このエピソードだけ見れば良い雰囲気なのですが、はて、この設定は必要だったかといえば、なくても良かったという気もします。
なにも、すべてにわかりやすい説明をつ...続きを読むけなくてもいいんじゃないかなぁと。
考えた設定はすべてストーリーとして書き起こしたいという気持ちもわからないでもないですけどね。(^^;
Posted by ブクログ 2018年04月20日
異世界から流れてきた、冒頭の女性は誰なのか。
読んでいけば当然分かっていくのですが
今回もまた美味しそうな…w
向こうの世界の住人の、拾った子供やらその後やらが
ちょっとだけ出てみたり。
交流、というか、どこで世間は繋がっているのか、という
縮小図が見られて気がします。
前回幽霊から逃げた、後始末...続きを読むはどうするのか、も
出てましたし。
どこの世界でも、美味しいものがあれば兄弟げんかも
下剋上もしたくなるものだな、というは共通でしたw
しかし最後の、冒頭の女性のその後(?)には
悩むものが確かにあります。
この笑顔を取るか、もう諦めるか、は
かなり大変な選択です。
バレンタインフェアは、ちょっと紛れこみたいです♪