角野栄子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小学生のイコはお母さんが亡くなって新しいお母さんと産まれたばかりの弟と疎開
お祖母さんと住んでた時もあったけど、お祖母さんは戦争の空襲で犠牲に…
疎開先では、今まで住んでいた東京とは喋り方も違うしなかなか馴染めない
田舎の言葉を真似て、友達になろうとするも
東京の言葉の方がいいと言われる
それでも郷に入れば郷に従え精神で田舎の言葉を真似る
東京に残してきた父親も空襲にあい
記憶喪失に
家の近所にある大きな暗い森は
脱走兵が自殺した場所と言われ
いつも通る時は、怖い思いを
なぜかハーモニカの音が聞こえたり不思議な場所
小さな子でも
昔はよかったと思う戦時中 -
Posted by ブクログ
ネタバレ母親になったキキと、その双子の子どもニニとトトの成長を見守る巻。
私自身母親なので、考えの浅いニニにイライラしながら読みました。
きっと角野栄子さんの子育て経験も生かされているんでしょう(娘さんも児童文学作家だそうです、素敵!)。
でも、13歳ってこんなもんですよね。
13歳で旅立ちって今の世の中から考えると早いなーって思うんですが、実際に家を離れなくても、色んな意味での旅立ちが始まる年齢なのではと思います。だから、また子どもが13歳くらいになってきたら読みたいと思いました。
キキからすると、同時に娘も息子も居なくなるなんて寂しすぎる!泣いちゃうよね。
ニニとトトが中心で、キキの話があまりなか -
Posted by ブクログ
少し大人になったキキと、変わるジジとの関係性が中心的な巻。あとトンボさんとの関係も。
キキとジジは「ふたごのような」関係だったけど、大人になるとやっぱりそれぞれの道が開けてきますね。
キキ19歳。16歳とか17歳とかの多感な時期に比べると落ち着いてきたものの、なんだかやっぱり物足りないというか、もっと自分はできるとか、もやもやするとか、そういう時期かなと思います。
そういうきめ細やかな心のゆらぎが見え隠れします。
最後、ついにトンボさんとの関係性にも終止符が!
余談ですが、ネコの寿命を考えるともしかしてジジとの永遠の別れがあるのでは?と心配していましたが、その心配は不要でした。ホッ。 -
Posted by ブクログ
角野栄子さんの作品が大好きで、魔法の文学館のオープンも心待ちにしています。作中のイコちゃんと同じくらいの年頃に、新宿や吉祥寺を駆け回って過ごしていたので、そんな共通点もなんだか嬉しいです。
コロナも落ち着いてきたこの頃、10代20代の方におすすめしたい作品です。戦後の厳しい時代の中で、迷いながらも自分の心に素直に行動していくイコちゃんに元気をもらえる作品です。
10〜20代のこの時期ならではのみずみずしさとフットワークの軽さについ笑顔になってしましました。その年代を過ぎてしまった私のような読者にとっては、あの頃のような好奇心と行動力が懐かしくなるのではないでしょうか。
年も重ね守るべき家 -
Posted by ブクログ
「ラストラン」「トンネルの森1945」と続く、
イコちゃんの物語。
イコは、エイコ、つまり、角野さんご自身の投影だ。
今回のイコちゃんは、終戦後の1948年、疎開先から戻り、
私立の女学校へ通う13歳からスタート.
22歳の見合い話が出る、お年頃まで描かれる。
ずっと、角野さんはどうしてブラジルへ渡ったんだろう?との
疑問が解けた。
といっても、御著作を、きちんと読めば、
どこかにお書きになっていたのだろうけれどw
イコは、英語で現在進行形を習うと、
すっかり気に入り「これでいこう」と心に決める。
でも、実際は「これから、これから」と物事を先延ばしにし、
日々モヤモヤするばかり。
さす