角野栄子のレビュー一覧

  • トンネルの森 1945

    Posted by ブクログ

    産経児童出版文化賞ニッポン放送賞

    先日読んだ同じ作者の「イコトラベリング1948」に先立つ自伝的小説。
    東京の下町で生まれ育ったイコは、継母と弟と3人で、田舎の村に疎開するが、学校では東京の言葉をからかわれ、家でも継母とぎくしゃくする。児童文学なのだろうが、戦争中で皆が「欲しがりません勝つまでは」と我慢を強いられている世の中で、感情を押さえ込むしかない少女の姿に静かな感動を覚えた。

    0
    2024年11月15日
  • 魔女の宅急便

    Posted by ブクログ

    もうひとつの魔女の宅急便キキのお話

    大抵の人は映画から入ったと思うのでつい映画と重ね合わせながら読んでしまうと思いますが、【もうひとつのストーリー……⠀】と思いながら読むととても楽しめました。

    魔女は13歳で独り立ちし別な町で暮らし始めるのですが、1年後のキキの一回りちょっぴり大人になった考え方に大人になったね、キキ…と感心と寂しさとがありました。
    映画ではあまり描写がなかったですが、キキのお父さんとお母さんとのやりとりなんかも結構あります。

    児童書なので絵本を読んでいるような感覚で心を軽くして読めます。
    子供のときに読むのと大人になって読むのとではまた感覚も違って面白そうだし年齢関係なく楽しめると思います。2巻も楽しみです。

    0
    2024年11月01日
  • おばけのアッチ ドララちゃんとドララちゃん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    S 6歳4ヶ月

    まさかのドララちゃんだけでなくおじいちゃんもニセモノだったとは…!
    子感想→いもむしグラタンのお話のほうが好き〜

    0
    2024年10月26日
  • アッチとボンとドララちゃん

    Posted by ブクログ

    S 6歳4ヶ月

    アッチがドララちゃんにお弁当をつくってあげる話
    それなりに楽しんでいたが、いもむしグラタンの話には敵わなかった

    0
    2024年10月26日
  • おばけのアッチこどもプールのまき

    Posted by ブクログ

    人間のプールで空想のプールで酷い目に遭ったおばけのアッチが、空想の世界で創り上げた理想のプールで遊ぶお話。誰だって空想の世界では自分勝手、気ままに楽しめる!

    0
    2024年10月06日
  • スパゲッティがたべたいよう

    Posted by ブクログ

    子どもの頃から読んでいた小さなおばけシリーズ。

    アッチの美味しい所だけ横取りという、「えびフライのかりかりしたしっぽ」は共感(笑)

    大人になってから読み直してもアッチの可愛らしさにヤラれる。しかし、エッちゃんがしっかりしていて、アッチのイタズラに動じず大人顔負けのあしらいに改めて感心してしまう。

    0
    2024年09月30日
  • 新装版 魔女の宅急便 (2)キキと新しい魔法

    Posted by ブクログ

    キキと新しい魔法、タイトルもぴったし。
    あたたかくて優しくて、心が満たされる魔法の本。
    早く大人になりたいと思っていた頃には気づけなかったことに今だから気づけるような、大人になって忘れかけてしまっていた気持ちを思い出せるような。
    疲れた大人の必読書かもな^_^

    0
    2024年09月11日
  • 新装版 魔女の宅急便

    Posted by ブクログ

    この原作を読んで宮崎駿さんによってあの映画が作られたと思うと、ちょっと宮崎駿さんの頭の中をのぞけた気がした。
    キキの勝気な感じすごい好き。
    万年筆に女の子が添えた詩をキキが無くしちゃって、記憶を辿って落ち葉に書いて送ったその詩が、元々の詩より可愛くて良かった。
    私も空飛びたいな〜
    児童文学って大人になってから読むと、随所に大切な価値観のようなものが散りばめられてるのに気づけて、改めて良い。

    0
    2024年09月07日
  • イコ トラベリング 1948‐

    Posted by ブクログ

    戦後の傷跡が残る日本で、懸命に自分の路を探すイコの成長を描く物語。イコさんが『魔女の宅急便』のキキを彷彿とさせる明るい女の子で、「現在進行形」で前向きに生きていく姿に好感が持てた。

    0
    2024年08月26日
  • トンネルの森 1945

    Posted by ブクログ

     太平洋戦争中の、ごく普通の小学生が見て、感じた日常を描いた一冊でした。

     毎年、八月になると何かしら第二次世界大戦、太平洋戦争、そして原爆や終戦のことが話題になります。けれど、ここ数年、『はだしのゲン』や『火垂るの墓』のような作品を毎年取り上げるようなことはなくなってきたような印象です。マンネリだと思っているのでしょうか。それとも、毎年のことで食傷気味と感じる方がいるのかもしれません。でも、あの日があった八月に、終戦を迎えた八月に、祖先の霊をお迎えする八月に、それを振り返ることは、意味があるのではないかと思っています。

     今回この本を選んだのは、八月だからこそあの戦争のことを題材にしたものを読んでみようと思ったのと、今まで読んだことのない視点での『戦争』を描いた作品に興味があったからでした。
     ジブリ映画でおなじみの『魔女の宅急便』の原作を書かれた方の作品であることや、タイトルのどこか不思議な何かにつながるようなイメージも決め手の一つでした。
     主人公は、母を亡くし、父と後妻さんと東京の深川で暮らす女の子。おばあちゃん子で快活。父は一度戦地に行ったけれど、戻ってきてからは東京で商いをしている。初めは連戦連勝ですぐに終わるように思われた戦争は、いつまで経っても終わらない。そのうちに東京にもB-29が飛んできて、爆撃されるかもしれないと言われるようになり、疎開をすることになってしまう。疎開先は田舎のボロ屋で、学校までは歩いて一時間と少し。しかもそこには、まっくらな森を通り抜けるトンネルに入っていかなくてはいけない。ただでさえ怖いトンネルなのに、脱走兵が隠れているかもしれないという話まで出てきて……。
     話の展開は、驚くほど普通の女の子の生活から始まります。けれど、その普通の日常のそこここに、ごく当たり前のように戦争の影が映り込む。服装も、食べるものも、遊びも。戦時中の、一市民のリアルがそこにある気がして、こんな普通の生活が、戦争によってどんどん歪んでいってしまうのが切なかったです。疎開先で知る東京大空襲のこと。東京に残ったはずの父を探しに飛んで行った義母のこと。どこか遠い国の物語のように感じるほど現実離れしたことが、実際起きているのだとじわじわと理解されていく様子。主人公の女の子を通して、色々な感情を抱えて彼女たちが生きていったことを感じました。
     ラストはきっと、八月十五日。
     戦争が終わったと知った彼女は、その先をどう生きたのか。改めて人々の生活の中にあった『戦争』というものを、考えさせられる話でした。

     今日本が平和でいられるのは、祖先の方々があの時代を生き抜いて、『報復』ではなく、『恨み』でもなく、『平和』を願ってくれたからなのだろうと思います。今も、世界のあちこちで内戦や戦争が絶えない昨今ですが、だからこそ平和を叫ぶ意味を、考えていきたいと思っています。

    0
    2024年08月16日
  • イコ トラベリング 1948‐

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    角野栄子さんの自伝的小説。
    外国かぶれなところとかやろうと思ったことを中途半端にしてしまうところとか自分と重なるところが多くて共感しまくりだった。
    ブラジルに渡ってからのお話も読みたいー!

    0
    2024年08月01日
  • 魔女の宅急便

    Posted by ブクログ

    映画でしか知らなかったけど、本を読んで♪「やさしさに包まれたなら」
    が、どこまでもやさしく心を温かく包んでいってくれる…そんな作品でした。
    物や感情についての描写が可愛くてとても素敵。

    0
    2024年07月16日
  • おばけのアッチとどきどきドッチ

    Posted by ブクログ

    4歳7ヶ月。購入した絵本。
    角野栄子さんが先日テレビに出ていて、そういえば読みたかったのに今に至ってしまったことを思い出しました。
    角野さんよチャーミングな人柄が満載のアッチシリーズは、読み聞かせしながらわたしの口が思わず嬉しくてほぐれそうな本。
    ほんとは小学生対象の絵本ですが、アッチのキャラクターの可愛さはきっと息子も気にいるはずと購入したら「ドッチになりたい」と言っていました笑
    「アッチの胸がドキドキドッチ」なんて名言!かわいいフレーズですよね。

    次の日の朝、保育園の通園の時に「ドキドキドッチだね」なんて言いながらわたしと息子だけがわかる会話ができるのも絵本を読んでて良かったと思う瞬間です。

    追記
    読めば読むほどドッチは無茶苦茶。
    大事な場面で消えて逃げてしまうし、それになんだかわがまま。だけど、以前角野栄子さんが「本を書くにあたって読むひとにひとつだけ言いたいこと、ヒントのようなものを入れています。ただ、感想は人それぞれでいいんです」というようなことを言ってたので、角野さんの中にもきっとドッチという生き物の純粋さを遠慮なく描いたんだろうなとおもいました。純粋とは、正しさを判断せず受け止めたものをありのまま表現する姿であってまさに、ドッチがそのもの。それに対して、ボンはイライラしているし、アッチはもどかしさを感じつつも可愛がっている様子など読んでいるとボンとアッチが親のような存在でドッチとは「子どもらしさ」の表れのように思えてなりませんでした。
    息子がこのかわいらしいドッチになりたいと言ったのも深い意味は無いだろうけど、楽しそうに思えたろうし、夫はこれを読み聞かせながら、「なんで消えるんだよ」とボンのようにヤキモキ。
    わたしはそれを見ながらアッチのようにドキドキドッチでした。子育てに迷いを感じることも多いですが、天真爛漫さを優しく受け止める方法をアッチから教わるような思いで読んでます。

    0
    2024年07月12日
  • おばけのアッチこどもプールのまき

    Posted by ブクログ

    4歳7ヶ月。購入した絵本。
    ちょっと長めの「はじめてのキャンプ」が読み聞かせできたので、これも行けるかな?と購入してみた絵本。

    息子はかわいいキャラクターが大好きなのであまり嫌がることなく聞いてくれました。
    まだ長いお話なので「え、この子はどこに住んでるの?」とか頭の中が整理つかないようで、やっぱりこういうことを考えると小学校低学年向きなのが納得ですが、ときどきツボに入ったように笑い出すので読んでみて良かったなと思います。

    わたしが小学生の頃流行っていたのでなかなか借りられなかった絵本、ようやくここにきて読めるようになるとは‥!

    子育てはわたしが小さい頃できなかったことの再チャレンジのようです。

    0
    2024年07月12日
  • 角野栄子 エブリデイマジック

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    様々な童話を描かれている角野栄子さんらしい1冊。
    これまでの生い立ちや生活背景、お仕事に対するこだわりなど、とにかく角野栄子さん自身の魅力がたっぷりと詰まっています。

    彼女のこれまでの家庭環境や海外への渡航経験、出会ってきた全ての人達が彼女のインスピレーションを豊かにし、今の彼女を創り出している。

    子ども心を取り戻し自由な気持ちになれる1冊。

    0
    2024年06月13日
  • 魔女の宅急便

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昔、雑貨屋で買った魔女宅原作を十年以上ぶりに初めて読んだ。
    キキの一年間の短編詰め合わせのような感じ。とんぼとの交流も映画とは全然違ってて、最後の方はちょっと甘酸っぱかった。ふるさとよりコリコの街が身近になってしまったところが、ひとつ大人になった感じがする。オソノさんの別れのシーンで泣いてしまった…第二の母なんだ。キキは数々の問題を解決できる柔軟で賢い子だと思う。たまに失敗するけど。少女の成長と自立をとても上手く書いていると個人的に思った。

    0
    2024年05月20日
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ2巻目
    キキの葛藤と成長が見られる巻

    魔女として自分に何ができるかを悩みつつ、とんちみたいなものとか思い出とかを運んでいく話

    最後ずっといやがってたくしゃみの薬を作りたくなって作り方を聞きに里帰りするところが読んでて心あたたかくなった

    キキもジジも恋が始まってる感じしてかわいい

    0
    2024年05月13日
  • 新装版 魔女の宅急便 (3)キキともうひとりの魔女

    Posted by ブクログ

    突然やってきたケケの行動や言動にモヤモヤしたりイライラしたり、自分よりも要領よく友達作っていつのまにか街のみんなに受け入れられていたり、キキの元から離れるわけでないジジもケケに懐きつつある様子...やきもちヤキモキのキキの気持ちもわかるわかると思いながら読み進むが、(上手く言えないけど)キキの内面の変化は勿論のことキキの視点から外れて見ても、なんてよく描かれているんだろうと思った一冊でした。

    0
    2024年04月12日
  • 角野栄子 エブリデイマジック

    Posted by ブクログ

    楽しい角野さんの童話はいろいろな経験とユニークな考え方から生まれているのだろうな~
    素敵な人生が送れているのは自身の努力によるたまものでしょうが
    見習いたいですね!

    0
    2024年04月04日
  • 魔女の宅急便

    Posted by ブクログ

    大人になって、なんだか読み返したくなりました。
    映画と原作、全然違ったのね~~。

    「商売っていうのはね、小さくはじめるのがいいのよ。だんだん大きくする楽しみがあるから」とは、キキが宅急便屋さんを始めるときのオソノさんの言葉。

    『小さくはじめて大きくする楽しみ』
    今の私にとっても大事な言葉でした。
    オソノさんありがとう^^

    これから始まる、とんぼさんとの恋愛模様も楽しみです♪

    0
    2024年03月10日