あらすじ
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家の壁のほとんどを占めるたくさんの本棚。大好きないちご色の壁。長年の日々の台所仕事で得た、かんたんおいしい十八番のメニュー。カラフルなメガネやキャンディみたいなリング。ビビットなカラーのワンピース。『魔女の宅急便』をはじめ多くの児童文学の名作を生み出してきた、作家角野栄子の美しい暮らしをあますことなく紹介する一冊! 五歳で母をなくし、戦争と終戦も体験。二十四歳でブラジルに移民として渡り、世界中の人々と知り合った。現在八十二歳の角野栄子は言う。「魔法は一つ。すべての人が、必ず持っているのよ」人生を明るく、色鮮やかにいきていくための『衣』『食』『住』のレシピ集。電子限定特典「未収録写真」付き。
感情タグBEST3
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角野栄子の周辺(くらし)に着眼したムック本。
魅力的なのは、確固とした「思い入れ」が全てのものに込められているからだろう。そこに多くの人が憧れるのだろう。
それは作品にも表出し、「かわいい」だけでない世界を生み出している。
やはり素敵だ。
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24歳のわたくし、将来は角野栄子さんのようになれるよう研究中。
なんて可愛い鎌倉での暮らし。
魔女の宅急便は娘さんの絵がきっかけというのも素敵✨
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角野栄子さんのように
私もなりたいなと思いました。
82歳になっても
人生を活き活きと生きていらっしゃるのが
この本を通して伝わってきました。
たくさんの本棚に囲まれたお家。
私の色はいちご色!と言えるくらい好きな
テーマカラーがある。
おしゃれも楽しまれていて、
私もこんなおばあちゃんになりたいなと
思いました。
まだ読んだことがない角野さんの作品も
もっと読んでみたいと思いました。
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なんかこのお方好きだなと思います。
可愛くて自由で芯があってこだわりがあって好きなものがはっきりあって、自分が惹かれるのはこういう方なのかな。
どことなく石田ゆり子さんを連想しました。
字がかわいい、味がある。
私は本好きですが、角野栄子さんの本棚が紹介されているページを凝視した時、知っている本がなかったです。私が今まで触れてこなかったジャンルなんだろうなと思います。
あぁ、角野栄子さんみたいに年をとりたい。
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オーダーして、何枚も作るワンピースだとか、仕事着のこれまたオーダーして作ったスモッグだとか自分のスタイルを持っていて、もうまさに児童文学作家。絵本からそのまんま飛び出してきたような人柄。
色彩もカラフルなんだけど、調和ができている。
テーマカラーがいちご色。いちご色ってなんか元気になる色。
本棚がすごく気になって、隅々までみちゃった。
人の本棚って好きなんだ。どんな本棚かでその人がわかっちゃうもん。
リンドグレーンとかやっぱり児童文学の本が多いみたい!
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女性なら、こんなふうに歳を取りたい って
思う人は 多いはず。
自分を知っている。
自分を持っている。
チャーミング。
苺色の壁に 家中に本棚。
苺色は 置いといてw
たくさんの本棚、いいなぁ( *´꒳`*)
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国際アンデルセン賞を受賞される少し前から、時々メディアなどで、お姿を拝見するようになった。
知的な中にも愛らしさとお茶目さがある角野さんはどんな方なのかなぁ…と、とても興味がありこの本を手に取った。
なるほど、80歳を超えられているとは思えないその若さの秘訣は、冒険心!いつも何かにワクワクする心なんだ〜。しかし、年齢を重ねるとこのワクワク感は自然消滅しがち。普通の毎日にも楽しみを見つけ出す、その心の持ちようを真似したい。2018.11.3
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この本を読むと角野栄子さんって、かわいくてお洒落で素敵なおばあさん!と誰もが思うんじゃないかな。“本棚はなにをさしおいてもたくさん!” 私も憧れる本棚です!角野栄子さんの作品で私が一番に読んだのは、『おばけのソッチぞびぞびぞ』だったと思う。アニメ化されたから『魔女の宅急便』が有名ではあるが、今でも一番好きな本は『おばけのソッチ~』だなと思うのである。
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いちご色の壁紙をバックにオレンジのメガネで笑いかける女性…が角野栄子さんだったんだ!
実物の角野さんを知らない私はびっくり。
魔女の宅急便の作者、角野栄子が2001年に建てた自宅や鎌倉での生活を紹介。
絵のこと、創作のこと、料理、ファッション、旅、どれもシンプルなのに個性的。
アメ玉のようなアクセサリーは見ているだけで少女心をくすぐられ、ワクワクしてきた。
壁に絵を描いたり、顔のついた可愛いタンスが玄関にあったり、82歳とは思えないほど少女!言葉の端々にもユーモアがあって、あぁなんて遊び心のあるゆったりした方なのだろうと思った。
こうして日々自分の楽しみを見つけてワクワクしながら生きていきたい!と憧れ、ポッとあかりを灯してもらった気がした。
それにしても、魔女の宅急便の元になった12歳の頃の娘さんの絵はすごい。ここからキキ生まれたんだなぁ。
児童文学に興味がなくても、日々を楽しむヒントがいっぱいで、気軽に読めて元気がもらえる一冊。
特別収録のおいとちゃんは、可愛いお話。
息子を持つ母親としてはしんみりした。
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まるで、絵本の中に出てくるような
角野さんの暮らし。
大好きなものたちに囲まれ、大好きな服を身に着け
少女の様に笑う角野さんはなんと御年82歳になられるそうだ。
む・む・む・・・角野さんは
やはり本物の魔女だったのか。
齢を重ねたらこんな心意気で、
こんな風に毎日を過ごして行けばいいのか!
丸ごと真似することはできないかもしれないけれど
子どもの頃、絵本の中の主人公たちに憧れたように
今私は猛烈に角野さんワールドに入り込みたい気分です。
最後に特別収録されている『おいとちゃん』
やさしくてやさしくて泣けてくる短編です。
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ファッションセンスや色使いがすごく素敵!
生い立ちも初めて知った。
作者のことを知ると、余計に作品が楽しめそう。
ラストランなど、読んでみたい作品も増えた。
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どなたかも書いてたけど、カラフルなチャーミング。読んでいて楽しかったなあ。
角野さんみたいに、自分が好きなものをちゃんと大切にとっておくのもいいなあ。
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いちご色の壁、気に入った布地で仕立てて貰うワンピース。
「魔女の宅急便」「おばけのアッチ」で名前は知っていたが角野先生はテレビでの姿がとてもおしゃれで素敵。こんな風に歳を重ねていけたらと憧れる、写真がたくさんの一冊。
お家も本棚がたくさん! ガラスの棚には人形やスノードームが飾られてる。
気に入ったものはコレクションしたがる私には「見ていると出会った時の風景が浮かんできて、過ぎたその時に戻れる」という一文に共感。
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自分の好きな色を一つ決める。
その色を軸に、家も服も小物も考える。
角野栄子さんは自分の色をいちご色に決めた。
真っ赤よりも少し落ち着いた、けれども目に飛び込んでくる明るい色。
ワンピースやバッグやアクセサリーなどよりも私が気になってしょうがないのは、もちろんいちご色の本棚に並んでいる本たち。
一冊一冊の背表紙を眺めながら、この本棚の持ち主について考える。
本棚の本って、持ち主の心の中のようだものね。
ちなみに『魔女の宅急便』が生まれたきっかけは、当時12歳だったお嬢さんが描いたイラスト。
魔女がまたがった箒に引っかかっているラジオと、ちょこんと乗っている黒猫。
それを見てあの物語を考えつくのだから、作家の頭の中って不思議で素敵。
小さな町の中で海も山もカフェもスーパーもあって、必要なものがコンパクトに十分そろっている鎌倉の生活には憧れるけど、冬寒かったからなあ。
今度は気候のいい時に遊びに行きたいものです。
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角野さんのカラフルな暮らし、憧れる。
私は楽だからモノトーンが好きだけど、
色に囲まれると、きっとワクワクしたりいろんな影響を受けられそうだなと思った。
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「魔女の宅急便」の原作で有名な角野栄子。
彼女のエッセイというか自叙伝というか、なんというか
今までの生い立ちも含めていろいろ。
興味本位で読んでみたけど生き方というか
普段の生活が丁寧な気がする。
ちゃんと自分を確立しているというか
自分に似合うものもそうだし
好きなものに囲まれて生きてる!って感じがした
あぁこうやって物語が作られていくのだなぁと
しかし80歳過ぎてもこんなに元気なのはすごい
ぜひ長生きしていただきたい
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「魔女の宅急便」でお馴染みの、角野栄子さんのエッセイ集。
もうとにかくとても素敵だった。自分に似合うもの、好きなもの、キートーンとなるものを選び、信頼し、身にまとうことは、こんなにも素敵。
ずっとお気に入りの口紅。オーダーメイドのワンピース。飴玉のようなころんとした指輪。とっておきの路地道。毎朝の搾りたてジュース。
角野栄子さんの日常を構成するそういうすべてのものが生き生きと、きらきらとしていました。
見えない世界を想像し、工夫を凝らし、一人で生きていく、それが魔法なのよという言葉。
角野栄子さんが言う通り、そうできたときに初めてきっと私の心も動いて、ただひとつ私のための確かな魔法を手に入れることができるんだと信じられました。
なんだか「西の魔女が死んだ」の魔女になるためのレッスンのようでわくわくした。
まだまだこれからの人生。ようやくその萌芽を感じ始めているまさに今から、ゆっくりゆっくり私だけの魔法を育てていきたいと思います。
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鎌倉のご自宅やお気に入りの品々をカラーで紹介してあって、お茶でも飲みながらのんびり楽しく読める一冊。82歳とは知らなかった!生い立ちも初めて知ったけど、こんな風に歳を取れたら素敵だな。
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角野栄子さんのライフスタイルが詰まった1冊。
お部屋のインテリアや身につけるものまで、カラフルでわくわくする彼女らしいものばかり。しかし、その生活の中には、これまでの生い立ちが見え隠れするようなライフハックもある。
また角野栄子さんの作品1つ1つは、これまでに出会った全ての人たちからインスピレーションを受けている。作品の裏側を知ることもできるので、読んでいて面白い本です。
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なんというオシャレな生活。
ほんとにヨーロッパのどこか(イギリスでもフランスでもドイツでもフィンランドでもどこでもないけど、それらのどこか)
にあるおうちみたい。(しかも魔法もちょっと使える。)
こんなおうちに住みたい。もしくは遊びに行ってみたい〜。
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オールカラーの写真付きで読んでいて楽しい気分になりました。
好奇心旺盛で想像力豊かで自分のカラーを分かっているなぁと。さすが児童文学作家!
娘さんの協力も得ながら、好きなファッションを楽しんでいらっしゃいますよね。
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代表作「魔女の宅急便」シリーズの角野栄子さんの、暮らしのエッセンスの詰まった随筆。フルカラーの写真がたくさん収められていてきれいです。「魔女の宅急便」に描かれた人々のおおらかさは、海外経験豊かな角野さんの感覚があらわれているのかなぁと感じました。お洋服やファッション小物がカラフルではっとさせられます。着こなしていらっしゃって、とても素敵。
Posted by ブクログ
魔女の宅急便を書いた人だそうです。
私は明るい人になりたいとよく思うのですが、
この方だいぶ明るそうだから気になって読みました。
作品から想像しました。
どんなに明るい人にもかげの部分はあるんだと思った。
母親を5歳で亡くしている。
そこからどう生きていくのかはやっぱり根が明るいかたなのかしらね。
とても風通しの良い部屋に住んでいそうなイメージをもちました。