【感想・ネタバレ】新装版 魔女の宅急便 (6)それぞれの旅立ちのレビュー

あらすじ

※この作品は以前配信していた『魔女の宅急便』と内容は同一です。カバーイラストが差し替えになり、中の扉絵イラストが追加になっています。
キキととんぼさんが結婚して15年。13歳になって旅立ちのときをむかえる双子の姉弟と、キキをはじめおなじみのコリコの町の人たちの新たな旅立ちが、さわやかに描かれる。大人気シリーズついに完結!

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キキという魔女の女の子が、さまざまな人との関わりを通じて、独り立ちをし、大人になり、そして母になっていく物語です。
特に、大人になっていく様が感じられる4巻「キキの恋」、5巻「魔法のとまり木」が甘酸っぱくておすすめです。
澄んだ描写、美しい描写がされています。そのため、まるで自分自身もキキの暮らすコリコの町にいるかのような、さらにキキ達と共に季節の移り変わりを感じているような気持ちになれます。そのため、最近、季節を感じられていないと感じたときに読むのがおすすめです。
また、「魔女の宅急便」は児童書であり、比較的読みやすいです。そのため、なんとなく疲れたときに読むと元気がもらえます。元気が欲しいときに読むのもおすすめです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

母親になったキキと、その双子の子どもニニとトトの成長を見守る巻。
私自身母親なので、考えの浅いニニにイライラしながら読みました。
きっと角野栄子さんの子育て経験も生かされているんでしょう(娘さんも児童文学作家だそうです、素敵!)。
でも、13歳ってこんなもんですよね。
13歳で旅立ちって今の世の中から考えると早いなーって思うんですが、実際に家を離れなくても、色んな意味での旅立ちが始まる年齢なのではと思います。だから、また子どもが13歳くらいになってきたら読みたいと思いました。
キキからすると、同時に娘も息子も居なくなるなんて寂しすぎる!泣いちゃうよね。
ニニとトトが中心で、キキの話があまりなかったのが残念でしたが、ケケが(手紙だけど)たくさん出てきたのが嬉しかった!ケケとトトの物語も読みたいな〜
一旦これでキキの物語は完結ですが、スピンオフも読んでいこうと思います。

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2023年11月01日

Posted by ブクログ

魔女の宅急便シリーズ最終巻。今回はキキとトンボさんの双子の子供たちをとりまく話。男の子だから魔女を継げないというトトの戸惑いから旅立ちまでがよかった。シリーズはここで終わりだけど、また続編を期待してしまうような幕引きなのでどうなるかなー。続編があるならまた読みたい。

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2015年09月13日

Posted by ブクログ

キキがお母さんになったなんて。
そしてキキの子供は双子ちゃんなんだ。アニメを見てずっとこの先のトンボさんとの恋の行方を知りたかったので、この六巻は出合えてよかった!

子どもたちがおおきくなったら絶対に魔女の宅急便の本買う!そして一緒に楽しみたいな。

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2023年03月02日

Posted by ブクログ

12歳の男女の双子を持つ、キキととんぼ。
双子は性格も違う。
女の子のニニは快活、皮肉屋。
男の子のトトは、優しく、気働きができ、本が大好き。

魔女の独り立ちの年齢に近づくと、俄に問題が。
ニニは、魔法を見せびらかしたい、いつでもやめていい?と聞くし。トトは何故、男の子は魔女にはなれないのかと。

本当は魔女になりたい。
トンボさんはそんな二人を観察し、本人たちの意思を第一に導く。


あの騒がせ魔女のケケも、今回トトの相談役として出演。

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2021年09月26日

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