【感想・ネタバレ】新装版 魔女の宅急便 (5)魔法のとまり木のレビュー

あらすじ

※この作品は以前配信していた『魔女の宅急便』と内容は同一です。カバーイラストが差し替えになり、中の扉絵イラストが追加になっています。
19歳になったキキ。あいかわらずそばには、相棒の黒猫ジジ。そんなジジにもヌヌとの素敵な出会いがありました。そして…長かったとんぼさんとの関係も大きく動き…。キキの新たな旅立ちの物語。

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キキという魔女の女の子が、さまざまな人との関わりを通じて、独り立ちをし、大人になり、そして母になっていく物語です。
特に、大人になっていく様が感じられる4巻「キキの恋」、5巻「魔法のとまり木」が甘酸っぱくておすすめです。
澄んだ描写、美しい描写がされています。そのため、まるで自分自身もキキの暮らすコリコの町にいるかのような、さらにキキ達と共に季節の移り変わりを感じているような気持ちになれます。そのため、最近、季節を感じられていないと感じたときに読むのがおすすめです。
また、「魔女の宅急便」は児童書であり、比較的読みやすいです。そのため、なんとなく疲れたときに読むと元気がもらえます。元気が欲しいときに読むのもおすすめです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

夕日館のサヤオさんが素敵。

「ジジがかわった」の回で登場した時は、なんて好きになれない人だ、と嫌いになった。
「ファッションショー」の回で登場した時は、なんて先走る可愛い人だ、と好きになった。

この絶大な効果というか変化の源は、サヤオさんのおばんちゃんの存在だ。おばあちゃんが最高すぎる。笑

ヤオさんの悪さと、キキの悪さを、包み込んでしまう言葉選びの会話に、引き込まれました!

そして、「魔女のとまり木」の回でのたくさんの人の暖かいアドバイスもイイし、ついにコリコの街に帰ってきたとんぼさんも素敵で、雪崩れ込む様に最後の文章の2行で嬉しくなって、6巻がすぐ読みたくなる。笑

ジジの言葉の、「未来を語る場所」、という響きが、何とも頭の中に残って離れない。
いい読書時間になりました。

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2023年01月28日

Posted by ブクログ

少し大人になったキキと、変わるジジとの関係性が中心的な巻。あとトンボさんとの関係も。
キキとジジは「ふたごのような」関係だったけど、大人になるとやっぱりそれぞれの道が開けてきますね。
キキ19歳。16歳とか17歳とかの多感な時期に比べると落ち着いてきたものの、なんだかやっぱり物足りないというか、もっと自分はできるとか、もやもやするとか、そういう時期かなと思います。
そういうきめ細やかな心のゆらぎが見え隠れします。
最後、ついにトンボさんとの関係性にも終止符が!
余談ですが、ネコの寿命を考えるともしかしてジジとの永遠の別れがあるのでは?と心配していましたが、その心配は不要でした。ホッ。

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2023年11月01日

Posted by ブクログ

じんわり泣けました。まんまるの気持ちって言葉がいいなぁ。サヤオさんに焼きもちなトンボさんが意外だった。トンボさんも手紙では虫の話ばかりだけど、やっぱり離れているのは寂しかったんだろうな。

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2015年09月08日

Posted by ブクログ

19歳のキキ。
魔女の猫のジジも恋をしました。

二人の関係が微妙に変わっていきます。

魔法の箒も、なんだか調子が悪くなりました。
田舎の父親が調べてくれたら
「魔法の止まり木」という現象とか。


トンボくんが学校を卒業して帰ってきました。
浜辺での求婚。

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2021年09月25日

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