角野栄子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
幼い頃の感覚や思い出をとても大切にされている方で、
大人になるにつれ忘れてしまうことを思い出させてもらいました。
私も角野さんと同じく、 いつもワクワクと「扉」を待ち望んでいて、 あの角を曲がれば… このドアを開ければ…って 見えない世界の不思議を敏感に感じていた。
ある時点で自分の生きる場所はここなのだと決心してから
その世界は急に遠のいてしまったけれど。
寂しいけど、誰しもその世界に別れを告げて大人になっていく。
だけど、今でもたまに、後ろを振り返ってみることも…。
『魔女も明かりのある壁の内側で、みんなと同じ暮らしをすれば、
魔女なんていって引き摺り下ろされたり -
Posted by ブクログ
【『魔女の宅急便』の著者が描くトンネルの
向こう側】
ラジオから流れる戦争に祭りのように浮かれる大人たち。
「お国のために、陛下のために、贅沢はしません勝つまでは」
そうして少しずつ我慢が増えていく。
いつしか食べるものもなくなり、大切な物、大切な人が周りから居なくなっていく……。
孤独感や寂しさ、不安が、ページをめくる度にひしひしと伝わってきました。
9歳の少女の目線で描かれていたのは、戦争という時代の息苦しさ、生きづらさ、そして目を背けたくなるほどの過酷な現実でした。
先の見えない真っ暗なトンネルの森。
森の中に現れる謎の兵隊さん。
「イコが通ります」の呪文は、未来が見えない暗闇