井伏鱒二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
どんなホラーや戦争映画よりグロく、悲惨だった。そして、100%、ほんのわずかな1文の隙もなく、完全に一般人の非戦闘員視点だった。大局的に何が起きているかまったくわからない。映画だったら爆弾が落ちていくB29側からの映像とかあるけれど、そういうような描写もなく、とにかく何がなんだかわからない。そして、グロい。死体の数がとにかく多い。ホラー小説や映画だったら、単調になってしまうので演出的に失敗なんだろう、というぐらい死体が多く、グロい。また、感情的には、再会できたり連絡がとれたり、死んでしまったのがわかって泣くというような描写はあるものの、淡白という印象。事実は受け入れざるをえない、みたいなところ
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Posted by ブクログ
・山椒魚
現実世界でもこういう人いるよね
自分がミスってる状態やのに周りをみて嘲笑う
あまりにきらきらしたものは自分と比較して辛くて目を逸らす
なんなら意地悪してやる
自分が寂しいからね
穴から出れなくなった山椒魚はカエルを同じ穴に閉じ込めます数年間その間ずっと喧嘩
死に際のカエルに「今でもべつにお前のことを怒ってはいないんだ」と言われる
これ、言われたときの山椒魚の気持ちはどうだっただろうか
意地悪した相手にわたし別に怒ってへんで
って言われたとき
意地悪した方はすごい自分を醜くかんじるんちゃうかな
こんなに短い話なのにすごく考えさせられる
読む時期や自分の状況によって捉え方は色々あるん -
Posted by ブクログ
杉並区立郷土資料館に開高健展を見に行って、そこで井伏鱒二が主催していた阿佐ヶ谷将棋会のことが触れられている展示があった。
本書ではその会のことが書かれているほか、昭和2年から住んでいる昔の荻窪あたりの風景がたくさん描かれていて、大の大人が将棋したり、釣りをしたり、酒盛りしたり、読んでいて心楽しい。
関東大震災前までは荻窪で品川の船の汽笛や府中の祭囃子が聞こえたという話から始まり、ホンマかいなという内容も多いし、「盛りこぼし」とは〜みたいな細部のどうでもよい情報や、周囲の文学窶れした青年たちの話も良い。周りの人はたくさん死ぬし、大工の棟梁にお金を持ち逃げされるなど酷いことも多いのだけど、大らかに