井伏鱒二のレビュー一覧

  • ドリトル先生のサーカス

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    岩波少年文庫本のドリトル先生シリーズとしては
    4巻目だけど時系列的には郵便局の後。
    なので航海記よりも前の話。

    サーカスの話だけど半分近くドリトル先生は
    サーカスを離れている。その間も大変だった。

    そしてサーカスに戻ってきて
    お人よしの先生はダブダブに叱られるほど
    お金に無頓着。

    ドリトル先生は一冊ごとに牢屋に入ってるのではないだろうか。

    今回も面白かった。

    マシューが頑張ってたな。それを思うと、航海記で船に乗りたがったのも仕方がない。

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    2026年08月14日
  • 集金旅行

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    すごく良かった。地方の家屋敷や宿の様子も楽しい。コマツさんも魅力的で、2種類の集金旅行という設定もとても面白い

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    2026年08月08日
  • 遙拝隊長・本日休診

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    戦後の市井の人々の日常があたたかく描かれている。よく生きている。映画化されているらしいので見てみたいと

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    2026年08月08日
  • 夜ふけと梅の花 山椒魚

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    井伏鱒二の最初の短篇創作集(昭和5年・新潮社刊)を文庫化した本(ただし「鯉」は含まれず、「山椒魚」ほか5作品は著者が加筆・訂正した全集版を底本としている)。

    まず、物議をかもした自選全集版「山椒魚」(昭和60年、新潮社刊)について。作者はこの版で、あろうことか作品の結末部分16行をバッサリと削除してしまった。この部分は作品にとってキモとなる箇所であり、心にしみわたる文学的な感動を多くの人に惹き起こしたクライマックスでもあったから、当然賛否両論が沸き起こった。

    私としても、あの「今でもべつにお前のことをおこってはいないんだ」という蛙のセリフに続く余韻が何とも言えず最高!と思っていたから、改訂

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    2026年08月06日
  • 井伏鱒二ベスト・エッセイ

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    なんかとても読みやすかった。
    太宰治の話なども出てくる。
    田舎のおじさんといった風情であまり気負った様子がない。

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    2026年07月25日
  • ドリトル先生の郵便局

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    郵便局をやるお話だけでなく
    みんな(動物たち)がお話をしたり
    真珠盗難問題があったり
    真珠が獲れないことで、牢屋に入れられてしまったり
    今回も盛りだくさんのドリトル先生シリーズだった。

    今回はダブダブと白ネズミとチープサイドが活躍だった。

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    2026年07月09日
  • ドリトル先生航海記

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    裁判に出たり、闘牛したり、戦争したり、国政したり
    盛りだくさんのドリトル先生で面白かった。

    ポリネシアはやっぱ頼りになる。
    岩波少年文庫本の裏表紙は思いっきりネタバレしてるけど
    私も最後はそんな感じではないかと思ってた。

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    2026年06月21日
  • 黒い雨

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    ネタバレ

    主人公の閑間重松(しずましげまつ)が原爆投下の数年後に、同居する姪の矢須子の縁談をきっかけに、矢須子が被爆していないことを証明するため8月6日から15日までの自身の「被爆日記」を清書するという形で描かれる。
    井伏さん自身は被曝を体験していないそうだけど、作品のために被爆者への取材や実在する被爆者の日記や病院がカルテなどをかなり読み込んだんだろうなと思った。
    爆発の瞬間や人や風景の様子もかなり生々しく描写されていて、改めて原爆の凄惨さを感じるとと共に胸がとても痛んだ。
    その後の淡々と描写される事後の日常、、ただその中にもユーモアがあるなと思う部分もあった。
    唯一の被爆国である日本だからこそ強く平

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    2026年05月09日
  • ドリトル先生アフリカゆき

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    動物たちが最高だった。
    とくにポリネシアとダブダブがお気に入りだった。

    先生は誠実で安心できる人だから
    読むのも安心して読めた。

    嗅ぎタバコをやってみたくなった。

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    2026年05月03日
  • 井伏鱒二ベスト・エッセイ

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    斎藤真理子さんが、アトロク推薦図書まつりで「読むホットヨガ」「品のある脱力の御本家」「ゆるめ力」とパンチラインを連発されていたので。

    恥ずかしながら、井伏鱒二をきちんと読んだことがなかったため、読み始めてすぐ「めちゃくちゃつげ義春(R.I.P.)っぽい!」と感じた。(順序が逆)
    全体にただようなんともいえないすっとぼけ感と哀愁。

    わたしが一番好きだったのは、「角帽の色(早稲田)」。親友青木南八は、毎日「おい、寝てるのか?学校に行かないか?でも君と一しょに散歩してもいいんだよ。」と起こしにくる。起きたくない井伏鱒二は枕元に原稿用紙を散らして寝たふりをする。すると、南八は「なんだ、徹夜して書い

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    2026年04月01日
  • 黒い雨

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    Audibleで聞いた。朗読は渡辺謙さん。

    広島の原爆被爆後の惨状が、これでもかと言わんばかりに生々しく語られる。

    丸木位里、丸木俊さんの、原爆の図は決して誇張でも何でもないこと、はだしのゲンの描写も、事実だったことの証明とも言えるだろう。

    さっきまで元気に生きていたのに。
    能登半島地震を体験して、なおさら、人災でしかない戦争は即刻止めること。武器なんて持たないでと、思わざるを得ない。

    死んで守る国家ってなんなの? 死んだら何にもならないじゃん。

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    2026年03月29日
  • 黒い雨

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    1945年8月6日〜15日の広島を、そして戦後の被爆者の生活を、あくまでも「日常」を描いている。
    生々しすぎて途中途中でウッとなってしまった。
    一瞬にして全てを奪い去られた人々。恐怖とか怒りとかそんな感情も抱く暇も与えられずに無数の罪なき人が亡くなったという事実。

    「抑止力」としての核開発が世界中で進んでいるが、全くもって広島と長崎の出来事は他人事なんだなと。
    被爆国として核の恐ろしさを伝える不断の努力を国家レベルで継続していかなければいけない。

    日本人たるもの原爆ドームは絶対に目で見ておかなければならないと改めて思わされた。
    (飯美味そうだし普通に広島には行きたい)

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    2026年01月31日
  • 山椒魚

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    ネタバレ

    ふつうの軽音部から、海と山椒魚、そしてこちらへ。
    サブカルから近代日本の名作小説に繋がるのだから、色んな作品に触れるのは大事だなと。

    山椒魚の話は人間の照らされたくない本性を描く、非常に本質的な部分に焦点を当てた作品。
    妬み、恨み。同じ環境を共有したからこそ来る同情、好意。
    一言では表せない複層的な感情が入り混じった作品でとても好きでした。

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    2025年11月24日
  • 黒い雨

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    戦争の恐ろしさ、原爆の惨たらしさ。
    じっくりと読み進めながら、私の想像力では到底及ばないほどの凄まじい光景だったのだろうと思う。
    「何もかも情けない。」という一文が、戦争の全てを物語っているような気がした。

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    2025年11月22日
  • 厄除け詩集

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    朝ドラ「あんぱん」で、やなせたかしがモデルの柳井嵩が読んでいたのを見て気になって読んでみました。古語で書かれているのに新鮮に感じます。なるほど、詩人やなせたかしが影響を受けたのがわかります。

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    2025年10月07日
  • 山椒魚

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    孤独と孤高と孤立。この作品を読むたびに、これらの違いをうまく伝えられない自分に気づく。
    たった数年籠っていただけで家から出られなくなってしまった山椒魚は、外の景色を馬鹿にしてみたり、闇雲に憎んだり恨んだりする。それにしてはその目に映る景色は色鮮やかに美しく、光が満ち満ちている。そこに憧れや輝きを求めている彼はやがて嘆く。自分を省みるのではなく、ほとんど神に嘆くのだ。これは現代においても覚えがありそうだ。
    最後のやりとりを読み、時々ふと考えてしまう。彼らの幸せはどこかにあった気がしてならない。

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    2025年09月27日
  • 黒い雨

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    渡辺謙さん朗読のオーディブルが素晴らしい。最初から最後まで淡々と静かに読み進められ、その淡々さが恐怖を増します。広島原爆被曝者が長期間にわたり重症に耐え、生き延びる意志を持ち続けたことに感銘を受けました。あの時代を生き抜いた日本人は本当にたくましく賢明でした。私たちもどんなに辛くても、生きたいという希望を持ち続けなければと感じました。

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    2025年09月07日
  • 黒い雨

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    audible 。井伏鱒二のこの本、いつか読もうと思っていたが渡辺謙が朗読するとわかって飛びついた。
    想像以上の内容だった、これまでに読んだノンフィクション、フィクション、広島平和公園の資料館で見た数々の展示品、被爆者の語りなどなど、自分が受け止めていたことをすべてひっくり返すほどの衝撃だった。
    原爆や戦争の真実を知りたい人、この1冊できっとわかります。それほどの作品だ。

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    2025年08月25日
  • 黒い雨

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    全世界の人に読んでほしい本でした。こんなことを繰り返してはいけない。読み終わった後、なんとも言えない、言葉にならない気持ちになって泣けてきました。全世界が平和になってほしい。

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    2025年08月18日
  • ドリトル先生アフリカゆき

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    読み返したいなと思っていたドリトル先生シリーズ。
    まずは初めの『アフリカ行き』は昔からの井伏鱒二翻訳、次の『航海記』は河合祥一郎の新訳完訳で読んでみます。

    ヒュー・ロフティング本人の挿絵が懐かしい!!(^o^)
    翻訳の口調は「ドリトル先生は〇〇をなさって」のように丁寧です。
    巻末が豪華!
    翻訳者井伏鱒二や、井伏鱒二に紹介した石井桃子のあとがきからは、戦後に子供たちに豊かな児童文学に触れてもらいたい!という真摯な気持ちが感じられます。
    日本に紹介してくださったみなさまへの「ありがとうございます!」の気持ちを深く感じます。

    さらには登場人物・動物紹介、二巻以降のあらすじ紹介もあります。
    さすが

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    2025年08月16日