井伏鱒二のレビュー一覧
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定本 夜ふけと梅の花 (単行本)のほうを読みました。
表紙は井伏氏が描いた、地図。
どの話も最初から最後まで貫き通される主人公のだめだめさが、
なんだか気持ちいいというか、文体との不思議な調和があって、
「よし、この主人公を反面教師にして頑張ろう」なんて気には塵ほどもならない不思議な心地よさがあり...続きを読むPosted by ブクログ -
教科書に載っていた黒い雨の印象しかなくて、
なんか暗いのばっか描いているかとおもえば、
交友関係が広くて、出てくる人出てくる人のキャラが濃い。
芸術家たちの交友関係はなかなかおもしろい。
ただの白髪のおじいさんじゃなかったんだなー。Posted by ブクログ -
ピピネラと窓ふき屋との経緯は気になっていたから、続きが読めてよかった。岩波では一応、シリーズ12作目ということになっているけれど、連続性としては『ドリトル先生のサーカス』『キャラバン』『緑のカナリヤ』の順番で続けて読むのがお奨め。白ネズミの台詞「あんなことを言っているのは誰でしょうね?」のくだりが好...続きを読むPosted by ブクログ
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ドリトル先生のシリーズのなかで、『サーカス』とか『動物園』とか、この『キャラバン』のような、人間の街で先生や動物たちが活躍する話のほうが、外国を冒険する話より好み。マシューも活躍するし、サラが絶妙のタイミングで登場してはぶっ倒れたり、ガブガブやダブダブも、家の中の方が生き生きとしているから。この本も...続きを読むPosted by ブクログ
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子どもの頃、父親が買ってきてくれたので、実家には全巻揃っているのだが、実は2巻までしか読んでいなかった。この面白さがわかんなかったんだなぁ、勿体無い。長女の目の前で読んで「これは今の風花ちゃんには難しいけれど、大きくなってから読んだらいいよ。ふうちゃんが読んだときにこの本のお話がしたいから、おかあさ...続きを読むPosted by ブクログ
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「ドリトル先生」シリーズ第三弾。
今回ドリトル先生は、寒いイギリスを出て再びアフリカへ行きます。
ドリトル先生ってよっぽどアフリカ好きだったんだろうなぁ。毎回×2飽きもせずに行くなんて(笑)
というか、この作品が書かれたときって、今よりもっとアフリカ情勢が知られてなかったから、未知なものへの好...続きを読むPosted by ブクログ -
「『サヨナラ』ダケガ人生ダ」
これよ、これ。
井伏鱒二さんが五言絶句とか漢詩を井伏節に訳している詩集デス。
ううううんと唸ってしまう、雰囲気の良い訳詩がたくさん。Posted by ブクログ -
わくわくする、その一言に尽きるシリーズ。ドリトル先生のなんとものほほんとしたキャラクターがたまらない。大体、何ヶ国語もしゃべれるキャラっていうのはそれだけで偉大。ましてや動物としゃべれるなんて。Posted by ブクログ
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目が滑って読めたもんじゃない。
初井伏鱒二だったのだけれど、特色も魅力も掴むことができず。小説の中に突然2コマ漫画が乱入してくるような。意味のあることを言ってるんだけど意味がまるでないような。もう少し私の経験値が必要なのは明らかなので、それまで積読。Posted by ブクログ -
原爆投下後の個人の日記という設定だが、被害の描写が克明で頻繁で、なかなかストーリーがすすんでいかない。肉体への被害は多種多様に描かれているが、決して十分な生活とは言えないだろうが、食事したり出勤したりする人がいたことは意外だった。
こんな兵器があと何発、日本に落とされるのだろう。
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