井伏鱒二のレビュー一覧

  • 厄除け詩集

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    漢詩の訳などが半分くらいなのですが、とても独特な訳ですごく面白いです。
    もちろん井伏鱒二さん自身の書かれた詩も味わい深いものでした。
    個人的には佃煮の魚の詩が好きです。

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    2012年08月10日
  • ドリトル先生のサーカス

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    ドリトル先生シリーズの第4作目。サーカスに動物たちと一緒に入団したドリトル先生。サーカスの動物たちのおかれているひどい環境に憤りを感じながら、オットセイのソフィーの脱出に尽力するドリトル先生とその仲間達の冒険。そして、サーカス団に戻り、サーカスを立て直すドリトル先生のお話。

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    2012年07月16日
  • 夜ふけと梅の花 山椒魚

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    この本に収録されている作品のほとんどの主人公が今ならばニートと揶揄されてもしょうがないような駄目人間で愛おしい。それだからこそそんな中にぽつんとある文学的な青春風景を描いた「休憩時間」や脱力系のオチが待っている「うちあわせ」が引き立つ。語彙や言い回しは流石に古くささを感じるけど文体としてはいまでも十分読めるし通じる。

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    2012年07月08日
  • ドリトル先生の郵便局

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    ドリトル先生シリーズの第3作目。アフリカ人の女性を助けたことが縁で、ファンティボ王国に行くことになったドリトル先生。お供は、シリーズでお馴染みのいつもの動物たち。
    ファンティボ王国のココ王に請われて郵便制度を作ることになったドリトル先生。ドリトル先生が考え出したのは、世界中の鳥たちがの協力を得て、鳥たちが配達する郵便制度。
    身近で飛んでいる鳥、渡り鳥たち、ひょっとして郵便配達中かも・・・などと空想すると、日頃の忙しさをひととき忘れられ、優しい気持ちなれるかも。

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    2012年06月18日
  • ドリトル先生航海記

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    ドリトル先生シリーズの第2作目。ドリトル先生の助手となったトミー・スタビンズ少年が語り部となって、物語は展開していく。 新たな登場人物も加わり、さらに冒険は始まる。
    作者ヒュー・ロフティング自身による挿絵も、非常に精巧で良い味を出している。もちろん、井伏鱒二による日本語訳も素晴らしい!

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    2012年06月06日
  • ドリトル先生航海記

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    例え子供向けであっても、いいお話しは大人なって読んでも十分に楽しめる。もちろん歳をとった分知識が増え、いろんなことを考えるようになって、ドリトル先生の行動すべてを無条件に肯定はできないけれど、それでもやっぱりワクワクと呼んでしまう。

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    2011年11月22日
  • 厄除け詩集

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    元々は「勧酒」のために購入。
    が、他の訳詩もどれも絶妙すぎて何度も読み返すほどハマりました。飄々とした感じの意訳がなんともいえず。
    日本語の詩も軽妙で美しく、かつ親しみやすくもあり…
    初めて読んだ時は、学校の授業で扱われるような“詩”の概念を覆される衝撃を受けました。

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    2011年11月09日
  • 点滴 釣鐘の音 現代日本のエッセイ

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    三浦哲郎編集、随筆47編所収。
    「歳末非常警戒」、「フジンタの滝」、「点滴」、「猫」が特に好きです。

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    2011年09月19日
  • ドリトル先生航海記

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    ポリネシアの皮肉まじりのおしゃべりが好き。
    火を使わない人々のことを、暗闇でも目が利くというようにプラス面も描いているところが好き。
    続きも楽しみ♪

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    2011年07月24日
  • ドリトル先生のサーカス

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    これは
    ほとんど
    「哲学書」ですねぇ

    人も魚も
    魚も鳥も
    鳥も樹も
    樹も獣も

    みんな
    同じ価値で
    生きていくべき

    読めば読むほど

    その
    思想が
    ほんとうに
    心地よく
    伝わってくる

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    2011年07月11日
  • ドリトル先生の郵便局

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    郵便制度 というものが
    文明の象徴なんだなぁ
    ということを 改めて 思う

    そんな 些細なことよりも
    いゃあ 「ドリトル先生物語」は
    なににも増して おもしろい!
    と おもわせてしまう
    この 魅力は なんだろう

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    2011年07月04日
  • 厄除け詩集

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    この盃を受けてくれ
    どうぞなみなみつがしておくれ
    花に嵐のたとえもあるぞ
    さよならだけが人生だ

    日本語の妙味にノックアウトされて、
    詩や漢詩によろめきそうなよかん。

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    2010年10月04日
  • ドリトル先生と月からの使い

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    ドリトル先生シリーズを全部読んだ人は居ますか?
    子供の頃、絶対ドリトル先生の助手になろうと決めていました。

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    2010年03月07日
  • ドリトル先生と秘密の湖 上

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    ドリトル先生シリーズの中で一番長い本。ハードカバーなら,ずっしりと手にこたえるほど。小学校の5年生の頃読んだと思いますが,読みごたえも十分で,長い本なのにいつまでも終わらないでほしいと思いました。
    とくに大ガメのドロンコが過去を語る部分は,長い長い不思議な神話を読んでるようなイメージでした。
    ドリトル先生シリーズは子どもの頃のお気に入りで,平均してどの本も3,4回は読んでたと思うけど,秘密の湖は特にお気に入りで,シリーズの中で再読回数がベスト3に入っていたと思います。本のページ数が多いことを考えれば,これが一番だったかもしれない。

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    2009年11月26日
  • 駅前旅館

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    とうとう我が愛する森繁久彌が逝ってしまいました。96歳で老衰といいますから大往生ですね。

    小さい頃から日本の古い映画も大好きでよく見ていましたが、ことに駅前シリーズ24本は、私にとっては寅さんや釣りバカ以上に親しみ深いものとして記憶の底にあります。

    駅前シリーズの森繁久彌と伴淳三郎とフランキー堺は、喜劇というものがどんなにすばらしいものかということを、骨の髄まで私に教えてくれた人たちでした。

    正直言って、その後、中学生で漫才に目覚め、高校で落語に開眼しと、お笑いの世界の拡張は著しいものがありましたが、これ以上のものにお目にかかったことがありません。

    あっ、それと、この本ですが、たまたま

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    2011年09月15日
  • ドリトル先生の郵便局

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    ほとんどの動物の言葉を使いこなす獣医ドリトル先生。
    どれも何百ページもあるような長編ばかりでしたが、おもしろすぎて小学校2〜4年くらいでほぼ全巻読破しました。

    僕が、あまり人間と動物の差を意識しないのはこの本が原点な気がします。

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    2009年10月04日
  • 集金旅行

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    心温まる佳作。
    ユーモアがありつつ気品のある文章。
    表題作は中村登監督の映画(佐田啓二、岡田茉莉子出演)にもなっている。
    山陰の風景が美しい、いい映画だった。

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    2009年10月04日
  • ドリトル先生月へゆく

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    ドリトル先生シリーズはすごーく好きでした。
    全部ブチ込むのもアレなので、とりあえずお気に入りの一冊を。

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    2009年10月04日
  • 厄除け詩集

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    「サヨナラ」ダケガ人生ダ。いつも持ち歩いていたら、雨に濡れてカサカサになっちゃって。綺麗なのをモウ一冊買おうかな。

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    2009年10月04日
  • さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記

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    ジョン万の素晴らしさに着目した井伏さんは最高です。私は井伏さんが大好きです。
    この話の素晴らしいところは沢山ありますが、前半の船の中での食べ物の下りが最高すぎます。ジョン万の素晴らしさは、努力だの勤勉だの人徳などではなく、あそこにあると思いました。いや、人徳の原点はあれだと思います。腹が減った時こそ人間の真価が問われると思います。

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    2009年10月04日