高杉良のレビュー一覧
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“その後”の軌跡も活写した完全版!!
三行統合なら生き残れる! 第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の各トップは世界でも例のない大再編に向け猛スピードで走り出した。困難な調整や会談の内幕など、最後の決断までの日々を圧倒的な情報量とリアリティで描いた実名企業小説。その後の迷走と再生のドラマも収録した完全版でついに文庫化!
三行統合なら生き残れる!第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の各トップは世界でも例のない大再編に向け猛スピードで走り出した。困難な調整や会談の内幕など、最後の決断までの日々を圧倒的な情報量とリアリティで描いた実名企業小説。その後の迷走と再生のドラマも収録した完全版。 -
Posted by ブクログ
なんとなーく、転職を考えてて、他の会社で働くってどう言うことだろうかと思って知識として役立ちそうだし、社長を目指す話に興味があったので買った。読んでて印象に残ったこととしては、主人公のバイタリティの強さというか、どんな環境でも潰れないし、屈しないし、問題を解決していったこと。到底真似できない。どれも小説という意味では脚色されてる部分はあるだろうけど、憧れた。数ヶ月家に帰れないとか、睡眠3時間とかで何日もやり抜いたとか、役職の高い人に怯まず説得を試みたり、過酷なスケジュールをやり抜いたり、自分じゃ無理だと思う。ぶっちゃけ、努力がどうとか根性とかって話ではないと思う。正解がこのルートしかないってわ
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Posted by ブクログ
これは経済小説のトップランナーである高杉良さんが、あえて一度出した作品を10年後にリニューアルして世に問うた作品である。設定はほぼ変えない状態で、さらにブラッシュアップしてリニューアルして出すということは、新しく小説を書き下ろすよりも骨の折れる仕事である。それをしっかりまとめ上げたのは、著者である高杉氏の構想力であろう。
物語は、一人の女性の目を通して描かれる。会社の仕事、取引先、同僚や経営陣との関係性。それらに織り込まれた伏線が、最後に見事に回収される。
実際にファッションメーカーに取材をして、描き上げた小説であろうことは想像に難くない。しっかりした舞台の上に成り立っている、物語にな -
Posted by ブクログ
リーマンショック前後の金融危機を回避しようとするビジネス小説。日米の銀行、投資会社を転々としながらも米国の不況を目の前に、教訓を得て、巻き添えのないように舵取りをしていく一人の男を描く。日本も米国の金融危機に巻き込まれないよう先手先手を打つ。そこに現れたのは以前務めていた重役、強制的に処分を受け退職した経緯がある、だがその逆転劇、仕返しする時がやってきた。
現実、政府も企業も含め権力と欲得で住宅ローン負債を隠し続けていたが、やがて限度を超えると、政府は企業に引導を渡し破綻させた。儚く見せ締めとなった機関投資銀行リーマンブラザースの負債は6千億円と米国史上最大の企業破産を余儀なくされ、世界の金融