高杉良のレビュー一覧

  • 青年社長(上)
    この本を読んでからワタミに行くと、いつもとは違う不思議な感覚に襲われる。

    会社設立のプロセスや株主総会の実態、株式上場の流れなど下手な経営学や経済学まなぶよりず〜っと勉強になる。さすが経済小説の雄。
  • 青年社長(下)
    この本を読んでからワタミに行くと、いつもとは違う不思議な感覚に襲われる。

    会社設立のプロセスや株主総会の実態、株式上場の流れなど下手な経営学や経済学まなぶよりず〜っと勉強になる。さすが経済小説の雄。
  • 呪縛(下) 金融腐蝕列島II
    大部の小説にもかかわらず結末まで一気に読んだ。描写の粘り強さはすごい。権力に固執する人間をあそこまで醜悪に、しつこく描き得た筆者に喝采。08.6.13読む。
  • 金融腐蝕列島(下)
    すごく面白かった。やりたい放題の鈴木がずるずると権力の座を滑り落ちていく様はいかにも痛快であった。08.6.3読む。
  • 青年社長(下)
    ワタミ渡邉社長の物語。   

    名前、地名等全て本名で書かれている。
    社長がこれまでどんなことをしてきたかの経歴の羅列はほとんど分かっているのだが、その過程で具体的にどんなことをしてきたかがこの本で分かる。

    しんどい思いはしてきているがそれは自分の夢のため。
    この本を読んでいて、「人との出...続きを読む
  • 銀行大統合 小説みずほFG
    “その後”の軌跡も活写した完全版!!
    三行統合なら生き残れる! 第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の各トップは世界でも例のない大再編に向け猛スピードで走り出した。困難な調整や会談の内幕など、最後の決断までの日々を圧倒的な情報量とリアリティで描いた実名企業小説。その後の迷走と再生のドラマも収録した完...続きを読む
  • その人事に異議あり 女性広報主任のジレンマ
    「後継者を誰にするか?こんなに難しいものとは……」の後悔をよそに、人事への思惑は社内に拡がる。創業社長とタタキあげ副社長との確執が再燃し、さらには社長御曹司みずから世襲に異議を唱えだす。どうなるのか。アパレル大手企業を舞台に、女性広報主任の眼から鮮烈に描く。「女性広報主任」を改題。「後継者を誰にする...続きを読む
  • 燃ゆるとき
    築地市場の6坪のオフィス?から、一代にして大会社に育て上げた東洋水産の社長の物語です。どんな苦難にも負けず、お客様のため、従業員のため頑張りぬく彼の鉄の意志に感動します。
  • 金融腐蝕列島(上)
    渉外班という、エリートコースの行員はまず着かないポストにつけられ総会屋対策をすることになった主人公の話。
    単純に読み物としても面白いのだが、話にうまいこと金融の実体を説明する文章をはさみ込む高杉良の筆力は圧巻。
    バブル後の建て直しで必死な都銀の姿が描かれる。
    ノーパンしゃぶしゃぶが何なのかが分かって...続きを読む
  • 金融腐蝕列島(下)
    金融系にでも就職しない限り、地下水み脈のように見えないところで大きく流れるお金の動きについて知るコトはまずないだろう。
    この本を読んで、日本の金、権力、法、マスコミ、ヤクザの関係性について新しい視点が持てるようになったと思う。
  • 青年社長(下)
    下巻では、引き続き社長のカリスマ的な魅力とともに、ワタミの従業員に対する考え方、育て方がよくわかる。
    ワタミの文化にしっかりマッチする人を見極め、充実感のある仕事をしてもらう。挑戦をさせ、実力主義で能力を認めると同時にはっぱをかけ成長させる。そして、その人間を大切にする。会社において人と、その人々の...続きを読む
  • 新・燃ゆるとき ザ エクセレント カンパニー
    前作を読まなくても問題なく入り込めるので心配無用。
    誰よりもまず島耕作に読ませてやりたい一作。映画は深井役に鹿賀丈史ってのが・・・まあ全然イメージ違うけどそれなりにハマッてました。
  • 広報室沈黙す(下)
    高杉良の小説に嵌るきっかけになった作品。
    旅行に行く際、空港の書店でたまたま手にした本。
    この人の小説は実によく取材されているようで、リアル感が伝わってくる。
  • 広報室沈黙す(上)
    高杉良の小説に嵌るきっかけになった作品。
    旅行に行く際、空港の書店でたまたま手にした本。
    この人の小説は実によく取材されているようで、リアル感が伝わってくる。
  • 転職
    面白かった
    社会人として、お仕事小説は共感できる部分が多いためより楽しんで読めると思っている。
    サクサク進むし困難はあってもしっかり解説して前へ進んでいくため、読みづらさもない。
    明日からの仕事のモチベーションが少し上がること、仕事に対する自分の姿勢を見直す良い機会になるのではないだろうか
  • 転職
    主人公 小野健一は、新卒でアンダーセンに入社。英語が苦手であるにも関わらず、奮戦。頑張りで周囲より評価を勝ち取っていく。
    そこで、マーケティングを学びたいからとP&Gに転職。そこでもファブリーズ、プリングルス、パンパースの販売に奮戦。ここでも評価を勝ち得ていくが、上司との手法の違いに、リーバイスジャ...続きを読む
  • 金融腐蝕列島(下)
    高杉良さんの代表作。

    ワンマン経営者が経営する都立銀行の、内部における事件・事故。それに対峙する会社人の悲喜交々を、主人公を通して描き出している。

    登場人物は架空のものであるが、時代背景や政治背景は現実に則しており、舞台はバブル絶頂期。膨大かつ丹念な取材をもとにしたであろうその筆致は、現実以上の...続きを読む
  • 転職
    すごく面白かった。どれだけ困難な状況でも、どうやって対応するかを考えて実践して、乗り越えていくことが仕事の楽しさだよなと再認識。
    転職するときに自分の武器を明確にしておくこと、そして仕事をしていく中でその武器を増やして強化していくことが大事だと改めて思った。
  • 辞令
    「銀行大統合」に続く、高杉良の作品で読破したのは二作目。
    タイトルから想像できる通り、サラリーマン社会での辞令の理不尽さなどが克明に書かれている。

    エコーエレクトロニクス工業という架空の大企業が舞台だが、描かれている内容は昭和の時代も令和の時代も変わらない普遍的な社会。
    企業人が読めばきっと共感で...続きを読む
  • 落日の轍 小説日産自動車
    高杉良の企業小説。著者の緻密な取材で書き上げたあの日産の1980年頃に経営の人事や経営判断にまで口を挟んだ天皇と呼ばれた労働組合の塩路委員長と社長との対立抗争の物語り。
    これが事実なら労組の暴走を止められない企業体質に驚きを禁じ得ません。こんな歴史が続いた会社だとは❗️どうしてもゴーン事件と繋いで考...続きを読む