国家の統計破壊(インターナショナル新書)

国家の統計破壊(インターナショナル新書)

814円 (税込)

4pt

5.0

第二次安倍政権の発足以降、わかっているだけでも53件の統計手法が見直され、そのうち38件がGDPに影響を及ぼしている。賃金や消費などの基幹統計は、国民生活と密接に結びついたものである。手法の変更によりかさ上げされた数字では連続性がなく、もはや統計の意味をなさない。これは「統計破壊」と呼ぶべき異常事態である。この問題をいち早く追及し国会でも公述した著者が、公的データをもとに統計破壊の実態を暴く。

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国家の統計破壊(インターナショナル新書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「毎月勤労統計調査」の不正なデータ補正が発覚後、7月の参院選時点で公表を差し控えていた2018年の実質賃金は17年と比べ0.4%のマイナスだった。
    つまり、2017年から2年連続のマイナス成長に陥っている。

    良く見せようとして統計偽装などしないで欲しい。
    なにも統計手法の見直しを否定しているわけで

    0
    2019年08月24日

    Posted by ブクログ

    2015年以降のGDP関連統計が、どのような偽装改竄捏造により作られたかを明確に示し、アベノミクスの実態を明らかにしてくれた良書

    0
    2019年07月22日

    Posted by ブクログ

    内容については,すでに色々なところで報じられていたり,著者自身がweb上で発表してることを集めて本にしたような感じだが,こうして改めてまとめて読んでみると本当にひどいことが進行している.
    改竄,ウソ,印象操作のみで成り立っているような政府にどう対峙するべきかが第8章「どうしてこんなにやりたい放題にな

    0
    2019年06月29日

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