ハーバードで喝采された日本の「強み」

ハーバードで喝采された日本の「強み」

1,144円 (税込)

5pt

3.3

二極対立思考法、ハーバード流交渉術、人種問題、LGBT問題……
東大首席元財務官僚が学んだ、ハーバード白熱教室の実態!

2015年夏から1年間、ハーバード・ロースクールに留学した著者。
本書では、実際に学んだハーバードの授業のエッセンスを紹介しながら、アメリカという国が抱える根深い問題も明らかにしていきます。
なぜトランプ大統領は選ばれたのか? そして混迷する国際社会の中で、日本が持つ「強み」とは?
これからの時代を生き抜くうえでの知見とヒントをくれる、必読の書です。

―まえがきより―
2016年春のその日、私は、ハーバードの教室で、クラスメイトからの盛大な拍手に包まれていた。世界の秀才が集まるハーバードで、私は日本の文化について発表した。
そして、クラス中から、日本文化の先進性について惜しみない称賛を受けたのだ。
確かに、アメリカという国は素晴らしい。大統領選で象徴的だったように、共和党と民主党の二大政党制は、対立軸を分かりやすく際立たせる。
けれど、それは同時にアメリカという国が抱える限界でもある。そして、私のプレゼンテーションが喝采を浴びたのは、日本文化の中に、この限界を超える可能性が隠されているからだ。
そう、ハーバードで学んだのは、日本こそが世界の最先端ではないかということだった。
※電子版特典として本文中に使用している写真はカラーです。

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ハーバードで喝采された日本の「強み」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本があまりにも独特な国であるがゆえに、日本の考え方がそのまま世界に通用するとは思えないけれども、まずは日本人である自分たちができることは自分を知ること、世界を知ること。ここから始まるような気はしている。

    1
    2017年10月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みやすくて、さらに教養が身につく本。

    自分が留学していた頃の事が思い出されて、あぁ私も最初はすごい挫折を味わったなぁと懐かしく思った。
    アメリカの政治とか中絶、同性婚に関する見解を学べた。

    1
    2022年01月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「リベラルという病」を読んで大変面白かったので、こちらも読んでみたが、結構内容が重複していて、そこは少し残念。日本の曖昧さを嫌っていた著者が、アメリカの文化に触れたことで、白黒つけない曖昧な姿勢というものが実はとても可能性に満ちた素晴らしいものではないかという考えに変わる。
    例えば、妊娠中絶に関する

    1
    2018年11月18日

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