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Posted by ブクログ 2015年02月27日
[変わったもの、変われなかったもの]長年にわたる自民党政権に代わり、国民の期待を背負って民主党が政権に就くことになった2009年の政権交代。その政治的事件をもたらした原因、そして政権交代後の民主党の「凋落」を踏まえつつ、日本のあるべき次の政治形態について考えていく作品です。著者は、米国の数々の大学で...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月20日
民主党の政権交代の3年3ヶ月を単なる無駄ととらえるのか、それとも歴史の中のある意味必然と捉えるのか、アンケートなどの結果を生かしながら、新書の枠内にうまくまとめていると思った。
最初の150ページは、政権交代の小史である。小泉総理の郵政選挙から、安倍、福田、麻生総理から民主党への政権交代へは、自民...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月29日
「政権交代するほど良い政治」といわれて行われた九〇年代の政治改革。
その実態は、権力の担い手が変わっても政治が変わらなければ、有権者にとっては意味がないことを「民主党政権の三年間」を例にとって丁寧に記述したもの。本書の焦点は、選挙前に政治家が約束したことが選挙後に国会で遵守しているかどうかにある。そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月09日
今となっては空手形の別名扱いの「マニフェスト」だが、理念自体は決して否定されるものでないと思うし、考えてみれば公約のない選挙なんて怖くて参加できるものではない。公約の重要性は民主党政権の未熟さとは明確に切り離して冷静に議論すべき問題なのにと思っていたら、この本で見事に論じられていた。
著者によれば...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月11日
民主党への政権交代前夜から、
民主党政権における政権運営を概説し、
日本の選挙制度の問題点を探る一冊。
語り口が非常にわかりやすく、民主党政権を振り返るのにちょうど良い。
また、有権者が選挙に際し何を見ているかを明らかにした上で、
その態度を受け入れた上で最適な選挙制度を提言する姿勢には
好感が持て...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月28日
今になって本の表題の意味がわかった。有権者の目線で何故、民主党政権が誕生したのか、そしてマニフェストがどうして実現できていかなかったのかを冷静に綴り、読んでいて2009年以降の3年あまりを整理でき、面白かった。その上でどうすれば日本政治が良くなるのかについての提言を提示しており、頷けた。一読を勧めた...続きを読む
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