明治維新の意味(新潮選書)
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明治維新の意味(新潮選書)

1,925円 (税込)
1,347円 (税込) 5月2日まで

6pt

4.1

世界史に類を見ないスピード感をもってなされた国家制度樹立(ネーション・ビルディング)。それを可能としたのは、議論を尽くしつつも真に能力ある者が政策を選びとり、時には手続きも飛び越えて最重要の改革を実行することへの合意だった。日本を代表する政治学者が、大久保利通や伊藤博文らの言動にあらためて光を当て、維新史の新たなる解析を試みる。

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明治維新の意味(新潮選書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年08月11日

    近代日本の歩んできた道がわかりかけてきた。 西洋においては宗教が国家の基軸をなしているが我が国聞において基軸とすべきはひとり皇室あるのみ。この精神が、戦争に負けた日本をも支えている。
    日本国憲法制定前後の政治状況についてもこの著作のように分かりやすく解説してほしい。

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    Posted by ブクログ 2021年03月27日

    政治史や外交史の碩学である著者の明治維新論。1912年9月、まだ無名のジャーナリストであった石橋湛山(当時28才)が『東洋時論』(東洋経済新報社が出していた雑誌)で明治時代の最大の事業は、日清日露の戦争に勝利し、植民地を拡大したことではなく「政治、法律、社会の万般の制度および思想に、デモクラチックの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月17日

    明治の政府がどのように成立していったが詳細な内容が理解できます。特に岩倉使節団が2年にも及ぶ欧米視察を行っていたというのは驚きでした。

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    Posted by ブクログ 2021年09月26日

     大久保―伊藤―(原)史観というのは言い過ぎかもしれないが、ここらの政策については、ほぼ肯定されている。むろんキチンと議論を整理してからではあるが。
     
     明治維新は、始まりはオールスターであったが、段々と欠けていく過程が淋しい。元老がいなくなるとともに、結局、セクショナル・インタレストを振りかざす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月10日

    幕末から明治維新については、何となく知っている気がしていたが、改めて当時の国際関係を含む政治史についての本書を読んで、大久保利通の偉大さや伊藤博文の博学さなどを認識した。明治維新は、無血とは言わないが、旧体制の指導者も取り込んだ革命であり、後に元勲や元老と呼ばれる有能な下級士族の個人的資質や能力に大...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月20日

    明治時代を通した一連の政治的な動きから明治維新を描いた本。
    それぞれの出来事が詳しくは述べられていないため、やや物足りなさはあるものの、政府・政治の全体的な流れを掴むことができる。
    明治期の憲法制定・議会設立・選挙の動きと現代の政党政治体制のつながりが暗示されているようで興味深い。

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    Posted by ブクログ 2021年01月16日

    明治維新に関する本はいくつも読んだが、政治学者による明治維新史は、他と異なる視点で新鮮。特に、明治期の藩閥政治から国会開設、その後の政治史の分析は分かりやすく的確で、何度も読み返したい。

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    Posted by ブクログ 2021年02月23日

    明治維新以降の体制確立の流れは理解できたが、その底流の本質が何だったのか歴史をなぞりすぎたばっかりにぼやけてしまったのが残念で、今ひとつ自分の理解を高めることができなかった

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