戦後史の解放I 歴史認識とは何か―日露戦争からアジア太平洋戦争まで―

戦後史の解放I 歴史認識とは何か―日露戦争からアジア太平洋戦争まで―

1,980円 (税込)

9pt

なぜ今も昔も日本の「正義」は世界で通用しないのか――国際社会との「ずれ」の根源に迫る歴史シリーズ第一弾。日露、第一次大戦の勝利によって、世界の列強の仲間入りを果たした日本。しかし、戦間期に生じた新しい潮流を見誤り、五大国から転落していく。その三〇年の軌跡を描き、日本人の認識構造の欠陥を読みとく。※新潮選書版に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

戦後史の解放 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

戦後史の解放I 歴史認識とは何か―日露戦争からアジア太平洋戦争まで― のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    第一次世界大戦にて特に大きな被害の無かった日本と、国土が荒廃した欧米諸国とでは、戦争に対する嫌悪感、平和への政治的情熱の熱量に大きな差があった。第一次世界大戦後も武力を背景とした権益拡大を続けようとする日本は国際社会で孤立してしまい、太平洋戦争に突入してしまった。また、日本を第二次世界大戦の際に戦略

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    昨今の国際情勢を受けて近現代史に改めて興味をもった社会人の学び直しに本当にピッタリでした。
    このタイミングで本書に出会えたことに感謝。
    外交史の視点によって、歴史がより真に迫ってきます。
    浪人時代にこの本読みたかったなぁ。

    0
    2024年01月04日

    Posted by ブクログ

    戦後史については、イデオロギーの偏向、時間的な誤り(1945年にいきなり戦後が始まったとする)、空間的な偏狭さ(日本一国のみで判断する)の3つの誤りが重なって、まともな議論ができない状況が続いている。

    本書は、史実に基づいて、また、世界史的な視野から見て、また、戦前の歴史も視野に入れることで、まと

    0
    2018年08月27日

    Posted by ブクログ

    歴史学者が書く内容は一考に値する。国際状況のインテリジェンスが必要。思考停止 無批判の9条守れ が一番あぶない。

    0
    2016年05月04日

    Posted by ブクログ

    日露戦争以降、特に第一次大戦以降の日本の国の誤り方やその原因がよくわかる。

    バランスの取れた合理的な記述で、左右の立場にに関係なく、納得できるのではないか。

    視野狭窄に陥り、世の中全体を見ず、希望的観測に基づいた独善的な内向きな理屈を振りかざす。

    昨今の政財界の動きを見ても、戦後70年、何の進

    0
    2015年12月18日

    Posted by ブクログ

    教科書は現代史をやる前に時間切れそこが一番知りたいのに何でそうなっちゃうの?
    「ピースとハイライト」by桑田圭祐

    日本史の中では世界は語られず、また世界史の中に日本の記述はほとんどない。世界史と言いながら東洋史と西洋史は有ってもイスラムや中央アジア、東南アジアなんかも中心にはいない。分断された歴史

    0
    2015年09月08日

    Posted by ブクログ

    戦後史を20世紀の全体像の中に位置付け直し、再構築を試みた意欲作。「世界史」と「日本史」を統合し、国際的な平和、国際的な秩序を構築しようとする潮流の破壊者として戦前期日本の行動を捉える。

    日露戦争までは国際的な秩序の中に自らの行動を位置付け、それなりの国際的な信義を得ていた日本が第1次大戦以後の国

    0
    2015年08月05日

    Posted by ブクログ

    これは良書であるが、「歴史認識」の在り方そのものを掘り下げているというよりは、基本的には第一次大戦以降の国際政治動向を最新の研究動向を踏まえて叙述した内容。

    現代に通じる多くの教訓を「戦間期」と呼ばれる時代(二つの世界大戦の間、1920-30年代)は含んでいることを改めて実感。
    過去に学ぶ、という

    0
    2019年01月13日

    Posted by ブクログ

    著者は本書をほぼ缶詰め状態で一気に書き上げた、とあとがきに書いていますが、その通り文章にはとても勢いがあり、歴史書ながら読む者を引き込ませます。
    もっとも本書によって明らかにされる新事実などはなく、先行研究のまとめが中心ですが、現時点での最新の研究動向を知るにはちょうど良いのではないでしょうか。

    0
    2016年03月05日

    Posted by ブクログ

    日露戦争から太平洋戦争までの通史が書かれている。太平洋戦争の開戦過程を日露戦争から記述するのは希少であると思う。
    また、この本が優れているのは、国際関係と国内のアクターいずれも分析対象に入っていること。日本政治外交史の立場だけではないのは、太平洋戦争の開戦過程を探る上で良い点である。
    逆に不満な点は

    0
    2016年02月02日

戦後史の解放I 歴史認識とは何か―日露戦争からアジア太平洋戦争まで― の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮選書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

細谷雄一 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す