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Posted by ブクログ 2016年08月29日
[unknownからUN knownへ]ときに期待をもって、ときに失望をもって語られる国際連合。次席大使として、アカデミックの分野から国連における実務の分野に飛び込んだ著者が目にしたものとは、そして日本が国連でなすべきこととは......。実体験を踏まえて書かれた国連の入門書です。著者は、日本政治史...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月11日
国連次席大使を務めた北岡伸一氏の、国連に関する著作。
もっともinternationalで一番のマルチ外交の場である国際連合における、「政治力学」を描き出してある本である。日々の安保理における活動や、安保理改革運動についての記述は実に興味深い。
中国に対する北岡先生流の反論、北朝鮮問題に対するア...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月23日
保守派政治学者北岡伸一が国連大使として外交実務に携わった際の記録。想像以上に生々しい現場が垣間見えて、自分の中の国連のイメージがガラッと変わった。
Ⅰ国連システム
米国よりも途上国の方が強いのではと思える程に平等主義が徹底されているようだ。日本の分担金負担も重く、それに見合うだけの発言力の必要性を感...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月05日
政治学者である著者が実際に国連で外交官として勤務していた経験を綴った1冊。
2007年刊行の本なので少し古いが、実際の現場の様子がわかりやすく書かれていて、読んでいて楽しかった。
この本を読んで実際の様子と日本のメディアが報道している内容は随分と違うのだな…と感じた。
日本のメディアは優秀な人材を...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月12日
国連に次席代表として席を2年半置いた著者が
国連の簡単な仕組みから、各国と渡り合う日々、
安保理の現場を臨場感を持って伝える一冊。
さすがに現場経験者だけあって話に説得力があり、
国連を少し身近に感じられた。
やや日本の力を過評価しているのではないかという面もあったが、
国連に働きかけ、国連の行動に...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月30日
[ 内容 ]
国家を超える結束の場として構想された国連が誕生して六十年。
冷戦とその後の激動を経て、その地位と役割は大きく変動した。
国際社会でアメリカ中心のシステムが機能するなか、国連は世界の平和と安全の維持という最大の目的を果たしうるのか。
また、一九二の「対等」な加盟国をもつ組織の意思決定はど...続きを読む
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