櫛木理宇の作品一覧
「櫛木理宇」の「殺人依存症」「読楽」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「櫛木理宇」の「殺人依存症」「読楽」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
2012年『ホーンテッド・キャンパス』でデビュー。同作は第19回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。また、同年『赤と白』で第25回小説すばる新人賞を受賞している。『ホーンテッド・キャンパス』シリーズ、『赤と白』、『寄居虫女』などの作品を手がける。
Posted by ブクログ
全体的に暗い話。そのため、主人公たちの青春のような日常が輝く。
本書の中で描かれる『イジメ』はもはや犯罪といっても過言ではないほどの行いだ。しかし、未成年というだけで減刑され、模範的にすればさらに短い期間で罪への清算が終わってしまう。加害者と被害者間におけるダメージ量の乖離は開くばかりだ。
そんな加害者たちにしっぺ返しを食らわせるのがカイとフミキである。二人の言動は、『どんな生命の大切である』の曖昧さを浮き彫りにする。自殺はいけないと説きながら、イジメの加害者を野放しにしている。解説にある「安っぽい道徳観」が世間では浸透しているのだ。
最後の一文は読者にその後の展開を予想させる。フミキは
Posted by ブクログ
今まで何作も櫛木理宇の小説読んできましたが、これは3本の指に入る作品です。好きです。虐げられ、理不尽に踏みにじられた挙句ねじ曲がった方向に覚醒し、大成するというか世の中に復讐するというか、そういうたくましいヒロイン像ってのが、よく出てくるんですが、本作のヒロイン(名前忘れた)もその一典型。でも、その親友目線での物語で、シスターフッドなんですよ。胸熱なんですよ。
でね、このヒロインの虐げられっぷりが、にこの年代ではあながちフィクションでは済まないっていうか。一歩間違えたらにこ自身もこういう目にあってたよ、みたいなリアリティがあってですね、とても他人事と思えない。だもんで、最後はヒロインを応援する