ジェフリー・ディーヴァーの作品一覧
「ジェフリー・ディーヴァー」の「スパイダー・ゲーム」「リンカーン・ライム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「ジェフリー・ディーヴァー」の「スパイダー・ゲーム」「リンカーン・ライム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
フォーダム大学卒。1988年『VooDoo』でデビュー。『ボーン・コレクター』でネロ・ウルフ賞受賞、映画化もされた。『 獣たちの庭園』でイアン・フレミング・スチール・ダガー賞受賞。その他作品に『静寂の叫び』、『ウォッチメイカー』などがある。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
Posted by ブクログ
読書備忘録1019号。
★★★★★。
サバイバリストで懸賞金ハンター、コルター・ショーシリーズ第4弾。
今回面白いのは、いつも人を探す立場のコルターが、探される立場でもあるという点。
もちろんディーヴァーですから、帯にあるように一筋縄ではいかないストーリー展開!どんでん返しの連続技!
面白くないはずがない!
物語の出だし。とある廃墟の倉庫で如何わしい取引がされている。
取引物はSITとやら。なんじゃいこれ。
携帯型原子炉SMRとかいうものがある。持ち運び可能?ということは悪意をもってウランを取り出して軍事利用することが可能!それを防ぐために取り出そうとしたらウランを無害な化学物質に変質させてしまう、いわばセキュリティデバイスがSITのようです。
しょーもない社員が、自分のギャンブル借金を返済する為に第三国に売ってやろうとしていた。
これを阻止してくれと請け負ったのがコルター。
発注元はSMR・SITの開発を担うエネルギー会社、ハーモン・エナジーの社長。
まあ、これは普通に取引をぶっ壊した。序盤ですから。
一方別の物語。
元妻への傷害罪で服役していた元警官ジョン・メリットが3年の刑期を1年に短縮して出所。
元夫が出所したら殺される!と思った元妻アリソン・パーカーと娘のハンナ・メリットは姿をくらます!
そして、ここがポイント。
アリソンはハーモン・エナジーの超エリート技術者!
ハーモン・エナジーの特許はほぼアリソン。SITもアリソンが開発!
アリソンにもしものことがあったらやばいハーモンエナジーの社長はコルターにアリソンと娘を探して守ってくれ!と依頼する。
そして冒頭の追いつ追われつの行き詰る冒険活劇が始まる!
アリソンを探すコルター!
アリソンを探す元夫のジョン!この恨み!殺してやる・・・!の他に何か元妻が秘密を握っている?
元夫から雇われたと思われる2人組の殺し屋モールとデズモンド(伊坂さんの殺し屋シリーズみたい)!はアリソンを追いながら更にコルターも追う!
いや~。
コルターはいつも通りです!
親父さんに教え込まれたサバイバル術と、探すため、見つからないため、の選択肢をどこまでもロジカルに絞りこんでサバイバルしていく。そして、ジョンと殺し屋もコルターに負けず劣らずとんでもなく優秀。これやばいヤツ!
加えて、味方だと思っていたアイツが実は!こいつが実は!というどんでん返し!
そしてすべてのスパゲッティは解されて伏線回収したたどり着いた先には、そうだったのか!と涙(は出ないけど)!
今回、ハーモン・エナジーの警備を担当しているソーニャ・ニルソンとか言う軍隊上がりの女子と良い感じになったので次回作での更なる活躍を期待せずにはいられないですわ。
作者もライムシリーズよりこっちに軸足が移っているような気がするぅ!
Posted by ブクログ
これは、想像の上を行く展開でした。
ライムが追うウォッチメイカーの事件と、サックスが追う腐敗警官の事件。
この二つが交差することは予想できましたが、思った以上に正面から交じり合っていました。
ウォッチメイカーとその相棒。
最初から、完璧主義の犯罪者が相棒には選ばないような人だったので、そのうち分裂するだろうとは思ったものの、その破局は早めに訪れ、早々にウォッチメイカーの正体は割れ…と思ったら、あんな展開になり…。
確かにいつもの展開から考えると、ああなってこうなるよね、と思ったら、ああなってこうなった後さらにそうなるわけですか!
でも、それはまだ本命というわけではなく。
北欧のミステリなら一生抱えていきそうなサックスの心の痛手も、アメリカの人気ミステリだからきっとこの作中に解決するんだろうなあとか、思った以上にメタ読みしてしまいました。
肝心のウォッチメイカーは、シリーズ屈指の悪党ではありますが、悪を行うのが好きというよりも、人の意表をついて整然とことを行うのが好きで、たまたま悪に対する嫌悪感の持ち合わせがないだけ、という気がしました。
要するに、退屈を嫌うライムの対極にいるもう一人のライム、というような。
結局逮捕に至らなかったわけで、この先またライムとかかわることがあるということなんでしょうか。
Posted by ブクログ
読書備忘録1015号。
★★★★★。
そりゃ5つですよ。
だって、ウォッチメイカーですよ。
だって、シリーズ16作目ですよ。
ニューヨークの高層ビル建設現場でクレーンが倒れる。
政治団体から犯行声明が出る。
上級市民だけが嬉しい高層ビルの建設は即時停止し、パンピー向けの公営住宅を手厚くしろと!
そしてこの要求が飲めなければ24時間後に再びクレーンを倒すという犯行予告。
建設ラッシュに沸くニューヨークでは無数のクレーンが稼働している。
次に斃されるのはどこの現場だ!
更にクレーンが次々に倒れたら!
史上最大の危機に晒された市長はライムに捜査を委ねる!
一方のライム。
宿敵ウォッチメイカーことチャールズ・ヘイルからライム殺害予告が届いており、それどころではない!
という感じでもなく割と余裕あり。
ストーリーはクレーン倒壊現場からの微細証拠の分析から、犯行手段、次のターゲットを見つけるライムチームの捜査が柱となるが、今作は多元・多層構造が激しく、一見無関係と思われる小さい捜査、事件を刮目しながらしっかりと読む!
そうすると、インフラ資料盗難事件、爆弾屋タール殺害事件、ニューヨーク市警アンディ・ギリガン殺害事件、ホームレスの男、政治家の討論会などなどが繋がってくる!
作者渾身の作品になっていると感じましたわ。
そして忘れてはならないちょっと抜けてるロン・プラスキーの活躍!
今回も追い込まれましたが、ライムの正式な後継者に指名されたのでこのシリーズもそろそろ終焉かなと感じましたわ。
忘れてはならないのはシモーン。
そこには愛があったね。確かに愛が。
そして居るよね。そこに。まだ居るよね。
次作あるね。
疲れたのでいつも以上に手抜きな備忘録でした。
4作レンちゃん備忘録の最後にして失敗した。