光文社の検索結果

  • 妖霧の舌
    3.0
    連日の異常気象、多発する少女誘拐未遂事件……と、不穏な空気が漂う東京都世田谷区。ある日、パソコン売場のモニターに「悪魔の警告!!」から始まる予告文めいた怪文書が現われた。翌日、若き天才囲碁棋士・牧場智久の対局相手・桃井四段が失踪。さらに、「十二歳」の少女たちが次々と殺されて!? 牧場智久&武藤類子コンビの推理やいかに。驚愕の本格推理!
  • 江戸川乱歩の大推理
    -
    江戸川乱歩はなぜ、幻の作家の小説『仮面の恋』を封印したのか? 真相を探る作家志望の青年を、由布院温泉に訪れた編集者・服部健太郎。しかし青年は何者かに襲われ意識不明。謎の美少女が現われて、小説も紛失した。――昭和初期に起きたある殺人と、探偵乱歩の名推理。隠された暗号、男装の麗人……健太郎と妻の知香が謎を解く。耽美の世界が現代に甦った!
  • ミステリーに恋をして~私と京都と推理小説~
    5.0
    山村美紗の華麗で緻密なミステリー世界は、どのようにして創り出されるのか? 『やっぱりナマの自分をさらすのは、恥ずかしいという気持ちもありました……でも、読み返してみると、なつかしく、うれしく思いました』。作家生活20年の時の著者が、初めて世に送り出したエッセイ集。トリックづくりの秘密から、時代風俗を鋭く推理する文章まで、ファン必読のとっておきの話。
  • 新宿番外地~58便、応答せよ~
    -
    マニラ発成田行き、極東航空58便の機中から消えた乗客が、翌朝相模湖で水死体となって発見された。身元は、暴力団・水島組の幹部で、“じゃぱゆきさん”の手配師として暗躍していた男と判明。極東航空のパイロットで、新宿にシマを持つ酒巻組の三代目組長でもある酒巻繁樹は、事件の裏に隠された真相を追った。──知的暴力団としての日本版マフィアを描く!
  • 海賊商人
    3.0
    戦乱の日本を逃れ、海賊となった弥平太(後の呂宋助左衛門(るそんすけざえもん))は広大な南の海へ。荒れ狂う怒濤(どとう)と戦い、異国の海賊を退けて、命を的(まと)の荒稼ぎ! 太閤秀吉の権力にも屈せず、己れの意地を貫き通し、巨万の富を得た海の男の物語!
  • 婆娑羅大名
    3.0
    下剋上(げこくじょう)の世の中に、人目をも憚(はばか)らず、思いのままの奢侈(しゃし)にふけり、数寄(すき)風流に命を賭けた京極道誉(きょうごくどうよ)。後醍醐(ごだいご)帝と足利尊氏の宿命的な対決を背景に、荒々しく血なまぐさい南北朝時代を描いた歴史小説の傑作。
  • 女たちの私生活(シークレット・ライフ)~アフター5・レポート~
    -
    「カン違いばかりの男性諸氏に、OLのホントのエッチを教えてさしあげたい」そんな気持ちで結成された『性を語るOLの会』。現構成員五百人のOLたちがあっけらかんと打ち明けるエッチな話は、男たちの想像を遥かに越えているのです。給湯室で、会議室で、更衣室で、オフィスにはHが溢れている! 読めば、あなたも気持ちよ~くなれる!?
  • 青木賞の取り方
    -
    「大衆文芸勉強会」は、毎月一回講師を招いて二十人前後の会員が集まる地味なグループである。今回のテーマは、「青木賞の取り方」。会場に集まったのは百二十名と普段の例会とは比べ物にならないほど出足がよかった。ところが演台に上がったのは、何と通称スミショウこと無冠の帝王澄川正太郎だった! 直木賞作家が、おもしろおかしくも文学賞の実態に鋭く迫る!
  • 肉の壁
    -
    敗戦後、基地のボーイ竜也は進駐軍婦人将校ジェーンに性の下僕として弄ばれる。彼女の要求で白い裸身に鞭を打つ達也は、強烈な快感でしびれた。だが通訳の伯父が物資横流しに絡み謀殺されると竜也も解雇に。以後、飢餓生活を経て再びジェーンの飼育に頼るが、今度は伯父の復讐を図って生きる。宇能文学を方向づけた初期の名作。
  • 殺人指令
    -
    NASA(米航空宇宙局)の要人、ビルツ博士が他殺死体となって、ニューヨークのハドソン川に浮かんでいた。特別捜査官(スペシャル・エージェント)・響(ひびき)三郎は20日間の休暇で日本に帰る途中、この事件に遭遇。複雑な国際情勢の空隙(くうげき)から思いがけない犯人を探り出す。(「北からの殺人指令」)。ほかに世界を駆ける響三郎の胸がすく大活劇を連作で7編収録。
  • 親は子のために死ぬべし~老いを見つめて~
    -
    人は必ず老いを迎える。年をとり、体が衰え、呆け、そして死ぬ。だが、果たして、そのことを悲観する必要があるのだろうか? ――子として親の老いと死を経験し、自らも子を持つ親として老年に達した著者が考える“生き方と死に方”。上手な年のとり方とは? やがて来る死への心構えとは? 人生の終章を見つめ直す名エッセイ。
  • 午前八時の男たち~トップが語る/強い企業の秘密~
    -
    京セラ・稲盛和夫、日本電気・関本忠弘、富士ゼロックス・小林陽太郎、ソニー・盛田昭夫、西武・堤義明、ダイエー・中内功……。作家・城山三郎が日本の優良企業11社のトップと対談。困難な時代に急成長する「強い企業」の秘密を引き出す。新しい企業を創り出す人間像、社員像とは……!? エリートビジネスマン必読の書。
  • 人間田中角栄~発想・決断・人間関係術を盗む~
    3.0
    指導者とは常に強くなければならない。そのうえ、やさしさといたわりの気持ちもほしい。田中角栄は、天才と謳(うた)われ、梟雄(きょうゆう)と言われながらも、長く政界の頂上に君臨(くんりん)した。条件を備えていたからだ。が、自ら引退を決めた。角栄ウオッチャーNo.1筆者が、発掘エピソードと関係者の証言で明かす人間・田中角栄の真髄!
  • 野獣葬列
    -
    鉄人・五條友彦に政府筋から秘令が下る。「遺伝子学の権威、折原博士が、兇悪集団『さそり』に攫(さら)われた。早急に救出せよ」と。『さそり』の背後には『北のバラ(セベルナヤローザ)』というソ連の黒い組織がある。もし手遅れの場合、博士の研究が盗用され、狂暴人間が横行するはずだ。五條は、死線を越えながら、ソ連に拉致された博士を探し求めるが……。
  • 故人の縊死により
    4.0
    元スター女優・二条ゆり子が首吊り自殺した。死亡広告を見た検視官・江夏冬子は、その死に疑問を抱く。以前、ゆり子は役作りのために冬子を訪れたことがあった。冬子には、花が好きだと言った彼女の、華やかな印象が残っていたのだ。(「故人の縊死により」)検視官・江夏冬子が紡ぎ出す推理絵巻! ミステリーの女王が贈る傑作推理小説。
  • 神戸殺人レクイエム
    4.0
    おなじみの女流名探偵・キャサリンは、阪神大震災の直後に、恋人・浜口とともに神戸を訪れ、救援ボランティアとして活動していた。精力的に動く彼女は、瓦礫の下から発見された背広姿の死体に不審を抱く。大阪に勤めるこの男が、なぜ神戸に? しかも首には絞殺の跡が! 容疑者が何人か浮かんだが、最も疑わしい人物が殺されてしまった。驚くべき事件の真相!
  • 坂本龍馬殺人事件
    5.0
    坂本龍馬の命日十一月十五日、その墓前で切腹事件が起きた! 京都霊山護国神社の境内で、龍馬研究会の会員・坂本竜が割腹死したのだ。竜には生前、龍馬と同じく複雑な女性関係が……。数日後、同会の桂秋子も毒物死。さらに、龍馬の隠れ家「寺田屋」で第三の惨劇が! 名探偵キャサリンが、龍馬暗殺の謎と、彼を取りまく女性群像を追いつつ、意表をつく真犯人に迫る!
  • 京都茶道家元殺人事件
    -
    女優、弟子、人妻と乱脈な女性関係を持つ茶道家元・二条院良孝に、突然の悲報があいついだ。次女秋子、つづいて妻の涼子が毒殺されたのだ。犯人の狙いは愛欲の精算か、巨額の金を操る宗家の乗っ取りか? さらに度胆をぬく大胆な第三の密室殺人事件! しかも容疑者すべてにアリバイが成立した。本格長編推理の会心作!
  • 女たちの私生活(シークレット・ライフ)2~OLの性~
    -
    恋愛もエッチもひとりじゃできません。私たち女のコが、その最中に何を思い、どう感じてるのか、男性諸氏にもぜひ知っていただいて、できますれば今後ひとりよがりな行為を慎む指標にしていただければと、恥を忍んで言いたい放題しているというわけです。(「まえがき」より)二十代現役OLたちの生の声を満載! 女たちのシークレット・ライフが赤裸々に。待望の第2集!
  • ずぼら
    3.0
    あと半年で三十歳──。 秒読み開始になってから、女の三十がたいへんな区切りだと気づいた私。泊まりがけの尾道(おのみち)旅行で「大事な話」を切りだそうと思ってるのに、塩田(しおた)の奴、なんで、のべつ幕なしに酒飲むのっ!? ま、すこうし酔った塩田、好きだけど……(表題作)。 因縁、奇縁、くされ縁。女心と男心は、すれちがうからおもしろい。六つの不思議な物語。
  • 不作法のすすめ
    -
    紳士としての最低で最大の条件は。著者自身の酒場におけるポーズの変遷。品とは。ダンディズムとは。金の使い方。痴語のすすめ。「吉原大学」……。文壇きっての紳士が、アソビを通して人生のヨロコビと苦さを軽妙洒脱に語る。現代の若者たちに贈る「人間らしい人間」への指南の書。
  • 闇のなかの祝祭
    -
    奈々子と妻・草子。二人の女の間をボールのように舞う男──。モデル問題で騒がれた表題作のほか、同じ人物構成による、男にとっての女を描いた好短編「風呂焚く男」「青い花」「家屋について」の3話を収録。離婚時代(!?)の今こそ問う、男にとっての女とは……。吉行ファン必読の一冊!
  • 快楽の秘薬~ストレス解消のために~
    -
    「赤い玉がポンと出る」というギャグを、ときどきテレビなどで聞く。大昔からある笑いばなし、と思っている方が多いようだが、これは以前に私がつくったものである。「モモヒザ三年シリ八年」という諺も、私がつくった。ま、その種の笑いばなしをここに集めたわけで、ストレス解消にいくらかでも役立てばさいわいである。(著者のことば)
  • カレンダー
    -
    たしかに、夜の数だけ、ワインの数だけ、日だまりのまどろみや、何気なく言ってしまう嘘の数だけ、人は恋をしてもいいはず──。六月、夏を待ちきれない孤独なあなたのこころが、もうひとりの似たようなこころを求めてさまよう。六月、たぶんこれはあなたか、あなたのまわりの誰かが、一瞬まよいこむ、本当の恋の物語。
  • 夜の目撃者
    -
    白い粉が散乱する路上で発見された女性の絞殺死体。が、被害者・和田マチ子の靴底には、粉はついていなかった。意外な犯人像……(「夜の目撃者」)。夫殺しを疑われた未亡人大石糸子は、さらに……。被害者が遺した21の歌枕には、犯人の名が!? (「優雅な告発」)現代の不安や恐怖、残酷さを抒情(じょじょう)豊かな文体で捉えた、珠玉(しゅぎょく)のミステリー傑作集。
  • 沖ノ鳥島は燃えているか~199X年日本領土防衛作戦~
    -
    沖ノ鳥島は、太平洋上に浮かぶ胡麻粒のような二つの点であるが、日本にとっては、その経済的価値ははかりしれない。「一億ドル支払わなければ、島を核地雷で吹き飛ばす」との世界解放戦線(WLF)と名乗る一味の脅迫に、首相邸は動揺……。元海上自衛隊の盾隼人(たてはやと)は旧部下たちを集め、反撃を開始した! 激変する世界の政治経済の中で、明日起こるかもしれない日本の危機!
  • 横浜・長崎殺人ライン
    -
    横浜の見える丘公園で、エリート社員・久保木が絞殺された。県警の薬師寺は、久保木のライバルを着目するが、彼には第三者によるアリバイが。数日後、長崎での久保木の葬儀前夜、第二の殺人が起きた。苦悩する薬師寺は、妹の友人・美緒とその恋人・壮に相談、新たな視点から事件に取り組むが、そこにも時間の壁が立ちはだかっていた! アリバイ崩しの本格推理!
  • 盗みは愉し
    -
    窃盗事件を扱う赤かぶ検事。被告人は、盗むこと自体が生き甲斐のコソ泥だった。――一方、赤かぶの近隣の住人は、小倉という家のセパード犬の吠え声に悩まされていた。そのうるささたるや、告発事件に発展するほどだ。ところが、セパードが何者かに毒殺された! 窃盗事件と犬の変死に関連が?(表題作) 法廷ミステリーの本流を行く、傑作集。
  • 伊賀・甲賀 忍者の里殺人事件
    -
    京都・北山で痛ましい惨劇が起きた! 舞妓が、全裸で絞殺されたのだ。紫のコメ粒を並べた奇妙な記号を遺して……。容疑者は従兄弟の針谷賢二。だが、彼までが何者かに惨殺される。甲賀出身の彼女らが、なぜ? 頭を悩ます赤かぶ検事は、舞妓の遺した記号が、忍者の暗号ではないかと睨んだが……? ――現代の連続殺人と戦国時代の謎! 著者会心の力作。
  • 黒いドラゴン
    3.0
    国家が、破滅活動を実力で阻止するための組織を持つことは、国際常識である。日本のCIAと呼ばれるJSA。そのダブルゼロ課は、殺しのライセンスを持つアンチテロリスト要員5人から成る。メンバーの一人、草薙丈二に正体不明の中国女性から接触があった。それは典型的な女性情報員の手口によるものだ。中国の首相来日を前に、5人は臨戦態勢に入った……。
  • ハラハラ刑事 一発逆転
    -
    内閣総理大臣に脅迫状が届いた。犯人は都内にしかけた核爆弾の解除と引き換えに、三億円を要求、実際にミニ原爆を爆破してみせた。極秘調査は難航。ところが、放射能に冒された犯人は、計画を三人組に引き継ぎダウン。偶然、それをキャッチした少年が坂下署にかけ込んだが、残っていたのは、ハラハラ刑事コンビ・柴田と高見だった。爽快ユーモア・サスペンス!
  • 魔性の報酬
    -
    新婚家庭に何者かが侵入し、息子を惨殺、美貌の妻は拉致された。東京地検のエリート検事川畑鋭介は、復讐を決意、職を捨てて敵を追うが……。立ちはだかる謎の組織。鋭介は一味の中国人女性・林青蘭を捕らえ、自白させるために犯す――。日米韓の先端技術を盗み、他国へ売る秘密組織、それを阻止する財界の熾烈な戦い。鋭介が地獄から得た報酬は……!?
  • 伊豆の踊り子殺人事件
    -
    伊豆湯ヶ島温泉で評判の美人女将が、奇妙な死に方をした。自らが経営するホテルの部屋から、水の抜かれたプールへのダイビングだった。検死の結果、血液から睡眠剤を検出。故人をよく知る芸者も、弔問先のそのホテルで青酸中毒と見られる変死を遂げた。そして、地元のベテラン看護婦も謎の死を……!? 恐怖の坩堝と化す山間の湯の町を、推理界の重鎮が解明する!
  • 染色体
    -
    友人の死……、そして、最愛の者の死――生きていることと死ぬこと、そこに一体どれだけの違いがあるのだろうか。冷徹な目で事象を見つめ、その本質を見極めるグラフィックデザイナーの第一人者が、生者不可避の「死」をテーマに捉(とら)え、読者にいやが応でも個々の結論を迫る、人間触発の凄(すさ)まじい力書。
  • 土を噛む女
    -
    整骨治療院の院長の姿が突然消えた。隣に住む主婦の雅代は、夫から「余計な詮索はするな」と注意されるが、好奇心は、抑えられない。監視中、近所の食品店の奥さんが、夜中、治療院に土を運び込んでいるのを知って……。(「土を噛む女」) 綿密な取材のもとに、「事件の男」の陰にいた女の冷静な視線と、「事件の女」の深い業、哀しい性を鋭く描く6編。
  • グロテスクな夜景
    5.0
    「宅配幽霊」「わたくし雨」「会社消失」「円盤銀座」「鏡よ鏡」……と、ふしぎな国の幻燈館に入ったように鮮やかなショート・ショートが52点。あなたの眼を奪い、いつの間にか恐怖の世界へ誘い込む。題して『五十二枚の幻燈たね板』。ほかの5編の恐怖短編小説を加えて面白さを倍増した。都筑道夫ファンには手放せない秀作怪談集。
  • 迷犬ルパンの東京暗殺マニュアル
    3.0
    ヨーロッパきっての小国リヒアルト公国から、コリンヌ王女が東京の休日を過ごしにやってきた。もしものことがあったら、国際問題になりかねない。ボディガードとして白羽の矢が立ったのが朝日刑事、もちろん、迷犬ルパンも一緒だ。――王女の愛犬の誘拐事件、密室殺人事件など事件続発。そのうえ姿を見せない殺し屋の影がいつもつきまとって……。
  • 玄白歌麿捕物帳
    -
    時は天明(てんめい)、町人文化の爛熟(らんじゅく)期。この太平の世に背を向けて生きる者たちがいた。柳橋の船宿(ふなやど)の一室「風流洞」に集う、蘭法医の杉田玄白、浮世絵師・喜多川歌麿、武芸の修行にいそしむ美剣士・平山行蔵、そして美貌の女将・お艶(えん)である。……凶悪な強盗団、追剥ぎ事件、不審な事故死、次々と襲いかかる怪事件に、ぴったり意気の合った彼ら4人が立ち向かう。痛快時代推理小説。
  • 夢と承知で(上)~鼠小僧と遠山金四郎~
    -
    将軍徳川家に恨みをもつ盗賊・葵小僧と元池田、鍋島、尾張家の浪人たちは、十一代家斉(いえなり)の暗殺を企んでいた。探索の密命を受けた若き日の遠山金四郎は、怪盗・鼠小僧次郎吉を相棒に選んだ。ニヒルな次郎吉に、天下一の男になれる生き甲斐のある仕事を。しかし懸命の追跡もむなしく、葵小僧はこれみよがしの残忍凶暴な犯罪をくり返した。傑作時代推理小説。
  • 別動捜査官
    -
    東京・町田市郊外の駐在所から、勤務中の警官が失踪した。その駐在所の受持ち区域内を徹底的に捜査すると、近所の池から若い女性の死体が発見された。死体の身元は、新宿の暴力団・山岡一家の女親分と判明。また同じ新宿内で、山岡一家の息のかかった店の、No・1ホステスが惨殺された。失踪した警官との関連は……?――実際の事件をヒントに巨匠の筆が冴える!
  • 熱海サンビーチ殺人事件
    -
    全国紙の元熱海支局長、北原は「週刊熱海」を創刊した。名探偵ホームズのベーカー街イレギュラーズもどきに、熱海の客引き、渡り芸者らをネタ元に揃えた。夏真っ盛りの昼下がり、そのうちの一人が、北原のところに飛び込んできた。海水浴客でごった返す“熱海サンビーチ”に有名美人女優の半裸死体を乗せた和船が漂着した……!?
  • 極秘ハイテク指令
    -
    日本のコンピュータ技術を、国際的産業スパイが狙っている。大手電機メーカーで起きた機密書類の盗難事件。警視庁外事課は、共産圏への非合法な先端技術流出を疑い、社員二人に疑惑の目を向けた。ヨーロッパでの行動が不審だった満田(まんだ)と、ベンチャー企業への転職を決意した藤野。しかし満田は殺された。罠に落ちた藤野は、身の危険にさらされながら真相を追った。(『極秘ICモスクワ指令』改題)
  • 最後の七日間
    -
    あと一週間で、輝かしきはずの二十一世紀。しかし世界は、経済恐慌や、コンピュータによる管理社会、そして核戦争の予感で荒(すさ)みきっていた。──明石刑事は、売春婦射殺事件を追って、殺人とテロ、難民やエイズ患者であふれた冬の東京をさまよい歩いた。闇に蠢(うごめ)く麻薬密輸組織! 迫真の筆致で描く近未来サスペンス力作!
  • 北海の亡命者
    -
    KGB内に隠然たる力をもつ副議長ターネフ将軍は、議長チェブリコフとの派閥争いに敗れハバロフスクへ左遷された。しかし、ターネフはその機会を待っていた。──KGBの大物の亡命をめぐる米ソの熾烈な諜報戦と、局地戦争の危機を描く、サスペンス・アクション小説の力作! 日本人CIAエージェントがカギを握る!?
  • 証拠写真が三十四枚
    -
    ここに展示された三十四枚の証拠写真は、いずれも重大事件のもので、一冊の本として、公開されるのは、今回がはじめてである。恐怖にみちた狂気の事件、しみじみとした市井の事件、笑いにみちたわが家の事件、みんなが知らない未来の事件、短編の名手ツヅキが撮ったショッキング・フォトを、あなたは見ずにいられるか。
  • 女の誇り、妻の意地
    -
    「たくらみはそもそも、肉体と心をばらばらに切り売りできると考えたところに始まっていた。私は肉体を男に売って、女の精神の自由を確保したいとねがった」そうして、「私」は結婚したが……。自分の生き方を貫き生活力に欠ける夫。厳しい舅(しゅうと)と病気の子ども。家庭の内と外、女、妻、母としての奮闘を鮮やかに描く自伝的小説。(『犬と猫のはなし』改題)
  • 暴虐の夜
    -
    月光の下、凌辱が始まった。女を狩り、犯し、虐待することを無上の快楽とする男、水内。今回の犠牲は美貌の女、香名子。屈辱と恐怖のただなかで、香名子の胸に復讐の決意が燃えあがった! だが、香名子の襲撃を受けた水内は、恐るべき報復を用意する。人間の性と恐怖と暴力を、女性ならではの感覚で描きつくした瞠目の新境地!
  • 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)殺人風土記
    3.0
    出雲。巨大な石亀が夜、這い出して池で泳いだ。小泉八雲の『知られぬ日本の面影』に書かれていたとおりに。旧家・木崎家の利重老人が死んだのもこのときだった。……服部健太郎は学生時代の女友達に頼まれて、ここ松江に来た。彼女の不倫の恋人に、殺人容疑がかけられているというのだ。茫洋とした普通の男健太郎。しかし彼は、なぜかたいへんな名探偵なのである!?
  • 江戸妖花帖
    -
    泥棒稼業の留吉が、ひょんなことから仲間に入れた奇妙な男、餌差しの辰。盗みは素人のはずの辰だったが、生まれついての盗っ人かと思われるほどの壺にはまった仕事っぷり。これを見た留吉は、岡っ引の家に押し込むという大仕事を企てるが……!? 七編の収録作それぞれの趣向と味わい。推理小説の楽しみを時代風物を背景に盛り込んで描いた興味津々の傑作時代小説集!
  • アイウエオ殺人事件
    -
    東京・青山にある東洋商事の別館では、様々なオカルト現象に社員たちが頭を抱えていた。一方、経理課では苗字の最初の音がアからエまでの四人のOLがいたが、その阿妻と入間の二人が屋上から墜落死した。続いて宇田が殺され、あいうえお連続殺人の様相が……。仕組まれた罠か? ビルにまつわる超常現象か? 推理ホラー傑作。(『「阿い宇え於」殺人事件』改題)
  • 塩原殺人行
    3.0
    塩原温泉の岩風呂で、不倫旅行中の男が殺された! そして、故意か、偶然か、同行の女の夫も、同じ塩原に静養に来ていた。捜査の眼は、必然的に夫に向けられる。先妻の娘・さなえは、父の無実を信じ、B・Fと共に奔走するが……。巧妙なトリックを崩せるか!? 同時に、著者の出世作として知られる『大東京午前二時』も収録。
  • 妖獣の村
    -
    北アルプス山中に忽然と姿を消した女子学生。その姉・古関志保と私立探偵・村雨は、妖気漂う笹生村へ向かった。そこで彼らを待ち受けていたのは……。奇祭に支配され、狂った性に憑かれた笹生村の秘密とは? 消えた妹は!? 生け贄伝説を巧みに織りまぜながら描く、著者渾身のレイプ・アクション小説の会心作!
  • 女の時間
    -
    サラリーマン生活に見切りをつけて、学習塾の塾長におさまった可児雄一(かにゆういち)。若くてハンサムな彼を、欲求不満ぎみの母親族が放っておくわけがない。進学相談にことよせて、あの手この手の誘惑合戦。教室ならぬベッドの上で、手とり足とり性教育。……その色模様は少々脱線ぎみ。センセイと女たちの〃授業〃を軽快に描いた、エロチック・ユーモア小説の快作。
  • 柩(ひつぎ)の中の殺意
    -
    深見安芸子の夫は、誠実がモットーで、葬儀社に勤めている。大物代議士の葬儀の責任者になった夫に、好奇心旺盛な安芸子は手伝いを買って出た。ところが、柩から代議士の遺体が消え、代わりに男の子の遺体が……。警察は、夫に疑惑の目を向け、突然逮捕。安芸子は、夫を救うために、真相究明に立ち上がった! 事件を追い続ける著者の新境地を拓く一冊。
  • 沈黙の脅迫者
    -
    吉沢治男は愛人宅で、情事の最中、突然、妻の容子に踏み込まれた。弁解の余地のない吉沢は、一旦は、妻とともに自宅へ引き上げることにする。二人は険悪なまま、土砂降りの雨の中を吉沢の運転するクルマで家へ向かうが、途中、男を轢き殺してしまった。この瞬間から凄まじい物語がはじまった!
  • 背中の眼
    -
    憧れの人気女優・白鳥美鈴と豪勢な結婚式をあげた、老実業家・小林吉之助。ところが、新婚旅行先のホテルで何者かに殺されてしまった! 過去に潜む不気味な翳(かげ)とは……? 女性心理の深奥を描いて、右に出る者のいない著者ならではの、珠玉の10編を精選! 名手による「女性サスペンス」傑作編。
  • 旅鴉(たびがらす)
    -
    「上州無宿の、石神の伊八郎って野郎を叩っ斬ってくれ」一宿一飯の恩義のある親分の頼みで、羽黒(はぐろ)の源太、別所の弁蔵の二人は中仙道の旅に出た。親分のひとり娘お光(みつ)が、伊八郎に手籠(てご)めにされ、連れ去られたのだという。……事件の意外な展開と、意表を衝(つ)く結末。虚無的で孤独な旅鴉たちを、綿密な時代考証と推理小説的手法で、みごとに描く傑作股旅(またたび)小説集。(『血しぶきに煙る信州路』改題)
  • 見られる女
    5.0
    魔が差して洋服を盗んだ女と、それを見ていた男。捕(つか)まりたくない……その一心で女は男の奴隷(どれい)になり、屈辱(くつじょく)の一年を送った。そして女が自分に出した結論は「殺すしかない……」だった。だが悪魔からの解放を願う女を待っていたものは?(表題作)。愛が生みだす悲劇を描いた笹沢作品群は、その意外な結末で、宿命に踊らされた人間の儚(はかな)さを見事に浮かび上がらせる。
  • 薄氷の沼
    3.0
    はてしない悦楽、歓喜。美人妻・大花(おおはな)麻奈加は不倫相手の野球選手・三井田(みいだ)光司との情事にのめり込んだ……。夫の公二郎にはまだ確証を握られていない。だが疑惑を抱いた夫は、妻に激しい暴力を振るった。殴られ蹴られているうちに、夫への憎しみが深まる。三井田との愛を守るために、夫を殺そう、そう決意したとき、交換殺人の計画が始まった……。
  • 悪魔の密会 (『背信の詩集』改題)
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    暴漢に犯される寸前、小田切と名のる男に救われた人妻・野崎恵美子は、やがて男の冷ややかな野性味に惹かれていった。夫を裏切り、自宅で密会を重ねるうち、はじめて知った性の歓喜。そこへ謎の人物から脅迫状が……。愛と性を貪欲なまでに求めつづけるひとりの女性の背信を、サスペンスいっぱいに描いた官能推理の傑作。(『背信の詩集』改題)
  • 悪 魔 岬
    3.0
    自殺関与、死体遺棄の罪により懲役三年執行猶予二年――不倫の恋を清算するため、三条雄介と心中をはかり、生き残った小此木美紗に科せられた罰だ。美紗に捨てられた元婚約者松平大二郎は、心中事件に疑問をもち、三条の妻八千代とともにその真相を追う。が、美紗もまた三条の命日に不審な死をとげる。意表をつくどんでん返し!
  • 謎の殺人図鑑(マニュアル)
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    横浜市に住む大地主の邸宅で、一人暮らしの未亡人が死んだ。彼女には心臓に持病があり、外傷もなく毒物反応もなかったから、単純な病死と思われた。不審な点といえば、庭で飼い猫が毒物死していたことだった。言問(こととい)警部が将棋仲間で推理作家の大前田(おおまえだ)小次郎を訪ね、この話をすると、突然、大前田の目がキラリと光った!──意表をつくトリックを駆使した傑作集。
  • 招いた女
    3.0
    ホテルの喫茶ルームで向かい合う中年の男女。「二十八日の夜は?」との女の問いに、男は「二十八日? ああ、用がある」と答えた。漠然とした『用』という言葉で片付けた点に、この二人の関係が見えた……!? 作者が街の中でふと耳にした会話。そこから想像がふくらみ一編の小説が生まれる。短編の名手ならではの好評新スタイルミステリー!
  • 籠の中の女
    -
    葉山にあるスキューバダイビングクラブのインストラクター・麻生貴彦。彼は別れ話を持ち出した恋人・真紀を愛するがゆえに、死体が絶対発見されない方法で殺害した。葉山署の桂警部は、クラブに通う複数の女たちと関係を持つ貴彦に目をつける。だが、それをあざ笑うかのように、次々と彼と関係した女たちが失踪していく。――横溝賞作家が描く、新感覚海洋サスペンス!
  • 乳房の殺し屋
    3.0
    西村香織。丸の内にある鉄鋼会社に勤める普通のOL。が、給料は同僚の女性よりもかなりいい。彼女の語学力が買われ、外国からのお客さんの接待係も任されているからだ。いつもは観劇などへの同行であったが、そのアメリカ人の場合は違った。米軍基地に連れていかれた彼女は、銃を撃つようにいわれた。しかも全裸で……!?
  • 娼婦の部屋
    -
    安息を求め、一人の娼婦の許へ通う男が、やがて彼女の存在自体に彼の平衡を狂わせられていく「娼婦の部屋」、スーツケースいっぱいに奇妙な品物を遺して死んでいった娼婦を描く「軽い骨」、男娼の部屋に通う女学校教師を描いた「寝台の舟」、小学生が性の秘密のにおいを嗅ぐ「悪い夏」など秀作8編。性を通して、人間存在の本質や意味を探る吉行文学の真骨頂!
  • 夏が終わり、愛が始まる
    -
    吉沢紀美子、二十五歳。父の経営する動物病院の獣医看護士。両親は離婚、父との二人暮らし。山村病院の息子・柾貴とつき合い始めた紀美子の前に、病気の猫を抱えた漁師・鈴木正太郎が現れる。何事もスマートな柾貴、口下手で、無骨な正太郎。二人の間で、紀美子の心は……。鎌倉・材木座を舞台に、恋は、不器用に、遠回りしながらも深まっていく。青春恋愛小説。
  • 男の誇り
    -
    平賀相互銀行のワンマン専務工藤亀男は窮地に立たされていた。私腹を肥やす不正融資の事実を何者かが漏洩し、大蔵省の抜き打ち監査が決定したのだ。工藤に無能呼ばわりされた叩き上げの常務梓幸吉が、社の危機に際してとった行動は……? 巨大化のみを追求する企業。自己の能力を限界まで出し切る男たち。現代の戦士たちの闘いを鋭利な筆致で抉る傑作集!
  • 裏切りの報酬
    -
    権謀術数のかぎりをつくして、政財界に確固たる地位を築く大矢勇二。首相すらも失脚させてしまう彼の勢いは、とどまるところを知らない。だが、大矢に自らの地位を追われた男たちがついに、「目には目を、歯には歯を」とばかりに反撃を開始した!! さすがの大矢も、寝首をかかれてはたまらない……。どん底から頂点をめざして成り上がった男が見たものは……。
  • 凌辱の報酬
    -
    三十一歳になった大矢勇二。その誕生パーティには首相を始め、各界の要人の姿が見える。無一文に近い状態から成り上がり、一大コンツェルンを創るまでになった、大矢のカリスマ的魅力に引きつけられた人々。彼らも大矢の野望の前にひれ伏す運命にある。次なる標的は、日本の基幹産業、自動車メーカーだ。策略と暴力を駆使し、野望の道をひたすら走る男を描く!!
  • 冒涜の報酬
    -
    裸一貫から、二十代で業界第九位の建設会社を自分のモノにした大矢勇二。しかし、大矢の出世欲はとどまるところを知らない。その色欲も……いや、色欲はあくまでも出世の手段。それに溺れるのは、標的となった獲物である。政治家から銀行のトップまで、色欲のワナに嵌まったものは大矢の味方となる。男と女の欲望を踏み台にして、のし上がる男の痛快出世譚!!
  • 妖魔姫(ようまき)(1)
    3.0
    1~3巻495~550円 (税込)
    美貌の大女優・吉本小百合主演の映画ロケ地・気家で、奇怪な事件が頻発した。念法の達人・工藤明彦は、小百合のボディ・ガードを依頼されるが、ある理由から、工藤に代わり、妖女・南風ひとみが単身彼女の元へ……。迫りくる妖魔に斃れるひとみ! 幾多の妖魔を斃した愛刀「阿修羅」をも封じられ、工藤、絶体絶命のピンチ! 鬼才が贈る興奮傑作伝奇バイオレンス!
  • 迷犬ルパン、ハウステンボスを走る
    3.0
    長崎オランダ村のハウステンボス、この巨大観光地には遊園地から衣食住まで、生活のすべてがつまっている。……犯人を追って、ルパンが走る。なんと今回は朝日正義刑事が名推理を披露する。――失踪した高校二年生の富雄。彼の義理の父と愛人はいったい何におびえているのか。暗号の手紙や巧妙なトリック。ミステリアスなこの街で、ルパンは意外な謎をつきとめた。
  • 迷犬ルパンと幽霊海峡
    -
    迷犬ルパンと朝日正義刑事が下宿している川澄家には、生意気盛りの中学生・健がいる。ある日、健が電話で「決闘! 剃刀! 血まみれ!」と話すのを聞いた朝日は、二つの中学間の抗争事件をキャッチ。未然に防ごうと、両中学の修学旅行先へ急行したが……。瀬戸大橋へ行ったはずの東西中の女番長が、青函トンネルで死体で発見された!
  • 夢と承知で(下)~鼠小僧と遠山金四郎~
    -
    江戸へ出没した残忍なやり口で商家を襲う葵小僧。対抗策に窮した金四郎は、かねて面識のある千葉周作、間宮林蔵、安藤広重、柳亭種彦、渡辺崋山、高島秋帆、大塩平八郎、大原幽学ら八名を集め、将軍暗殺を阻止する策を練った。しかし中の一人がニセ者だという疑惑が……。襲撃が予想される、将軍の増上寺参詣の日が迫る! 推理小説の手法を駆使した傑作時代小説。
  • 冥土の顔役
    -
    南郷次郎弁護士の事務所にストリッパーの朝路マリが飛び込んで来た。彼女のアパートで愛人の三木賢一が大怪我をしているという。三木は贈賄で逮捕され、保釈の身の上で、この日南郷に弁護を依頼して来た。現場に急行したが、男は息絶えており、南郷は殺人現場に閉じ込められてしまった……!? 汚職事件を扱う傑作ミステリー!
  • 熱海梅園殺人事件
    -
    梅満開の熱海梅園で、暴走族のリーダー、安田の変死体が発見された。手には電話番号が記されたメモを握っていた。そしてその翌日、同じ梅園で安田の愛人でストリッパーの亜紀が殺された。さらに、動揺する熱海市民をよそに第三の殺人が……!? 連続殺人の謎を追う「週刊熱海」の北原は、驚愕の事実を暴く!
  • 熱海・十国峠殺人事件
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    熱海のタウン誌に、ホテル十石社長・大原洋次氏の〃御会葬御礼〃の広告依頼が届いた。しかし、大原は生きている! 何者かの殺人予告か!? 果たして、大原の死体が十国峠の近くで発見された。死因はなぜか溺死。さらに、通夜の席から一人娘が消えた……!? 警察小説の第一人者が、綿密な取材で放つ傑作推理!
  • 熱海伊豆山殺人事件
    -
    新聞社の熱海支局をしていた北原は、〃週刊熱海〃を創刊した。名探偵ホームズのベーカー街イレギュラーズもどきに、客引き、観光写真屋、渡り芸者とネタ元も多彩。仲秋の名月の歌会の翌日、伊豆山子恋の森で、女性の全裸死体が発見された。顔には塩酸がかけられ身元確認は困難を窮めた……。好評湯の街ミステリー第2弾!
  • 錦ケ浦殺人事件
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    全国紙の熱海支局長・北原に本社帰還の命令が出た。「こんな人情ゆたかな温泉地を離れたくない」北原は退社して、〃週刊熱海〃を創刊する。名探偵ホームズのベーカー街レイギュラーズもどきに、客引き、観光写真屋、渡り芸者とネタ元も多彩。そこへ自殺の名所錦ヶ浦にセダンとダンプが墜落! 死の謎を追う湯の街ミステリー第1弾!
  • 特命 突破課長
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    「今夜、わたしにあの時の償(つぐな)いをさせていただけません?」。かつて自分を振った女が囁(ささや)いた……。子会社に発生したクーデターの全容解明と、辞めた経理課長の後任探しを命じられた丸の内物産危機管理課長・八雲省平(やくもしょうへい)は、魚住葉津枝(うおずみはつえ)から突然の電話を受けた。10年ぶりに逢った彼女は、失業した夫の職を探しているという……。明日への活力を約束する、痛快ロマン!
  • 消えた観光団~南海の特殊部隊~
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    特殊部隊の8人は全員一芸に秀でている。盗聴の名人、格闘技の達人、機械整備の天才、爆発物の専門家……そして指揮官は砦洋介二等陸佐である。――緊急事態が発生した! フィリピン・ツアーの日本人観光客が誘拐されたのだ。出動命令! そして犯人の要求は意外なものだった。好評『たった一人の特殊部隊』第2弾!
  • 新・科学捜査官
    -
    科学捜査研究所・西大寺勇彦警部のもとに、警視庁から急報が届いた――「新宿区の妙正寺川で発見された女性の全裸死体を見てほしい」と。現場に駆けつけると、死体にはエイズ患者特有のカポシ肉腫が見られ、抗体検査の結果は陽性だった。そして女の身元も割れないうちに、現場近くの寺から発見された男の死体にもエイズ反応が……!? 名作『科学捜査官』の新作!
  • あやつり法廷
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    京都・嵐山の「もみじ祭り」で、血染めの舞扇が大堰川(おおいがわ)に流されているのが発見された。それを拾った赤かぶ検事こと柊茂(ひいらぎしげる)の妻・春子は、証人として法廷に立つ羽目になる……。血痕には、恐るべき殺人計画の秘密が隠されていたのだ! 赤かぶ検事と美貌の弁護人・秋月沙知子が、法廷対決に火花を散らす。最後に待ち受けていた驚くべき真相とは!?
  • 蛇姫荘(へびひめそう)殺人事件
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    京都・太秦(うずまさ)の古風な洋館『蛇姫荘』に滞在していた美人女優の妻と会社経営者の夫。じつはこの二人、互いの殺人計画を立てていた(!)……。予告どおり、夫が毒殺され、妻は拳銃で撃たれて発見された! 相討ちか!? マスコミが騒然とするなか、決然と真相究明に乗り出したのは、我らが赤かぶ検事。 社会の問題点をつねに先取りしてきた和久峻三の傑作推理!
  • 京人形の館殺人事件
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    京都・壱姫神社の雛祭りは、壇上に人形ではなく男女が並ぶ「生雛祭り」だ。その生雛祭りが今年も盛大に行なわれていたが……。赤かぶ検事ら大勢の観光客が見守るなか、お雛さまに扮した人形作家・高倉香織が、槍に刺されて死亡した! 事件の鍵は、失踪した三人官女役の女性たちが握るのか? さらに、第二の事件──密室で京人形師が殺された! 衝撃の結末が用意された傑作。
  • 大文字五山 殺しの送り火~新・京都殺人案内シリーズ~
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    京都の夏の伝統行事、大文字五山の送り火──。五つの山に点火されたその時刻、離れた場所で、五人の男女が殺された! 二十万人もの目撃証言から浮かんだ土井洸洋という男。彼は、すべて自分で殺(や)ったと自供した。だが、音なし警部補こと音川音次郎の苦悩は深かった。五カ所の同時殺人は実行不可能であり、それゆえ土井を起訴できないのだ!(表題作)和久峻三ミステリーの真骨頂。
  • 断崖の女鑑識官
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    資産家の不動産会社社長夫人が撲殺された! 目撃者の証言によって、社長秘書が容疑者にあがったが、直後、彼女は不審な死を遂げる。悔悟の自殺という線で事件は一件落着するかのように見えたが、死因に疑問を抱いた鑑識官・志賀洋子は、真犯人を追って、みちのく仙台、秋保へと飛んだ……。 難事件に挑む鑑識官・洋子の事件簿。好評連作!
  • 狙われた女鑑識官
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    鑑識官・志賀洋子は、休暇をとって母親と共に秩父路へ。上司の紹介状を携え、秩父署に挨拶。久しぶりの親孝行と旅情気分を満喫する彼女の前に、奇怪な事件が発生! 秩父署の協力要請で現場へ急行した洋子は、死因に疑問を抱き、他殺説を主張。本格的に捜査が開始されたが、犯人の魔手は洋子にも……。サスペンス溢れる女鑑識官の事件簿、第4弾!
  • 危うし 女鑑識官
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    洋子は、久しぶりの休暇を郡山署に勤める旧友・石井美保と過ごすことにした。のんびりした温泉旅行の予定が、郡山市内で殺人事件が起き、美保は急遽呼び戻された。なりゆきで捜査に参加させられた洋子だが、状況から狂言であると主張。しかし、捜査が進展しないうちに、今度は洋子に魔の手が……。美人鑑識官・洋子の活躍を描く、連作書下ろし第3弾!
  • 毒殺鑑識官
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    雨の夜、クラブ勤めの若い女が自宅のマンションから墜落死した。司法解剖の結果、体内から多量のウイスキーが検出され、泥酔のための事故死と判断される。が、洋子の鋭い眼は、他殺を臭わせるポイントを次々と捉え、事件の背後に潜む男女の愛憎に迫る。そして、ついに一人の男が捜査線上に……(「雨の夜の悲劇」)
  • 女鑑識官
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    志賀洋子、27歳、鑑識官。冷静な観察眼と、女性ならではのカンで、様々な難事件を解決に導く……。人気歌手・武田博が毒殺された。スターの死に錯綜する動機。しかし、洋子の目は一本のビデオテープにとまった。(「針」より)
  • 女医彩子の初心(うぶ)な主治医
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    「あーぁッ」女医彩子の唇から嬌声がもれた。老人の患者が、いきなり彼女の胸をつかんだのだ。病名は狭心症。発作もなく経過は安定しているが、年齢を考えると油断はできない。しかし、こんなことをするほど元気なら……? 彩子は推理してみた。――医学は人間学でもある。病気だけでなく、患者の事情も知らなくてはならない。彩子は今、それを必死で勉強中だ。
  • 女医彩子は名探偵
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    女医彩子は今回、北の都、札幌に出張を命じられた。新米医師は誰でも、医局の都合で全国に飛ばされるのだ。病院があるのは、札幌でも一番の繁華街すすきの。夜ともなると、三千軒を超すお店が、いっせいにネオンの灯をともす。クラブ、飲食店、そして風俗営業の店ありで、患者の持ち込む悩みも実にさまざま。その患者たちと彩子のやりとりは、読者の心を暖める。
  • サーキットの孔雀警視
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    東京近郊に完成したサーキットの開幕レースとして、F1グランプリが開催されることになった。孔雀警視・扇野笙子(おうぎのしょうこ)は、天才レーサー、A・チナが何者かに狙われているとの情報をキャッチ、行動を開始する。サーキットのスポンサーである出版社の暗躍、そしてチナを妨害するライバル・レーサーたちの存在。チナは無事スタートできるのか!?
  • だれよりも孔雀警視
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    避暑地での休暇を楽しむ孔雀警視・扇野笙子に、いま注目の「新党やまと」のスキャンダルを捜査せよとの指令がおりた。与野党逆転に盛り上がる政界のウラで派手に繰り広げられる、カネのやり取りと、「新党やまと」を震撼させた恥部をめぐって起こる殺人。権力を武器に捜査を逃れる政治家に、孔雀警視は体当たりの活躍。オマタセ! 好評シリーズ登場。
  • 孔雀警視と秋祭り殺人事件
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    聳(そび)え立つ北アルプスの峰々に囲まれた安曇野(あずみの)で、つかの間の休暇を楽しむ孔雀警視こと扇野笙子(おうぎのしょうこ)。ところが、なぜかそこに居合わせた笙子の父の権兵衛(ごんべえ)が、何者かに拉致された。続いて発砲事件が……。これらの事件と錯綜する22年前の殺人。謎が謎を呼ぶ事件の解決に挑む笙子。穂高神社の秋祭りの夜、事件はクライマックスを迎える!
  • 毒薬精神科医を追え! 孔雀警視
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    「満たされないわ。満たされないわ」すべてに恵まれていて、思う存分自由奔放に生きている孔雀警視が、突如、結婚願望におそわれた。すかさずつけ入ったのは、何やらいわくありげな精神科医。三人の妻が死ぬたびに、多額の保険金を受け取っていた男! しっかりしろ笙子!! 虎田警視監(トラカン)の命を受け、笙子の恋人ヒロシは初秋の北海道へ飛ぶ。
  • 孔雀警視のモナコご乱行調書
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    モナコで日本人が誘拐され、身代金十億円を要求された! 急遽現地へ飛んだ鳥居快海警部は、なぜか行方不明。警視庁の威信にかけて、孔雀警視こと扇野笙子に捜査の特命が下った。機内で出会った、男性モデルとのつかの間の恋、ますます深まる事件の謎。世界一美しい海岸コート・ダジュールで快海警部をゲストに、笙子の美貌が輝き、頭も冴える!
  • 孔雀警視とヨコハマ猫屋敷
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    連続殺猫事件を捜査せよ――虎田警視監(トラカン)の密令を受けた笙子は、横浜の超資産家山東桜子未亡人の家へ。莫大な遺産を狙う、怪しげな親族たち。捜査に燃えれば身も燃える。笙子は青年弁護士と情熱に身をまかす。しかし、それを物陰から見つめる邪悪な目が……。そして事件は急展開。桜子未亡人が襲われた!

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