ハーレクイン作品一覧

  • 家政婦のかなわぬ夢
    -
    彼を愛しても、報われる日はこない。私はしがない家政婦だから。 半年前、夫を亡くしたバネッサは、横暴な義両親に幼い息子を奪われそうになり、いとこの経営するモーテルに身を寄せていた。そこでハンサムな大富豪カークと出会い、彼の強烈な魅力に抗えず唇を許してしまう。どうかしているわ。出会ったばかりの男性なのに。翌日、カークの家で家政婦として働くことを打診され、バネッサは亡夫への罪悪感に苛まれながらも息子のためを思い承諾する。「でも、条件があるわ。わたしに触れないと約束して」「きみを求めないとは約束できない」あなたが欲しいのは家政婦ではなく、ベッドを温めてくれる相手なの?■傲慢さ炸裂! 家政婦ヒロインを誘惑するのは、愛を恐れる億万長者。非情なヒーローと健気なヒロインの恋を描いて大人気、マクシーン・サリバンの作品をお楽しみください。
  • ナニーが恋した大富豪
    -
    秘密を知られたら、どうすればいいの?憧れの彼と一つ屋根の下に暮らすなんて。 生後8カ月のメグと暮らすイエナには、誰にも言えない秘密がある。実はイエナは北欧の小国ラースランドの王女。恋人が戦地で非業の死を遂げ、失意のなか妊娠に気づいた彼女はスキャンダルを恐れてアメリカに渡り、身分を隠してメグを産んだ。以来、マスコミの目に怯えながらひっそりと暮らしている。ある日、憧れている雇い主の兄リアムが困った顔で赤ん坊を抱き現れた。元恋人の遺児を引き取ったものの、世話に手を焼いているという。やがて、彼は驚くべき言葉を口にした。「君をナニーに雇いたい」呆然とするイエナをリアムは強引に説得し、家に連れ帰ってしまう。もし彼に、私が本当は王女だと知られたら……?■D-1629『億万長者の願い事』の強引で男らしいヒーロー像で読者の心をつかんだレイチェル・ベイリー。本作では、遠い異国ラースランドまで追いかけてきたヒーローが、拒まれてもなおヒロインに語りかける熱い愛の言葉にご注目ください!
  • 塔の中のペルセフォネ
    4.3
    悪党にさらわれ、塔に囚われた無垢な令嬢。数週間後、帰宅した彼女の純潔は……? 二十歳になっても社交の場になじめない内気な貴族令嬢ペルセフォネ。ある日、自宅の敷地の丘で馬に乗る見知らぬ長髪の男にでくわした。顔は髭で覆われ、片眼には黒い眼帯。まさか……海賊?逃げだしたペルセフォネを、男は強靱な腕でやすやすと捕まえ、渓谷の奧の塔に閉じ込めた。ああ、きっと私に何かするつもりなんだわ!ところがハデス卿と名乗ったその男は、高い教養を持ちあわせた優雅な物腰の実に魅力的な人物だった。あなたは本当に悪党なの? 数週間後、ペルセフォネはひそかに解放され、自宅へと戻された。やがて訪れた社交シーズン。舞踏会に出たペルセフォネは紹介された侯爵の顔を見て絶句する。ハデス卿! あなたがなぜここに?■好評を博してコミックにもなった『臆病な女神』や大きな話題を呼んだ『灰色の伯爵』の著者、パトリシア・F・ローエル。皆さまから切望されていた彼女の新作をお届けします。ギリシア神話にちなんだ名前を持つ無垢なヒロインの恋のゆくえにご注目ください。
  • 愛しいあなた
    -
    こともあろうに初恋の人との再会―。青春の記憶って、書き替えられないものかしら?■十年前、都会での生活を夢見て故郷の町を捨てたジルは、手ひどい裏切りにあって、みじめに帰郷するはめになった。故郷で待っているのは、退屈な生活に違いない。ところが、ジルが身を寄せた叔母の家の隣に住んでいたのは、やはり町に舞い戻った初恋の相手、マックだった。退屈な生活?とんでもないわ!彼が隣人でいる限り…。
  • 偽りの彼方に
    -
    祖父が持ちかけた結婚話に、キャットは取りあおうともしなかった。相手は遠縁にあたる実業家アルド。会ったことさえない男性だ。おじい様には気の毒だけれど、丁重に断ろう。だが家を訪ねてきた彼を一目見て、キャットは考えを翻した。「チャオ、キャタリーナ」甘い声に荒削りながら整った顔立ち。室内を満たす官能的な雰囲気に、キャットは数分後には彼との結婚生活を想像さえしていた。あれから十一カ月…。トスカーナの豪勢な別荘で、キャットは失意の新婚生活を送っていた。夫はずっと愛人と一緒で、家には寄りつこうともしない。きっと彼にとっては、祖父の財産めあての結婚にすぎなかったのだ。初めて会った日、彼の瞳の奥にきらめいた炎はなんだったのかしら。
  • たそがれの訪問者
    -
    閉店後の美容院を訪れたひとりの客。その戸が開いたとき、運命の扉も開く。■ジョーイは小さな美容院を経営し、つつましくも幸せな毎日を過ごしている。ある日、閉店後の美容院に、ひとりの男性がやってきた。ほこりまみれの様子からして、隣の建設現場で働いているらしい。ジョーイはひと目で、彼の優しい笑顔と温かいまなざしに惹かれ、忘れかけていたときめきを感じながら、髪をカットする。彼は、財布を忘れたと言い、お金を払わずに帰っていった。ジョーイの人生には、これまでも予期せぬ災難が多かった。今回も結局、時間を無駄にしただけ。もうあの人に会うことはないだろう。ところが翌朝、きれいな服装で散髪代を持ってきた彼は、ニックと名乗って、ジョーイを強引に昼食へ誘う。いったいどういう人なのだろう? 仕事を休んで平気なのかしら?そのときすでに、ジョーイの平穏な生活は、大きく変わりはじめていた。
  • 伯爵のプロポーズ
    -
    「城はいらない。君がいてくれれば」ああ、その言葉を信じられたら!■「僕と結婚してくれませんか」祖国オーストラリアからイギリスへ向かう飛行機の中で、テッサは突然隣席の男にプロポーズされた。彼は第十三代ドルストン伯爵チャールズ・キャメロン卿と名乗り、六週間以内に結婚しないと、城とそれに伴う財産を相続できないという。イギリスで暮らす妹夫婦を交通事故でなくしたばかりのテッサは、悲しみと心労のさなかにあり、チャールズにつきまとわれるのは大迷惑だった。しかし彼は、遺児ベンの養育権をめぐって妹の義母と渡り合うテッサを、お節介にも力強く援助する。頼もしく優しい彼に、いつのまにか恋してしまったテッサ。でも、財産を得るためにプロポーズする男となど結婚なんてできる?
  • 嵐のキス
    -
    結婚式の当日、ジェシカのフィアンセは教会に現れなかった。ひそかに交際していた彼女の妹とかけ落ちしたのだ。ジェシカは五ヵ月前の惨めな出来事からなかなか立ち直れず、もう絶対に恋愛はしないと心に固く決めていた。海運業界の大物コルト・アイアンズが突然目の前に現れ、嵐のようなキスで彼女を誘惑するまでは…。コルトは絶大な権力を使って無理やりジェシカを部下にし、自分の会社の新事業に携わらせた。裕福で女には不自由しないという彼の傲慢さに反発しながらも、ジェシカはしだいに彼に惹かれていく。だが彼は決して心を開かず、愛など信じないと公言する男だった。ジェシカは悟った。彼の鉄壁を破り、愛を得ることなど不可能だ。
  • 切ないほどに求めても
    4.0
    亡き夫の従兄マーカス。初めて会った瞬間から、ポリーは、夫とは違う荒々しい魅力の彼に強く惹かれた。だが、かなわぬ想いとひたすら心の内を隠してきたのだ。ある日娘が、マーカスに似合いの女性がいるから引き合わせたいという。嫉妬に苦しむポリーは、思わず別の男の誘いを受けるが、間の悪いことに、ホテルでマーカスとかちあってしまった。「きみは自分がもう若くないと感じて、年下の男と――」なぜか激怒した彼にののしられ、じっと胸の痛みに耐えていると、いきなり抱きすくめられて、唇を貪られた。好きな人に欲望のはけ口にされるなんて、いやよ。ポリーはもがいた。
  • 心のすべてを
    4.0
    私が強欲でふしだらな女だなんて誤解もいいところなのに。■十歳のとき親同士の再婚で、リーには義理の兄モーガンができた。背の高い十八歳の青年に家族として優しく迎えられ、リーは初めて愛情に満ちた幸せな日々を過ごした。ところが十年後、ある出来事をきっかけに仲のよかったモーガンとの間に深い溝が生じてしまった。あれから一年――仕事で海外にいたモーガンが帰国するという知らせを受け、リーは久しぶりの再会にかすかな期待を抱いた。彼はあのことを水に流してくれたかもしれない。だが、期待はすぐに失望と苦痛に変わった。モーガンは相変わらず侮蔑の色を隠さず、リーの話に耳を貸そうともしなかった。
  • 昨日の花嫁
    3.0
    なぜ愛には限りがあるなどと思ったのだろう?この胸には無限の愛があったのに……。■テイラーとクレイグは運命的な恋に落ち、結婚した。不幸な子供時代を送った二人は、子供は持たないと決めていたが、結婚生活は幸せそのものだった。そして、永遠に続くはずだった。ところが、ある日、テイラーの妊娠が判明した。テイラーは産むと言い張り、クレイグは自分をだましたと彼女を責めた。やがて娘が生まれたが、夫婦の溝は埋まらず、二人は別居に踏み切った。それから五年、テイラーは父親を知らない娘を不憫に思い、思いきってクレイグに引き合わせた。クレイグには衝撃の再会だった。相変わらず美しいテイラーを見て、さめかけた心に火がついたのだ。妻を取り戻すには、彼女が何より愛する娘を手なずけるのが得策だ。そんなとき、テイラーが大怪我をした。クレイグはすかさず同居を提案した。今こそ父親の出番じゃないか!
  • 奇跡の賛美歌
    -
    失った幸せを、いつかまた手に入れたい。あの賛美歌の歌詞のように。■メグは宝飾品メーカーに勤めるシングル・マザー。ある朝、社長のネイサンに呼び出され、意外なことを頼まれた。週末に彼の実家で開かれるパーティに、一緒に来てほしいという。母親が次々と女性を紹介するのにうんざりしているらしい。ひそかに憧れていたネイサンの誘いに、メグは胸を躍らせた。週末は思いのほか楽しく、ネイサンもメグに好意を抱いたようだ。ところが、ネイサンが家に送ってきてくれたとき、メグを出迎えたのは、その存在をひた隠しにしてきた三歳になる娘だった。メグが絶望的な気持ちでネイサンを振り返ると、彼は茫然とした表情を浮かべていた。メグが、ネイサンにも胸に秘めた悲しい過去があると知ったのは、それから間もなくのことだった……。
  • 愛は広い海
    4.0
    自由な関係を楽しんでいた、大人のふたりに予定外の妊娠……。■「おめでとう、八週目くらいね!」クレアは医師の言葉に呆然とした。妊娠だなんて、まさかそんな。これまで、弁護士としてキャリアを積むことを第一としてきた。結婚したいとは、まして子供がほしいなんて、思いもしなかった。それは恋人のラクランも同じはず。彼は離婚したばかりなのだから。クレアはラクランにどうしても打ち明けられなかった。わたしたちは互いに束縛しない関係だから、長続きしてきたのだ。妊娠がわかったら、彼を失うかもしれない。クレアは、いつのまにかラクランを深く愛してしまっていた。何も言えないクレアを残し、彼は三週間の出張に出かけていった。だが、やがて戻ってきたラクランに、クレアはまったく違って見えた。彼女はまるで強い決意を秘めたかのように、晴れやかに輝いている。クレアはラクランと別れ、シングルマザーになる決心をしていた……。
  • 隠れ家のハネムーン 地中海の恋人
    4.0
    下級貴族を父に持つペニーは、久しぶりに明るい気分でロンドンの街を歩いていた。処女作に続いて四冊の本の契約がまとまり、絵本作家としての未来に展望が開けたからだ。そうよ、いつまでも両親の死を嘆いてばかりはいられない。だが数時間後、弁護士を訪ねたときには再び目の前が暗くなった。ペニーが相続するはずだった屋敷と土地の半分が、すでに第三者の手に渡っているというのだ。「父は、誰に屋敷の権利を売ったんです?」「イタリアの実業家、ソロ・マッフェイアーノという方です」ペニーは愕然とした。そんな残酷なことってあるかしら。よりによって、昔、私を裏切った人が買い手だなんて!
  • 闇に消えた花嫁
    3.0
    結婚式の晩、姿を消した花嫁。再会した彼女は記憶を失って……。■結婚式の晩、自由になりたいという手紙を残し、十万ドルの債券を持ち出して、ジェニーは姿を消した。エドワードは愕然とした。僕の財力や権力めあてに群がる人間はたくさんいたが、ジェニーだけは違うと思っていたのに……。半年後、新聞社に送られてきた写真と手紙からエドワードはジェニーの居場所をつきとめる。彼女は記憶を失い、さらに失明していた。ジェニーの世話をしてきた牧師館の夫妻の話では、彼女は瀕死の重傷を負い、病院に運び込まれたのだという。ジェニーは犯罪に巻き込まれたのか? 僕を裏切ったわけではない?エドワードの心に一縷の望みがわき起こった。
  • 身代わりの恋人
    -
    セクシーな双子の姉の代役を務めようとベッキーは懸命な努力を開始した。■ベッキーは誤ってプールに落ち、気を失いかけた。やがて目を開けると、視界に入ってきたのはハンサムな男性。「大丈夫かい?」恋人に囁きかけるような親しげな声だ。彼と会話を交わすうち、ベッキーは相手がとんでもない勘違いをしていることに気づいた。彼は、私を双子の姉だと思っているんだわ。地味で引っ込み思案の私とは、正反対の姉と。ニューヨークの姉に一部始終を話して聞かせたベッキーは、姉のとんでもない頼みに唖然とした。ロサンゼルスに行くまで、身代わりを務めてほしいというのだ。セクシーな身のこなしに、大胆な服装……。心優しいベッキーは、役に立とうと懸命の努力を始める。
  • 若すぎた一夜
    -
    シルビーは、由緒ある不動産を買い取り修復する財団で働いている。かつて麻薬の売人とかかわるという過ちを犯した彼女は、それを許し、救い出してくれた義兄夫婦に恩返ししようと、必死にがんばってニューヨークでキャリアを積んでいたのだ。そんなある日、シルビーはイギリスで仕事をすることになった。ところが建物の所有者は―サー・ラナルフ・キャリングトン。今は爵位を受け継いだが、以前義兄の不動産管理人をしていた男だ。そしてシルビーが少女の頃から愛し慕っていた人でもある…。だがランは彼女を子供扱いし、相手にしなかった―あの夜までは。純情だったシルビーを傷つけ、打ちのめしたあの出来事以来、彼女はずっとランを憎み続けてきた。彼の仕打ちを忘れ、一緒に仕事などできるのだろうか。
  • 背徳の天使
    -
    「きみには恥という観念がないのか?」ホープを見るアレックスの顔は嫌悪感で曇っていた。モデルから女優への転身をはかるホープがアレックスに会ったのは、三つ子の姉の結婚披露宴でのこと。二人はさっそく意気投合し、デートの約束もした。ところがその後、ホープの不倫記事を目にしたアレックスは、激しく惹かれるがゆえに、彼女を信じることができなかった。わたしの話も聞かず、一方的に決めつけるなんてひどいわ。憤慨したホープは心にもないことを言ってしまう。休暇の間、手持ちぶさただったから、あなたに目をつけたの、と。アレックスは怒りに駆られてホープを地面に押し倒し、唇を奪った。いつしか彼女も応えていたが、それはなんの解決にもならなかった…。
  • 恋した人の名は…
    -
    私はいつしか夫を…ブレイクを愛していた!夫の乗った飛行機が行方不明になったとき、ジュリアーナは初めて自分の心に気づき、愕然とした。裕福な暮らしと好きな仕事を手にしたかったジュリアーナ。愛されることを嫌い、男を束縛しない自立した女性を求めたブレイク。そんな二人が結婚したのは、互いにとって理想的で都合のいい相手だったからだ。あれから一年…望みどおりの結婚だと思っていた。だが、本心に気づいたジュリアーナは、無事で帰ったブレイクを前に混乱状態に陥った。彼の妻でいたいなら、愛を隠して暮らすしかない。だけど、今までみたいな結婚生活ではもう満足できないわ。
  • 青いドレスの誘惑
    -
    三年前に悲しい事故で愛する家族を失ったルースにとって、小説を書くことだけが、心のささえだった。ある日、彼女はTVのトークショーにゲストとして招かれた。同席したのは世界的なベストセラー作家、パトリック・ヘーガン。噂にたがわず、危険なほどセクシーでゴージャスな男性だ。セックスと権力がテーマの彼の作品は何本も映画化されているが、ルースは批判的だった。そんな彼女に彼は強い関心を示した。「もう少しお話ししたい。夕食につきあっていただけませんか?」華々しい女性遍歴を飾るために犠牲になんかならないわ!ルースは自分に言い聞かせた―私が求めるのはもっと別のもの。けれど、強引な誘惑に、理性は反発しても感情がざわめいて…。
  • 美女はお好き? ボスに夢中 I
    -
    とびきりの美女に変身したせいで、彼女は愛する上司に誤解されてしまった。■地味な秘書のシンディは、ずっと上司のカイルを愛してきた。なのに、カイルは筋金入りの仕事人間。彼女の熱い視線に気づきもせず、その誕生日さえ忘れる始末だ。落ち込んだシンディを元気づけようと、会社の友人たちが、有名な美容サロンに連れていってくれた。三時間後、まるで別人になったシンディは、胸を躍らせながら重要なプロジェクトの会議に臨む。カイルは信じられない美女に変身したシンディに目を見張り、思わず抱き寄せてキスした。だが、冷徹なカイルは美しい女性に強い不信感を抱いていて、秘書の変身を誤解してしまう。違う。私は上司にこびを売って昇進を狙うような女じゃない!ただ、あなたに目を向けてもらいたかっただけなのに……。
  • 昨日までひとりぼっち
    -
    ダラスに引っ越そうと車を走らせていたブリンは事故に遭い、同乗のケリーに大怪我をさせた。偶然通りかかった医者ジョーに助けられ、ケリーは入院。行くあてのないブリンは、ジョーの提案で、彼の実家であるダレッサンドロ家に泊まることになった。そこでは、大家族がそれぞれブリンの身の上を心配し、ナニーとして働かないかとまで誘ってくれた。事故当時から、ブリンとジョーは互いにひと目で心を奪われていた。しかし、少しおせっかいだが心温かい大家族で育ったジョーに、ブリンは素直になることができなかった。彼と違って、里親の家で育った子供時代が孤独だったから。それに、ある事情から母親には絶対ならないつもりだから。
  • 移り気なプレイボーイ
    -
    “口説いては捨てる”それがプレイボーイの愛し方。■この男性(ひと)には気をつけなければ……。新米弁護士のリサは身構えた。依頼人が不当勾留されたと聞いて駆けつけたところ、現れた保安官は若くセクシーなクイン・サットンだったのだ。こういうハンサムな男性は体目当てに女を口説くもの……。誘うように微笑むクインに、彼女は警戒心をあらわにした。しばらくして仕事の話を終えて席を立ったリサは、外まで追いかけてきたクインにいきなり唇を奪われる。魔法のような瞬間に酔いしれつつも、彼女はやがて我に返った。彼の餌食にはならないわ! リサは走って逃げだした。
  • 薔薇のキューピッド
    3.0
    両親の死後、ずっと面倒をみてくれた祖父が亡くなり、外国にいたボウは急遽帰国した。最愛の祖父の死もさることながら、遺言の内容が彼の心を乱していた。一年間は代々受け継がれてきた広大な屋敷に住むこと、そして、その間は家族同然の屋敷の使用人たちを雇い続けること。が、中に一人、家族同然とは言えない者がいた。乳母のマギーだ。子供のいない家に乳母とは! いったいどんな仕事をしていたんだ?屋敷にたどり着いたボウは、ようやくその謎めいた乳母と会った。炎を思わせる赤い髪、真珠のように白い肌、抜群のスタイル――ボウはたちまち熱くなった。いや、待てよ、もしかすると……。祖母は僕が結婚しないことを嘆き、子孫が絶えることを心配していた。ボウは思わず口走っていた。「君は妊娠しているのかい、マギー?」もしそうだとすると、これは厄介なことになるぞ!
  • 王家の蝶 上
    -
    シカゴの高級宝飾店モナークは、かのティファニーと肩を並べるほどの一流ブランド。代々一族の女性だけが才能を受け継ぎ、トップデザイナーとして君臨してきた。女の子の誕生を待ちわびるモナーク家に、ついに新たな子供が誕生した。輝く宝石のような肌をした、女の赤ちゃん。しかし幸せなはずの母マデリンは不吉な影に身を強ばらせた。娘を執拗に見つめるあのまなざし。この家には邪悪な何かがうごめいている…。エリカ・スピンドラーの長編傑作。
  • 愛は脅迫に似て パリから来た恋人 I
    3.0
    サンドリンは新婚六カ月の夫ミシェルに書き置きを残し、ニューヨークからひとりゴールド・コーストにやってきた。映画のオーディションに受かって見事に役を射止めたものの、撮影のあいだ四週間も離れて暮らすなどとんでもないと、ミシェルにオーストラリア行きを強く反対されたからだ。だがサンドリンの意気ごみを裏切るかのように、撮影は大幅に遅れ、資金不足から映画製作自体が暗礁に乗り上げようとしていた。そんなとき、ある人物が映画に資金を投入してくれることになった。パーティの席上、その人物に会ったサンドリンは呆然とする。なんとそれはミシェルだった。彼は怒りをこめたキスで彼女を罰し、投資の対象はきみだと告げる。ぎこちない関係のまま、二人は再びともに暮らしはじめるが…。
  • シークに愛されて I
    -
    ●『砂漠の呼び声』―リンダは夢見心地で憧れのスペインに着いた。タクシーで、家庭教師を務める予定の農園へ向かう。一刻一刻、面接の時に会ったドン・ラモスとの再会が近づく。待ち遠しい。とても手の届かない相手だけれど……。その時突然、タクシーが何かに衝突したあげく、崖から転落した。気がつくと、リンダはアラブ系の男の腕に抱かれていた。●『熱砂の誓い』―「離婚は成立していない。君は今でも僕の妻だ」ブリンは、不意に現れたかつての夫カリールの言葉に耳を疑った。たった一年の結婚生活は、まるで悪夢のようだった。中東の王国ズワルと、その国王であるカリールから逃げだし、故郷に戻ってきて三年。王国でのできごとを忘れ、心の傷もようやく癒えたところなのに。
  • 恋に落ちた天使
    -
    派遣看護師のメグは患者のつき添いのためクリスマスをセビリアで過ごすことになり、患者の名づけ子であるスペイン人公爵のクリスティアンと知り合った。貴族然として尊大な彼に反感を抱くメグだったが、数日後、公爵邸に招待されたとき、彼とふたりきりでエレベーターに閉じこめられてしまう。さらに驚くことに、突然唇を奪われて……。
  • ひと夏の関係
    -
    再会したニコラスに、ヴァネッサは冷たい言葉を投げつけられた。無理もない。一年前私は、彼を愛していないふりをした。本当は、彼が恋しくてたまらなかったのに。今だって……。彼が私をスキャンダルの女王だと誤解したままなら、それで構わない。「もう一度私をその気にさせてごらんなさい」ヴァネッサは挑発した。
  • クリスマス大作戦
    -
    クローディアの書いた記事に腹を立てて、警察署長が怒鳴り込んできた。追い返してやろうと出迎えると、そこには昨夜のパーティで衝撃的な出会いをしたザックがいた。
  • 届かなかった手紙
    2.0
    懐かしいディランの声を聞いたとたん、シエラの思考は動きを止めた。10年の歳月も彼の裏切りも忘れ去り、鼓動が速まるのを感じながら。
  • 闇に魅せられて
    -
    美貌の演技派女優として人気を博してきたサヴァーナ・スターは、ある不幸な事件で顔に大けがを負い、すっぱりと引退を決めた。かわりに選んだ新しい道は、映画音楽の作曲だった。天性の才能のおかげで、彼女の仕事はまたたくまに評判となる。そんなところへ、またとないチャンスが舞いこんだ。鬼才と呼ばれる映画監督、ブレイク・ウインターズからの依頼だ。ただ、気むずかしく傲慢な彼には、一つ気になる噂があった。浮気をした先妻を、事故に見せかけて殺そうとしたというのだ。危険かもしれない。でも彼には、あらがえない魅力を感じる……。
  • ブラックメイル
    -
    オーストラリアのぶどう園で修業を積んだリーはイギリスの高級スーパーマーケット・チェーンに就職し、ワイン部主任のアシスタントとなった。高級銘柄を求め、リーは主任と一緒にフランスへ買い付けに出張する。ところが、交渉相手のショーヴィニー伯ことジルは六年前、リーが恋心を燃やした相手で……。
  • プレイボーイはお断り
    -
    心に深い傷を負ったフェリシティは、ある秘密を抱えてこの街へやってきた。危険なほどの魅力を放つカークのような男性は、最も避けたいタイプだったが……。
  • セクシーな遺産
    -
    「伯母上はあなたにすべてを残されました」弁護士の言葉は、ジェシカにとって青天の霹靂だった。たしかに二カ月前、伯母と名乗る女性がいきなり訪ねてきた。でも、亡き母はいつも自分には身寄りは一人もいないと言っていた。しかも伯母という人はろくに話もせずに帰ってしまった。なのに私に遺産を?五十万ドルにノーフォークの島の数エーカー。それには奇妙な条件がついていた。島で最低一カ月は暮らすこと、居候しているミスター・スレイドをそのまま住まわせること。ミスター・スレイドっていったい何者なの?伯母の愛人?事情がわからないまま、仕方なくジェシカは島に向かった。ああ、ミスター・スレイドがこんなにセクシーな男性だったなんて。
  • 囚われの結婚
    2.0
    ケイトが妹とふたり片田舎でほそぼそと暮らすには理由があった。4年前、亡き母の親友の息子である大富豪ニコラスと結婚したが、不幸にもある噂を耳にしてしまい、彼女は深く傷ついた。結婚を隠れ簑に、社交界の華と謳われる人妻を愛していた夫……。みじめな立場に耐えられず、彼女は偽りの生活を捨てたのだった。だがある日、反抗期の妹が家出したことがわかり狼狽していると、家の前に停まった高級車から、なんと別居中のニコラスが現れる。彼は悠然と妹の無事を告げると、自分が後見人になると申し出て、その代償にケイトが妻として戻ってくることを要求した!
  • 幸せはあとから
    -
    豊かな自然に恵まれた小さな町、モンタナ州ホワイトホーン。社会福祉士のジェシカは、住民のために尽くす明るい女性だ。だがそんな彼女にも、一人だけ苦手な男性がいた。ホワイトホーンの特別捜査官、スターリング・マッカラム――いつでも人を冷たく突き放し、実に傲慢な態度でふるまう。そのくせ彼の瞳に一瞥されただけで、胸が激しく波打つのだ。だがある出来事から彼の捜査に協力することになったジェシカは、意外なほど繊細で心優しいスターリングの素顔に触れる。大空のもとで今、彼女の恋心が密やかに息づきはじめていた。
  • ばらよりも赤く
    2.0
    視力を失いつつある幼い娘の手術費用を貯めるため、ジーナは3つの仕事を掛け持ちし、過酷な日々を送っていた。そんなある日、昼の事務仕事のオフィスに現れた男性――それは忘れたくても忘れられない、リアム・シャノンだった。夫ジムの親友でありながら、結婚式の日に私を誘惑した彼。その後6年のあいだ音信不通だったのに、なぜ今になって……?ジーナがジムの事故死を伝えると、リアムは一瞬ひるんだのち、昔と変わらぬ傲慢さで残酷にも言い放った。「彼が亡くなったのなら、僕を止めるものは何もない」
  • 一度は愛に傷ついて
    2.0
    トップモデルのレクシーは深刻な悩みを抱えていた。元夫が、離婚に関する暴露本を出版すると脅してきたのだ。レクシーは兄の助言に従い、偽の婚約者を仕立てることにした。世間の目を憂鬱な過去でなく、“幸せな今”に向けさせるのだ。だが、兄に引き合わされた実業家のゲオルグ・ニコラオスは自信たっぷりで強引で、レクシーの最も嫌いなタイプだった。この魅惑的な瞳で一瞥すれば、どんな女性も思いのままだろう。彼を相手に、情熱的な恋人の役を演じるなんて……。激しい反感とは裏腹に、レクシーの背筋は甘く震えた。
  • 恋はすれちがい
    2.0
    「あのみっともない娘を妹と認めるわけにはいかない」十六歳のとき偶然聞いてしまった義兄デクランの言葉で、ペイジの心は深く傷つけられた。彼女はデクランを見返したい一心で美しくなる努力をした。また猛勉強を重ね、新進デザイナーとして華々しく活躍するまでになった。六年後、二人はパーティで再会した。美しく成長したペイジに、デクランは心底驚き、ペイジは甘美な勝利感を味わった。そしてパーティの間じゅう、彼に冷たい態度をとり続けた。デクランにはその理由がわかっていないようだった。かつて自分が言った言葉など、すっかり忘れているのだ。
  • 誘惑の天使
    -
    それは人間を愛してしまった、切ない天使の恋の話―― 誰もがきっと涙する、ジョアン・ロスの純愛傑作。 凍えるほど寒いある冬の日、両親に捨てられ施設で暮らす少年シェイドは、施設裏の湖に誤って落ちてしまった。息もできず薄れゆく意識の中で少年が見たのは、天使のような女性の幻覚。そして目覚めたとき、どういうわけか彼は助かっていて、医務室に横たわっていた。あれから20年近く経ち、諜報員となって暗躍するシェイドは今、大切な友人を助けるため人生で最も危険な任務に就こうとしていた。そんな彼の前に現れたのは風変わりな修道女。彼が気づくはずなかった――彼女が遠いあの日の天使と瓜二つなことにも、彼女の正体にも。■ベストセラー作家ジョアン・ロスの純愛傑作です。本作の主人公はシェイド――幼くして母親に捨てられて施設で育ち、今では諜報員として暗躍する、名の通り“影”の世界に生きる男です。そんな彼が唯一心を許すのが同じ施設で育った親友なのですが、ある日その親友がとある無法国家に拉致され大ピンチ! シェイドは命をかけて親友の救出に向かいますが、そこへ愛らしく風変わりな修道女が現れ、自分もついていくと言いだし…。この修道女、実はずうっと長い間シェイドを見守ってきた、彼の守護天使のレイチェル。シェイドの命を守りたい一心で、地上に降りてきてしまったのですが…果たして、人間を愛してしまった彼女の運命は? ちょっと不思議で胸に沁みる純愛を、どうぞご堪能ください。
  • 幼な妻の憂い
    4.3
    突然のプロポーズから2週間で挙式。 急な結婚のわけを知った17歳の花嫁は……。 18歳年上の銀行家マークとダナが結婚して、2週間。冷静で思慮深く、大人の魅力をたたえた彼にひと目で心奪われ、周囲に祝福されて花嫁となった。でも、幸せの絶頂にいるはずのダナは無垢なままでいることに不満を募らせていた。結婚初夜、夫は17歳の妻とはベッドを共にしないと宣言したきり、ダナに指1本触れようとしない。いつまでも子供扱いされるのはいや! 身も心も彼と結ばれたいのに。ところが、マークがつい口にした言葉を聞いてダナは愕然とする。“脅迫”――この結婚はダナの父親に脅された結果にすぎないと。夫の弟ブレンドンと親しくなったのはそんなときだった。■圧倒的な魅力をもつ年上の夫に愛されず、孤独に耐えるうら若き新妻に、あろうことか夫の弟が想いを寄せ始め……? 2人の男性の間で揺れ動く、いまだ情熱の意味を知らない純粋な乙女心を、ベテラン作家ケイ・ソープが繊細な筆致で綴ります!
  • 彼だけを待っていた
    -
    夢にまで見た恋い焦がれていた人との再会。 でも、過去の苦い体験がわたしを惑わせる。 大学の図書館に勤務するラーラは、早朝の訪問者を見て驚愕した。ゲイブリエル! どうしてあなたがここに?彼は、つい最近亡くなった兄の親友で、13年ぶりの再会だった。16歳のとき、ラーラは思いきって愛を告白したものの、彼に子供扱いされ、笑いとばされた。その後遺症で、彼女は男性との交際に臆病になっていた。今やウォール街で大成功を収めたゲイブリエルは、かつての親友の死を知って、弔問に訪れたのだという。ラーラは相変わらずゴージャスな彼を見て、思い知らされた。わたしが男性を避けていたのは、この再会を待っていたからだと。■実らなかった初恋の相手ゲイブリエルと再会を果たしたラーラは、 まだ自分の中で幼い思いが息づいていたことを思い知らされます。 初恋の第2章はどのような展開を迎えるのでしょうか。ベテラン作家マギー・コックスの実力が余すところなく発揮されています!
  • 秘書以上、愛人未満
    3.0
    あなたの愛し方なんてわからない。 誰からも愛されたことがないから。 ブリアナはギリシアの無慈悲な海運王サキスの有能な秘書だ。まるでロボットのように黙々とボスの命令に従っていたが、彼女はじつは彼への恋心を胸の奥に秘めていた。サキスに熱いまなざしを向けられるたび、彼女はおびえた。いくら興味を持たれたからといって、恋に目がくらんではだめ。以前、ある人に心を捧げてどうなったか忘れたの?愛なんてなくても生きていける。でも、サキスに過去を知られたら、私は生きていけない。名前を変えるほどの事件が起きる前に、彼に出会えていたら。今は秘書としてそばにいられるだけで、ただそれだけでいい……。■期待の大型新人マヤ・ブレイクが描く、ギリシア人大富豪3兄弟のロマンス第1弾! 海運王サキスは有能な秘書ブリアナの秘密を知って……。
  • ローレンの赤ちゃん
    -
    ケリーンの18歳になる妹が亡くなった──生まれたばかりの我が子の父親の名を言い残して。富も名声も手に入れた著名人、トリスタン・ロスが父親だなんて!つい最近まで、妹はトリスタンの秘書として働いていた。妹の訃報を知っているはずなのに、連絡ひとつよこさない男。ケリーンの胸に怒りがふつふつと沸きあがった。矢も楯もたまらず、ケリーンはトリスタンの邸宅を訪ねるが、驚いたことに、彼は即座に子どもの父親ではないと断言したうえで、聞くに堪えない妹への侮辱の言葉を並べたてた。ケリーンは衝撃に打ちのめされた。いったい何が真実なの?
  • 愛を知るための9カ月
    3.0
    おなかの子のためだけの偽りの結婚。 それが、愛を知らない億万長者の返答だった。 早くに実の母を亡くし、継母やその娘たちと暮らしていたメアリーは、意地悪な継母の画策によりのけ者にされ、孤独を味わってきた。大人になり看護師になった彼女は、さらに酷い仕打ちを受けた。義妹が自宅で産んだ赤ん坊が3日後に息を引き取ると、家族は責任をメアリーになすりつけ、職を奪い、町にいられなくしたのだ。いまは心を癒やすため、友人が貸してくれた孤島にいる。ある嵐の日、けがを負って浜辺に倒れていた男性ベンを助け、ともに過ごすうち、いつしかメアリーは彼に身も心も許していた――長年の孤独を埋め合わせるかのように。たった一夜だけと知りながら。だが、ベンが島を去った数カ月後、メアリーの体調に異変が生じて……。■胸が切なくなるロマンスで定評のあるM・レノックスの作品を1年ぶりにお届けします。愛を信じない億万長者の赤ん坊を身ごもったメアリーは、はるばるニューヨークに出向き、ベンに妊娠の事実を告げますが……。思わず涙誘われる、極上シンデレラストーリー!
  • 秘書物語
    -
    望んで彼の秘書になったわけじゃない。 なのに心が叫ぶ――そばにいたい、と。 大企業インフェルノ社に採用された22歳のオリヴィアは、希望する経理部への配属も決まり、胸躍らせて初出勤した。ところがそこで言い渡されたのは、CEOの代理秘書の仕事だった。CEOのタッカーは優れた頭脳と冷徹な決断力でのし上がった億万長者で、誰かを解雇するときしか人前に姿を現さないと恐れられる人物。陰で“死神”と言われる彼が相手では、断ればくびになるのは明らかだ。いきなりの大抜擢にとまどいを隠せないオリヴィアの前に、黒のスーツを着た長身の美しい男性が現れた。この人が……私のボス?恐れと憧れのはざまで呆然とする彼女に向かい、タッカーが言い放った。「きみは意見も質問もしてはいけない。言われた仕事だけすればいい」■多くの翻訳者や編集者から厚い支持を受ける人気作家S・メイアーの新作です! 傲慢で冷徹なボスの秘書という大役を仰せつかったヒロイン。単なるボス&秘書物にとどまらない、読み応えあるエピソードとこまやかな人物描写が詰まった珠玉作をご堪能ください。
  • 秘書に恋した億万長者
    5.0
    引きこもりボスの真実は、 秘書だけが知っている! サマンサの新しい仕事は、大企業CEOの臨時秘書。ボスのミスター・エデンは隣のオフィスにこもったままで顔を合わせたことは一度もなく、仕事の指示はメールか内線。機械越しに傲慢な命令が飛んでくるたびに癇にさわるが、幼いときに母を亡くし家族の面倒をすべて見ている彼女にとって破格の給料を支払ってくれるこの仕事は生命線だった。ある日、彼のあまりの横暴さに腹を立てたサマンサは、指示をわざと無視して、ボスが出てくるか試してみることにした。やがてドア口に現れたのは、見とれるほどハンサムで魅力的な男性。偏屈な堅物だとばかり思っていたのに、一体どういうこと……?■D-1636『聖夜に魔法のキスをして』の関連作です。実力派のストーリーテラーとしてファンを増やしているアンドレア・ローレンス。秘書にひと目惚れした億万長者の不器用な愛を描きます。
  • 本気のキスは契約違反 花嫁は一千万ドル I
    -
    理想の男性と結婚し、30歳までには赤ちゃんを産む――テリーはそんな人生の夢を描いていたが、恋は無残な失敗ばかり。結婚はあきらめても、子供はどうしても欲しい。だから人工授精を考えていると親友のニックに話したテリーは、彼の返答に唖然とした。「それならぼくと結婚しないか? 子供が生まれたら別れればいい」イタリア系の魅惑的な容貌をもつニックは優しくて、しかも裕福だ。彼が恋人をとっかえひっかえするのを見るのがつらすぎて、想いは胸に秘め、親友でいようと決めたのに……。ニックが出した条件は、“自然な方法で子供を授かること”。「では、まず相性を確かめよう」とまどうテリーに、彼は唇を重ねてきた。■斬新なプロットで人気のミシェル・セルマーの3部作がスタート!祖父から1000万ドルを相続するための条件は、“結婚して2年以内に男の子をもうけること”。セクシーな3人の孫息子たちが花嫁探しに奔走します。

    試し読み

    フォロー
  • シンデレラの秘密の契約
    -
    華やかなシアトルの社交界で、シンデレラは苦悩する。 世界の女性を虜にする、北米超ベストセラー作家の極上ロマンス。 ケリーが待ち詫びていた男性は、その日ついに店に現れた。ネイサン・キング――シアトル随一の富豪として知られ、冷徹な手腕で悪魔と恐れられる不動産王だ。ケリーがこの高級レストランで働き始めたのも、彼が常連客と知ったからこそ。余命いくばくもない幼い息子を救うため、ケリーはどうしても1,500万ドルを必要としていた。頼れる夫も親戚もおらず、もはやいくら無謀でも、ありあまる財力を持つ彼に助けを求める他ない。果たして必死に訴えるケリーに、ネイサンは交換条件を出した。金を出す分、きみを利用させてもらおうと。■北米で飛ぶ鳥落とす勢いの人気ぶりを見せる、スーザン・マレリー――彼女の久しぶりの新刊を、満を持してお届けします! 主人公のケリーは美容師として生計を立てながらウエイトレスのバイトもしているシングルマザー。実は彼女がウエイトレスの仕事を始めたのは、その高級レストランの常連で富豪のネイサンに接触するためで…。余命いくばくもない幼い息子のために奮闘しながらも、いつも笑顔とユーモアを忘れないケリー。けなげに頑張るケリーにつられ、読んでいるこちらまでパワーをもらえてしまうほど。そしてシアトル随一の富豪で“悪魔”と恐れられるネイサンにもご注目。実は彼には深い心の傷があるのですが、そんな彼がケリーとの出逢いで変わっていく様子は必読です。編集部内にもファンの多いマレリーの、くすりと笑えてホロリと泣ける、極上ロマンスです。
  • ビューティフル・レイン
    3.3
    絶望の淵で、ひと目あなたに会いたいと願った―― 愛と赦しの作家S・サラが贈る、心揺さぶる感涙作。 ノーラは視線をさまよわせ、広がる黒い水面を見て絶望に襲われた。暴風雨のせいで洪水が起きたのだ。家は流されて跡形もない。家族もなく、頼る相手もいない彼女はひとりで木に登り、体を木に縛りつけて耐えていた。恐怖の中、思い出すのはテイトと過ごした幸せな日々。8年前に彼女を捨てた憎らしい男なのに、彼の顔ばかり目に浮かぶ……。そのとき銃声が鳴り響き、ノーラは離れた家の屋根で起きた殺人事件を目撃してしまう。まもなく救助され、病院のベッドで目覚めた彼女の前に現れたのは、FBI捜査官となったテイトだった。■読者に愛され続ける作家、シャロン・サラの待望の新作。いつもロマンスやハラハラするサスペンスだけでなく、心に染み入る感動を与えてくれるシャロン・サラ。本作から始まる3部作では、“自然の脅威”をテーマに、災害によって運命を変えられていく人々を描いています。第1話のヒロインは、ルイジアナ州で洪水の被害に遭い、何もかも失ったノーラ。しかも彼女は救助を待っているあいだに殺人事件を目撃してしまいます。恐怖をおぼえるなか、最後に会いたいと願った元恋人と再会して…。華奢で繊細で、一見か弱いヒロインは、心に強さを秘めています。涙を流しながらも何度も立ち上がる彼女の姿に胸を打たれる感動作。「シャロン・サラっていいな」とつぶやきたくなること間違いありません。
  • 情熱の落としもの
    -
    母の難病を機に父が家を去って以来、ジェンは残された家族の面倒を懸命に見てきた。そのお礼として家族がプレゼントしてくれたのは、南太平洋の島で過ごす2週間の休暇! 開放的になったジェンは、魅力の塊のような男性ジークと短い恋愛を経験したが……。
  • 好きと言わないで
    4.0
    モンタナ州ホワイトホーンのアビー・ターナーは、間もなく結婚しようとしていた。愛するチェイスを忘れるためだけに。
  • 偽りの結婚
    -
    アマンダは1年前にナイジェルと出会い、プロポーズされた。有名人の彼に見初められるという幸せに舞い上がったのも束の間、彼女は浮気の現場を目撃し、指輪を投げつけ飛び出してしまう。失意のあまり橋から身を投げようとしたアマンダを助けたのは、いつも冷静で近寄りがたい、ナイジェルの異母兄マロリーだった。彼の意外な優しさに、アマンダの気持ちは激しく揺さぶられた。やがて嫉妬深いナイジェルが彼女と兄の仲を中傷する噂を流すと、マロリーが思いがけない提案でアマンダをさらに驚かせた――噂を静めるために、“見せかけの婚約”を演じようというのだ!
  • めざめ
    3.7
    パリの教養学校を卒業しイギリスに帰国したオリヴィアは、親代わりの義兄リチャードと会えるのを楽しみにしていた。再会のキスをしたとき、思わず胸がときめき、彼女は戸惑う。ハンサムなうえ聡明な彼は昔から女性を魅了してやまないけれど、だからといって私までがこんな気持ちになるのは変だわ!オリヴィアはめざめかけた禁断の想いを封じこめ、今こそ自分は仕事を見つけて自立すべきだと考えた。ところが、それを知ったリチャードは猛然と怒りに燃えて、僕からは決して離れられないことを覚えておけと言い放った――。
  • 別れの薔薇でなく
    4.2
    社長のラングは頑固で高慢、おまけに移り気で癇癪持ち。あんな人のどこがいいのかしら、と秘書のニコラは思う。ブロンド美人がお好みのプレイボーイで、新しい女性が現れるたび、それまでのガールフレンドに別れのしるしの赤い薔薇を送りつけてお払い箱にしてしまう。その花を手配するのは、いつもニコラの役目だ。それだけでもうんざりなのに、よりによって、今度は私の妹に目をつけるなんて!妹は夫ある身。なんとか二人を引き離さなくては……。
  • 結婚がさき
    -
    ランチの約束で祖父のオフィスに向かったジャニンは30代前半の魅力的だが孤独な雰囲気の男性に出迎えられた。彼の名はザック・トーマス――祖父のビジネス・パートナーだ。ランチから帰ってきたあと、祖父はジャニンに爆弾発言をした。「わたしは彼をおまえの夫に選んだ」大恋愛の末の結婚を夢見るジャニンは猛反発したが、頑固な祖父はまったく耳をかさない。一方、ザックは結婚そのものを無駄だと決めつけていた。結婚を阻止すべくふたりは共謀して祖父に反抗を試みるが……。
  • こはく色の夢
    3.0
    事故で最愛の両親を失い、自らも大怪我を負ったアンバーは、生き延びた奇跡を噛みしめる間もなく、自分に残された余命がわずか半年だと知ってしまう。まだ22歳で、まともな恋愛経験すらないのに……。絶望して1週間ほど泣き暮らしたあと、彼女は現実を忘れようと、豪奢なホテルのバーに生まれて初めて足を踏み入れた。そこで出会ったのは、ウルフと名乗るゴージャスな紳士。経験のない胸のときめきを覚え、アンバーは願った――このすてきな男性に、最後に夢を見させてほしい、と。
  • 憧れから愛へ
    -
    心臓の手術を受けた母の面倒を見るため帰郷したクリスティは、母の主治医がドミニク・サビッジだと知り、動揺した。8年前の夏クリスティは、ませた友人に教えられるがまま、幼い頃から憧れていたドミニクに純潔を捧げようとした。だが残酷なまでに拒絶され、逃げるように故郷を去ったのだ。いったいどんな顔をして彼に会えばいいの……? いたたまれず往診の日、ドミニクを避けようと外に出た彼女は、ちょうど降り出した雪に足をすべらせて転んでしまう。すっと差しだされたのは他ならぬ、ドミニクの手だった――。
  • ガラスの迷宮
    -
    モーガンですって? この人はアンディにまちがいないわ。マーシーは驚きのあまり、新聞を持つ手がふるえた。6カ月前、アトランタへ向かったまま消息を絶った夫。その彼が、建築業界のトップグループ会社のオーナーとして、美しいフィアンセと一緒に新聞の写真のなかで微笑んでいる。すべてをはっきりさせなくてはいけないわ。マーシーはそう決心して彼のもとへ向かった。けれど突然訪ねていっても大会社の社長に会えるはずもない。最初は受付の近くでおとなしくしていたマーシーだが、とうとう我慢できずに社長室に忍び込んでしまい……?■夫が別の女性と婚約発表している――そんなつらい状況でも、夫を、そして夫の記憶をとり戻すためけなげに努力するヒロインを、思わず応援したくなります! あっと驚く真相もお楽しみください。
  • 恋するキャロライン
    4.0
    秘書養成学校を出たキャロラインは、ロンドンの中心部にある会社で働き始めたばかり。ある日、彼女は目覚まし時計が鳴らなかったせいで遅刻し、会社に到着するや扉の閉まりかけたエレベーターに駆けこんだ。中にいたのは、ダークスーツを身にまとった黒髪の大柄な男性。初対面なのに気さくな態度の彼に、キャロラインは心を奪われた。それから1週間後、キャロラインは例の男性と再び出会い、とんでもない迷惑をかけてしまったあとで彼が誰かに気づいた。この人は社長のミスター・アダム・スタインベックだわ!キャロラインは赤面して謝罪したが、さらに醜態を演じてしまう。■アン・メイザーが1965年に発表し、輝かしい作家への第一歩を踏み出したデビュー作を初邦訳でお届けいたします。年月が経っても色あせることのないみずみずしいロマンスをご堪能ください。
  • 恋に落ちる予感 富豪一族の伝説 IX
    -
    「そそられる申し出だが、見知らぬ女性とはセックスしない」男の言葉に、ハンナはぽかんと口を開けた。なんですって?この人は、わたしを娼婦だと思っているの?親友の経営するレストランでウエイターが粗相をし、客のイタリア製のネクタイを汚してしまった。訴訟ものだと言う彼をなだめようと店の奥の部屋に連れていってこんなことを言われるなんて―ハンナはその場から走り去った。数日後、あるパーティに参加したハンナは、母の婚約者が雇った弁護士パーカー・マローンを紹介され凍りつく。こちらをまっすぐ見つめる鋭いブルーの目。あのときの男だわ。
  • 御曹子の憂鬱 結婚嫌いの三兄弟 I
    4.0
    祖父の誕生パーティの企画をお願いしたい、ですって?突然かかってきた電話にケイティは仰天した。相手は名門ブラドック家の長男アダム。なぜかケイティをパーティ・プランナーだと思いこんでいる。人違いだわ。わたしは単なるウエートレスなのに。だが、アダムはケイティの説明を遮って話を進め、ロールスロイスを迎えによこすと言った。強引さに負け、会って事情を話すことにしたけれど、誤解は解けずにアダムはさっそく仕事を命じてきた。ケイティは困惑しながらも、好奇心から引き受けるが…。
  • 情熱のとき
    3.5
    カーリーは夫ステファノの浮気に耐えきれず家を出たが、その直後、妊娠していることに気がついた。それから7年、娘のアン‐マリーは今や何よりも大切な存在だ。だがキャリアも積み、ささやかな幸せをかみしめていた矢先、娘の病気が発覚して莫大な費用が必要となってしまった。一刻も早く手術を受けさせたいと焦るカーリーは、顔も見たくないはずのステファノを訪ねる決意を固める。彼は子どもの存在を知ったらどんな反応をするかしら?そして私は……彼と再会したらどうなってしまうのだろう?
  • デイジー・メイ
    -
    ジュディの夢は、造園コンサルタントとして成功すること。だが、淡い金髪に大きな青い目、女性らしすぎる体つきのせいで、能力を正当に評価してくれる顧客にはなかなか巡りあえずにいた。今日もまた、訪問先の大邸宅で庭師らしき男性にからかわれ、ジュディはその庭について率直な意見を述べて応戦する。真剣に耳を傾ける彼に、思いがけず好感を持つジュディだったが、そのときの彼女には知るよしもなかった。目の前の男性が決して手の届くはずのないセレブリティ、高名な建築家であるマルコム・スチュアートだということを。
  • 懐しのサルコンヌ
    -
    「君に手伝ってもらいたいことがある。結婚してほしい」アレックスは自分の耳を疑い、ぽかんとしてフィリップを見た。彼はフランスから来た裕福な旅行客で、彼女はホテルの受付係。数日前の早朝、海辺で突堤の手すりから落ちかけたときに抱きとめてもらったけれど、彼についてはほとんど何も知らない。しかし婚約者に長年騙されていたと知り、傷ついたアレックスは巧みな説得に負け、さらわれるように結婚してしまう。サルコンヌにある豪奢な伯爵家の城で、愛の苦しみを知ることになるとは夢にも思わずに。
  • シークの冷たい求婚
    3.5
    命乞いのための、愛のない結婚。 それが彼女に許された唯一の選択だった。 ハンナが独房に入れられてから、もう2日が経った。ボランティアとして砂漠の国スラナにワクチンを届ける途中、誤って隣国との国境を越えてしまい、不法入国の罪で連行されたのだ。折悪しく、この一件は政争に発展し、死刑を求める声が出始めた頃、驚くべき条件とともにハンナに救いの手が差し伸べられる。私にスラナ国のプリンスの妻になれというの?スラナ国王の甥で王位継承者であるカメルと結婚することで、隣国は彼女を解放し、すべてはまるく収まる。迎えに来たカメルの冷たい言葉と蔑みの目に怯えながら、ハンナは涙を浮かべた。命は救われるけれど、私は一体どうなるの?■その情熱的な作風が多くの女性から支持されている人気作家キム・ローレンス。砂漠の国のプリンスと結婚することで、命を救われたハンナ。新婚生活はまるで牢獄にいるような冷たさで……。
  • 花嫁失格
    -
    初めて愛した人に、すべてを捧げた。 まさか……騙されていたなんて。 レイチェルは父親のため、品行方正な娘として生きてきた。決められた婚約者アイアス・クーロスはギリシアの大富豪で、そこに愛はなくても、結婚を拒否する理由などなかった。独身最後の思い出に旅したコルフ島で、アレックスと出会うまでは。ふたりは激しい稲妻に打たれたようにひと目で惹かれあい、眩暈のするような時間を過ごした。そしてレイチェルは捧げた――未来の夫のために守りとおしてきた純潔と、心からの愛を。だが翌朝、アレックスがその正体を現す。彼は運命の人などではなく、宿敵アイアスに復讐するためだけにレイチェルを誘惑した、大金持ちの投資家アレクシオス・クリストフィデスだったのだ!過ちはそれだけでは済まなかった。レイチェルは妊娠してしまい……。■『身代わり花嫁のため息』で結婚式を逃げだした姉レイチェルの物語をお届けします。婚約者の宿敵の子を宿し、姿を消さざるをえなくなったレイチェル。けれど復讐のためだけに彼女を誘惑したはずのアレックスが結婚式に現れ、花嫁を連れ去った理由は――?
  • 荒野の乙女
    -
    怖いのは、何もわからないこと。 そして、なぜか彼に惹かれること。 ああ、自分の姓すら思い出せない。わたしはいったい誰なの?記憶を失ったリギアがたどり着いたのは、英国デヴォン州の荒れ野にぽつんと立つ古い屋敷だった。当主のエイブリーは医師で、親切に面倒を見てくれたが、近くに住む彼の従兄弟ロバートは彼女をはなから疑ってかかった。記憶喪失と偽ってエイブリーの財産を狙う女狐め!彼はエイブリーの意地悪な秘書とともにリギアに冷たく当たった。もうここにはいられない――リギアが思いあぐねていたある日、ロバートの態度を変える出来事が起きた。そして雨宿りで寄った彼の家で、ついに記憶の扉が……。■よすがをなくしたすみれ色の瞳の乙女は、どんな過去をもっていたのでしょうか? 天使のようなエイブリーと、悪魔のようなロバート。二人の狭間にあって、惹かれてはいけないほうに惹かれてしまう愛の苦しみを、伝説の作家が流麗な筆で描きます。
  • 大富豪の意外な提案
    -
    たとえ愛がなくても、 あなたの子どもを産めるなら……。 「わたし、赤ちゃんを産むことにしたの」エリーは4年前からひそかに想いを寄せていた上司のエイダンに、3週間の休暇を申請し、人工授精を受けることを伝えた。両親の不幸な結婚生活を見てきたせいで、恋愛にも結婚にも夢を抱けないエリー。けれど、姉の赤ちゃんの写真を見て決意したのだ。子どもと二人きりの幸せな家庭を作ろうと。ところが、エリーの話を聞いたエイダンは休暇は認めないと一蹴したうえ、信じ難い言葉を口にした――“ぼくが子どもを授ける”ですって?エイダンのさらなる提案を聞いてエリーは呆然とする。「もちろん昔からのやり方でだ」■エリーに衝撃の提案をしたボスの思惑とは?! ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家ケイト・カーライルが描く南国の恋。 D-1635『七日間だけの愛人』に続く関連作をお贈りします。
  • 美しき刺繍師
    3.0
    すべてを失った薄幸の貴婦人に なおも降りかかる、愛の試練――。 フランス貴族出身のエロディは無慈悲な運命に翻弄されていた。軍人である兄の上官に異国へと連行されたうえ、大切な家族を人質にとられ、ある企みに手を貸すよう強要された。やむにやまれず協力したものの、その企ては失敗し、エロディは異国に置き去りにされてしまったのだ。今は刺繍の内職で糊口をしのぐ日々。なけなしの賃金から貯えをつくり、人質となった家族と再会するために1日も早く母国へ帰りたい……。そんなある日、ウィル・ランスレイと名乗るイギリス貴族が現れた。彼は精悍な顔に怒りをみなぎらせ、不遜に言い放った!「ロンドンまで来て、悪事を包み隠さず白状してもらおう」■読み応え満点のリージェンシーの書き手ジュリア・ジャスティスが“ランスレイの悪党”と呼ばれる名門一族の紳士たちのロマンスを描く連作。『涙のレディ』に続いてお届けするのは、複雑な生い立ちを背負うウィルと謎めいた美貌の刺繍師エロディの物語です。
  • 傘をさした騎士
    4.0
    雨の夜、タクシーに乗り合わせたのが長身で色浅黒く……危険な男性だったら?■五人きょうだいの末っ子で、二十三歳の今も家族から子供扱いされているフィリーだが、実はこの生活が大いに気に入っている。隣家にはハンサムで優しいドンが住んでおり、彼との結婚はフィリーの心のなかではすでに決定事項だ。ドンだって私以外の相手は考えられないはず、と信じていた。そんなある日、フィリーはロンドンへの転勤を命じられる。ドンは引きとめるそぶりも見せてくれなかった。失意のフィリーを、ロンドン到着早々立て続けに災難が襲った。地下鉄を乗り間違え、雨に降られ、ようやくタクシーを拾うと、自分のほうが先だと言い張る男性に阻まれてしまう。偶然にも――あるいは運命なのか、その男性はこれから彼女が暮らすフラットの隣人カル・マクブライドだった。
  • 遺言と結婚のゲーム
    -
    結婚生活は破綻したはずでしょう。それなら離婚届にサインしたくないのはなぜ?■父の遺言はこうだった――エリザベスが造船所を相続するためには、七週間以内にジェイと結婚しなくてはならない。エリザベスはこの遺言を口実に、父の右腕だったジェイにプロポーズした。ビジネスの申し出だと言い訳したものの、実はひそかに彼を愛していたのだ。意外にもジェイはすんなりプロポーズを受け入れる。だが彼の浮気が発覚し、半年で結婚は破綻した。絶望したエリザベスは、九歳のとき以来暮らしてきたジャマイカから、ロンドンに戻ってひとり暮らしを始めた。一年後、突然ジェイから離婚届と思われる封書が届いた。エリザベスはなんとなく気が重くて開封する気になれなかったが、ある日、突然ジェイが現れ、書類にサインするよう彼女に迫った。
  • 閉ざされた記憶
    -
    彼だ!この人よ……夢の恋人だわ……。でも、これは現実なの?■五年前、アニーは交通事故に遭い、心と体に傷を負った。記憶の一部を失ったものの、主治医の助けと励ましのおかげで、新しい人生を切り開いていこうと思えるまでに回復した。最近、彼女は何度も続けて同じ夢を見る。ため息が出るほどすてきな男性と愛を交わす夢だ。アニーは彼のことを“夢の恋人”と呼んでいたが、あくまでも想像の産物だと信じていた。ところがある日、夢の恋人とそっくりな男性と出会いショックを受ける。その翌日、車に乗り、直感のおもむくままに進んでいくと見覚えのある家の前に出た。そして、家の中から出てきた男性は……夢の恋人だった!
  • 潮風と砂と金の髪
    -
    待っていてくれると思っていた。あんなに早く結婚してしまうなんて。■なぜ、私を非難できるの? シェイは心の中で叫んだ。かつてアレックスはシェイのすべてだった。初めて結ばれたとき、シェイはまだ十七歳、彼は二十一歳だった。アレックスから、キャリアを求めてアメリカに行くと聞いて、シェイは一人にされる不安でいっぱいになった。「行かないで」「待っていてくれ」かみあわない言葉のやりとり。わかってもらえないつらさ。ふたりとも若く、愛を育てる力も知恵もなかった。ほどなくしてシェイは結婚し、若すぎた恋は終わった。だが運命は、十一年もの歳月ののちに二人を再会させた。シェイは帰郷した彼を懸命に避けようとするが、シェイの結婚のいきさつを知らないアレックスは彼女に……。
  • 愛を信じないあなた
    3.0
    永遠の愛は必ず存在する。この一点は譲れない。■バカンスの旅から帰り、久々に出社したジョアンは、休んでいた間に勤務先の出版社が買収され、引き立ててくれた社長が追い出されたと知って激怒した。誰なの、そのにくらしいお金持ちは!それは、国際的な規模でさまざまなビジネスを展開する巨大企業の出版部門で、責任者はホーク・マレン。実業界の帝王マレン氏の孫息子だ。ジョアンは初対面から火花を散らして対立するが、ホークはなぜか彼女を重用し、高い地位に大抜擢する。とまどいを感じながらも彼の下で働くと決めたジョアン。が、それは危険な決断だった。ホークが求めているのは、仕事の才覚だけではなかったのだ。その男が彼女に提案したことは……。
  • 罪なプリンス 愛する人は他人? III
    -
    ある日、彼女の前に現れたのは、身分を偽った億万長者だった!■ベッカは、ある財団から助成金を受けられることになり、レストランを開くという夢が実現する運びになった。ほどなく、レストランの建築業者として、ルーク・ホバートが彼女の前に現れた。じつは、ルークは財団の理事長だった。億万長者の彼は、ふつうの暮らしを楽しむために、身分を偽ってベッカの住む町にやってきたのだった。出会ったとたん、二人はたちまち惹かれ合ってしまう。だが、ベッカは十八歳のとき悲惨な目にあって以来、二度と恋愛をするつもりはなかった。そしてルークも、苦い結婚生活を経験していた。二人は深い関わりを持つことを、人を愛することを恐れ、互いに距離を置こうと努めるが……。
  • 運命の結婚式
    -
    行き場を失った花嫁を彼は愛してしまった。■外輪船の船長ジョン・バーモントは仰天した。船上で結婚式を行っている最中に、花嫁が資産家の花婿を河に突き落としてしまったのだ。夫となる男性の心ない言動に、堪忍袋の緒が切れたらしい。豪華な結婚式は台なしになり、花嫁のメガンは行き場を失った。ジョンは仕方なく、一晩だけメガンを自分の家に泊めた。ところが翌日、船で働く女性が急遽必要になり、メガンにその役を頼むほかなくなった。なりゆきで、彼女はジョンの家に住み続けることになる。やがて二人は互いに好意を抱く。だが、ジョンは愛や結婚を信じていない男だった。別れた妻が、財産目当てで彼に近づいてきた女だったからだ。ジョンは、できるだけメガンと距離を置こうと努めるが……。
  • 見えない波紋
    4.0
    スザンヌは夫と安定した結婚生活を送っていた。ある出会いが彼女の心を波立てるまでは。旅行者夫婦が近くの砂漠で命を落としたことから、その親族だという有名なワイン会社の御曹司リース・カルーが町に来たのだ。目と目が合った瞬間に、静かに、だが強烈に惹かれあう二人。リースに激しく求められて、スザンヌの体に奇妙な痺れが走る。でもこんなの間違ってる――乱れる想いを殺し、やみくもに彼を拒んだ。再び始まる平穏な日々のなか、知らぬ間に見えない波紋は広がる。流産。最愛の夫の突然の病死。そしてスザンヌに訪れる、運命の再会。だが皮肉にも、リースの傍には、既に美しい婚約者が寄り添っていた。
  • プリンスの花嫁 ツイン・ブライド I
    3.0
    プリンスとは結婚できない。何があろうとも絶対に!■アメリカに花嫁を募集しに来た王子様ですって?コーリは女優を目指す双子の姉アンの話を聞いて仰天した。“王子様と結婚したいのはだれ”というコンテストに参加し、見事ヨーロッパの王子の心と婚約指輪を射止めたという。ところが、映画の大役に抜擢されて急遽撮影に入ることになり、アンは代わりに断ってきてほしいと頼み込んできたのだ。姉の成功を願うコーリは、しかたなく依頼を引き受けた。現地に着いたら、話をつけてすぐに帰国すればいい。ところが空港に着いたとたん、コーリは王子の側近に連行され、とあるアパートメントに閉じ込められてしまった。
  • 恋の病にかかったら
    -
    結婚するのがいやなわけじゃないけれど、ブラインド・デートなんてお断り。■スーザンは三十四歳にしてバージン。お堅い姉を心配した妹がブラインド・デートを計画した。相手の写真を見ると、人並み以上にハンサムな男だ。数は少ないが、これまでの交際経験から分析したところでは――第一に、自分はセックス・アピールに動じないタイプである。第二。共通の話題がない男性とのデートは気まずいものとなる。第三。ハンサムな男性ほど、しつこくベッドに誘う傾向がある。写真の男は第一と第三の項に引っかかる。しかも整形外科医ときては、第二の項もあてはまる。ふさわしくない男と会っても時間を無駄にするだけよ。妹にせっつかれてスーザンは出かけていったが、新しい一歩を踏み出すためではなく、じかに断るためだ。男のペースにはまるなんて、あってはならないことだった。
  • 恋に落ちる瞬間
    -
    恋に落ちた瞬間から、人は愛へと突き進む。たとえどんな障害があろうとも……。■ナンシーは研修医としてパーブルック病院にやってきた。指導してくれるのは、ハンサムな医師、カラム。勤務の初日、二人はお互いに強烈な印象を受ける。しかし、ナンシーには二年前に結婚した夫スティーヴがいた。享楽的なスティーヴと、勤勉なナンシーは別世界の人間だった。その違いゆえに惹かれ合ったものの、今では二人の間には溝しかない。カラムの指導を受けながら、ナンシーの心はますます彼に傾いていく。それはまた、彼女の自制心と倫理観との闘いの始まりでもあった。おそらくカラムにとっても……。ナンシーは夫との破綻しかけた結婚生活をなんとか修復しようと努め、カラムはガールフレンドの美人女優とのデートに臨む。けれど、それがむなしい試みだと二人が気づくまでに、さほど長い時間はかからなかった……。
  • 願い星
    -
    キッチンで踊るシンデレラ。彼女の手を取ったのは……?■獣医をめざし、住み込みのメイドをしながら大学に通うポーラは、朝食の準備をする間、その家の娘たちが嬉々として話すのを聞いていた。どうやら“ポロのプリンス”と呼ばれる資産家のブラッドが、ポロの試合のあとで開かれる仮装舞踏会に参加するらしい。でも、わたしには関係のないこと。住む世界が違うのだから。ところがポーラも、給仕係として舞踏会に参加することになった。ひとり配膳室で仕事をしながら、彼女は音楽に誘われてつい踊りだす。「ぼくと踊ってもらえるかな、美しいレディ?」声をかけてきたのは例のとびきりハンサムな男性、ブラッドだった。二人はきらめくような音楽のなか、ダンスに夢中になる。だがそのとき、彼女の耳に十二時を知らせる時計の音が響いた。いけない、わたしは給仕係だったのに! ポーラが逃げ去ったあと、ブラッドの手には名前も知らない彼女のネックレスだけが残された――まるでこれから起こる何かを約束するように。
  • 心の鍵は誰のもの?
    -
    子守と安全のための結婚なんて、楽しいわけがないでしょう?■ニコラは二年前、ブレット・ハーコートと結婚した。でもそれは、身寄りのなくなったニコラを守るためのものだった。ブレットは別れた妻をまだ愛しているからだ。彼はとても優しく、大切にしてくれる。はためには何不自由ない暮らしだが、ニコラには牢獄だった。なぜなら彼女はブレットを愛しているのに、彼はニコラを子供扱いするだけで、指一本触れようとしないからだ。思いあまったニコラは、結婚カウンセラーに相談に行った。「あなたが誰か、ほかの男性に関心があるように思わせなさい」カウンセラーの意外なアドバイスに驚くニコラだが、今の状態を続けていくのももう限界だ。おまけに、ブレットを誘惑しようとする女性までが登場する。動揺し腹を立てるニコラの前にも、すてきな男性が現れた。ニコラには、助言を実行する絶好のチャンスだった。
  • 億万長者の恋 億万長者に恋して
    -
    『初恋』と題された肖像画のモデルは驚くほどキャロラインにそっくりだった。彼女が働く画廊によって新たに発見された幻のその名画は今夜、早くも買い手がつきそうな気配だ。キャロラインも『初恋』が早く画廊の手を離れることを望んでいた。肖像画が呼びおこした悲痛な恋の思い出に苦しめられていたからだ。彼女のそれも初恋だった。十二年前の、十七歳のあの夏。野性的なベン・デクスターに出会った日がすべての始まりだった。裏切られ、冷酷に捨てられて、狂おしい恋は終わったけれど…。絵を買いたいという客を迎えるための準備をすませた彼女のもとへ画廊の経営者がひとりの男性を連れてきた―ベン・デクスター。十二年の歳月は彼をすっかり洗練された男性に変えていた。リッチで傲慢なヒーローの華やかな輝きと、隠れた素顔の魅力を描いた、ゴージャスな恋物語。
  • 愛なき花婿 愛と裏切りのコネリー家 X
    3.0
    お金と夜のためだけの結婚が、これほどつらいものだったなんて。■彼にだけはこんな姿を見られたくなかった。食堂(ダイナー)に現れたセス・コネリーに近づきながら、リンは思った。詐欺師にだまされ莫大な借金を背負ったせいで、毎日働きづめだ。きっとやつれてひどい姿に違いない。案の定セスはリンの様子に気づき、事情を聞き出すと、仰天するような提案をした。「君の夫として、借金を返済しよう」リンは少女のころからセスを想ってきた。できればイエスと答えたかったが、人助けのためにプロポーズしただけかもしれない。だが「これは本当の結婚なの?」という問いに、セスは熱い目をしてうなずいた。リンの胸に喜びがあふれた。うぶな彼女は気づかなかったのだ。“本当の結婚”とは、愛しているという意味ではないことを。
  • 恋人たちの夏 最高のあなた
    -
    ゆきずりの恋なんかじゃない。そう信じていたけれど……。■ある夏の日、ケリーは海で溺れて気を失ったところをジェフという海兵隊員に救われた。優しさあふれるその青い瞳にたちまち心を奪われ、誘われるがままに、熱いデートを重ねるようになる。愛しあうほどに高まる情熱。つのる欲望。すべてが生まれて初めて味わう強烈な体験だった。きっと二人の間には特別な絆があるに違いない。そう信じたケリーだったが、幸せな日々は長くは続かなかった。軍の指令で、彼が危険な任地へ旅立ってしまったのだ。しかも機密事項のため、行き先もいつ帰るかも教えてはくれなかった。寂しさに耐えて、ジェフの帰りを待ちわびる彼女はほどなくショッキングな事実に直面した。
  • 熱砂に燃えて
    3.0
    写真家としてアラブに取材に行った兄が、反政府組織に誘拐された!その知らせを受けたクリスティ・ダルトンは、兄の救出に力を貸してくれそうな人物に接触を試みた。シーク・シャリフ・ビン・ユセフ・アル=サエド。国際的実業家としてその名を知られたサウジアラビア人だ。だがクリスティには、彼の魅力的で洗練された外見の下に、冷酷非情な顔が潜んでいるように思えてならない。事実、クリスティの必死の懇願も、なんの効果もなかった。そこで彼女はシャリフの不利になる情報を切り札としてちらつかせ、彼と一緒にアラブに行く保証を取りつける。しかし彼の国では、未婚女性は友人とはみなされず、妻か、あるいは愛人を装わなくてはならないという…。
  • 妻の役割
    4.0
    五年前、ステファニーは弟の危機を救うため富も権力も合わせ持つドミニクと愛のない結婚をした。だが、今は冷酷な夫と別れ、絵を描いて暮らしている。そんな彼女のもとに、ある日ドミニクから呼び出しの電話がかかる。「きみが条件さえのめば正式に離婚してもよい」と。取り引きに応じた彼女は、夫とともに出かけたハミルトン島で仲むつまじい夫婦を演じることになった。こんなに心が離れているのに…。でも、あとは私の演技力しだい。これさえ終われば、晴れて自由の身になれる。
  • 愛は止まらない
    -
    いつかこの日が来ると思っていた――もう身も心も彼から離れられない。■シーリアにとって、アレック・シャープは特別な存在だった。初めて会ったその日に“情事”を持ちかけた男。脅威を感じさせるルックスに、無愛想な態度。だが、彼は誰よりも有能な私立探偵で、弱者には限りなく優しい。良家のお嬢様だったシーリアが同じ私立探偵の道を選んだとき、アレックが過保護になったのも無理はなかった。そして今回、シーリアが請け負った家出娘の捜索にも、彼は首を突っ込んできた。売春組織が絡んで、危険だと言うのだ。シーリアはプライドを捨てて、アレックに協力を頼んだ。すると、彼はとんでもない条件を持ち出した。「おれは君がほしい。この件が解決するまで君をおれのものにしたい」
  • かなわぬ恋 孤独な兵士 VII
    4.0
    今からこの身に起こることに、果たして耐えられるだろうか。手足を縛られ、服を乱暴にはぎ取られたキャリーは恐怖と恥辱にうち震えていた。久しぶりに会った義兄のマイカから、麻薬王ロペスに狙われていると警告されたけれど、本気にはできなかった。男たちにさらわれ、ロペスの屋敷に連れてこられるまでは。ロペスは手下たちに、わたしを好きにしていいと言った。そして今、一人の男がナイフを持って近づいてくる。最初で最後の男性経験は、おぞましいだけのものに終わるだろう。四年前のあの日、マイカに拒絶されてさえいなければ!男がまさに襲いかかろうとしたとき、窓ガラスを打ち破って、覆面をした男が入ってきた。彼は新たな敵なの…。
  • さらわれた令嬢
    -
    まさか彼があの秘密を知っているはずはないのに……。■「誰か助けて!」そう叫ぶジュリアナの声はむなしく宙にかき消えた。北海に浮かぶ小国ビョルリの路上で、彼女は何者かに襲われ、無理やり飛行機に乗せられた。国王の秘書官の娘であるジュリアナは、国際的な陰謀に巻き込まれたと確信した。だがアメリカの空港に降り立ち、連れていかれた要塞のような屋敷に待っていた人物を見て仰天した。グリフォン・タイナーが不敵な笑みを浮かべてこちらを見ている。ジュリアナの胸に鋭い痛みが走った。二年前、スキー場で出会って恋に落ち、夢のような時を過ごした。だがある朝、グリフォンはベッドで眠る彼女を残し、姿を消したのだ。非情にもわたしを捨てていった彼が、今さら何の用なの? どうしてわたしを誘拐したの?
  • 夢見るシンデレラたち
    3.0
    『公爵に片思い』王宮付の庭師の娘セリーナは、一夜だけ親友のアンナ王女にドレスを借り、舞踏会に出席した。豪華絢爛さにとまどうばかりだったが、憧れのハリントン公爵にダンスを申し込まれ、誘われるがまま夢心地で夜をともにする。でも……彼とは住む世界があまりに違いすぎる。借り物のドレスをまとった私を、彼は令嬢と勘違いしているだけ。そう悟ったセリーナは翌朝公爵の前から姿を消すが、一夜の情熱の証はしっかりとその身にやどっていた……。『わたしだけの王子様』いつか王子様と結婚するのがマギーの幼いころからの夢だった。だが、現実は平凡なできごとの繰り返しだ。今は看護婦として働く彼女のもとに、ある大晦日の晩、けがをした男性が運び込まれてきた。そのハンサムな容貌、高貴な雰囲気に心を奪われたマギーは意識を失っている彼の唇に思わずキスしてしまう。やがて目を覚ました男性の言葉に、彼女は耳を疑った。「僕はデブン・レノー。ウィルシャー島の王子だ」
  • 一本の赤いばら
    -
    今夜はマギーにとって特別な夜になる。かつてマギーは人気のあるデュオの歌手だった。だが、三年前の交通事故で何もかも失ってしまった。歩くこと、歌うこと、そして共に歌っていた夫のアダムまで。さらには、身ごもっていた大切な子供までも……。その後マギーは必死にリハビリをし、歩けるようになった。ようやく歌手としてカムバックする日を迎えることができたのだ。その記念すべき第一歩が今夜のステージ。舞台に上がったマギーの胸に、歌うことの喜びが満ちあふれた。ところが、突然マギーは会場にアダムの存在を感じた。ひどい裏切りをしたあげく私を捨てておいて、今になってなぜ?またもや私を傷つけるつもりで現れたの?
  • 解かれた封印 灼熱の冬 I
    3.5
    “ボウ”の愛称で知られるボウリュー伯爵は、どんな謎でも解いてしまう独身の伊達男だ。狩りで弟が大怪我を負ったと聞き、駆けつけたボウは、ぶかっこうな茶色のドレスに頭巾という姿の老婆が、弟の治療に当たっているのを見て激怒する。こんな田舎の薬草医にいったい何ができるというのか?ところが、無学な老婆を装っていたのは、若く美しい知性に富んだ未亡人、ローラ・マーティンだった。ローラのような女性が、なぜ身を隠すように暮らしているのだろう。身を隠す――そうだ! 彼女は何かを隠している。謎解きはボウの得意とするところ、彼はなんとしても彼女の正体を暴こうと決意した。
  • ときめきの宝石箱
    4.0
    カサンドラは途方に暮れた。父が他界した今、没落寸前のわがヴェレア家を存続させるのは私の役目。代々伝わる財宝を見つけ、お金に換える必要がある。それには宿敵ネビル家に協力を請い、両家に伝わる二枚の地図をもとに隠し場所を探さなければならない。なのに昨夜…人違いとはいえ私のベッドに忍び込み、強引に唇を奪った彼こそ、ネビル家の当主サー・フィリップ。いくら家のためでも、レディを愚弄したあの放蕩者に頭を下げることになるなんて。
  • テキサス探偵物語
    -
    『この恋、絶体絶命!』―三年前デインの母とテスの父が再婚することになって、ふたりは知り合った。当時デインは結婚に失敗、彼らの両親も挙式直前に事故死した。それ以来、デインが身寄りのないテスの面倒をみていて、今は探偵事務所所長と秘書の間柄でもある。だが、テスはデインが近寄るとびくついて逃げようとする。あの日ふたりの間にあんなことさえ起こらなければ…。『この恋、揺れて…』―「頭がコンピュータで胸がぺしゃんこのオールドミスのきみを、おれが求めているって?冗談はよせよ」あの大晦日のパーティでタビーはひどく傷ついた。しょせん幼なじみのニックは気ままな暮らしを好むプレイボーイ。お堅い人類学者のわたしなんか気にもかけていないんだわ。だが、タビーは大学で起きた盗難事件の嫌疑をかけられ、探偵であるニックに調査を依頼することにした。『この恋、勝負あり?』―キットは二週間前に転職して、探偵事務所に入った。ところが、前の会社の社長ローガンが押しかけてきて、今の秘書が無能だから、職場へ戻ってきてほしいという。わたしを首にしたくせに、今さらなによ!元ボスの願いをつっぱねたキットだったが、皮肉にも、初仕事は行方不明になったローガンの母親の捜索で…。
  • 嘘と秘密と再会と
    4.0
    エリーは両親の死に衝撃を受け、訪れたラスベガスで捨て鉢な行動を取った。社交界の令嬢を装って知り合ったレオという男性と結婚式を挙げ、愛を交わしたのだ。翌朝、彼女は自分の所行に恐れをなし、イギリスに逃げ帰った。4年後、彼と再び会う定めとも知らず。
  • 花嫁の姉
    3.5
    妹の盛大な結婚式に出ることになり、ケイティは複雑な心境だった。1年前、妹はケイティがつき合っていた恋人を奪い取ったのだ。すると、母が気をきかせて当座の恋人役を演じる男性を用意してくれた。だが、それは以前、最悪の出会い方をしたジャクソンで……。
  • 星降る夜の出来事 狼たちの休息 XVI
    -
    孤児として育ったフェイスは運命の人との出会いを待ちわびていた。だから、誘拐犯から彼女を救ってくれたワースに純潔を捧げたのだ。“二カ月後のクリスマスに町の広場にあるツリーの下で会おう”そう約束して別れたが、当日、いくら待てどもワースは現れない。フェイスは絶望に打ちひしがれた――おなかに宿る彼の子とともに。

最近チェックした作品からのおすすめ