刀鍛冶作品一覧
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4.8「金なんざどうだっていい。心意気の話さ。わかるだろ?」 ただひたすらに、ひたむきに…… 桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。 伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く歴史的傑作。 ■桶職人 覚えときな。木ってのは生きてんだ──木を見つめ木と生きる桶職人の一日。 ■刀鍛冶 自分が打った刀で子どもが殺された。灼熱の鍛冶場ーー多くを語らぬ刀匠の胸中は… ■紺屋 友禅染が大流行する中、藍染の意匠に悩む一人の職人。先の見えない仕事に心は沈むが… ■畳刺し 明け渡った吉原が男達の仕事の場。暮れの畳の張り替えに遊女達の冷やかしは付き物で… ■左官(一、二、三) 土蔵の普請場に奇妙な男が現れる。甚三郎と名乗るこの男、上方から流れてきたようだが…
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4.5昭和30年代に現代人の心のふるさとを追う珠玉作の数々。ある場所に腕利きの大工がいた。その職人芸たるや、立てた柱に後光がさすといわれるほどのもの。だが、世の中は高層建築の時代に変わり、彼の腕を発揮する場所もどんどん無くなっていく。そんな彼の元に、ある依頼があった。なんと宇宙衛星を木造で作ってくれというのだ(第1話)。他、魔術師、子役タレント、キャバレーのホステス、刀鍛冶、カメラマン…さまざまな場で活躍する“プロフェッショナル”たちの姿をコミカルに、またペーソスあふれるタッチで描いた、現代のメルヘン集。
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4.0白く美しい指先に一瞬だけ力が込められる。ただそれだけ。それだけでその男のあごは音を立てて、あっさりと外れる。痛みにのたうち回る男をその真紅の髪の美女は、炎のような赤い瞳で冷たく見つめていた…。絶対殺人武器―イムァシアの刀鍛冶たちにより最強の暗殺者として育てられたミズー・ビアンカは辺境の街にいた。目的はとある退役騎士の情報を得ること。彼は“精霊アマワ”の手掛りを持つ唯一の男なのだ。世界の滅亡の鍵を握る“精霊アマワ”。その強大な力と、それを巡る陰謀にミズーはたった一人で闘いを挑む!触れれば切れるほど研ぎ澄まされた、冷厳なる幻想世界が君を待つ!秋田禎信入魂の新シリーズいよいよスタート。
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3.8騎士団に所属する元貴族の娘セシリーは、今の世では禁忌となった悪魔契約の力を振るう暴漢を、一太刀の下に退ける男と遭遇し…
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3.0武器改造に伝承の武具。アイテムを駆使して強敵に挑め! 両親の仇・ハンマーヴィルの獣が再び現れたと聞き、リアルは幼なじみが鍛えた自分だけの剣で、仲間たちと共に凶獣に挑む!
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4.0「第6回アルファポリスファンタジー小説大賞」特別賞受賞作、待望の書籍化! 夢だった刀鍛冶になれるというその日に事故死してしまった津田驍廣(つだたけひろ)は、冥界で“異世界の鍛冶師”として生きていくことを勧められた。ところが、彼が降り立ったのは、人間が武具を必要としない世界。そこで彼は、竜人族を相手に、夢の鍛冶師生活をスタートさせた。特殊能力を使い、激レア武具を製作していく驍廣によって、異世界の常識が覆る!? 異世界生産系ファンタジー、ここに開業!
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4.0【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 水戸斉昭の刀鍛冶から、農具・生活刃物を打つ職人へ。幕末から平成の現在まで、鉄とかかわってきた奥久慈の野鍛冶・横山祐弘氏が語る、鉄の不思議と道具の魅力。懐しい日本を思い出す、文庫書き下ろしの聞き書き集。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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3.5清瀬神社の禰宜・音弥の元に、刀鍛冶をしている幼馴染の大我が滞在することになった。5年間、ある事情から大我と距離を置いていた音弥は、逞しい大人の男に成長した彼にどう接していいかわからず、混乱するばかり。だが、そんな音弥の気も知らず、大我は強引に接してくる。一方、街では“獣”によって人間が襲われるという奇怪な事件が発生。音弥もまた、謎の獣によって深い傷を負わされてしまう。その姿を目にした大我は――。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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5.0白く美しい指先に一瞬だけ力が込められる。ただそれだけ。それだけでその男のあごは音を立てて、あっさりと外れる。痛みにのたうち回る男をその真紅の髪の美女は、炎のような赤い瞳で冷たく見つめていた…。絶対殺人武器―イムァシアの刀鍛冶たちにより最強の暗殺者として育てられたミズー・ビアンカは辺境の街にいた。目的はとある退役騎士の情報を得ること。彼は“精霊アマワ”の手掛りを持つ唯一の男なのだ。世界の滅亡の鍵を握る“精霊アマワ”。その強大な力と、それを巡る陰謀にミズーはたった一人で闘いを挑む! 触れれば切れるほど研ぎ澄まされた、冷厳なる幻想世界が君を待つ! 特典としてカラーイラストセレクションを収録! ※本作品は『エンジェル・ハウリング』シリーズ全10巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
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5.0かつて、大陸で“悪魔契約”を駆使した忌まわしい戦争があった。そして今――。騎士団に所属する元貴族の娘セシリー・キャンベルは、平穏となった今の世では禁忌となった悪魔契約の力を振るう暴漢を、奇妙な形の剣で一太刀の下に退ける男と遭遇した。セシリーは、父より受け継いだ寿命寸前の古剣を打ち直してくれる鍛冶屋を探していたのだが、一閃でその男の剣に惹きつけられる。しかもルークと名乗る謎めいた男は、鍛冶屋を営んでいるという。――衝撃の出会いが、すべての始まりだった!! 火花を散らす気鋭の作家・三浦勇雄が、剣筆絢爛に舞う本格ファンタジー、見!!参!! ★合本版特典として『聖剣の刀鍛冶』1~16巻のカバーイラストを収録した「カラーイラスト集」を巻末に収録! ※本電子書籍は『聖剣の刀鍛冶』1~16巻を1冊にまとめた合本版です。
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5.02021年秋/冬、アニメ放送開始!! 遊郭での戦いの続きを世界最速ノベライズ! 鬼になった妹・禰豆子を救い、家族の仇討ちをするために鬼殺隊に入った炭治郎。炭治郎たちは、百年ぶりに「上弦の鬼」を倒すことに成功する。激戦で欠けた刀を直してもらうため、刀鍛冶の里を訪れた炭治郎だが、そこに「上弦の鬼」が襲来して……!? 恋柱・甘露寺蜜璃、霞柱・時透無一郎も活躍! カラー口絵4Pつき、イラスト多数! 総ふりがなつきで読みやすい!! 総ページ356Pの大ボリューム! 原作に忠実に、刀鍛冶の里での戦いをまんがノベライズ!!
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4.0原作漫画はもとよりテレビアニメが好評を博し、劇場新作の公開も控えている大人気作『鬼滅の刃』。その舞台である大正時代は、明治と昭和という激動の両時代に挟まれ、14年半と短いながらも日本近代史において重要な側面を多く持つ、魅力的な時代でした。本書では大正時代の流れと出来事、醸成された文化や習俗、技術の面から、『鬼滅』の物語の背景と、炭治郎たち鬼殺隊や鬼たちの想い・行動原理に迫ります。 大正時代の知識を深めれば『鬼滅の刃』が更に面白くなる!! 【CONTENTS】 第一章 大正時代とは 大正時代概要 第二章 登場人物にみる時代背景 竈門炭治郎にみる炭焼きの歴史と需要 栗花落カナヲにみる大正時代の人身売買 胡蝶しのぶにみる大正時代の医療 甘露寺蜜璃にみる大正時代の結婚と家制度 宇髄天元にみる忍者観とその歴史 悲鳴嶼行冥にみる大正時代の孤児院 鱗滝左近次にみる大正時代の剣術と切腹観 鋼鐵塚蛍にみる大正時代の刀鍛冶と研師 【コラム】雷に打たれた少年・我妻善逸 【コラム】猪に育てられた野生児・嘴平伊之助 鬼舞辻無惨にみる平安貴族の食事と病気治療 童磨にみる江戸~大正時代の宗教観 猗窩座にみる江戸時代の罪人と入墨刑 半天狗にみる江戸時代の盲人と当道座 鳴女にみる琵琶の歴史と女性の琵琶 【コラム】大正時代における長男・家督相続者の責任 第三章 大正時代の“衣” 鬼殺隊ファッション・隊服編 鬼殺隊ファッション・足元編 羽織・着物の柄とその意味 大正時代の和装と洋装 アクセサリーの歴史 【コラム】髪型の洋風化における男女差と結い髪の発展 第四章 大正時代の“食” 大正時代のファストフード 大正時代の食風景 大正時代の菓子・蝶屋敷編 大正時代の菓子・恋柱編 第五章 大正時代の“住” 急速に西洋化していく東京府 大正時代の浅草 大正時代の吉原 【コラム】関東大震災 大正時代の住宅事情 大正時代の交通インフラ 大正時代の生活インフラ 大正時代の通信インフラ 大正時代に一般化した新文化 女性の社会進出と女性文化の発展 大正時代の子どもの遊び 第六章 鬼とは 「鬼」について 大正時代が舞台の漫画・アニメ
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-京極家お抱え刀鍛冶を決める、五つ胴にてのためし斬り。源斉と幻山の刀が見事裁断してのけたが、源斉の刀は欠け、幻山の太刀は折れ曲がってしまっていた。今一度打たせた上で優劣を決めることとなる。狂ったように刀を打つ幻山だったが、焼き入れ具合が掴めず、荒れる。息子の佐一郎は父を見放したが、妻の美津は源斉に身を投げ出して秘法を聞きだしてきた。しかし怒った幻山は美津を惨殺。その血と自らの血を用いて焼入れを行い、死ぬ。完成した魔刀は領主に鋳潰せと命じられたが、成長し刀の鑑定家となった佐一郎の腰には、女の血を好む魔刀が…。 「魔刀誕生」以下「死罪場口の女」「帰り鬼怒」「私娼」「恋夜叉」「下郎の首」「名残り修羅」「迷い辻花」「斬馬の剣」「流魂」を収録。
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-若き刀鍛冶師の宗司は、たゆまぬ努力と並はずれた才能から、二十三歳にして、人間国宝である祖父をも超える天才ともてはやされている。しかしその一方で、刀にのめり込むあまり、周囲から「薄気味悪い」と陰口を叩かれ、敬遠され孤独を抱えていた。そんな宗司の心を唯一癒してくれるのは、瀕死の状態で助け大事に育ててきた、顔にお面のついた真っ白い狐の存在だ。ところがある日、その狐が突然人間の姿をとり、俺は「神の眷属だ!」といいはじめ――!? 俺様キツネ×ツンデレ鍛冶師の不思議和風ファンタジー!(「面狐、拾いました1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.1に収録されています。重複購入にご注意ください)
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-アリンネヴィアの血族。それは高名な刀鍛冶であるとともに、人間を魔剣へ変える禁呪を扱う特別な血統。血族の生き残りであるリットはある夜、潜入しようとした聖騎士学院で美しい黄金の髪の少女と出会う。少女の名前はエルファ。聖騎士を目指すエルファに見つかったリットはその華麗な剣捌きに翻弄され、やむなく魔剣変化の禁呪を使うのだが、エルファにはなぜか通用せず逆にとらえられてしまう。「あなた、普通の人間ではないのね。私のペットになりなさい!」「え、お前何言ってんの?!」幻獣をペットにするのが趣味なエルファにとって、アリンネヴィアの血族は珍獣扱い。こうして、エルファから愛玩動物扱いされることになったリットの運命はいかに。
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-一の身寄りだった刀鍛冶の祖父を亡くし、天涯孤独の身となった流一朗太。彼は祖父の死の間際に一振りの脇差を渡された。流星刀と呼ばれるそれは、彼が生まれた晩に天から降ってきた隕石で作られたもので、不思議な力を秘めた刀だった。人間を選ぶ流星刀は、唯一の主人にしか抜くことができず、その持ち手に無敵の業をもたらすのだ。さらに、男女の和合を掌り、その持ち主はどんな女性とも情交できる力をも持つらしい。 江戸に新天地を求める旅の途中、一朗太は野盗を斬り、彼らに襲われそうになっていた美貌の女武芸者・梢と肌を合わせて童貞を喪う。初めて人を殺め、初めて女体と一つになる悦びを知った一朗太。魔性の剣の淫気に導かれ、和合の神秘に目覚めた少年が抱いた無窮の欲望とは…。
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3.3『風の市兵衛』の著者入魂! 書き下ろし時代小説、新シリーズ開幕! 鍛え抜かれた刃鉄のように純粋で強靱な、孤高の刀鍛冶・一戸前国包、見参! 時は元禄。 一戸前国包は京橋南の弓町で刀鍛冶を営み評判を呼んでいた。 家宝の刀に魅せられて以来、武士の身分を捨て刀鍛冶に心血を注いできたが、ある時、本家を通じて老中格・柳沢吉保の配下から密命が下る。 武蔵川越領で村人を斬殺した旗本の子弟を斬ってほしい、と。 「天稟の素質」と言われた神陰流の達人である国包の下した決断は――。 孤高にして矜恃を失わぬ男の熱き生き様が胸を打つ、書き下ろし新シリーズ第一弾! 解説・北上次郎 「もしいま、書店でこの文庫本を手にとって迷っているなら、『ちょっと面白いよ』と、あなたの耳元で囁きたい。ただいま、そんな気分である。」(解説より) ――文芸評論家 北上次郎氏
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 梃子の原理の発見から鋏の誕生に至る過程を推理し,日本鋏の特異な歴史的位置を明らかにするとともに,刀鍛冶等から転進した鋏職人たちの創意と苦闘の跡をたどる。
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-日本刀の名工として正宗と並び称される、長曽祢虎徹。越前の甲冑師から50歳で江戸の刀鍛冶に転じたといわれる謎に満ちた生涯。美にこだわった正宗に対し、太平の世にありながら、あくまで斬れ味にこだわったその作風。井伊直弼、近藤勇、勝海舟、犬養木堂らに愛された独特の魅力。豊富な図版とともに、人と作品の核心に迫ります
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-誰もできなかった鎌倉時代の名刀再現に成功した刀匠が語る日本の凄さ――。至高の美、強さ、精神性。日本刀の世界では、鎌倉期の刀が最高のものとされてきたが、製法が失われ、再現が不可能となっていた。特に江戸期以降、無数の刀鍛冶が再現に挑むも、叶わなかったのである。しかし著者は、遂にその再現に成功した。「名刀」の域に達するのは、並大抵のことではない。名刀であるためには、「品格」が求められる。刀の原料となる和鉄の性質にも通じなくてはならないし、刀の歴史や文化の深い部分も知らなくてはならない。しかし、それがわかったとき、日本文化の美、強さ、精神性の凄さが見えてくる。そもそも、日本の国宝の中でも日本刀は数からして別格であり、平成29年現在、国宝1100点のうち日本刀は110本もある。これほど国宝に指定されているのは、日本刀がたんなる「武器」ではなく、「美術品」であり「高い精神性」を帯びたものだったからだ。ここに、日本文化の秘密の一端がある――。希代の実力派刀匠が語る日本刀の真実と、日本文化の真髄。 【目次より】●第1章:日本文化と日本刀――刀は「生きる力」をもらうもの ●第2章:鎌倉時代の古刀を再現する――私の刀工修行 ●第3章:日本刀の歴史とつくり方――珠玉の刀の秘密に迫る ●第4章:「至高の美」と「強さ」をいかにつくりだすか ●第5章:精神性――神道と産霊(むすび) ●附章:日本刀の見方、愉しみ方
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-内藤新宿の本屋『東西屋』に勤める夕吉は、下総生まれの百姓の末っ子。江戸で奉公を始めて三年になる十八歳だ。夕吉は手習いの頃から学問が好きで、読み書き算盤はもとより、読み物が何より大好き。そして中でも、不思議な話に目がなかった。そんな夕吉は、ある日、隣の空き家で二百四十年先から来たという謎の女刀鍛冶・美百合と出会う。怪異も畏れず、美百合から流れ星の隕石で作った「冥王丸」という脇差を預かった夕吉。女将に頼まれて、喘息が快癒したという『東西屋』の娘・多恵を迎えに療養先の鎌倉に迎えに行くことになった夕吉だったが、そこで彼を待っていたのは!? 好評江戸あやし官能シリーズ第三弾。
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-病弱だった藩主の娘・小夜姫の危篤を知らされ、蘭方修学のため留学していた長崎から急遽江戸藩邸に戻ることになった長塚藩の下級武士・浅見順吾。だが、途中数人の山賊に襲われ、逃げるうちに迷い込んだのは青梅の山中だった。そこで出会ったのは、二百六十年先の世から来たという謎の女刀鍛冶・美百合。事情を聞いた美百合は、流れ星の隕鉄で作られた[冥王丸]と、和合によって授けられる人智を超えた力を順吾に与えてくれた。流星刀の妖力に導かれ、小夜姫の命を救った順吾。だが、本復までの治療を続けるうち、姫にせがまれた順吾はついに一線を越えてしまう。さらに、主君の正室・和泉までも娘の恩人である順吾に執着して……。好評シリーズ第二弾!
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-牧田小四郎は微禄の家の冷飯食いだが、学問所の成績を見込まれて、中井徳之進という典薬頭の手伝いをしていた。典薬頭は江戸城の奥医師たちの上位にあり、医術と典薬の全てを掌る高禄の家である。取引先の薬種問屋「山葉屋」の女将と娘、そして徳之進の娘・志穂が、青梅の山中に薬草を採りに行ったまま行方知れずになった。徳之進に命じられ、彼女らを探しに青梅にやって来た小四郎だが、山中で未来から来たという女刀鍛冶・美百合と出会う。美百合から淫気と流れ星の隕石で作った流星刀「冥王丸」を授かった小四郎は、山賊に囚われている女たちを発見し、冥王丸の力でみごと救出。無事江戸に戻った小四郎だが、いままで目もくれなかった志穂に言い寄られて…。
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-時は幕末、慶応四年。倒幕をめざす薩長の東征軍が迫るなか、江戸の西の入口にあたる青梅村の人々は、戦乱の予兆に戦々恐々としていた。そんなとき、村の百姓の五男坊・甚介は山中の小屋で謎の女刀鍛冶・美百合と出会う。美百合は百五十年後の未来からやって来たという美少女。甚介は美百合から流れ星の隕鉄で作った流星刀「冥王丸」を授かり、不思議な力を身につけることになった。男女の和合と剣技を掌る流星刀に導かれた甚介は、今後、歴史がどう動いていくかを美百合に教わり、戦乱を避けるべく、幕軍と薩摩軍のあいだを取り持つことになるのだが……。時を駆ける神秘の剣を巡る時代ロマン、完結編!