作品一覧 2024/05/09更新 モーニング NEW 試し読み フォロー 神田ごくら町職人ばなし 試し読み フォロー コミック乱 NEW 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 坂上暁仁の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 神田ごくら町職人ばなし 〈一〉 坂上暁仁 ごく稀ですが、琴線に触れビビッときた時だけコミックを登録しています。本作の内容紹介や表紙から想像し、エイッと購入したらまさにドンピシャ! 圧巻の描写に感嘆! 期待以上の傑作でした! 物語の舞台は江戸時代の「神田ごくら町」(架空の街)。著者曰く、現代でいう日本橋周辺で、町名由来は「落語」をもじっ...続きを読むたものだそう。 描かれるのは、江戸職人(桶屋、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官)による伝統の手仕事の技と意地、そしてその日常です。 一話完結の物語が、五編(七話)のオムニバス形式で収録され、堅過ぎず構えることなく読めます。 職人が魂を込め、ものづくりに向き合う姿。その様子を、江戸の街・仕事場を背景にして、虫の目・鳥の目、時に画角を変えながら詳細に描きます。 その迫力ある作画は、道具や製作過程を丁寧に描き、台詞がなくても雄弁に語り、観る者を捉えて離しません。作画の表現がこれだけ人の心を動かすものかと感心します。著者のこだわりと熱量がひしひしと伝わり、江戸の風が吹き、"粋"を感じました。 敢えての設定なのか、「畳刺し」を除けば職人が皆女性なのが意外でした。けれども、個性の書き分けがなされ、各話の味わいに変化をつけているようです。共通するのは、仕事に対するひたむきさ、生き様の美しさ・尊さでしょうか。輝いて見えます。 第28回手塚治虫文化賞「新生賞」受賞 トーチwebで連載され、本作の続編(其の八「蔵人」)や「金沢職人ばなし」も読めます。それでも、紙の質感を感じながら、書籍として読みたいですねー。続編と他作品の発刊が待たれます。 Posted by ブクログ 神田ごくら町職人ばなし 〈一〉 坂上暁仁 かっこいい女の人達の話 桶、刀、紺染め、畳、左官 畳は殿方ですが、舞台が吉原、遊女が出てくる、 そのため職人を殿方にした様です。 遊女の客が殿方で、これが駄目男、いとおかしですね。 実際のところ女性に務まるの、とか聞いちゃいけない質問です。 自分なりに推察するに、刀や左官は辛そうです。 その辺は殿方でも変わりませんが。 定...続きを読む価は安くないですが、安くない定価に見合った内容だと思うので、 これからも頑張って欲しいものです。 お好みで。 000 神田ごくら町職人ばなし 〈一〉 坂上暁仁 なんというか「お見事!」の一言! 登場してくる職人たちの素晴らしい技、それを細部まで描き切った作者さん! この日本の素晴らしい職人技が途絶えない事を強く願います。 続きが楽しみ。これはアニメ化かドラマ化かあるかもな〜。でもちゃちくはして欲しくない! Posted by ブクログ 神田ごくら町職人ばなし 〈一〉 坂上暁仁 江戸時代の、桶、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官それぞれの職人の短編話集 わたし自身も職人環境に身を置く立場なので、ものすごく刺さる漫画でした。 それもだけど漫画のコマのカメラアングルとか画力や丁寧さも見入ってしまう。 百年後のはなしとか出てきてましたが、わたしももしかしたら百年後にも残る仕事内容だか...続きを読むら、万が一百年後のひとに見られることがあったら、「これいいなぁ」って思って貰える仕事をしたいなと思いました。 良い漫画…… Posted by ブクログ 神田ごくら町職人ばなし 〈一〉 坂上暁仁 桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。5つの職人を描く。一つ一つは短いストーリーだが、道具や背景がとても細かく丁寧に描かれていて緊張感がある。職人の手元の描写に引き込まれる。どの職人も粋で格好良く、畳刺し以外は女性なのも良い。 Posted by ブクログ 坂上暁仁のレビューをもっと見る