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「金なんざどうだっていい。心意気の話さ。わかるだろ?」
ただひたすらに、ひたむきに……
桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。
伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く歴史的傑作。
■桶職人
覚えときな。木ってのは生きてんだ──木を見つめ木と生きる桶職人の一日。
■刀鍛冶
自分が打った刀で子どもが殺された。灼熱の鍛冶場ーー多くを語らぬ刀匠の胸中は…
■紺屋
友禅染が大流行する中、藍染の意匠に悩む一人の職人。先の見えない仕事に心は沈むが…
■畳刺し
明け渡った吉原が男達の仕事の場。暮れの畳の張り替えに遊女達の冷やかしは付き物で…
■左官(一、二、三)
土蔵の普請場に奇妙な男が現れる。甚三郎と名乗るこの男、上方から流れてきたようだが…
Posted by ブクログ 2024年03月09日
江戸時代の、桶、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官それぞれの職人の短編話集
わたし自身も職人環境に身を置く立場なので、ものすごく刺さる漫画でした。
それもだけど漫画のコマのカメラアングルとか画力とか丁寧さとかにも見入ってしまう。
百年後のはなしとか出てきてましたが、わたしももしかしたら百年後にも残る仕事...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月22日
「2024このマンガがすごい第3位」に選ばれた漫画なのですが、江戸時代の職人を生き生きと描写しています。武士にスポットを当てる本はいくらでもありますが、江戸時代の職人、しかも事件とかではなく職人の仕事そのものを描いている作品は珍しいのではないでしょうか。絵も綺麗で匠の技がよく伝わってきます。畳職人、...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月07日
仕事帰りに近くの本屋にで試し読みがあったので、桶職人の段を読む。売り切れで再版中とあった。後日、入手。
先の桶職人の話から始まり、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、最後の左官の話は長め。じっくり読ませられた
女職人が主人公の話が多い。セリフが少なく、手仕事をじっくり見せる画がいい。
漫画家さんのことは知らない...続きを読む
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