スターツ出版文庫 - 胸キュン作品一覧

  • 拝啓、嘘つきな君へ
    4.7
    心の声が文字で見える――特殊な力を持つ葉月は、醜い心を見過ぎて人間不信に陥り、人付き合いを避けていた。ある日、不良少年・大地が転校してくる。関わらないつもりでいた葉月だったが、なぜか一緒に文化祭実行委員をやる羽目に…。ところが、乱暴な言葉とは裏腹に、彼の心は優しく温かいものだった。2人は次第に惹かれ合うが、ある時大地の心の声が文字化けして読めなくなる。そこには、悲しい過去が隠れていて…。本音を隠す嘘つきな2人が辿り着いた結末に、感動の涙!!
  • 階段途中の少女たち
    4.5
    何事も白黒つけたくない。自己主張 して、周囲とギクシャクするのが嫌 だから――。高2の遠矢絹は、自分 の想いを人に伝えられずにいた。本 が好きなことも、物語をつくること への憧れも、ある過去のトラウマか ら誰にも言えない絹。そんなある日、 屋上へと続く階段の途中で、絹は日 向萌夏と出会う。「私はとある物語 の主人公なんだ」――堂々と告げる 萌夏の存在は謎に満ちていて…。だ が、その予想外の正体を知った時、 絹の運命は変わり始める。衝撃のラ ストに、きっとあなたは涙する!
  • きみに、涙。~スターツ出版文庫 7つのアンソロジー①~
    4.0
    「涙」をテーマに人気作家が書き下ろす、スターツ出版文庫初の短編集。父親の死から数年後、初めて向き合う異母姉弟ふたりの葛藤を描いた『雨あがりのデイジー』(沖田 円・著)、最愛の「彼」から思いがけず届いたラストメッセージで綴られる『君のかけらを拾いあつめて』(汐見夏衛・著)ほか、じっくりと浸れる7編を収録。何度も味わい読み返したくなる物語は、静かに寄り添い、心の奥底へと深く響いていく。そして苦しい日にも、切ない日にも、あなたをそっと、救ってくれるーー。
  • 切ない恋を、碧い海が見ていた。
    4.0
    「お姉ちゃん……碧兄ちゃんが、好きなんでしょ」――妹の言葉を聞きたくなくて、夏海は耳をふさいだ。だって、幼なじみの桂川碧は結婚してしまうのだ。……でも本当は、覚悟なんかちっともできていなかった。親の転勤で離ればなれになって8年、誰より大切な碧との久しぶりの再会が、彼とその恋人との結婚式への招待だなんて。幼い頃からの特別な想いに揺れる夏海と碧、重なり合うふたつの心の行方は……。胸に打ち寄せる、もどかしいほどの恋心が切なくて泣けてしまう珠玉の青春小説!
  • 放課後音楽室
    4.5
    幼い頃から勉強はトップクラス、ピアノのコンクールでは何度も入賞を果たすなど<絶対優等生>であり続ける高2の理穂子。彼女は、間もなく取り壊しになる旧音楽室で、コンクールに向けピアノの練習を始めることにした。そこへ不意に現れたのが、謎の転校生・相良。自由でしなやかな感性を持つ彼に、自分の旋律を「表面的」と酷評されるも、以来、理穂子の中で何かが変わっていく―。相良が抱える切ない過去、恋が生まれる瑞々しい日々にに胸が熱くなる!
  • いつかの恋にきっと似ている
    5.0
    フラワーショップの店長を務める傍ら、ワケありの恋をする真希。その店のアルバイトで、初恋に戸惑う絵美。夫に愛人がいると知っている妊娠中の麻里子。3人のタイプの違う女性がそれぞれに揺れ動きながら、恋に身を砕き、時に愛の喜びに包まれ、自分だけの幸せの花を咲かせようともがく。――悩みながらも懸命に恋と向き合う姿に元気づけられる、共感必至のラブストーリー。
  • 太陽に捧ぐラストボール 上
    3.0
    人を見て“眩しい”と思ったのは、翠に会った時が初めてだった――。高校野球部のエースをめざす響也は太陽みたいな翠に、恋をする。「補欠! あたしを甲子園に連れていけ!」底抜けに元気な彼女には、悩みなんて1つもないように見えた。ところがある日、翠が突然倒れ、脳の病を患っていたと知る。翠はその眩しい笑顔の裏に弱さを隠していたのだった。響也は翠のために必ずエースになって甲子園へ連れていくと誓うが…。一途な想いが心に響く感動作
  • 京都あやかし絵師の癒し帖
    4.3
    物語の舞台は京都。芸術大学に入学した如月椿は、孤高なオーラを放つ同じ学部の三日月紫苑と、学内の大階段でぶつかり怪我を負わせてしま う。このことがきっかけで、椿は紫苑の屋敷へ案内され、彼の代わりにある大切な役割を任される。それは妖たちの肖像画を描くこと――つまり、彼らの“なりたい姿”を描き、不思議な力でその願いを叶えてあげることだった…。妖たちの心の救済、友情、絆、それらすべてを瑞々しく描いた最高の感涙小説。全4話収録。
  • 夜叉の鬼神と身籠り政略結婚~花嫁は鬼の子を宿して~
    3.1
    親に捨てられ、愛を信じられないおひとり様OLのあかり。嫌味なくらい完璧で、冷徹無慈悲な鬼上司・柊夜が苦手だ。それなのに、飲み会の夜、あろうことか一夜を共にしてしまう。翌月、妊娠が発覚!悩んだ末に柊夜に話すと「俺の正体は夜叉の鬼神だ」と衝撃の事実を打ち明けられる。そして“鬼神の後継者”であるお腹の子を産むまでの、かりそめ夫婦を始めることに。しかし形だけの夫婦だったはずが、別人のような過保護さで守られ、愛されて…。愛とは無縁の人生を送ってきたあかりはいつしか幸せで満たされ――。
  • 後宮の寵姫は七彩の占師
    4.2
    異能一族の娘・翠玉は七色に光る糸を操る占師。過去の因縁のせいで虐げられ生きてきた。ある日、客とし て現れた男が後宮を蝕む呪いを解いて欲しいと言う。その気品漂う美男の正体は因縁の一族の皇帝・啓進だ った!そんな中、突如賊に襲われた翠玉はあろうことか啓進に守られてしまう。住居を失い途方にくれる翠 玉。しかし、啓進は事も無げに「俺の妻になればいい」と強引に後宮入りを迫ってきて…!? かくして“偽装 夫婦”となった因縁のふたりが後宮の呪いに挑む――。後宮シンデレラ物語。
  • 記憶喪失の君と、君だけを忘れてしまった僕。
    4.2
    夢も目標も見失いかけていた大学3 年の春、僕・小鳥遊公生の前に、華怜 という少女が現れた。彼女は、自分 の名前以外の記憶をすべて失って いた。何かに怯える華怜のことを心 配し、記憶が戻るまでの間だけ自身 の部屋へ住まわせることにするも、 いつまでたっても華怜の家族は見つ からない。次第に二人は惹かれあっ ていき、やがてずっと一緒にいたい と強く願うように。しかし彼女が失った 記憶には、二人の関係を引き裂く、 衝撃の真実が隠されていて――。全 ての秘密が明かされるラストは絶対号泣!
  • 交換ウソ日記【スターツ出版文庫版】
    4.2
    1~3巻550~715円 (税込)
    好きだ――。高2の希美は、移動教室の机の中で、ただひと言、そう書かれた手紙を見つける。送り主は、学校で人気の瀬戸山くんだった。同学年だけどクラスも違うふたり。希美は彼を知っているが、彼が希美のことを知っている可能性は限りなく低いはずだ。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れた希美。その日から、ふたりの交換日記が始まるが、事態は思いもよらぬ展開を辿っていって…。予想外の結末は圧巻!感動の涙が止まらない!
  • 今夜、きみの声が聴こえる
    3.9
    高2の茉菜果は、身長も体重も成績もいつも平均点。 “まんなかまなか”とからかわれて以来、ずっと自信が持てずにいた。片想いしている幼馴染・公志に彼女ができたと知った数日後、追い打ちをかけるように公志が事故で亡くなってしまう。悲しみに暮れていると、祖母にもらった古いラジオから公志の声が聴こえ「一緒に探し物をしてほしい」と頼まれる。公志の探し物とはいったい……? ラジオの声が導く切なすぎるラストに、あふれる涙が止まらない!
  • かりそめ夫婦の育神日誌~神様双子、育てます~
    3.8
    同僚に婚約破棄され、職も住まいも全て失ったみずほ。そんなある日、突然現れたのは、水色の瞳に冷ややかさを宿した美神様・水明。そしてみずほは、まだおチビな風神雷神の母親に任命される。しかも、神様を育てるために、水明と夫婦の契りを結ぶことが決定していて…!? 「今日から俺が愛してやるから覚悟しとけよ?」強引な水明の求婚で、いきなり始まったかりそめ家族生活。不器用な母親のみずほだけど、「まぁま、だいちゅき」と懐く雷太と風子。かりそめの関係だったはずが、可愛い子供達と水明に溺愛される毎日で――!?
  • 今夜、きみの声が聴こえる~あの夏を忘れない~
    5.0
    高2の咲希は、幼馴染の奏太に想いを寄せるも、関係が壊れるのを恐れて告白できずにいた。そんな中、奏太が突然、事故で亡くなってしまう。彼の死を受け止められず苦しむ咲希は、導かれるように、祖母の形見の古いラジオをつける。すると、そこから死んだはずの奏太の声が聴こえ、気づけば事故が起きる前に時間が巻き戻っていて――。咲希は奏太が死ぬ運命を変えようと、何度も時を巻き戻す。しかし、運命を変えるには、代償としてある悲しい決断をする必要があった…。ラスト明かされる予想外の秘密に、涙溢れる感動、再び!
  • 今夜、きみの涙は僕の瞬く星になる
    3.0
    恋愛のトラウマのせいで、自分に自信が持てないかの子。あるきっかけで隣の席の佐々原とメールを始める が突然告白される。学校で人気の彼がなぜ地味な私に?違和感を覚えつつも付き合うことに。しかし、彼は かの子にある嘘をついていて…。それでもかの子は彼の優しさだけは嘘だとは思えなかった。「君に出会う 日をずっと待ってた」彼がかの子を求めた本当の理由とは…?星の見える夜、かの子は彼を救うためある行 動に出る。そして見つけたふたりを結ぶ真実とは――。切なくも希望に満ちた純愛物語。
  • 明日、君が死ぬことを僕だけが知っていた
    4.5
    「僕は小説家にはなれない――」事故がきっかけで予知夢を見るようになった公平は、自身の夢が叶わない未来を知り無気力な人間となっていた。そんなある日、彼はクラスの人気者・愛梨が死ぬという衝撃的な未来を見てしまう。愛梨の魅力を認めながらも、いずれいなくなる彼女に心を開いてはいけないと自分に言い聞かせる公平。そんな時、ひょんなことから愛梨が死亡するという予知を本人に知られてしまい…。「私はそれでも、胸を張って生きるよ」正反対のふたりが向き合うとき、切なくも暖かな、別れへの時間が動き出す――。
  • 龍神様と巫女花嫁の契り
    4.2
    社内恋愛でフラれ恋も職も失った静紀は、途方に暮れ訪ねた『龍宮神社』で巫女にスカウトされる。静紀が平安の舞の名士・静御前の生まれ変わりだというのだ。半信半疑のまま舞えば、天から赤く鋭い目をした美しい龍神・翠が舞い降りた。驚いていると「てめえが俺の花嫁か」といきなり強引に求婚されて!? かつて最強の龍神だった翠は、ある過去が原因で神力が弱まり神堕ち寸前らしい。翠の神力を回復する唯一の方法は…巫女が生贄として嫁入りすることだった!神堕ち回避のための凸凹かりそめ夫婦、ここに誕生!?
  • 新米パパの双子ごはん
    3.9
    情に厚く突っ走りがちな営業マンの兄・拓斗と、頭はキレるが感情表現が苦手な大学準教授の弟・海翔。ふたりが暮らす家に突然「パパ!」と四歳児の双子・小陽と遥平が転がり込んできた。小さなふたりに全く見覚えはないが、身に覚えがない訳ではない兄弟…。どちらが父親なのか、母親が誰なのか、謎だらけ。けれども、拓斗の下手なご飯を満面の笑みで頬張る食いしん坊な双子を見ているうち、いつの間にか愛情のようなものが芽生え…。不器用な男ふたりのパパ修行が始まる!?
  • 放課後バス停
    4.0
    バスケ部のマネージャーとして頑張る高3の澪佳。ある日、バスケ部OBの九条先輩がコーチとして部活に来ることになり、バス停で帰りが一緒になる。ふたりはそれぞれ過去の痛みを持ちつつ、違う想い人がいるが、あることがきっかけで放課後バスを待つ15分間だけ、恋人になる約束をする。一緒に過ごすうちに、悩みに向き合うことから逃げていた澪佳の世界を、九条が変えてくれて…。お互い飾らない自分を見せ合えるようになり、ウソの関係がいつしか本当の恋になっていた――。
  • 100年越しの君に恋を唄う。
    4.3
    親に夢を反対された弥一は、夏休みに家出をする。従兄を頼り訪れた村で出会ったのは、記憶喪失の美少女・結だった。浮世離れした魅力をもつ結に惹かれていく弥一だったが、彼女が思い出した記憶は“100年前からきた”という衝撃の事実だった。結は、ある使命を背負って未来にきたという。しかし、弥一は力になりたいと思う一方で、結が過去に帰ることを恐れるようになる。「今を君と生きたい」惹かれ合うほどに、過去と今の狭間で揺れるふたり…。そして、弥一は残酷な運命を前に、結とある約束をする――。
  • 桜のような君に、僕は永遠の恋をする
    5.0
    演劇部に所属する高2のコウは、自分の台本が上演されるのが夢。だが、何度執筆するも採用されず落ち込んでいた。そんな彼の唯一の楽しみは、よく夢に出てくる理想の女の子・ゆずきを小説に書くことだった。ある日、屋上で舞台道具を作っていると、後ろから「コウくん」と呼ぶ声が…。振り向くと、そこにはあの“ゆずき”が立っていた。最初は戸惑うコウだったが、一緒に過ごすうちに、ゆずきは小説に書いた通りに振る舞うのだと気づく。しかし、そんな小説の彼女との関係が続く訳はなく…。淡く切ない恋物語。
  • この恋を殺しても、君だけは守りたかった。
    4.3
    幼いころから吃音が原因で嫌な経験をし、明日が来ることが怖い高1の萌歌。萌歌とは正反対で社交的な転校生・照道が現れ、毎日が少しずつ変化していく。彼は萌歌をからかっていたかと思えば、さりげなく助けてくれて…。意味不明な行動をする照道を遠ざけたい萌歌だったが、ある日彼も自分と同じような傷を抱えていることを知り…。萌歌を救うために自分を犠牲にしようとする照道を見て、彼女は誰もが予想だにしなかった行動に出る——。ふたりの絆に胸が締め付けられる純愛物語。
  • 僕が恋した、一瞬をきらめく君に。
    4.7
    サッカー選手になる夢を奪われ、なにもかもを諦めていた高2の樹。転校先の高校で友達も作らず、ひとりギターを弾くのだけが心落ち着く時間だった。ある日公園で弾き語りをしているのを同級生の咲果に見つかってしまう。かつて歌手になる夢を見ていた咲果と共に曲を作り始めた樹は、彼女の歌声に可能性を感じ、音楽を通した将来を真剣に考えるようになる。どん底にいた樹がやっと見つけた新しい夢。だけど咲果には、その夢を追いたくても追えない悲しい秘密があって…。
  • 縁結びの神様に求婚されています ~潮月神社の甘味帖~
    3.5
    幼いころ両親が他界し、育ての親・大叔父さんの他界で天涯孤独となった陽(ひ)葵(まり)。大叔父さんが遺してくれた全財産も失い、無一文に。そんなとき「陽葵、迎えに来た。嫁にもらう」と颯爽と現れたのは、潮月神社の九狐神様で紫月と名乗る超絶イケメンだった。戸惑いながらも、陽葵は得意のお菓子作りを活かし、潮月神社で甘味係として働きながら、紫月と同居生活することに。なにをするにも過保護なほど心配し、甘やかし、ときには大人の色気をみせながら、陽葵に迫ってくる紫月。どんどん惹かれていく陽葵だが、ある日突然そんなふたりに試練が訪れて…。
  • 京都やわらぎ聞香処~初恋香る鴨川の夜~
    3.4
    京都の老舗お香店の孫娘で高校生の一香は、人の心が色で見える特殊能力の持ち主。幼い頃、そのせいで孤独を感じていた彼女に「辛い時は目を閉じて、香りだけを感じて」と、匂い袋をくれたのが、イケメン香司見習い・颯也だった。彼は一香の初恋の人。しかし、なぜか彼の心の色だけは見ることができない。実は、颯也にもその理由となる、ある秘密があった…。そして一香は、立派に香司となった彼と共に、お香カフェ『聞香処』を任されることになり――。“香り”が紐解く、大切な心の記憶。京都香る、はんなり謎解きストーリー。
  • たとえ、僕が永遠に君を忘れても
    4.0
    母が亡くなったことで心を閉ざし思い悩む高1の誠。そんな彼の前に、突然千歳という天真爛漫なクラスメイトが現れる。誰とも関わりたくない誠は昼休みに屋上前でひっそりと過ごそうとするも、千歳が必ず現れて話しかけてくる。誠は日々謎の悪夢と頭痛に悩まされながらも、一緒に過ごすうち、徐々に千歳の可愛い笑顔に魅力を感じ始めていた。しかし、出会ってから半年経ったある日、いつものように悪夢から目覚めた誠は、ふたりの運命を引き裂く、ある過去の記憶を思い出し…。そして、彼女が誠の前に現れた本当の理由とは――。時空を越えた奇跡の青春ラブストーリー!
  • 明治ロマン政略婚姻譚
    4.4
    時は明治。没落華族の令嬢のあやは、妾の子である故に、虐げられて育った。急死した姉の身代わりとして、紡績会社の御曹司・行基と政略結婚することに。麗しい容姿と権力を持つ完璧な行基。自分など釣り合うわけがない、と形だけの結婚として受け入れる。しかし、行基はあやを女性として扱い、宝物のように大切にした。あやにとって、そんな風に愛されるのは生まれて初めての経験だった。愛のない結婚のはずが、彼の傍にいるだけでこの上ない幸せを感じるようになり…。孤独だった少女が愛される喜びを知る、明治シンデレラ物語。
  • 理想の結婚お断りします〜干物女と溺愛男のラブバトル〜
    4.5
    某T大卒で、一流商社に勤める紺子。学歴は高いが恋愛偏差値の低い筋金入りの干物女子。完璧に見える紺子には致命的な欠点が…。その秘密があろうことか人事部の冷酷無慈悲なイケメン上司・怜二にバレてしまう。弱みを握られ、怜二を憎らしく思う紺子。そんな中、友人の結婚式にパートナー同伴で出席を求められ大ピンチ!しかし、途方に暮れる紺子に手を差し伸べたのは、冷酷無慈悲なはずの怜二だった。彼はある意地悪な条件付きで、偽装婚約者になると言い出して…!?
  • お伊勢 水神様のお宿に嫁入りいたします
    3.5
    神様とあやかしだけが入れる伊勢のお宿「天のいわ屋」。幼い頃に両親を亡くし、この宿に引き取られたいつきは、宿の若旦那である水神様・ミヅハをはじめ、仲間たちと楽しく働いていた。しかしある日、育ての母でもある女将・瀬織津姫から、ミヅハとの結婚を言い渡される。幼馴染のミヅハが密かに初恋だったいつきは、戸惑いつつも嬉しさを隠せない。そんな折、いつきが謎の体調不良で倒れてしまう。そこには、いつきとミヅハの結婚を阻む秘密が隠されていて…!?千年の遥か昔から続く、悲しくも温かい恋物語。
  • ウソつき夫婦のあやかし婚姻事情~天邪鬼旦那さまと新婚旅行!?~
    4.8
    妖の呪いから身を守ることを条件に、天邪鬼の半妖である上司・天野と偽装夫婦になった玲央奈。偽の夫婦なはずなのに、いつしかツンデレな旦那さまを愛おしく感じつつある自分にウソはつけない…。そんな中、妖専門の温泉宿『真宵亭』に招待され、新婚旅行をすることに。しかし、そこで“書道界の貴公子”こと白蛇の半妖・蛇目に、天野の前でゲリラ求婚されてしまう!まさかの恋のライバル出現に、独占欲むきだしの天野はまるで本当の旦那さまのようで…!? 大人気チビ天野も再登場!ウソつき夫婦の妖ラブコメ、待望の第二弾!
  • 恋する金曜日のおつまみごはん~心ときめく三色餃子~
    3.3
    仕事一筋、女子力ゼロな干物女子・充希は、行きつけの居酒屋でご飯を食べることが唯一の楽しみ。しかしある事情で店に行けなくなり、自炊するも火事寸前の大惨事に。心配し訪ねてきた隣人はなんと社内屈指のイケメン後輩・塩見だった。実は料理男子な彼は、空腹の充希を自宅に招き、お酒好きな充希のために特製『おつまみごはん』を振る舞ってくれる。充希はその心ときめく美味しさに癒され、いつの間にか彼の前では素の自分でいられることに気づく。その日から“金曜日限定”で彼の家に通う秘密の関係が始まって…。
  • ラスト・ゲーム~バスケ馬鹿の君に捧ぐ~
    4.5
    高3の春。バスケ部部長の元也は、最後の試合へ向けて練習に励んでいた。大好きなバスケがあり、大事な仲間がいて、女子バスケ部の麻子とは恋が生まれそうで…。すべてが順調だったが、些細な嫉妬から麻子に「お前なんか好きじゃない」と口走ってしまう。それが原因で、尊敬する父とも衝突。謝罪もできないまま翌日、父は事故で他界する。自分のせいで父が死んだと思った元也は、青春をかけたバスケとも距離を置き始め…。絶望の中にいる元也を救ったのは…!?15万人が涙した青春小説.
  • この度、狼男子⁉を飼うことになりました
    3.0
    駆け出し中のアイドル・天澤奏多は、人生最悪の1日を過ごしていた。初めての出演映画は共演者のスキャンダルでお蔵入りの危機。しかも通り魔に襲われ、絶体絶命の大ピンチ――。しかし、狼のような犬に助けられ、九死に一生を得る。ほっとしたのも束の間、犬は「カナ!会いたかった!」と言葉を発して――!?まるで奏多の旧友だったかのように接してくる“喋る犬”ドルーと、戸惑いつつも不思議な生活をスタートするが、ある日ドルーが人間の姿に変身して…!?
  • 熱海温泉つくも神様のお宿で花嫁修業いたします
    4.5
    仕事も恋も家も失い、熱海に傷心旅行に来た花は、一軒の宿に迷い込んでしまう。モフモフのしゃべる狸が出迎えるそこは、つくも神様が疲れを癒しにやってくる温泉宿だった!なりゆきで泊まったものの宿代が払えず、借金返済のために仲居をすることになった花。しかも、意地悪なイケメン若旦那・八雲の花嫁候補にまで任命されて…!?どん底女子が、個性豊かな神様たちと出会い成長していく、心温まる物語。「スターツ出版キャラクター小説大賞」大賞受賞作。
  • ヘタレな俺はウブなアラサー美女を落としたい
    4.2
    念願のバーをオープンさせ、経営も順調なアラサーバーテンダーの絹。ある日の明け方、お店の前でつぶれていたパリピな大学生・純一を介抱したのをきっかけに彼はお店で働くことに。「絹さんって彼氏いるんスか」と聞いて積極的にアプローチしてくる彼に、しばらく恋愛ご無沙汰だった絹は、必死でオトナの女を演じるが…一方、チャラ男を演じていた純一は実はガチで真面目なピュアボーイで、必死で肉食系を演じていた始末…恋愛経験を偽り、恋の駆け引きをするウブなふたりの、カクテルよりも甘い恋愛ストーリー
  • 神様こどもと狛犬男子のもふもふカフェ~みんなのお悩み祓います!~
    4.5
    東京での生活に疲れた花乃は、母親代わりだった祖母が亡くなったのを機に、田舎にある祖母の家へと引っ越してくる。しかし無人のはずの家には見知らぬイケメンが三人住んでいて、「和風カフェ・狛犬」の看板が。彼らは地元の神様と狛犬で、祖母の依頼で人間に姿を変えカフェを開いていたのだ。祖母の意志を継ぎ、彼らと共にカフェを続けることにした花乃。お菓子を作り、訳ありなお客様を迎えるうちに、やがて忘れていた“大事なもの”を取り戻していって――。
  • ウソつき夫婦のあやかし婚姻事情~旦那さまは最強の天邪鬼!?~
    4.6
    とある事情で恋愛偏差値はゼロ、仕事に生きる玲央奈。そんな彼女を見かねた従姉妹が勝手に組んだお見合いに現れたのは、会社の上司・天野だった。しかも、彼の正体は『天邪鬼の半妖』ってどういうこと!? 「これは取引だ。困っているんだろ?その呪いのせいで」偽の夫婦生活が始まったものの、ツンデレな天野の言動はつかみどころがなくて……。「愛しているよ、俺のお嫁さん」「ウソですね、旦那さま」これは、ウソつきな2人が、本当の夫婦になるまでのお話。
  • 真夜中の植物レストラン~幸せを呼ぶジェノベーゼパスタ~
    3.9
    同じ会社に勤めるエリートSE・草壁の家に、ひょんなことからお邪魔する羽目になった大食いOLの菜乃。無口なイケメン・草壁の自宅は、なんと植物園のごとく草花で溢れかえっていた。「祖母が経営してた花屋をそのまんまレストランにした」という草壁は、野草や野菜を使った絶品料理を作り、隣のアパートの住人をお客として巻き込んで、毎週金曜の深夜だけ植物レストランを開いていたのだ。お手伝いで働くことになった菜乃は草壁と接するうちに、特別な感情が生まれてきて…。
  • その終末に君はいない。
    3.5
    高2の夏、親友の和佳と共に交通事故に遭った伊織。病院で目覚めるも、なぜか体は和佳の姿。事故直前で入れ替わり、伊織は和佳として助かり、和佳の姿になった伊織は死んでいた……。混乱の中で始まった伊織の、“和佳”としての生活。密かに憧れを抱いていた和佳の体、片想いしていた和佳の恋人の秀を手に入れ、和佳として生きるのも悪くない――そう思い始めた矢先、入れ替わりを見抜いたある人物が現れ、その希望はうち砕かれる……。ふたりの魂が入れ替わった意味とは? 真実を知った伊織は生きるか否かの選択を迫られ――。衝撃のラストまで号泣必至!
  • 初めましてこんにちは、離婚してください【スターツ出版文庫版】
    4.0
    16歳という若さで、紙きれ一枚の愛のない政略結婚をさせられた莉央。相手は容姿端麗だけど、冷徹な心の持ち主のIT社長・高嶺。互いに顔も知らないまま十年が経ち、大人として一人で生きる決意をした莉央は、ついに“夫”に離婚を突きつける。けれど高嶺は、莉央の純粋な姿に惹かれ離婚を拒否。莉央を自分のマンションに同居させ、改めての結婚生活を提案してくる。莉央は意識することもなかった自分の道を見つけていくが…。逃げる妻と追う夫の甘くて苦い攻防戦に、莉央が出した結論は…⁉
  • 呉服屋の若旦那と政略結婚いたします
    4.8
    東京で就活に失敗し、地元の京都に呼び戻された衣都。そこで待っていたのは、老舗呉服屋の跡取りで8歳年上の幼なじみ・志貴との政略結婚だった! 衣都は反発するが、いきなり1年間のお試し同居が始まる。4年ぶりの再会にもかかわらず、愛情深い志貴との暮らしは穏やかで心地よく、次第に衣都の心も解きほぐれていく。同時に呉服屋の仕事にも夢を見い出し、ここ京都に自分の居場所を見つけるが、やがて“政略結婚”の裏にある思いもよらない事実が明らかになって…⁉ 一途な愛が織りなす、切なくも優しい物語。
  • あやかし宿の幸せご飯~もふもふの旦那さまに嫁入りします~
    3.0
    唯一の身内だった祖母を亡くし、天涯孤独となった高校生の彩葉。残されたのは祖母が営んでいた小料理屋だけ。そんなある日、謎のあやかしに襲われたところを、白蓮と名乗るひとりの美しい男に助けられる。彼は九尾の妖狐――幽世の頂点に立つあやかしで、彩葉の前世の夫だった!?「俺の嫁になれ。そうすれば守ってやる」――。突然の求婚に戸惑いながらも、白蓮の営むあやかしの宿で暮らすことになる彩葉。得意の料理であやかしたちの心を癒していくが…。
  • たとえ明日、君だけを忘れても
    4.0
    平凡な毎日を送る高2の涼太。ある日、密かに想いを寄せる七瀬栞が「思い出忘却症」だと知ってしまう。その病は、治療で命は助かるものの、代償として“一番大切な記憶”を失うというもの。忘れることを恐れる七瀬は、心を閉ざし誰とも打ち解けずにいた。そんな時、七瀬の“守りたい記憶”を知った涼太は、その記憶に勝る“最高の思い出”を作ろうと思いつき……。ふたりが辿り着くラスト、七瀬が失う記憶とは――。驚きの結末は、感動と優しさに満ち溢れ大号泣!菊川あすか渾身の最新作!
  • 京都花街 神様の御朱印帳
    4.3
    父の再婚で家に居場所をなくし、大学進学を機に京都へやってきた文香。ある日、神社で1冊の御朱印帳を拾った文香は、神だと名乗る男につきまとわれ…。「私の気持ちを届けてほしい」それは、神様の想いを綴った“手紙”だという。古事記マニアの飛鳥井先輩とともに届けに行く文香だったが、クセの強い神様相手は一筋縄ではいかなくて!? 人が手紙に気持ちを託すように、神様にも伝えたい想いがある。口下手な神様に代わって、大切な想い、届けます!
  • 星降り温泉郷 あやかし旅館の新米仲居はじめました。
    4.2
    幼い頃から“あやかし”を見る能力を持つ大学4年生の静(しず)姫(き)。そのせいで卒業間近になるも就職先が決まらない。絶望のなか教授の薦めで、求人中の「いざなぎ旅館」を訪れるが、なんとそこは“あやかし”や“神さま”が宿泊するワケアリ旅館だった! 驚きのあまり、旅館の大事な皿を割ってしまい、静姫は一千万円の借金を背負うことに⁉ 半ば強制的に仲居として就職した静姫は、半妖の教育係・葉室(はむろ)先輩と次々と怪異に巻き込まれてゆき…。個性豊かな面々が織りなす、笑って泣けるあやかし譚!
  • きみを探した茜色の8分間
    5.0
    私はどこに行くんだろう――高2の千花は学校や家庭で自分を出せず揺れ動く日々を送る。ある日、下校電車で蛍と名乗る男子高生と出会い、以来ふたりは心の奥の悩みを伝えあうように。毎日4時16分から始まる、たった8分、ふたりだけの時間――。見失った自分らしさを少しずつ取り戻す千花は、この時間が永遠に続いてほしいと願う。しかしなぜか蛍は、忽然と千花の前から姿を消してしまう。「蛍に、もう1度会いたい」。つのる思いの果てに知る、蛍の秘密とは?驚きのラストシーンに、温かな涙!
  • それから、君にサヨナラを告げるだろう
    5.0
    社会人になった持田冬香は、満開の桜の下、同窓会の通知を受け取った。大学時代――あの夏の日々。冬香たちは自主制作映画の撮影に没頭した。脚本担当は市之瀬春人。ハル、と冬香は呼んでいた。彼は不思議な縁で結ばれた幼馴染で、運命の相手だった。ある日、ハルは冬香に問いかける。「心は、心臓にあると思う?」…その言葉の真の意味に、冬香は気がつかなかった。でも今は…今なら…。青春の苦さと切なさ、そして愛しさに、あたたかい涙が止まらない!
  • 1095日の夕焼けの世界
    4.3
    優等生的な生き方を選び、夢や目標もなく、所在ないまま毎日をそつなくこなしてきた相川茜。高校に入学したある日、校舎の裏庭で白衣姿の教師が涙を流す光景を目撃してしまう。一体なぜ?…ほどなくして彼は化学部顧問の米田先生だと知る茜。なにをするでもない名ばかりの化学部に、茜は心地よさを感じ入部するが――。ありふれた日常の他愛ない対話、心の触れ合い。その中で成長していく茜の姿は、青春にたたずむあなた自身なのかもしれない。
  • それでも僕らは夢を描く
    5.0
    「ある人の心を救えば、元の体に戻してあげる」―交通事故に遭い、幽体離脱した女子高生・こころに課せられたのは、不登校の少年・亮を救うこと。亮は漫画家になるため、学校へ行かず毎日漫画を描いていた。ある出来事から漫画家の夢を諦めたこころは、ひたむきに夢を追う姿に葛藤しながらも、彼を救おうと奮闘する。心を閉ざす亮に悪戦苦闘しつつ、徐々に距離を縮めるふたり。そんな中、隠していた亮の壮絶な過去を知り……。果たして、こころは亮を救うことができるのか? 一気読み必至の爽快青春ラブストーリー!
  • もう一度、君に恋をするまで。
    5.0
    高校1年のクリスマス、月島美麗は密かに思いを寄せる同級生の藤倉羽宗が音楽室で女の子と抱き合う姿を目撃する。藤倉に恋して、彼の傍にいたい一心で猛勉強し、同じ難関校に入学までしたのに…。失意に暮れる美麗の前に、ふと謎の老婆が現れ、手を差し伸べる。「1年前に時を巻き戻してやろう」と。引っ込み思案な自分を変え、運命も変えようと美麗は過去に戻ることを決意するが――。予想を覆すラストは胸熱くなり、思わず涙!2018年「小説家になろう×スターツ出版文庫大賞」大賞受賞作!
  • すべての幸福をその手のひらに
    4.7
    公立高校に通う深川志のもとに、かつて兄の親友だった葉山司が、ある日突然訪ねてくる。それは7年前に忽然と姿を消し、いまだ行方不明となっている志の兄・瑛の失踪の理由を探るため。志は司と一緒に、瑛の痕跡を辿っていくが、そんな中、ある事件との関わりに疑念が湧く。調べを進める二人の前に浮かび上がったのは、信じがたい事実だった――。すべてが明らかになる衝撃のラスト。タイトルの意味を知ったとき、その愛と絆に感動の涙が止まらない!
  • 夕刻の町に、僕らだけがいた。
    4.0
    有名進学校に通う高1の未琴は、過剰な勉強を強いられる毎日に限界を感じていた。そんなある日、突然時間が停止するという信じられない出来事が起こる。未琴の前に現れたのは謎の青年むぎ。彼は夕方の1時間だけ時を止めることが出来るのだという。その日から始まった、ふたりだけの夕刻。むぎと知る日常の美しさに、未琴の心は次第に癒されていくが、むぎにはある秘密があって…。むぎと未琴が出会った理由、ふたりがたどる運命とは――。ラストは号泣必至の純愛小説!
  • 下町甘味処 極楽堂へいらっしゃい
    4.0
    浅草の高校に通う雪菜は、霊感体質のせいで学校で孤立ぎみ。ある日の下校途中、仲見世通りで倒れている着物姿の美青年・円真を助けると、御礼に「極楽へ案内するよ」と言われる。連れていかれたのは、雷門を抜けた先にある甘味処・極楽堂。なんと彼はその店の二代目だった。そこの甘味はまさに極楽気分に浸れる幸せの味。しかし、雪菜を連れてきた本当の目的は、雪菜に憑いている“あやかしを成仏させる”ことだった!やがて雪菜は霊感体質を見込まれ店で働くことになり…。ほろりと泣けて、最後は心軽くなる、全5編。
  • ちっぽけな世界の片隅で。
    4.5
    見た目も成績も普通の中学2年生・八子は、恋愛話ばかりの友達も、いじめがあるクラスも、理解のないお母さんも嫌い。なにより、周りに合わせて愛想笑いしかできない自分が大嫌いで、毎日を息苦しく感じていた。しかし、偶然隣のクラスの田岡が、いじめられている同級生を助ける姿を見てから、八子の中でなにかが変わり始める。悩んでもがいて…そうして最後に見つけたものとは? 小さな世界で懸命に戦う姿に、あたたかい涙があふれる――。
  • 星空は100年後
    3.3
    俺はずっとそばにいるよ――。かつて、父親の死に憔悴する美輝に寄り添い、そう約束した幼馴染みの雅人。以来美輝は、雅人に特別な感情を抱いていた。だが高1となり、雅人に“町田さん”という彼女ができた今、雅人を奪われた想いから美輝はその子が疎ましくて仕方ない。「あの子なんて、いなくなればいいのに」。そんな中、町田さんが事故に遭い、昏睡状態に陥る。けれど彼女はなぜか、美輝の前に現れた。大好きな雅人に笑顔を取り戻してほしい美輝は、やがて町田さんの再生を願うが…。切なくも感動のラストに誰もが涙!
  • 降りやまない雪は、君の心に似てる。
    4.0
    弟を事故で失って以来、心を閉ざしてきた高校生の小枝は、北海道の祖母の家へいく。そこで出逢ったのは“氷霰症候群”という奇病を患った少年・俚斗だった。彼の体温は病気のせいで氷のように冷たく、人に触れることができない。だが不思議と小枝は、氷のような彼に優しい温もりをもらい、凍った心は徐々に溶かされていった。しかしそんな中、彼の命の期限が迫っていることを知ってしまい――。触れ合うことができないふたりの、もどかしくも切ない純愛物語。
  • 僕の知らない、いつかの君へ
    4.6
    アクアリウムが趣味の高2・水嶋慶太は、「ミキ」という名前を使い女性のフリをしてブログを綴る日々。そんな中、「ナナ」という人物とのブログ上のやり取りが楽しみになる。だが、あることをきっかけに慶太は、同じクラスの壷井菜々子こそが「ナナ」ではないかと疑い始める。慶太と菜々子の関係が進展するにつれ、「ナナ」はブログで「ミキ」に恋愛相談をするようになり、疑惑は確信へ。ついに慶太は秘密を明かそうと決意するが、その先には予想外の展開が―。第2回スターツ出版文庫大賞にて、恋愛部門賞受賞。
  • 神様の居酒屋お伊勢
    3.4
    就活に難航中の莉子は、就職祈願に伊勢を訪れる。参拝も終わり門前町を歩いていると、呼び寄せられるように路地裏の店に辿り着く。『居酒屋お伊勢』と書かれた暖簾をくぐると、店内には金髪の店主・松之助以外に客は誰もいない。しかし、酒をひと口呑んだ途端、莉子の目に映った光景は店を埋め尽くす神様たちの大宴会だった!? 神様が見える力を宿す酒を呑んだ莉子は、松之助と付喪神の看板猫・ごま吉、お掃除神のキュキュ丸と共に、疲れた神様が集う居酒屋で働くことになって……。
  • そして君に最後の願いを。
    3.8
    山と緑に包まれた小さな町に暮らすあかり。高校卒業を目前に、幼馴染たちとの思い出作りのため、町の神社でキャンプをする。卒業後は小説家への夢を抱きつつ東京の大学へ進学するあかりは、この町に残る颯太に密かな恋心を抱いていた。そしてその晩、想いを告げようとするが…。 やがて時は過ぎ、あかりは都会で思いがけず颯太と再会し、楽しい時間を過ごすものの、のちに信じがたい事実を知らされ――。優しさに満ちた「まさか」のラストは号泣必至!
  • 鎌倉ごちそう迷路
    3.7
    いつか特別な存在になりたいと思っていた――。鎌倉でひとり暮らしを始めて3年、デザイン会社を半ばリストラ状態で退職した竹林潤香は、26歳のおひとりさま女子。無職の自由時間を使って鎌倉の町を散策してみるが、まだ何者にもなれていない中途半端な自分に嫌気が差し、実家の母の干渉や友人の活躍にも心乱される日々…。そんな彼女を救ったのは古民家カフェ「かまくら大仏」と、そこに出入りする謎の料理人・鎌田倉頼――略して“鎌倉”さんだった。
  • きみと繰り返す、あの夏の世界
    4.5
    夏休み最後の日、真奈の前から想いを寄せる先輩・水樹が突然姿を消す。誰に尋ねても不思議と水樹の存在すら憶えておらず、スマホからも彼の記録はすべて消えていた。信じられない気持ちのまま翌朝目覚めると、夏休み初日――水樹が消える前に時間が戻っていた。“同じ夏”をやり直すことになった真奈が、水樹を失う運命を変えるためにしたこととは…。『今』を全力で生きるふたり。彼らの強い想いが起こす奇跡に心揺さぶられる――。
  • 放課後美術室
    4.5
    「私には色がない――」高校に入学した沙希は、母に言われるがまま勉強漬けの毎日を送っていた。そんな中、中学の時に見た絵に心奪われ、ファンになった“桐谷遥”という先輩を探しに美術室へ行くと、チャラく、つかみどころのない男がいた。沙希は母に内緒で美術部に仮入部するが、やがて彼こそが“桐谷遥”だと知って――。出会ったことで、ゆっくりと変わっていく沙希と遥。この恋に、きっと誰もが救われる。
  • 三月の雪は、きみの嘘
    4.3
    自分の気持ちを伝えるのが苦手な文香は嘘をついて本当の自分をごまかしてばかりいた。するとクラスメイトの拓海に「嘘ばっかりついて疲れない?」と、なぜか嘘を見破られてしまう。口数が少なく不思議な雰囲気を纏う拓海に文香はどこか見覚えがあった。彼と接するうち、自分が嘘をつく原因が過去のある記憶に関係していると知る。しかし、それを思い出すことは拓海との別れを意味していた…。ラスト、拓海が仕掛けた“優しい嘘”に涙が込み上げる―。
  • 君が涙を忘れる日まで。
    4.0
    夜明けの街。高2の奈々はなぜか制服姿のまま、クラスメイト・幸野といた。そして奈々は幸野に告げる。これから思い出たちにさよならを告げる旅に付き合ってほしいと――。大切な幼馴染み・香乃との優しい日々の中、奈々は同じバスケ部の男子に恋をした。だが、皮肉なことに、彼は香乃と付き合うことに。奈々は恋と友情の狭間で葛藤し、ついに…。幸野との旅、それはひとつの恋の終焉でもあり、隠され続けた驚愕の真実が浮き彫りになる旅でもあった…。
  • 君とソースと僕の恋
    4.0
    美大生の宇野正直は、大学の近くのコンビニでバイトをしている。そこには、毎日なぜか「ソース」だけを買っていく美人がいた。いつしか正直は彼女に恋心を抱き、密かに“ソースさん”と呼ぶようになる。あることがきっかけで、彼女と急接近し、自らの想いを告白した正直。彼女は想いを受け入れてくれたが、「ソース」を買っていた記憶はなかった。なぜ――。隠された真実が次第に暴かれていく中、本当の愛を求めてさまよう2つの心。その先にあるものは一体…!?
  • 霞村四丁目の郵便屋さん
    4.0
    もしもあの日、好きと伝えていれば…。最愛の幼馴染・遥と死別した瑛太は、想いを伝えられなかった後悔を抱き、前へ進めずにいた。そこに現れた“天国の郵便屋”を名乗る少女・みやびは、瑛太に届くはずのない“遥からの手紙”を渡す。「もう自分のために生きて」―そこに綴られた遥の想いに泣き崩れる瑛太。ずっと伝えたかった“好き”という気持ちを会って伝えたいとみやびに頼むが、そのためには“ある大切なもの”を失わなければならなかった…。
  • 放課後図書室
    4.2
    君への想いを素直に伝えられたら、どんなに救われるだろう――。真面目でおとなしい果歩は、高2になると、無表情で掴みどころのない早瀬と図書委員になる。実はふたりは同じ中学で“付き合って”いた関係。しかし、それは噂だけで、本当は言葉すら交わしたことのない間柄だったが、果歩は密かに早瀬に想いを寄せていて…。ふたりきりの放課後の図書室、そこは静けさの中、切ない恋心が溢れだす場所。恋することの喜びと苦しさに、感涙必至の物語。
  • 神様の願いごと
    4.2
    夢もなく将来への希望もない高2の七槻千世。ある日の学校帰り、雨宿りに足を踏み入れた神社で、千世は人並外れた美しい男と出会う。彼の名は常葉。この神社の神様だという。無気力に毎日を生きる千世に、常葉は「夢が見つかるまで、この神社の仕事を手伝うこと」を命じる。その日を境に人々の喜びや悲しみに触れていく千世は、やがて人生で大切なものを手にするが、一方で常葉には思いもよらぬ未来が迫っていた――。 沖田円が描く、最高に心温まる物語。
  • 星の涙
    4.5
    感情表現が苦手な高2の理緒は、友達といてもどこか孤独を感じていた。唯一、インスタグラムが自分を表現できる居場所だった。ある日、屈託ない笑顔のクラスメイト・颯太に写真を見られ、なぜかそれ以来彼と急接近する。最初は素の自分を出せずにいた理緒だが、彼の飾らない性格に心を開き、自分の気持ちに素直になろうと思い始める。しかし颯太にはふたりの出会いにまつわるある秘密が隠されていた…。彼の想いが明かされたとき、心が愛で満たされる。
  • あの頃、きみと陽だまりで
    4.0
    いじめが原因で不登校になったなぎさは、車にひかれかけた猫を助けたことから飼主の新太と出会う。お礼に1つ願いを叶えてくれるという彼に「ここから連れ出して」と言う。その日から海辺の古民家で彼と猫との不思議な同居生活が始まった。新太の太陽みたいな温かさに触れて生きる希望を取り戻していくなぎさ。しかし、新太からある悲しい真実を告げられ、)切ない別れが迫っていることを知る――。 優しい言葉がじんわりと心に沁みて、涙が止まらない。
  • 晴ヶ丘高校洗濯部!
    3.0
    『一緒に青春しませんか?』――人と関わるのが苦手な高1の葵は、掲示板に見慣れない“洗濯部”の勧誘を見つけ入部する。そこにいたのは、無駄に熱血な部長・日向、訳あり黒髪美人・紫苑、無口無愛想美少年・真央という癖ありメンバー。最初は戸惑う葵だが、彼らに“心の洗濯”をされ、徐々に明るくなっていく。その矢先、葵は洗濯部に隠されたある秘密を知ってしまい…。 第1回スターツ出版文庫大賞優秀賞受賞作!
  • 春となりを待つきみへ
    3.7
    瑚春は、幼い頃からいつも一緒で大切な存在だった双子の弟・春霞を、5年前に事故で亡くしていた。その春霞の死から立ち直れず、苦しい日々を過ごす瑚春の目の前に、ある日突然、冬眞という謎の男が現れ、そのまま瑚春の部屋に住み着いてしまう。得体の知れない存在ながら、柔らかな雰囲気を放ち、不思議と気持ちを和ませてくれる冬眞に、瑚春は次第に心を許していく。しかし、やがて冬眞こそが瑚春と春霞とを繋ぐ“宿命の存在”だと知ることに――。
  • そして君は、風になる。
    3.7
    「風になる瞬間、俺は生きてるんだって感じる」――高校1年の日向は陸上部のエース。その走る姿は、まさに透明な風だった。マネージャーとして応援する幼なじみの柚は、そんな日向へ密かに淡い恋心を抱き続けていた。しかし日向は、ある大切な約束を果たすために全力で走り切った大会後、突然の事故に遭遇し、柚をかばって意識不明になってしまう。日向にとって走ることは生きること。その希望の光を失ったふたりの運命の先に、感涙の奇跡が…。
  • きみと、もう一度
    3.6
    20歳の大学生・千夏には、付き合って1年半になる恋人・幸登がいるが、最近はすれ違ってばかり。それは千夏がいまだ拭い去れないワダカマリ――中学時代の初恋相手・今坂への想いを告げられなかったせい。そんな折、当時の親友から同窓会の知らせが届く。報われなかった恋に時が止まったままの千夏は再会すべきか苦悶するが、ある日、信じがたい出来事が起こってしまい…。切ない想いが交錯する珠玉のラブストーリー。
  • 一瞬の永遠を、きみと
    3.4
    絶望の中、高1の夏海は、夏休みの学校の屋上でひとり命を絶とうとしていた。そこへ不意に現れた見知らぬ少年・朗。「今ここで死んだつもりで、少しの間だけおまえの命、おれにくれない?」――彼が一体何者かもわからぬまま、ふたりは遠い海をめざし、自転車を走らせる。朗と過ごす一瞬一瞬に、夏海は希望を見つけ始め、次第に互いが“生きる意味”となるが…。ふたりを襲う切ない運命に、心震わせ涙が溢れ出す!
  • さよならさえ、嘘だというのなら
    4.2
    颯大の高校に、美しい双子の兄妹が転校してきた。平和な田舎町ですぐに人気者になった兄の海斗と、頑なに心を閉ざした妹の凪子。颯大は偶然凪子の素顔を知り、惹かれていく。間もなく学校のウサギが殺され、さらにクラスの女子が何者かに襲われた。犯人にされそうになる凪子を颯大は必死に守ろうとするが…。悲しい運命に翻弄された、ふたりの切ない恋。その、予想外の結末は…?
  • あの夏を生きた君へ
    4.8
    学校でのイジメに耐えきれず、不登校になってしまった中2の千鶴。生きることすべてに嫌気が差し、「死にたい」と思い詰める日々。彼女が唯一心を許していたのが祖母の存在だったが、ある夏の日、祖母が危篤に陥ってしまいショックを受ける。そんな千鶴の前に、ユキオという不思議な少年が現れる。彼の目的は何なのか――。時を超えた切ない約束、深い縁で繋がれた命と涙の物語。
  • 黒猫とさよならの旅
    3.3
    もう頑張りたくない。――高1の茉莉は、ある朝、自転車で学校に向かう途中、逃げ出したい衝動に駆られ、学校をサボり遠方の祖母の家を目指す。そんな矢先、不思議な喋る黒猫と出会った彼女は、報われない友人関係、苦痛な家族…など悲しい記憶や心の痛みすべてを、黒猫の言葉どおり消し去る。そして気づくと旅路には黒猫ともうひとり、辛い毎日からエスケープした謎の少年がいた…。やがて知る、黒猫が教えてくれた本当の勇気とは? ヒット小説『君が落とした青空』の著者が贈る、傷ついた少女と少年の“心の成長物語”。
  • 龍神と許嫁の赤い花印二~神々のための町~【電子限定SS付き】
    4.5
    龍神の王である波琉の伴侶として認められたミト。村の一族から虐げられていた牢獄のような日々から抜け出して早三日、龍花の町で波琉の腕の中、ミトは幸せに包まれていた。ミトは龍花の町の学校に入学し、憧れの高校生活を夢見ていたけれど…。学校では花印を持つ皐月や、ありすの登場で、ミトの身に怪しい影が近づき――。「ミトの大事なものは全部守るよ」と颯爽と波琉が現れて…!? シリーズ累計100万部突破の『鬼の花嫁』著者の最新作和風ファンタジー。
  • 後宮妃は麒神の生贄花嫁 五神山物語
    5.0
    数百年に一度、黄色の星が流れると、時を統べる麒神・旺隠(おういん)に花嫁を捧げる国・漸(ぜん)帝国の公主として育った春(しゅん)蘭(らん)。好きな人がいる姉の代わりに麒神の生贄花嫁として捧げられることに。孤独な旺隠と天真爛漫な春蘭は一瞬で惹かれ合い、春蘭はご懐妊するも、突然命を失ってしまい…。そして三百年後、転生した春蘭は再び後宮入りし、旺隠と過去の幸せを取り戻そうと奔走し、愛されて――。「お腹の子と君を必ず守る」今度こそ愛し合うふたりの子を守れるのか…!? 大人気シリーズ五神山物語第二弾!
  • 京の鬼神と甘い契約~天涯孤独のかりそめ花嫁~
    3.5
    幼い頃に両親を亡くし、京都の和菓子店を営む祖父のもとで働く茜は、特別鋭い味覚を持っていた。そんなある日、祖父が急死し店を弟子に奪われてしまう。追放された茜の前に浮世離れした美しさを纏う鬼神・伊吹が現れる。「俺と契約しよう。お前の舌が欲しい」そう甘く迫ってくる彼は、身寄りのない茜を彼の和菓子店で雇ってくれるという。しかし伊吹が提示してきた条件は、なんと彼の花嫁になることで…!? 祖父の店を取り戻すまでの期限付きで、俺様&溺愛気質な伊吹との甘くキケンな偽装結婚生活が始まって――。
  • 笑っていたい、君がいるこの世界で
    4.5
    中学3年のときに不登校になった美尋は、ゲームの推しキャラ・アラタを心の支えに、高校へ入学。同じクラスには、なんと推しとそっくりな男子・坂木新がいた——。戸惑っているうちに、彼とふたり図書委員を担当することに。一緒に過ごすうちに美尋は少しずつ心がほぐれていくも、トラウマを彷彿させることが起きてしまい…。周りを気にしすぎてしまう美尋に対し、まっすぐに向き合い、美尋の長所に気付いてくれる新。気付けば唯一の支えだった推しの言葉より、新の言葉が美尋の心を強く動かすようになっていき…。
  • 鬼の花嫁~運命の出逢い~
    続巻入荷
    4.1
    人間とあやかしが共生する日本。絶大な権力を持つあやかしの花嫁に選ばれることは憧れであり、名誉なことだった。平凡な高校生・柚子は、妖狐の花嫁である妹と比較され、家族にないがしろにされながら育ってきた。しかしある日、類まれなる美貌を持つひとりの男性と出会い、柚子の運命が大きく動きだす。「見つけた、俺の花嫁」―。彼の名は鬼龍院玲夜―あやかしの頂点に立つ鬼だった。玲夜から注がれる全身全霊の愛に戸惑いながらも、柚子は家族から逃れ、玲夜のもとで居場所を見つけていき…!?
  • 龍神と許嫁の赤い花印~運命の証を持つ少女~
    4.5
    天界に住まう龍神と人間である伴侶を引き合わせるために作られた龍(りゅう)花(か)の町。そこから遠く離れた山奥で生まれたミト。彼女の手には、龍神の伴侶の証である椿の花印(はないん)が浮かんでいた。本来、周囲から憧れられる存在にも関わらず、16歳になった今もある事情で村の一族から虐げられる日々が続き…。そんなミトは運命の相手である同じ花印を持つ龍神とは永遠に会えないと諦めていたが――。「やっと会えたね」突然現れた容姿端麗な男・波琉(ハル)こそが紛れもない伴侶だった。『鬼の花嫁』クレハ最新作の和風ファンタジー。
  • 鬼の若様と偽り政略結婚~十六歳の身代わり花嫁~
    4.0
    時は、大正。花街の料亭で下働きをする天涯孤独の少女・小春。ところがその料亭からも追い出され、華族の当主の女中となった小春は、病弱なお嬢様の身代わりに、女嫌いと噂の実業家・高良のもとへ嫁ぐことに。破談前提の政略結婚、三か月だけ花嫁のフリをすればよかったはずが――。彼の正体が実は“鬼”だという秘密を知ってしまい…!? しかし、数多の縁談を破談にし、誰も愛さなかった彼から「俺の花嫁はお前以外考えられない」と、偽りの花嫁なのに、小春は一心に愛を注がれて――。
  • 青い風、きみと最後の夏
    4.5
    中3の夏、バスの事故で大切な仲間を一度に失った夏瑚。事故で生き残ったのは、夏瑚と幼馴染の碧人だけだった。高校生になっても死を受け入れられず保健室登校を続ける夏瑚。そんなある日、事故以来疎遠だった碧人と再会する。「逃げるなよ。俺ももう逃げないから」あの夏から前に進めない夏瑚に、唯一同じ苦しみを知る碧人は手を差し伸べてくれて…。いつしか碧人が特別な存在になっていく。しかし夏瑚には、彼に本当の想いを伝えられないある理由があって――。ラスト、ふたりを救う予想外の奇跡が起こる。
  • この雨がやむまで、きみは優しい噓をつく
    3.8
    母子家庭で育った倉木は、病気の妹の治療費のために野球をやめ、無気力に生きていた。そんなある雨の日、「あなたを買いたいの」とクラスメイトの美少女・春野に告げられる。彼女は真顔で倉木の時間を30万円で買うと言うのだ。なぜこんな冴えない自分を?警戒し断ろうとした倉木だが、妹の手術代のことが浮かび、強引な彼女の契約を受け入れることに…。しかし、彼女が自分を買った予想外の理由と過去が明らかになっていき――。ラスト彼女の嘘を知ったとき、切ない涙が溢れる。痛々しいほど真っ直ぐで歪な純愛物語。
  • 卒業 桜舞う春に、また君と
    4.0
    卒業式を前になぜか大切な友達と一緒に過ごせなくなった女子高生(『桜の花びらを君に』丸井とまと)、兄の急死で自分の居場所を見つけられず反抗する男子中学生(『初恋の答えは、約束の海で』水葉直人)、亡くなった彼との叶わぬ再会の約束を守ろうと待ち合わせ場所を訪れる女性(『花あかり~願い桜が結ぶ過去~』河野美姫)、自分宛てではないラブレターに正体を偽って返事を書く女子高生…(『うそつきラブレター』汐見夏衛)。桜舞う春、別れと出会いの季節に、さまざまな登場人物が葛藤し成長していく姿に心救われる一冊。
  • 僕を残して、君のいない春がくる
    5.0
    自分を取り繕って生きている晴は、ずっと眠りつづけてしまう難病を抱えるみのりと出会う。ある秘密をみのりに知られてしまったせいで、口止め料として彼女の「普通の高校生になりたい」という願いを叶える手伝いをすることに。眠りと戦いながらも真っすぐ生きる彼女と過ごすうち、晴も自分を偽るのをやめて、小さな夢を見つける。しかし彼女の眠りは徐々に長くなり…。寒い冬の夜、最後に目覚めたみのりを抱え、晴はある場所に向かうが――。
  • 鬼の生贄花嫁と甘い契りを
    3.8
    赤い瞳を持って生まれ、幼いころから家族に虐げられ育った凛。あることがきっかけで不運にも凛は鬼が好む珍しい血を持つことが発覚する。そして生贄花嫁となり、鬼に血を吸われ命を終えると諦めていた凛だったが、颯爽と迎えに現れた鬼・伊吹はひと目で心奪われるほどに見目麗しく色気のある男性だった。「俺の大切な花嫁だ。丁重に扱え」伊吹はありのままの凛を溺愛し、血を吸う代わりに毎日甘い口づけをしてくれる。凛の凍てついた心は少しずつ溶け、伊吹の花嫁として居場所を見つけていき…。
  • 龍神と許嫁の赤い花印四~終わりを告げる百年の因縁~
    4.2
    意識を失ったミトが目を覚ますとそこは天界――龍神の世界だった。駆けつけた波琉曰く、堕ち神に襲われ、死んでしまったミトは、波琉との永遠の愛を誓った“花の契り”によって再び肉体を得ることができたという。しかし、堕ち神はある復讐を果たすため、依然としてミトの魂を狙い、襲い迫る。龍神の王でさえ、本来真っ向から立ち向かうことは難しい堕ち神。しかし、波琉は「ミトは僕の伴侶だ。決して誰にも渡さない」と全力でミトを守り…。ミトもまた、波琉との幸せな未来を歩むため共に立ち向かう――。
  • 龍神と許嫁の赤い花印三~追放された一族~
    4.4
    龍神・波琉からミトへの愛は増すばかり。そんな中、天界から別の龍神・煌理が二人に会いに来る。煌理から明かされた、百年前にミトの一族が起こした事件の真相。そしてその事件の因縁から、天界を追放された元龍神・堕ち神がミトに襲い迫る。危険の最中、ミトは死後も波琉と天界に行ける“花の契り”の存在を知る。しかし、それは同時に輪廻の輪から外れ、家族との縁が完全に切れる契りだという…。最初は驚き、躊躇うミトだったが、波琉の優しく真っすぐな愛に心を決め――。「ミト、永遠を一緒に生きよう」
  • 薄幸花嫁と鬼の幸せな契約結婚
    4.4
    肩に不気味な痣を持ち、不幸を招くと虐げられ育った瑠璃子。養子の瑠璃子は、妹ばかり可愛がる両親にもないがしろにされ、どこにも居場所がなかった。ある日、生きることに限界を感じた瑠璃子が川に身を投げようとすると、美しい鬼のあやかし・紫明に助けられる。「契約しよう。俺の嫁になれ」紫明は瑠璃子の痣に隠された“ある力”を欲し、契約結婚を持ちかける。しかし、愛なき結婚のはずが、なぜか紫明は瑠璃子に優しく、全身全霊で愛を捧げ――。虐げられた少女が愛を知る、和風あやかしシンデレラストーリー。
  • わたしの嘘つきな神様
    5.0
    幼いころに母を亡くした七瀬月乃は身内に引き取られるも、家に居場所はなく孤独だった。高2の夏、あることがきっかけで月乃は今まで我慢していたものが一気に溢れ家を飛び出す。向かった先は通称・なりそこない神社。「神様…」と願うと、そこには「なりそこないの神様」と名乗る不思議な青年が現れて…!? なんと見た目は月乃の憧れの設楽先輩とそっくり。彼の導きによって月乃は少しずつわだかまりを解消しようと歩みだしていく。でも神様と名乗る彼には過去にある秘密を抱えていた――。ラスト、彼の嘘に涙する!
  • さよなら、灰色の世界
    4.6
    高1の楓は、いつも友達に意見を合わせてしまい、自分を見失っていた。そんなある日、色が見えなくなる『灰色異常(グレーエラー)』を発症し、人の個性を表すオーラだけが色づいて見えるように。赤や青、それぞれ色があるのに、楓だけは個性のない灰色だった。そして、それを同級生の良に知られて……。自分とは真逆で、意志が強く、意見をはっきりと言う良が苦手だった楓。しかし、良は「どう見られるかより、好きな自分でいればいい」と言ってくれて……。良と関わる中で、楓は“自分の色”を取り戻していく――。
  • 夜に溶けたいと願う君へ
    4.3
    高2の色葉は裕福な家で育ち、妹は天才ピアニスト。学校ではみんなから頼られる優等生だが、毎晩のように家を出て夜の街へと向かってしまう。誰にも言えない息苦しさから逃げるように――。そんなある夜、同じクラスの瓦井睦と家出中に偶然出会う。学校でも浮いた存在の彼と隠れて会ううち、色葉は次第に“いい子”を演じていた自分に気づく。家にも学校にも居場所がない色葉に、睦は「苦しかったら逃げたらいい」と背中を押してくれて――。
  • きみと僕の5日間の余命日記
    5.0
    映画好きの日也は、短編動画を作りSNSに投稿していたが、クラスでバカにされ、孤立していた。ある日の放課後、校舎で日記を拾う。その日記には、未来の日付とクラスメイトの美女・真昼と出会う内容が書かれていた――。そして目の前に真昼が現れる。まさかと思いながらも日記に書かれた出来事が実際に起こるかどうか真昼と検証していくことに。しかし、その日記の最後のページには、5日後に真昼が死ぬ内容が記されていて…。余命×期限付きの純愛ストーリー。
  • 後宮の生贄妃~呪われた少女が愛を知るまで~
    4.1
    死を予知できる目を持つ春麗は、家族から忌み嫌われ、虐げられてきた。家に居場所もなく、消えてしまいたいと願う日々。そんなある日、側にいる者は必ず死ぬと噂される皇帝・青藍の妃として、生贄のように入宮が決まる。しかし、恐ろしいはずの彼は、怪我をした春麗を心配し守ってくれて――。春麗にとって、誰かに優しくされるのは生まれて初めてのことだった。“死”の運命に導かれたふたりは、惹かれ合い、不幸な少女はいつしか愛に満たされて…。青藍を苦しめる死の真相を、春麗の目が暴く、シンデレラ後宮ラブストーリー。
  • 僕の声が永遠に君へ届かなくても
    4.0
    事故で夢を失い、最低限の交流のみで高校生活を送っていた優成。唯一の楽しみはラジオ番組。顔の見えない交流は心の拠り所だった。ある日クラスの人気者、蓮杖紫帆も同じ番組を聴いていることを知る。深夜に同じ音を共有しているという関係は、ふたりの距離を急速に近づけていくが…。「私、もうすぐ耳が聴こえなくなるんだ。」紫帆の世界から音が失くなる前にふたりはライブや海、花火など様々な音を吸収していく。しかし、さらなる悲劇が彼女を襲い――。残された時間を全力で生きるふたりに涙する青春恋愛物語。

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