作品一覧 2021/10/28更新 御曹司は新妻を独占したくてたまらない 試し読み フォロー クールな副社長の甘やかな求婚 試し読み フォロー 月夜に、散りゆく君と最後の恋をした 試し読み フォロー 僕の知らない、いつかの君へ 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 木村咲の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 月夜に、散りゆく君と最後の恋をした 木村咲 / 海島千本 「手紙」は反則だろ 初めてこういうタイプの小説を読みましたが、読んでみて良かったと思えるような作品でした。 「種」と一緒に入っている手紙を読んでいる時に泣いてしまいました。 また、植木鉢を持って桜並木を歩いている部分も めちゃくちゃ感動しました。 匿名 僕の知らない、いつかの君へ 木村咲 クラスの一軍グループの一員の今どき男子の慶太と地味で大人しく古風なタイプの菜々子。接点を持つはずのなかった2人のラブストーリーがとてもよかった。 慶太が趣味のアクアリウムのブログをミキという女子設定で書いているんだけれど、そこに偶然ナナという名前で菜々子がコメントしてきて。最初はお互い知らずに会話を...続きを読む重ねるんだけど、途中で慶太はナナが菜々子なんじゃないかと気づきだす。 慶太の菜々子への想いに素敵な恋だなぁって思いました( *´꒳`*) あのラストのあと。きっと2人もハッピーエンドになったよね? Posted by ブクログ 僕の知らない、いつかの君へ 木村咲 なんとかわいくて愛しいまっすぐな彼ら。 ナナのピュアさはたまらないし、主人公もそりゃこいつもてるわ!と言いたくなる。 まっすぐで一途な女の子にど直球の男の子に、気が強いけど広い心を持ってる女の子。 ああもう本当、みんな抱きしめたくなる! 読み終わって、本当に心洗われる気持ちになった。 いやーやっぱ...続きを読むり女の子は、強いね。 Posted by ブクログ 僕の知らない、いつかの君へ 木村咲 あとがきを読んでやっぱりそうだよなぁと妙に納得してしまいました。 そうなんですよ。携帯がなければ恋もできない若者におばちゃんは待て待てといいたい。まずはそのiPhoneを置けと。 ヒロインのナナのなんといじらしいこと。読んだかわからないほうがいい、と既読のわかるようなツールは使わずに恋する。律儀に彼...続きを読むと同じ本を借りたり。(20年前に想いを馳せてしまいそうになる) 個人的には森田のアニキに祝杯をあげたい。おまえかっこよすぎだろ。むしろわたしを嫁にして!! 安定した文章でとにかく最後まで安心して読めます。 ただひとつだけ。このレーベルの最初のポエムってほんと要らんわ。むかしのケータイ小説をいつまで引きずるつもりなのかなぁ。これ絶対作家さんの意向じゃなさそう。 Posted by ブクログ 月夜に、散りゆく君と最後の恋をした 木村咲 / 海島千本 わたしの好きなもの。 朝一番の花屋。その前を通り過ぎる時の匂い。 とっておきの一輪の美女を連れ帰って、お気に入りのフラワーベースに生けるときの、あの密かな高揚感。 スンと背筋を伸ばす彼女は済ました顔でこう言っているような気がする。 『へえ、あなたがわたしの世話をするの?』 そんなわたしの大好き...続きを読むな気高い一輪の花が、女子高生になって恋をするなんて、わたしのための物語かと思ったわ(違う 莉愛ちゃんは、いやクイーン莉愛は、気高く美しく、そして可憐で愛くるしい。 芍薬のような彼女が患う病が、ひとりの少年を惹き寄せ、ふたりがたったひとつの恋をする。 たしかにこの手のボーイミーツガールのお話は世の中に溢れている。わたしだって片手くらいのタイトルはすぐに浮かぶ。 それでもこの作品は、胸を打つのです。 花は散っていくから美しい。 永遠に続かないからこそいとおしい。 いちばん綺麗な花を記憶に刻んで散っていくなんてクイーンはにくい女の子だよ。 明日太のハートをおもうと君もなんてハードな初恋をしたんだと頭をなでなでしてあげたいけれど、たぶん彼は大丈夫なんだろう。 その名のとおり、明日を常に見ているから。 男に花の名前をひとつくらい教えておけとはよく言ったもので、明日太はひとつどころかこの世の花という花を知り尽くしているのだから、花が咲く限り、彼はクイーン莉愛を思い出し時々泣いたり笑ったりしながら、明日を生きていくのでしょう。 お気に入りの花屋に行って美女を手にウキウキソワソワしながら、店を出る。 そんな気持ちにさせてくれる素敵な一冊です。 枯れてしまった『彼女』に別れをいうのもまた、花のある生活そのもので、切なくも愛しいのでした。 Posted by ブクログ 木村咲のレビューをもっと見る