竹書房怪談文庫作品一覧
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-怪談社の糸柳寿昭が取材する怪の人間模様。 軽妙な語り口からいつしか思いもよらぬ深い闇へ。 怖ろしいものはとことん怖ろしく、泣ける話には涙腺崩壊。 怪談師が取材した≪心乱される≫怪奇譚! すべての怪は人間の心、強すぎる想いから生じると言っても過言ではない。 愛が過ぎても、憎しみが過ぎてもどこかが狂いだす――。 ・肝試しに選んだ廃ホテルで消えた女性。見つかった時の恐ろしい行動とは…「土下座する義務の愛」 ・ゴミの中身をチェックしてくる隣人の異常行動。ヒトコワと思いきや真に恐ろしきは…「隣人としての愛」 ・喧嘩別れになった親友の大工が建ててくれた家。その後、親友は事故で亡くなり、床下からある物が…「友と建てた愛」 ・引っ越してきた時から子供の笑い声が聞こえる部屋。原状回復されていない壁紙に曰くが…「不都合な事情の愛」 ・テレビをくだらないと断ずる男に訪れたある出会い。やがて価値観を変える不思議な現象が…「下劣な番組に贈る愛」 ・優等生の仮面を被り続ける娘の闇と、家に現れる不気味な人影の因果。ある日、警察から電話が…「「幕が閉じた愛」 ・心に傷を負った夫婦の元へ逃げ込んできた虐待を受けていた一匹の犬。そこには導きと深い因果が…「オマエの愛」 ・孤独死した女性の部屋の遺品整理で出てきた日記帳。ゴミ袋に捨てようとすると老婆の声が…「誰も知らない愛」 ・久しぶりに戻った地元で通りかかった懐かしい駄菓子屋の主人と馳せる怪奇なノスタルジックとは…「懐かしき愛」 ・仏間に掛けられた夫の遺影を外してから家の中に起きる怪異。だが原因はもっと根深いところに…「地獄が始まる愛」 他、思わず泣ける話と震えが止まらない話が交互に襲い来る体験談49篇を収録。
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3.51巻998円 (税込)目をとる 手をとる 命をとる 神の前に 人は虫けらぞ。 圧倒的、畏怖と戦慄 荒ぶる神の祟り 原始の恐怖36怪! 和魂と荒魂。神にはふたつの顔があるが、どちらを前にしても人はひれ伏すのみ。 神は人の理の外にあり、真に恐ろしきは霊や人の生みだす呪いではなく、神仏の怒り=祟りなのかもしれない。 神輿が出る日は農作業をしてはならぬという祭りのルール。破った者は…「禁忌」服部義史 夜の散歩で拾った五十円玉で気まぐれに参拝したお稲荷様。その効果は吉か凶か…「御礼詣」ホームタウン 戦時中、炭焼き小屋の裏に密かに祀った裏靖国神社。その目的とは…「裏の靖国」鷲羽大介 原因不明の体調不良に苦しむ女性に憑いていたのは怒れる犬神。その原因は…「争いの原因」橘百花 3日間連続したある一族の葬儀。親族が抱える妖しい木箱の正体…「願いと箱、そして代償」小田切大輝 山で石を拾ってから体調が悪い女性。友人は石が山神様のものだと言うのだが…「卵石」卯ちり 新しく住職として入った寺に漂う禍々しい気。原因はどこに…「ある僧侶の死」(鶴乃大助) 山道を走るトラックに積まれていた騒がしい檻。中に入っていたのは動くはずもない木造の…「檻の中」斉砂波人 ブラック企業の社長がトイレの傍に祀った祭壇。病んでいく社員はやがて…「邪鬼」渡部正和 山中に落ちていたミニチュアの祠を入れた桐箱。気味が悪くて投げ捨てたのが悪かったのか…「まめがみさま」蛙坂須美 神像集めが趣味の祖母が古物商から手に入れた黒塗りの箱の正体…「正座する人達」つくね乱蔵 大学で肝試しをした学生に起きた異変。神が憑いていると言われる女子学生が見たものは…「Q」幽木武彦 峠の祠の祟り、神社の境内で鳥が死ぬサイン、奇怪な10の怪異譚…「らんしん」黒木あるじ 父方の里の奇妙な風習。祖母の葬儀で恐ろしい真実が…「一緒に暮らさないか?」営業のK 拝み屋のもとに相談に来た母娘。自分たちには神がついていると言うのだが…「ヨモノキさま」(郷内心瞳) ほか、36の神仏恐怖譚!
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-この御札…… 死んだ人間の血で描かれてる。 「壁から女のゆうれいが出てきて私を見るの」 同じ言葉を遺して死ぬ女性たち。 歌舞伎町で密かに出回った この世に存在してはいけない呪物とは――? 怪談社の書記が紡ぐ最新・怪奇事件録 怪異蒐集のフィールドワークとその語りを生業とするプロ集団・怪談社の書記が綴る取材録。 壁から出てきた女の霊に見つめられると死にたくなる――歌舞伎町で複数の人間から聞かされた同じ話。原因を辿っていくと…「常世の御札」 北海道の牧場の従業員寮に棲みついた訳ありの男。男は毎晩段ボール箱に向かって謝罪を繰り返すのだが、その中身は…「牧場の箱」 父の遺品から出てきた土器のようなもの。昔、山で貰ったものらしいのだが…「アステカの土器」 貧しさと孤独の中で生きる女性に抱きついてきた不思議なこども…「石鹸の匂い」 死に際の母が残した衝撃の告白。そこから始まる家族と怪の奇縁…「家族と冷蔵庫」 他、じわり広がる怪の余韻47話! この人間ドラマと怪はえぐい……。 心の準備をお願いします。
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-1巻924円 (税込)葬儀から埋葬まで葬送と弔いに纏わる恐怖譚! 「かえせ、かえせ。お前の肉体を寄越せ」 土葬の遺言を破り父を火葬にした息子を襲う父親の影。 四体の父親が息子の手足を千切ろうと… ――「親父の遺言」より 人形供養で有名な寺の裏の公園で子供たちが掘りあてた禁忌…「人形の寺」 着物だけを棺に入れた奇妙な葬儀。火葬の炉に入れた途端、恐ろしい現象が…「着物葬儀」 通夜の晩、祖父から食べさせられたグミのようなもの。祖母の指だと言うのだが…「祖母の魂」 かつて風葬を行っていた奄美大島のある場所。祭りの晩に出逢った少女との関係は…「トフル」 葬儀の最中くじら幕の裏側に隠れて遊んでいた子供が布越しに見た奇妙な世界…「くじら幕」 他、野辺送り・風葬・骨噛み・逆さ事・両墓制・破地獄・洗骨・一杯飯など葬儀慣習の民俗学コラムもあわせ全43話収録。 葬るとは命と役目を終えたものを埋葬すること、そして時に「無かったこと」にすることである……。
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-1巻924円 (税込)「写真」に纏わる超厳選怪談集 肩にかかる手、オーブ、黒い影、奇妙な物体―― それって心霊写真? 少年の頭はザクロのように半分しかなく、この世のものとは思えない… ――「最後の写真」(西浦和也)より 偶然か因縁か、写ってはならないものがそこにある。見つめるほどに背筋が冷える不可解な瞬間の記録、〈写真〉に纏わる怪談を選りすぐった一冊。 ・写真同好会で撮った集合写真の凶悪な異変「佐伯さん、連絡ください」(つくね乱蔵) ・心霊スポット撮影で起きた顛末「撮影に行って来た」(田辺青蛙) ・写真を撮ると必ず写る異形、彼のその後「彼のイモムシ」(川奈まり子) ・有名な宿での曰くの写真「克己復礼」(鶴乃大助) ・静止画を動画にするアプリの奇妙な暴走「夫婦の肖像」(鷲羽大介) ・オークションで手に入れた古いアルバム、その違和感とは「心霊写真百枚セット」(クダマツヒロシ) ――など書き下ろしほか全44話収録。
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-車にまつわる数々の恐怖体験 姿の見えぬエンジン音! 乗せてはいけない何か! 「み……つけた……みぃぃつけたぁぁぁ……」 真夜中の海岸線で乗せた、女のようすがおかしく―― 「冬の華」より 怪談語りのパイオニアであり、自ら「カーキチ」というファンキー・中村が、車にまつわる怪談の数々を自身の体験を含めて綴る! ・車の中から知らない男の声がしてくる、その切ない理由「カペラREクーペ」 ・町工場の脇に打ち捨てられたタンク本体の中で回転していた女の首「タンクローリー」 ・友人の見舞いで訪れた田舎町、乗ろうとしたバスに違和感があり…「ツーマンバス」 ・乗車拒否したはずの老婆がいつの間にか…「タクシー奇譚」 ・友人との最後の約束に纏わる不思議「ポルシェを愛した男」 ・一台の白いビートルにを中心に連鎖していく怪異譚「冬の華」 ――など、車への愛と恐怖に彩られた35話。
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3.7記憶の底にこびりつく、忘れたほうがいい「何か」 追憶の怪異体験45篇 幼少期に目撃した奇妙な光景、いま思い出してもぞっとする体験。 それぞれが己の胸にあれは何かの勘違いか夢であったと封印してきた記憶を静かに呼び覚まし、丹念に聴き集めた怪異取材録。 公園から聞こえる太鼓の音。そこには見えない猿をつれた猿面の男がいて…「猿なし猿まわし」 友人家族と行った異形の集う焼肉屋。そこで食べた定番メニューにないものとは…「焼肉ハナ」 新興宗教に入信していると噂の同級生の家。そこでは信者たちがスイカのようなものを撫でながら唱え言を…「くびぞろえ」 小学校の学級文庫にあった不気味な挿絵付きの児童書。誰もがそんな本はなかったと言うのだが…「首のない女の子の話」 両親以外の男女と暮らしていた謎の記憶。そこで繰り返される不気味な儀式とは…「家族こっくりさん」 祖父母の家に泊まった夜。仏間の明かりに誘われ中を覗くと、そこには異形と男女二人の淫靡な光景が…「餓鬼ねぶり」 母の化粧台の引き出しから出てきた烏帽子姿の男。家のトイレから繋がる異界の先に見たもの…「おばけの世界」 母が亡くなって以来、部屋に閉じ籠もるようになった父。部屋には母と娘二人を模したマネキンがいて…「人形地獄」 他、追憶の45話収録。 猿面の人物は相変わらず、タタタン、タタタン、と同じリズムで太鼓を叩き続けている。 よく見れば、ジャングルジムの下のほうに犬用のリードみたいなものが結びつけてあり、その先にはこれもまた真っ赤な革製の首輪がつながっていた。 猿なし猿まわし。 そんな言葉を当時の康介さんが思い浮かべたかどうかは定かでないが、気味が悪いと感じたのは事実だ。 おまけに、その太鼓の音を聞いていると、不思議と不安な気持ちになってくる。 心拍数が増え、腋の下から汗がにじむ。 腰から下の力が抜けて、体温が奪われていくようだ。 「……あれ、ちょっとダメなやつかも。もう行こうぜ」 ――「猿なし猿まわし」より
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-1巻924円 (税込)旅館の客室で目にした不気味な面… 「重岡様は、こちらが何かの面に見えるのですか」 女将が言うには、それは面ではなく鏡で… 恐ろしさのあまり狂死した死者のようなその顔は―― 収録作「無貌の面」若本衣織 より 「旅」に纏わる最恐怪異譚38話! 最恐最悪の旅! 良き思い出となるはずだった「旅」に容赦なく降りかかる禍の数々…。 趣味の離島キャンプ、深夜海中から伸びたロープを引く裸の男の姿が…「浜へ来る」 母との旅の車中、乗り合わせたのは死んだ夫と父にそっくりな二人組で…「東京見物」 ある安宿、ノックに続き「そんなんしたらあかん」という男の声が…「関西」 無断放浪癖のある元彼が送ってくる写真に写っていたのは…「元彼独り旅」 着物姿の女性が描かれた土産物の菓子を爆食した彼女は一月も経たないうちに出奔し…「竈食」 など、最恐の旅・最悪の旅38話収録!
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-痛ましいバイク事故、川底に消えた生徒、駅ホームから転落した教頭… 「校長先生、あの神社に参拝されていませんよね」(大) 新任の校長が土地の伝承を真っ向否定した結果、次々と起こる惨劇! その学校の敷地はかつて… 収録作「着任挨拶」加藤一 より 六人の怪談作家が日本各地で採話した戦慄の百話! 「恐怖箱」お馴染みのベテラン4人に加え、注目の若手2人が初参戦! 心霊スポットの帰り道、ツレを襲った異変…「相乗りドライブ二題」、ある日の台所、置かれていた人形は白い膜に覆われており…「五体投地」、部活の集合写真には仲間の右足が2本あり、その後…「ガチムチ心霊写真」、迂回した山道で撥ねてしまったのは、胴体は鹿で顔が…「野生動物を撥ねた夜」、エレベータ内で男がパニック状態で暴れている原因は…「監視カメラに映ったモノ」、新赴任の営業所長が大掃除で捨ててしまった包み紙は護符だったようで…「職務精励」など、体験者の実在する驚愕の現代百物語!
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-1巻924円 (税込)この家、なにか変…? 建物にまつわる戦慄の霊体験が集まった不動産系怪談傑作選! あなたの部屋も、もしかしたら…事故物件や曰くのある土地、忌避された場所で起きる怪異。住んでしまったら逃げられない場所だからこその恐怖── ・引っ越し初日、見たのは酸鼻極まる異形「Y氏の隣人」(黒木あるじ) ・解体中の廃屋から漂う謎の異臭「隣りの事情」(小田イ輔) ・古い倉庫で子供たちが見た老人の謎「自治会の倉庫」(西浦和也) ・エレベーターで遭遇した狂気「そういうものだから」(蛙坂須美) ・新居で娘が遊んでいるのは…「風呂好きな子」(つくね乱蔵) ・家に現れる不思議な子ども、その驚愕の理由「少年時代」(鷲羽大介) ――など書下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって収録。 事故物件や忌避された土地にまつわる物件傑作怪談集
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-「実はこの話、『話してはいけない』って言われたんです」 人が関わってはいけない「何か」。 この世には、テッパンで「障る」「祟る」ものが存在する。 語るたびに何かが起きてきた曰くつきの怪談「障り」を解禁! タブーへ挑む著者渾身の怪奇取材録 偶然で片付けることのできない怪異がある。 人はそれを「障り」或いは「祟り」と呼ぶ――。 ・親族の依頼で悪霊に憑かれた老女の除霊に赴いた僧侶。家の中で見た戦慄の光景とは…「仏間の闇」 ・宿泊禁止の部屋があるホテル。清掃だけはするのだが、その驚愕の方法とは…「ザイル」 ・二種類の呪術が特定の家系だけに脈々と受け継がれている村。その効力は…「黒の禁書」 ・山中の神社へ肝試しに行った三人組。そのうちの一人が突如獣のように…「禁忌の社」 ・美しい島に魅入られた女性が体験した悪夢の一夜。島の人が神と呼ぶものは一体…「神の憑く島」 ・著者があるホテルで遭遇した霊の話。以後、この話をしようとすると…「障り」 ほか、触れてはいけない「事件」「霊」「物件」「呪術」「神」「怪談」 6つのテーマで収録された危険極まりない怪談たち。 禁じられた領域に迫る15の怪! 仏壇に供えられた二つのおはぎを見た時、その違和感に気がついた。 おはぎの表面が、ぐねぐねとまるで生きているかのように動いている。 蝋燭の灯りでそう見えるのかと思ったが、どうも違う。ぶつぶつの小さな無数の黒い粒が、おはぎの表面にびっしりと張り付いていて小刻みに動いている。 「……あなた、何をお供えしているんですか」 ――「仏間の闇」より
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3.0恐怖と絶望を煮詰めた最恐タッグ! 京都の曰くつきの家業の家に生まれた女性を縛る怖ろしき闇 「もうひとりいる」営業のK 人の心を読み生霊を操る力を母から受け継いだ娘の業 「魔女の断罪」夜行列車 血と地の「業」が生む、禍々しき二人怪談 「闇塗怪談」「怪談禁事録」で人気の営業のKと電子コミック「篠宮神社」シリーズの原作で話題の夜行列車が、 各々の取材した怪異の中から絶望と恐怖を並べ合う戦慄の二人怪談。 ルームシェアをすることになった先輩の家にある謎の物置。中には一体の人形が…「瑕疵物件の作り方」 貧困集落で生み出されたコケシの神。だがそこには禍々しい何かが…「この世の果てでコケシは嗤う」 近所の古い家に出入りする家族らしき三人と開けっ放しの大きな窓。謎めいた家に魅入られてしまった女性が見たものは…「棲み家」 戦時中のある村で目隠しをされて連れて行かれる山の怪。そこから帰った者は…「獣憑きの家」 ほか。闇×夜、どこまでも黒き世界に朝は来るか。
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4.0恐怖は何気ない顔でそこにある! 累々と重なりあう不可思議 幾重にも張り巡らされた、すぐそこにある怪異! 日常に転がる怪異は幾重にも積もり、やがて禍々しく日々を蝕んでいく─様々な国の怪異も含め蒐集して記す丸山政也の最新刊。 ・末期の友人を見舞うと奇妙なことを言われ…「死神」 ・普段おとなしい犬が狂ったように吠え立てるその理由とは「ペットサロン」 ・戦時中インパール作戦に従軍し生還した祖父が話す壮絶な体験と不可思議「白骨街道」 ・イギリスのとあるスポーツ施設に秘められた恐ろしい秘密「ボイラーマン」 ・男ばかりが早死にする─老人が明かすとある物件の凄惨な真実とは「甕」 ・ウクライナ某所の暗い歴史と彷徨う不幸な死者の群れ「スカーフの女」 ――など70話収録。
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3.0忌み地の店、触れてはならぬ花瓶… 問答無用で祟る場所と物。 著者の元に寄せられた日本全国に実在する「絶対に障る」鉄板スポットの怪。 あまりに身近な恐怖全27話! 将門の首塚、小塚原刑場や巣鴨プリズン跡、於岩稲荷、或いは御神木や碑石…… この世には禁を犯せば必ず祟られる、謂わばテッパンの場所や物がある。 有名どころだけでなく、生活圏内にもそうした曰くつきの何かは潜んでいる。 だからこそ障り、祟りは恐ろしい。 ・母屋以外を弄ってはいけない家。納屋に風呂を造った途端に襲う不幸とは…「リフォーム条件付き住宅」 ・御神木の欅を伐った家の恐ろしき末路…「村八分では尚足りず」 ・行くと体調が悪くなる相模原の大型店舗。その原因は…「相模原の米兵」 ・勤務先の触れると障りがある花瓶。その由来は…「不可触の花瓶」 ・友人が飛び降り自殺をした日から全てが狂いだす…「逃げ果せたか否か」ほか、全27話収録!
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-竹書房怪談文庫編 / 碧絃 / 青葉入鹿 / 薊桜蓮 / 犬飼亀戸 / 雨水秀水 / 浦宮キヨ / 大谷雪菜 / 岡田眞弥 / おがぴー / 御家時 / 怪談を千話集める人 / 隠人籠屋 / 影絵草子 / 影野ゾウ / 千稀 / 烏目浩輔 / 鬼志仁 / 黒野洋司 / 小祝うづく / 佐々木ざぼ / 佐藤健 / 瑞雲閣華千代 / 錫鳴奇壱 / 雪鳴月彦 / 高倉樹 / 高崎十八番 / 月の砂漠 / 天堂朱雀 / 中村朔 / 墓場少年 / 八の通り / 花園メアリー / 柩葉月 / 筆者 / ホームタウン / 真合流 / 沫 / 宿屋ヒルベルト / 柳下どじょう / 大和かたる / 肜 / Yuki / 吉田六1巻858円 (税込)いつでもどこでも誰にでも怪異は訪れる―― 「隣人」「自転車」「坂」「母」「猫」「ゴミ」「忘れ物」など身近な事柄をテーマに集められた生の怪異体験談73話を収録! 通勤電車でいつも隣に座って来る男。男が唱える言葉を聞いていると異変が…「ルーティン」 盗まれた自転車が見つかった喜びもつかの間、傍らで犯人が首を吊っていて…「加速感」 男児を背負ってゴミ山に置きに行っていたという不気味な祖父の話。その真相は…「ゴミ山」 何もない場所を指さしては猫がいるという娘。猫なんていないでしょ!と強く言った瞬間、娘は…「ねこちゃ」 アパートのベランダに立つ赤い女。だがそこは空き部屋のはずで…「昨日の女」他、 怪談マンスリーコンテスト受賞者43名が聞き集めた戦慄の怪談投稿、最恐傑作選。 ★ふつうの毎日がふつうじゃなくなる22のシーン 母の怖い話 猫の怖い話 隣人の怖い話 ゴミの怖い話 散歩の怖い話 樹木の怖い話 金属の怖い話 自転車の怖い話 地下鉄の怖い話 水族館の怖い話 動物園の怖い話 忘れ物の怖い話 再会の怖い話 名前の怖い話 数字の怖い話 後から来た怖い話 運動会の怖い話 祭りの怖い話 蛇の怖い話 信仰の怖い話 坂の怖い話 異界の怖い話 ★執筆者 青葉入鹿/薊桜蓮/犬飼亀戸/雨水秀水/浦宮キヨ/大谷雪菜/岡田眞弥/おがぴー/御家時/怪談を千話集める人/隠人籠屋/影絵草子/影野ゾウ/千稀/烏目浩輔/鬼志 仁/黒野洋司/小祝うづく/佐々木ざぼ/佐藤健/瑞雲閣華千代/錫鳴奇壱/雪鳴月彦/高倉樹/高崎十八番/月の砂漠/天堂朱雀/中村朔/墓場少年/八の通り/花園メアリー/柩葉月/筆者/碧絃/ホームタウン/真合流/沫/宿屋ヒルベルト/柳下どじょう/大和かたる/肜/yuki/吉田六
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-異形の恐怖 七人怪談集 強烈な個性が刻む奇想のアンソロジー 「見られたから、殺せない」 深夜の玄関で遭遇した恐ろしい化け物の姿(「顔面童子とろうろく女」より) 新鋭から熟練まで強烈な個性が光る怪談巧者7名が集結した奇想の怪談競作集第2弾! ・とある遊園地のお化け屋敷に入った者の凄惨な末路「喘鳴館」(蛙坂須美) ・深夜にクローゼットから響く咳の恐ろしい原因「養分」(藤野夏楓) ・訪れた実家で次々と炙りだされる兄の異常性と昏い記憶に彷徨う怪異が絡み合う長編「身裂き」(沫) ・山中で遭遇した異様に巨大な羽虫の大群がもたらす怪「森林管理」(クダマツヒロシ) ・田舎の物件で突如起きた凶事と明らかになる忌まわしき因果「古民家へようこそ」(つくね乱蔵) ・男に襲われる不快な悪夢。その戦慄の原因とは…「亡友二名」(郷内心瞳) ・怪奇現象が頻発する住宅地で体験した身も凍る恐怖「別海町の住宅」(匠平)など全35話収録。
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3.0窒息するほどの百の恐怖 不穏と幻惑と戦慄渦巻く怒涛のクダマツ怪談100話! 天井に開く不気味な穴から覗く―― 何が 迎えに 来るのか? 次は いったい 誰を? 「天棺」より 怪異や不可思議、奇妙で残酷な100の忌まわしい怪談が詰め込まれたクダマツヒロシの最新作。 ・引っ越した新居に置かれていた包丁を手にして以来…「包丁」 ・公園の砂場で息子が掘り出したのは…「砂場の面」 ・幼い頃に亡くなったクラスメートとの捩れた記憶「人魚になりたい」 ・何でも屋のバイトで訪ねた先での奇妙な出来事「臨月なんで」 ・肝試しで入った廃屋にあった玉座と座布団「女王の部屋」 ・建物の天井に開く不気味な穴の正体「天棺」 ・村にあった一軒の家が忌み嫌われた理由「家族小屋」など。 100本の怪異の糸は捩られ編まれ、やがて読者を逃げ場のない恐怖へと覆いこむ。
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3.0大餓鬼様は血縁の者に取り憑いて食べたい物を訴え、用意できないと酷く祟るという… 「エケチェンを食べたいよう!」 赤ちゃん? 何の赤ちゃん? 子猫? 子犬? まさか――。 ――「大餓鬼様」神沼三平太 より 二人の怪談シェフが厳選ガチ怖素材で腕を振るう! 極 上の最恐メニュー、胸焼け必死の怖い話! 巨漢作家二人が東西を奔走し、究極の恐怖体験談を聴き蒐めてじっくり調理した最恐ヘビー級怪談集! 監禁された廃墟の押し入れ、開いていた穴から差し出される食べ物で命拾いしたという幼女の不思議な体験…「赤いマニキュア」 母の知り合いの中年男が持ってくる奇妙な弁当のようなものを食べさせられた少女の記憶とは…「暗闇丼」 深夜ふらりと入った定食屋での厭な出来事は後の運命と大きな関係があって…「交換定食の夜」 子供の頃、あの田んぼで取れた米は食べてはダメだと教えられたその理由とは…「にえたにえた」 など、食に纏わる怖い話と土地や家に関わる怪異譚、全22話収録!
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-拝み屋が綴る最恐怪異群像 蠢く女の首。 左右から生えた細長い手足を折り曲げ蜘蛛を思わせる動きで――。 「首手足 行方不明」より 拝み屋たちを襲う魑魅魍魎 人の悪意と異形に蝕まれる! 宮城で長年、拝み屋としてこの世ならざる者たちと渡り合ってきた郷内心瞳が、怪異を追体験させるような「すさまじく怖い話」ばかりを集めた究極の怪談本。 ・放課後、怪談話をしていた女子高生の髪が突然…「それになる」 ・道で振り仰いだら上から若い女が降ってきて…「直撃」 ・特定の日現れる異様な女の怪「十三日の金曜日」 ・奇妙な夢を見た後に連絡があったかつての級友とその顛末「布団部屋の女たち」 ・郷内と同業の拝み屋の怪異との決死の対峙! 連作「ストレンジ温泉の怪」 ・全身の皮膚が剥がれ落ちた女が路上に立っていて…「バースターと花時雨」 ――など怖気震えあがる52話を収録。
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-1巻836円 (税込)超豪華執筆陣!超弩級怪談集!! 人気シリーズが一夜の復活! 豪華執筆陣による最恐怪談アンソロジー 怪異はつきない、地獄行きはまだまだだ! 死者の魂魄が現世にとどまる四十九日に準え不思議で怖く不気味な話を紡ぐアンソロジー「怪談四十九夜」。シリーズ11冊完結から三年、一夜かぎりの禍々しき復活には錚々たる執筆陣が登場する。 ・仕事で訪れた家での壮絶な怪異「愛知の家」(田中俊行) ・出戻ってきた隣家の娘のその理由「同じ声」(斉砂波人) ・奇妙な老婆が引いていたのは…「糸」(福澤徹三) ・イノシシやシカと違う奇妙な足跡「寄生」(若本衣織)、事故の多い坂の謎「九本目」(雨宮淳司) ・販売サイトで売られていた物は…「なつかしの品々」(平山夢明) ――ほかつくね乱蔵、小田イ輔、我妻俊樹、そして黒木あるじ。地獄行きはまだまだ、怪異の宴は続く。
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-悪夢のような奇想の怪談集! 開けたら最後! 封じられた異形の怪談が目を覚ます 「頭はすぐ見つかったのに舌が足りない」「背骨だけ見つからないのも…」 大学構内で聞こえてきた妙な会話 ――「バケツ」より 飄々とした体で幽と実をつなぐ我妻俊樹が満を持してまとめた奇妙さ充溢の一冊。 ・モシモ、モシモ、モシモダヨ…電話から聞こえてくるのは…「蛙」 ・太陽の表面に見える怪異、自分だけが目撃しているのか「日食のはずなのに」 ・窓の外に見える制服姿の女の子たち、彼女たちがもたらす恐怖「女の子たちのおしゃべり」 ・おばあちゃんの家に掛かってきた電話、その不気味な話とは「トカゲ友達」 ・友達を泊めたその夜に起きた奇妙なこと「友達を泊める」 ・頭を打つ事故からの半年間の記憶がどうも違う…「半年間ありがとう」 ――など47話。 異界を覗く目録帳――開けば封じられた数多の「面妖」が囁く。
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-怨霊飛び交う沖縄の怖い話 誰かに呪いをかけられた! 生き死にを賭けた呪い返しに、使われたのは祠の中の石―― ユタは決死の策で立ち向かう! 妖怪、怨霊、呪い、生霊飛び交う沖縄(琉球)の怖い話! 沖縄(琉球)には古くから 石に霊力が宿る という信仰があり、島々のあちこちに霊石と呼ばれる石が残る。それは神聖な存在で禁忌のものでもあるのだ。 沖縄怪談のオーソリティ・小原猛が、怨霊や妖怪、呪いや生霊が跋扈する不思議の土地・沖縄の奇談を綴る。 ・夫が密かに通う先は森の奥、ビジュルと呼ばれる石の前。神に呼ばれたのかそれとも呪いか「祟る霊石」 ・元夫を呪い殺したいという女性の禁忌に踏み込んだ末路「ヌロイウグァン」 ・大量のスズメが死に自殺者も絶えない木、その恐るべき理由「スズメを食べる木」 ・ウタキで対峙したのは大きな角を持つ…「呪い」など41話収録。
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3.3昭和平成令和の歴史と風俗の中に潜む怪と不思議。 耳袋より怖い池袋! JR私鉄地下鉄と複数路線が乗り入れ賑わう街、池袋。 百貨店に高層ビル、学校に公園、劇場からサブカルの聖地まで日々雑多な人々がこの「袋」の中に集う。 一方、巣鴨プリズンや旧日本軍の地下壕、空襲の犠牲者の埋葬地など戦争の歴史を色濃く残す土地でもある。 この混沌こそ正義の街に所縁ある最恐コンビ、西浦和也とはおまりこが袋の紐を解き、奥底まで探って見つけた知られざる怪と不思議を大収録。 劇場に出る霊と工事で発見された地下空洞の因果…「池袋のアライペイラン」、池袋近郊ホテルに実在する心霊対処部門…「特殊物対策課」、 メイド喫茶にでる生首…「象の杭」、囚人の幻影とワープする怪…「陽射しの時 二景」他、恐怖の池袋裏ガイド! ◆いけふくろうの前に溜まる負の念「俺はできるんだ……」 ◆四面塔と通り魔の因果「辻斬りの街」「四面塔」 ◆駅構内に開く異界の裂け目「池袋駅の妖少年」 ◆線路の側溝で蠢く生首「線路脇に潜むもの」 ◆交差点に立つ毛倡妓「高架下の毛倡妓」 ◆〝出る”ラブホテル 「針金縛りのラブホテル」 ◆ラブホテル怪奇事件簿「インバウンドの落とし物」 ◆美久仁小路に響く時空を超えた音「青線の残り香」 ◆巣鴨プリズンの幻影と怪奇「陽射しの時 二景」「13号扉」 ◆白骨死体の発見と地下壕の怪「池袋のアライペイラン」
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3.0人気怪談師が語るこの世の裏側! 閉じ込められた蔵の中、角が生えた女がいる!? 「お兄ちゃんを食べないで!」 ――「鬼女の哭く夜」より 八つのカテゴリにまつわる怖い話全100話! 多くの人から体験談を聞き、語り部としても活躍する怪談師・牛抱せん夏が、八つのカテゴリー「家族」「妖」「弔」「職」「友」「境目」「住」そして「鬼」に分けて怪異譚を綴る。 ・亡くなった母の通夜、誰やら話をする声が聞こえて…「引き受け」 ・美しい彫刻がされた杖に惹かれて購入したが…「龍の杖」 ・イベント会場で文句を言って帰った客、実は…「クレーム」 ・古い蔵のある家で大音量で音楽を鳴らす理由とは…「みやびちゃん」 ・墓場の横の物件に住み始めたのだが…「格安物件」 ・妹の悪戯に憤然としてお祖母ちゃんに相談したら…「天邪鬼」など100話を収録。
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-次々と襲い来る不可思議と恐怖 濃密怪談集! 静岡の深山にある廃村では、恐ろしい異界が口を開けて佇む―― 「第二十五話 京丸」より 恐るべき取材の数を誇る怪談作家・川奈まり子が綴る108話の濃厚濃密な怪談奇譚集。 ・飼い猫を巡る不可思議な思い出話「夢まくらの猫」 ・林間学校のレクリエーションで肝試しを始めたら…「本当になった怖い話」 ・自死を選んだ父とその後「父の心残り」 ・昭和30年あたりに拝み屋をしていたという祖母の逸話の連作「拝み屋チヅ子」 ・毎日昼寝の時に誰かが訪ねてくる夢を見るのだが…「百鬼夜行に盗まれた」 ・再婚を機に引っ越しをした家、奇妙なことが起こり出し…「狂宅」 ・八王子の心霊スポット巡りをしていた最中、迫ってきた物音は…「真夜中の錫杖」 ――など圧倒的筆致で怪異が迫る!
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-地元の恐怖が集まるマチサガの怖い話 東京都町田市、神奈川県相模原市――100万人が暮らす首都圏の一大ベッドタウンに潜む怪異譚を地元の怪談作家が徹底取材! ・駅前に建つ某ビル、そして某ホテルにも出現する赤い服の女の霊「町田駅前ビル」 ・女の幽霊の噂を聞き相模大野の某公園を訪れた若者が味わった絶望「見ると死ぬ女」 ・生者を狙い引きずり込む鶴川の危険な怪異「ホーム下」 ・淵野辺のマンションに住む学生が体験した部屋を訪れる妖「通りもの」 ・成瀬駅から生者の命を狙いつけ狙う黒い異形「ついてくる」 ・最凶心霊スポットと名高い宮ヶ瀬に棲む妖怪〈川天狗〉の恐怖「潤水都市さがみはら」 ・血塗れの男が侵入する恐怖!霊道に建つ異界の物件「玉川学園の家」 ・相模湖のとある廃墟で巻き起こる戦慄の出来事「湖畔の廃ホテル」 ・タヌキの仕業だったのか。金井の男性の身に降りかかった不可思議すぎる実体験「狸話」 ・いるはずのない赤子の声、存在しない最上階のさらに上――怪異が頻発するとある病院「津久井の病院」 ・長津田行きで寝過ごした先の車庫で目撃した異様な存在「背が高い高い高い」 ・黒い女の幽霊が佇む津久井の最凶心霊スポットで起きた怪事「三井大橋」 ・〝開けてくれよう〟そう言いながら毎夜男が窓を叩く鶴川某所の恐怖物件「うるさい部屋」 ・国道16号沿いで目撃される白い幽霊の正体と、ダム湖を徘徊する奇妙な人物の恐怖「白い奴~名手橋」 ――など、マチサガの怖い話を多数収録!
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-鍵のスペシャリストが体験した〈開けてはいけなかった怖い話〉 「鍵の者」が明かす禁忌の怪奇事件録! 「中から…爪で引っかくような音がするんだよ。カリカリって……」 旧家の蔵の金庫。 中には奇形の乳児のミイラが… 「蔵の金庫」より 開けられなくなった場所や物をひらく職人、鍵師。 業界で「鍵の者」とも呼ばれる彼らが体験した不可思議で恐ろしい事件の数々を取材した怪事記。 【床下収納】 開かなくなった床下収納の修理で訪れた家。鍵を開けると井戸のような空洞が広がり、人間の頭部とおぼしきものが…「良い趣味ですね」 【古びた小箱】 同業者の間で噂の〈ある箱〉。同じ物があちこちの店に持ち込まれているようなのだが、その中身は…「箱を開けた話」 【マンションの部屋】 短期間に三度同じ部屋の鍵修理に呼ばれた男。だが、依頼主は全員異なり、後日驚愕の事実が…「三本の鍵」 【ダイヤル式金庫】 旧家の蔵に残された古い金庫。鍵を開けようとすると中から爪で引っかくような音と人の声が…「蔵の金庫」 【武家屋敷の蔵】 2本の鍵を組み合わせて使う特殊な鍵の複製依頼。依頼人と見た摩訶不思議な扉の向こう…「合わせ鍵」 【楽器ケース】 吹いてはいけないとケースに鍵を掛けられたハーモニカ。その戦慄の理由は…「錆びたハーモニカ」 【隠し扉】 新築のリゾートホテルの部屋にあった小さな隠し扉。中には針を刺した不気味な人形が置かれていて…「闔」 【廃屋】 肝試しで行った噂の幽霊屋敷。玄関の鍵を開けた鍵師が中で見たのはやけに大きなバッタで…「嫌いな理由」 【物置部屋】 何度閉めても開いてしまう物置部屋のドア。防犯カメラに映っていたものは…「店舗の風」 他、秘密と禁忌に触れる27の恐怖譚!
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-危険度MAX! 踏み入れたら最後 三者三様の闇が交わる恐怖の三角地帯 近所の森に出没する老婆が吐き続ける。 「ガキ殺すガキ殺すガキ殺すガキ殺す……」 「虫取り婆」(播磨龍次)より 闇の深淵へようこそ。 血塗られた因習から人怖怪談まで、三者三様の闇を描く新進気鋭の三人が集まった暗黒トライアングル。 ・学校近くの歩道橋に佇む黒シャツの老人、その悍ましき目的「飛べじいさん」、引っ越し先のアパートの隣人に挨拶に行ったところ、玄関先で見た物の恐怖「隣人の作業」(播磨龍次) ・甘やかされ、小動物などの虐待をしてきた子供が、やがて道祖神を標的にしたその末路「悪戯」、体育座りをした悪臭にまみれたスーツ姿の男が自室に…「残骸」(渡部正和) ・供物泥棒をしていた男に降りかかる惨劇「冷気」、一族に伝わる禁忌の因習〝ハジガミ〟の謎「双子のハジガミ」(内藤駆)など収録。
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-浅草・吉原・隅田川… 台東区の怖い話 世界中の人が集まる東京下町の一大観光地・浅草。 伝統と先端、信仰と娯楽が交錯するこの町には古くから魑魅魍魎が潜む…。 ・大河ドラマで注目を浴びる吉原の地に巣食う女たちの念と怪異の数々「吉原奇談」「ろくろ首の遊女」他 ・歴史書物に記録された何百年も寺に巣食う恐ろしすぎる妖怪「浅草寺のばけもの譚」 ・銀座線の向こうに広がっていた時空を超えた地下異空間「再会の地下商店街」 ・出ると噂される某遊園地で体験した本物の恐怖「お化け屋敷の怪」 ・神田川・柳橋付近に潜む命を狙う危険な怪異「川に棲むもの」 ・隅田川に架かる歴史的名橋のうえで佇む無数の黒い影「言問橋無情」 ・我が国初の青酸カリによる毒殺事件と蔵前の空に響きわたった死者の声「校長毒殺事件」 ――など、江戸時代から現代まで新旧の怪談奇談を5名の怪談作家が綴る台東区東部のご当地怪談集!
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4.5死者のこころを覗いた先に潜む闇 現役の精神科医が描く最恐怪異譚 「体が捻じ切れて死ぬまで、ゆらゆらさんと踊り続ける」 とある精神病院で囁かれる恐ろしい怪異 「たゆたう」より 現役の精神科医でありラッパーでもある異色の怪談蒐集家・Dr.マキダシの待望の初単著。 ・患者の死期がわかるベテラン看護師、彼女には不穏なものが見えていて…「スリーアウト」 ・法医学教室にある様々な死者の遺留品、変わり者の教授が憑かれた物「Y字の木」 ・医学部の先輩の異常な行動、そして戦慄の因果「ネズミ先輩」 ・精神病院で語られる危険すぎる霊とは「たゆたう」 ・自死した女性が処置室に夜な夜な現れる「確信犯」 ・住人の心を蝕む部屋で起きていた恐ろしい凶事「怒号の部屋」 ――など25話収録。 人の心を扱う医者が綴る、死者の「こころ」を覗いた先に潜む幾重もの闇と怪異をご堪能あれ。
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4.0富をもたらす人面の牡鹿。 夢の中、男は激痛をこらえ己の肉を削ぎ落とす。 牡鹿の首をした神職は笑いながらその肉を貪って… 「フクノカミ」より 龍、狼、狐、猿、… 神または神の眷属と呼ばれる生き物に纏わる怪奇取材録。 蛇捕りの男が生け捕りにした白蛇。その日から不幸が…「白マムシ」 山で昇龍を目撃した男女。だが、その山には不穏な伝説が…「龍神奇譚」 家に届いた箪笥から聞こえる妙な歌。引き出しを開けると、七色に輝く蛙が…「虹色の蝦蟇」 稲荷神社で聞こえたお狐様の声。「あたなを助けたい」という意味は…「きつね姫と稲荷神社」 庭に人面の牡鹿が現れて以来、なぜか資産が増えていく怪。やがて不気味な夢が始まる…「フクノカミ」 布団の周りを巡る白い死馬に乗る女。土地の人柱伝説との関係は…「裏神馬」 山で次々とボンネットに乗ってくる猿。その正体は…「七頭猿」 ほか、神獣、神の化身、神使・眷属として祀られる生き物たち怪、全28話を収録! 【蛇】水神、弁財天の神使 【龍】水神、海神、戦神 【亀】玄武、水神の使い 【狐】稲荷神社のご眷属 【狼】三峯神社ほかご眷属 【牛】天満宮、天神の神使 【鹿】春日大社、香取神宮の神使 【馬】神が騎乗する神使 【猿】山の神の使い
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-歴史の息吹宿る姫路の怖い話 怪談作家が姫路市各所の不思議な怪異譚を徹底紹介! 世界遺産である姫路城を有し、歴史の面影を色濃く残す兵庫県姫路市。ここには実は多くの怪談が潜んでいる…。 ・憑く女、呪いの石…など城で頻発した怪奇現象「夜の姫路城内」「城内の石」 ・役所前に佇む、常人には見えぬ哀しきゆうれいの姿「市役所にて」 ・海岸を歩いていると追いかけてくる上半身だけのおぞましい女「網干海浜公園」 ・姫路市最恐心霊スポットで出くわした女と子供の怪「相坂トンネル」 ・1000体の兵馬俑に混じって佇む人ならぬ黒袈裟坊主「太陽公園」 ・飾磨の小学校で仲良くなった少女、その正体はいったい…「海猫」 ・廃墟状態の商店街で見かけた白装束に身を包んだ奇妙な集団「飾磨名店街」 ・東郷町で遭遇した車にすがりつく灰色の腕「髭面の男」 ・駅前町で宿泊中に深夜、枕元に現れた恐ろしい者とは…「Tホテル」 ・怪談・播州皿屋敷と所縁のある神社で見た怪異「お菊神社の近くで」 ・祠に手を合わせていると追いすがる奇妙な女「梅ヶ枝遊廓跡地」 ――など新旧の怪談奇談を、現地在住の作家が取材し精緻にまとめたご当地怪談集
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3.9鬼才・朱雀門出が採話した奇絶怪絶な体験談の数々を 描きおろしの怪画と文で綴る魅惑の闇世界。 「人魚に殺(ころ)まされるからな」 盆の海に男が三人。 「××のようにならなければいいだけ」 おまえは何を撫でている……? 脳がザワツク奇怪な怪異蒐集録! 怖い話、幽霊の話に収まらぬ奇怪な体験談を取材し続ける朱雀門出の最新怪異録。 盆に船を出してはならない禁忌を好奇心で破った男が語る不気味な海の記憶…「妹が死んだ時の海亀」 夜の散歩で見かけた焚き火を囲む壺のようなもの。壺はぶつぶつと何かを喋り…「焚き火を囲む首」 姪がおじちゃんと呼ぶ視えない人。いつしか自分にも視えだしたソレが口にする不穏な言葉とは…「子供のお漬物」 幼い頃にさせられた異様な作業の記憶。箱にミニチュアの父母を詰めるというのだが…「報い箱」 ほか、全話に著者の怪画付き。 得体の知れない奇怪さに本能が舌なめずりをし、問答無用で惹きずりこまれる怪楽の65話収録! 平和な日常生活に飛び込んでくる、耳を疑う言葉。 思考を停止させるような異物感。 「人形の材料にイヌは適してないよ」 「鬼にワザマられやすいから」 「俺の〝水なんとか〟を掘り出せ」 「子供のお漬物がへれめてる」 「オヤコタワケめ!」 「蛇が喋るまで待ってくださいね」 奇妙な言葉の数々の裏に潜む不穏すぎる何か。 それが見えた時、恐怖はあぶくの如く弾けだす……
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4.0その怪は因果応報――。 コンプラ崩壊、悪魔の宴、全員が罪人。 怪談師が取材した《罪人たち》の怪奇譚! 善悪の境界が崩壊した現代に発生する様々な怪奇事件。 自分が正しいと信じている人々に降りかかる怪異は果たして不運なだけの凶事か、それとも……。 ・虫を殺すのをやめられない男が夢で受けた警告…「継続の罪」 ・不倫相手と寝ていると聞こえるうめき声の正体…「恋の罪」 ・赤ん坊が店に来ると怯えるコンビニ店長の狂気と真相…「妄想の罪」 ・地上げ屋の男に告げられた死の予言…「運命の罪」 ・殺人事件の片棒を担がされた女の枕元に立つ霊…「共犯の罪」 ・窃盗の犯人とその心の内まで言い当てる声…「青い罪」 ・隣でお昼寝する園児に悪魔の如き囁きを繰り返す子どもとその母の恐ろしき連話…「邪悪な罪」 他、糸柳寿昭が取材した醜くも美しい恐怖、62例の罪と怪!
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4.01巻499円 (税込)それは希望か?絶望か? 予知・予言・予兆・予感… 気鋭の14人が紡ぐ、未来が見えた人の怪異譚52話! 2025年の大災難説に震える現代人に贈る異色の怪談集。 ●夜馬裕 ある女性の血筋に眠る特別な力と、過去と未来の死を見せる曰くつきの雛人形…「匂い雛」 ●響洋平 2013年当時に2020年の東京オリンピックが見えないと予言した能力者…「本物」 ●雨宮淳司 曰くつきの呪物、正八面体の易サイコロが告げる中国・ロシアの今後の行く末…「骰子」 ●郷内心瞳 始まりは予知夢? 祖母が視た夢、母が聞いた怪談が孫世代に具現化する…「アサクラ」ほか ●田辺青蛙 実をつけると必ずその翌年に戦争が起きる〈ならずの柿〉。2023年は…「戦争を予言する柿」 ●吉田悠軌 四国のある一族が行っていた籠占い。籠を頭に被って回ると編み目から未来が視えて…「籠目」 ●西浦和也 東北、九州、北海道と大地震を幾度となく予見し家族を救ってきた妻。その不思議な能力とは…「虫の知らせ」 ●朱雀門出 深夜、水槽の前に立ちぶつぶつと単語の呟きを繰り返す夫。やがてそれは事象としてやってきて…「水と空気のお告げ」 ●住倉カオス 人の死に様が見えると言っていた祖母が大事にしていた形見の鏡。鏡で自分の死に様を見てしまうと言うのだが…「最期の顔」 ●田中俊行 故人が遺した大量の写真。釣りクラブの仲間の顔につけられた青い×印の意味は…「鳥居さんの話」 ●幽木武彦 霊のみならず神と話ができる能力者の女性。神社の隣のの会社が危ないと言うが…「神勢調査員」 ●松岡真事 入居者の死期が分かってしまう老人ホームの職員。お迎えが近い人の後ろに立つのは…「ひだりうしろ」 ●夕暮怪雨 祭壇の遺影と目が合ってしまう夢。遺影に写るのは生きている親族だが、その後死が…「祭壇の写真」 ●ホームタウン 9.11の同時多発テロ事件。発生の数時間前にニュースで見たという体験者が複数いて…「さざ波」 ほか、収録。
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3.5「三河」の奇「尾張」の妖 土地の歴史を紐解きいつもの街を行けば、今も息づく怪と不思議に巡り合う―― 海に山に街に土地の記憶を尋ね声を聞く 地元ゆかりの著者陣が総力取材、愛知県のご当地怪談決定版! 【豊橋市】本坂峠の口裂け女 【豊田市】伊世賀美隧道の恐怖 【東栄町】花祭の山の禁忌 【名古屋市】すっぽんの祟り 【名古屋市】八事霊園の幽霊の墓 【名古屋市】軍需工場跡地の怪 【一宮市】輪くぐり神事と人魂 【知多郡】みさきの託宣と妖狐 天狗もいれば、河童もいる。 トンネルは異界と繋がり、街中でもふとこの世ならざるものとすれ違う。 五つの首が埋まる地で起きる不可思議な道惑い…「五人櫃」(新城市) 夜空に目撃された幻の豪華飛行船…「うつろ舟」(東三河) 心霊スポットとして名高いトンネル。怖いのは中より入口の…「伊世賀美隧道の小屋」(豊田市) 熱田空襲のあった地で今なお聞こえる声…「軍需工場」(名古屋市熱田区) 雑居ビルの2階トイレが使用禁止の理由…「指」(名古屋市中区) 舟を惑わす木曽川のお富岩の真相…「怪談を殺す話」(犬山市) 他、江戸時代の文献から現代の目撃譚・体験談まで、 地元ゆかりの著者陣が丹念に拾い集めて綴った愛知のご当地怪談全58話収録。
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3.0実在する!? 怖い村の怪異 「指を喰われちまった、賽銭箱に。左手の指を」 村はずれの古い社に巣くう恐ろしいもの――「もう一つの神社」(内藤駆)より 日本の暗部!〈村〉の闇を凝集したテーマ別傑作怪談集 因習や禁忌に縛られ閉ざされた村――そこは深い闇に蠢く怪異が巣食う異界なのだ。 ・祖母の暮らす村にある小屋に住む奇妙な男「人間ではない」(つくね乱蔵) ・地蔵をめぐる凄惨な伝承の行方「隠蔽」(鶴乃大助) ・集落にいた巫女に纏わる不思議な話「かみながし」(黒木あるじ) ・とある村出身の女性の周りで起こる怪異「くだぎつね」(真白圭) ・山村の道にあった大きな石の禁忌とは「岐阜の石舞台」(戸神重明) ・村に住む孤独な老女の最期「多頭飼い」(内藤駆) ――ほか、中縞虎徹、卯ちり、丸山政也の書き下ろし23編を含む選りすぐりの村の最恐作の数々を収録。
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-【紹介文】 市井の怪談を聞き集めて12年。 「超」怖い話 干支シリーズ完結! 「あのダム、疑似餌で人を釣るんだ」 釣り人が転落死するダムに浮かぶのはウキのような人魂で… ――「疑似餌」より 入居すると双子を孕む部屋 蛇が因縁の鍵となる忌み家 …ほか怖気だつ現代怪奇録! 東に祟られた人がいれば駆けつけ、西に呪われた人がいれば行って話を聞き、 南に取り憑かれた人がいれば心の丈を吐き出してもらい、北に力尽きた人の遺したものがあればそれをできるだけ具に拾い集めていく(巻頭言) ――本書はそうして世に生まれた聞き書き怪談録である。 ある人が臨死体験で見た世界…「問い」、古民家の庭に放置された空の檻から聞こえる唸り声…「売り物件」 母を襲う蛇を必死で殺す夢の意味…「蛇」 廃屋の撮影中に鳴る笛の音と押入れから出たリコーダー…「魔境の笛」 転居先で出会った少年に連れられて行った長屋で見た四人の不気味な母…「母ちゃん」 旅館に掛けられた動く少女絵…「日の丸構図」 他、生々しい恐怖が息づく46の怪! 午年から始まった「超」怖い話 干支シリーズが1周回り、巳年にて完結。 しかしウロボロスの蛇の如く、本書は終わりであり始まりである。 25歳以下の怪談作家を募集する大会「超-1/U-25」より見出された若い血が二人、本書にそそがれた。 ひとつの終焉とともに新時代の到来をここに宣言したい。
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-持ち主の念が宿る「着るもの」に纏わる最恐の怪異譚52話! その芸者は鴨居からぶらさがっていました… 「なぜか例の青い着物に着替えて」 そして真っ赤に充血した目玉が―― 「青い着物」川奈まり子 より 着物、洋服、帽子、靴、眼鏡…身に着けるものには持ち主の業と情念がいつまでも蠢いている。 真夏の肝試し、Tシャツ姿で参加していたはずの友人が最後に着ていたのは…「赤いセーター」(郷内心瞳) 女子高生の夢に現れる中年男が渡してくる白い布とは…「彼シャツ」(つくね乱蔵) 夜道で遭遇したコート姿の変質者、あるスケ番の不思議な体験…「脱グ怪談」(加藤一) 義母からの着物を手放す度に嫁の運気が上がっていった理由は…「頑張り屋のトモちゃん」(夜行列車) 自分とそっくりな女が着ていたのは見覚えのあるワンピースで…「ドッペルゲンガー」(木根緋郷) ほか、気鋭の22人が綴る「着る」に纏わる怪異譚全52話!
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-「学校」にまつわる超厳選怪談集! 「女子生徒が教室で突然悲鳴を張り上げた 机のなかから誰かは覗いている!」 ――「棲みつかれる」郷内心瞳より 怪談に初めて触れたのは学校だという人は多いのではないだろうか。学び舎に蠢くあちら側のモノたちは幼いころからずっと身近なものだったに違いない――。 ・授業参観の時に、ある生徒の横に立つ恐ろしい人影「母が来る」(つくね乱蔵) ・高校生時代の日記帳に記された奇妙な記述を読んで蘇る悍ましい記憶「筆まめ」(郷内心瞳) ・音楽室に飾られた作曲家たちの中にある不可思議な肖像画「すぶつぉめ」(黒木あるじ) ・保健室には出ると言われ、たまに妙な歌が聞こえてくると噂があり…「保健室」(神沼三平太) ――など、6人の作家による書き下ろし26編を含む選りすぐりの怖い話全55話を収録。
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-1巻462円 (税込)「生きた人間の〈気〉を〈木〉に入れる」 それが儀式の目的だった…その後その人達はどうなるのだろう。 「木の話——ハーニーヌの鉄槌」より 古来より人々から畏れ崇められてきた「樹木」に纏わる怖い話! 遠く古の世より依り代として神聖視され、畏敬の念をもって人々から崇められてきた 「樹木」に纏わる怪談アンソロジー。 叔父の遺言めいた「庭の木を全部伐ってくれ」という言葉は何を意味するのか…「白い木」 久しぶりの故郷で目にした大木は全く記憶になくて…「土になれ」 休憩がてら訪れた神社、御神木の近くで話しかけてきたのは…「休憩中」 決して関わってはいけない祟りの木、ある日ひとつの疑問が湧いてきて…「折る。」 イジメを受けた女子高生が思いついたのは木に人形を打ち付ける呪いの儀式…「バルサ」 など、驚愕の怪異体験全42話! (収録話) 蛙坂須美「顔松」「わくらばつもる」 営業のK「樹液」 月の沙漠「ドンジンボク」「首吊りの木」「御神木」 高野真「首括りの松」 夜行列車「これ多分婆ちゃんなんだよ」「シンボルツリー」「白い木」「座敷牢」 内藤駆「遺影」 松本エムザ「たけやぶばあさん」「義母の菊は口に苦し」 加藤一「お役所仕事」 松岡真事「土になれ」「ピノキオ」「真っ二つ」 若本衣織「彼方の山の話 二篇」 ホームタウン「引っ越し」「大銀杏」「赤地蔵」 渡部正和「形見」 神沼三平太「緑の光」「休憩中」「柳」「樹洞」「庭の木」「土中の丸太」「姉妹牡丹」 服部義史「十月十日」「似ている二人」 つくね乱蔵「折る。」「小さな花が咲いた」「フリージア兄さん」「執念深い蔦」 久田樹生「戒め」「材」「バルサ」「先触れ」「木の話 ――黒部老とお山」「木の話 ――ハーニーヌの鉄槌」
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5.0奇々怪々の取材記録たっぷり100話! 「幽霊なんて信じていない」 …でも、いる。少年が座っている。 「前席の中年、後席の少年」より 押し入れのびしょ濡れ老婆 箱から聞こえる恨み言 不孝を呼ぶ禁断の建築… 本物の怪が現れる現代の百物語! 「恐怖箱」のお馴染み怪談蒐集家4人がこの世の闇を浚う。 代々「控えよ」と言い含められている社で犯した粗相、その天罰は?…「代価は高く」(加藤 一) ちょうだいと繰り返す彼女が欲したのは身体か、命か。言えばもらえるとでも思ったか…「ちょうだい」(神沼三平太) ライブの打ち上げ、皆で差し入れのケーキを口にした途端、場の空気は一変し…「yes,but」(高野 真) 猟の途中、野宿での睡眠時に目にした足のようなものは大凡人間のものには見えなくて…「忠告」(ねこや堂) など、何気ない日常に禍を招く恐怖の連続、体験者の実在する怒涛の怪奇譚100話!
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3.01巻462円 (税込)「最愛」にして「最恐」。 母に纏わる怖ろしい話、不思議な話。追憶の怪異蒐集録! 母より優しきものはなし、恐ろしきものもまたなし。 世に賢母あれば毒母あり。 すべてが母の胎から生まれるように、怪もまた母より生まれいづる。 ・母の愛を求め想像の世界で生み出した理想の母。いつしかそれに魂が…「三母の似 創母」(郷内心瞳) ・一枚の心霊写真から紐解かれる母と家の怪…「出窓」(川奈まり子) ・父の暴力から物置で一生を終えた母の遺志…「夫婦水いらず」(つくね乱蔵) ・怪と縁の深い女性が占い師に告げられた自身と母と運命…「糾える」(久田樹生) ・人生のハレの日に現れ踊る裸婦。その正体は死んだ母?…「狂女乱舞」(蛙坂須美) ・彼女の隣に立つ首吊り自殺で死んだ母の霊。彼氏にしか見えないその意味は…「帰り道」(内藤駆) ・龍を見ることができた母。さがそれは凶事の先触れ…「天を駆ける龍」(服部義史) ・子を殺された母猿の怨念が本懐を果たすまで…「母猿」ひびきはじめ 他、怪談作家20名が競筆、母に纏わる追憶の怪異談集。
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3.0「病院」に纏わる傑作怪談集! 「あっ、これは死に顔なんだ。どの表情で絶命するか、最期の☺を見せているんだ」 絶叫、号泣、憤怒、困惑、苦悶… 入院患者の百面相ルーレット 収録作「ルーレット」黒木あるじより 病院には怖い話が多い。生と死が隣接する場所ならではの、人智 を超えた何かが潜んでいるからか―― ・危篤状態から持ち直した患者の奇妙な変化「今際の際にて」(渡井 亘) ・あの人そろそろだね、ベテラン看護師が言うと…「スリーアウト!」(Dr.マキダシ) ・患者の白目を視診したときに覚えた違和感「百パーセント」(神 薫) ・脳梗塞を発症し入院している高齢女性の奇妙な行動と驚愕の真相「左側のミチル」(雨宮淳司) ・学生時代に世話になったと新人看護師から言われたが…「チョイ借り」(小田イ輔) ・父の跡を継いだ病院で起きた患者のクレーム、その原因は…「人柄と腕前」(黒木あるじ) ――など、書き下ろし24編を含む選りすぐりの最恐作の数々
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3.0三体の文楽人形を妻とする男 旧家に伝わる一子相伝の儀式 竜神から預かった約束の皿 新築の家に隠された呪い面 闇を覗く愉悦! 令和の聞き書き怪談集 2024年の始まりに大増ページで贈る「超」怖い話、最新刊。 ・無人の山小屋で録音した自然音に混じっていた恐怖の声…「ヒーリング・ミュージック」 ・禁じられた川で遊んでいる最中、川面に映る少年の顔が突如老人に変化して…「川遊び」 ・7歳になる前に亡くなった初孫が死ぬ前に遺した不気味な言葉…「待望」 ・旧宅の屋根裏にあった陶磁の皿。竜神様からの預かり物だというが…「老人と川」 ・紋様が老人の顔に見える楕円の石。表情が変わると凶事が…「蒐集家」 ・動物が家の周りで死に、畳が腐る新築の家。床板を剝がすと土で作られたお面が…「瘴気」 ・竜の字が入った男と関わってはならぬ。警告のお告げを破ると…「関係」 ・商家の亡くなった三人娘を象った文楽人形。一家繁栄の守り神というが…「サタメ」 他、怒涛の恐怖全36話!
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4.5恐怖の切れ味、劇薬級! 体験者の奇憶を生々しく掘り起こす怪想録 取材する怪談作家の身に降りかかるのは、奇妙な出来事ばかり。 巻き込まれているのか? 巻き込まれにいっているのか? 黒木あるじ大推薦の気鋭の書き手が書き綴る怪異の数々。 ・プールの監視員の仕事の先輩が急に辞めてしまった、水が怖いという彼女に起きた悲劇「浅瀬」 ・母親が亡くなった時に引き継いだ不思議な能力「母の教え」 ・学生時代の友人は祖母の遺品の中にあった封印された箱を見つけた──それを開封するときに立ち会うことになったのだが…。驚愕の顛末を描く「或る男の死」 など驚異の117話一挙収録!
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-「山海」に纏わる厳選怪談集! 「人形の怖い話」に続くテーマ別アンソロジー 山にはいったい何が棲んでいるのか、海には何が潜んでいるのか。人が踏み入れてはいけない異界がそこにある──。 山と海に纏わる怪異を収録した、テーマ怪談集の決定版。 ・ベテラン登山者が山で出会ったのは…「道迷い」(鈴木 捧) ・釣りをしていて出会う怪異の数々「渓流怪談」(平谷美樹) ・沖縄でその日、海に入ってはいけない理由「ヨーカビーの海」(小原 猛) ・浜で遭遇した悲しい過去の記憶「ぼたもち」(春南 灯) ・後輩に見せられた奇妙な一枚の写真とは「呼び水」(若本衣織) ・漁師が漁場で見た驚愕の海の秘密「うみだま」(黒木あるじ) ――など書き下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって全39話を収録。
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5.0身近にいて愛らしい……そして怖い 「人形」にまつわる傑作実話怪談集! 市松人形、ビスクドール、ロボットやミルク飲み人形──誰もが手に取ったことのある様々なお人形。可愛いはずなのにいつしか怖い存在に──そんな人形に纏わる怪異を詰め込んだテーマ怪談の決定版。 ・同僚の自宅で嫁と紹介されたのは…「ウチの嫁」(西浦和也) ・仕事で滞在した村で親しくなった老婆、毎年人形を送ってくれと連絡がくるのは何故「ひとくい」(黒木あるじ) ・その人形を思い浮かべると腹が立って虐めたくなり…「イライラする」(田辺青蛙) ・級友から押し付けられた人形。最初は怖かったが愛着も湧き、可愛がっていたのがある日突然…「貰ってきたお人形」(川奈まり子) ――など、書下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって全40話を収録。
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4.0実の父娘が丹念に取材・蒐集してきた家と家族に纏わる最恐の百物語! 日本の伝統的な怪談会「百物語」。 怪談を百話語り終えると本物の怪が現れる…。 ・塞ぐそばから隣の部屋から開けられる壁の穴、その原因は…「隣人の異常行動」 ・元カノから送り付けられた日記には、別れた後に住む部屋の詳細が記されており…「日記」 ・窓の無い違法建築の家に隠された秘密「のっぺらぼうハウス」 ・後を付けてくる不審な車、ドラレコに記録されたとんでもない事実とは…「最期の視線」 ・呪物の人形に翻弄される家族、取材者の予測をはるかに裏切る結末「傀儡の家」 ――他、娘・沫と父・筆者の親子が渾身の取材から紡ぐ体験者の実在する百物語。 そしてどこに隠された最後の一話、百話目で語られる戦慄の怪異とは!?
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5.0混ぜるな危険!! 最恐若手タッグによる中毒性の高いヤバい話。 毒×毒、人×霊、呪×祟、超刺激的な競演が誕生! 脳髄まで蝕む毒の甘い余韻を最期まで楽しむ…。 遺品整理の現場で目にした家中を移動する影は…「影のまま生き続ける」 制作過程で魂が入ってしまった人形はホルマリンの瓶に漬けられており…「人形剥製師の告白」 カッパ池の祠で子供たちが体験した衝撃怪異…「神に堕ちる」 身体の一部の柄が描かれた不思議なトランプの記憶とは…「ババヌキ」 人の死期がわかるというある駅清掃員の日常…「巣立ちの時」 30年に一人必ず会社の神に捧げられてきたという生贄、おまえはたぶんその後任だ…「苦肉の策」 ほか、体験者の実在するひたすら怖い話全47話! 読めば「毒」の虜と化す!
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5.0読み手に迫る恐怖と情緒 「女が首吊ったわ。家のなかでな…」 住むと心が壊れる家、その曰くとは―― (「死にたがる男」より) 多様な怪異を引き寄せる!丸山政也が描く底知れぬ恐怖 怪談心中。重いタイトルである。怪談を聞き蒐めていると、時折、心中事件にまつわる話を伺うことがある。そういった話を聞いていると、常にひどくやるせない気持ちに囚われてしまう(あとがきより)。 ・一緒に死んでくれませんか? 新宿の路上で声をかける男。その凄惨な曰くとは「死にたがる男」 ・小瓶を呷った女は凄まじい痙攣とともに倒れた。旅館で見た奇妙な夢の続きは…「感応」 ・妻と義母を刺殺し、子どもたちを絞め殺し…悲惨な凶事に遭った家族たち「運動会の写真」 ――など74話。 凶事のその後、遺された思いや恨み底知れぬ恐怖とともに、貴方も一緒に逝きませんか。
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3.0異界の住人が蠢く恐怖譚 「あのおじいちゃんたち、血が通ってないみたい」 隣室に住む不気味な男たちとは―― 「老人」たち あのとき迷い込んだのは―― 彼岸の不思議と恐怖を描く異世界怪談 沖縄は此の世と彼の世が混じり合い、精霊や妖怪がすぐそばに蹲る土地――沖縄に住み土地の怪談を書き続ける著者による、異世界に迷い込んだ不思議と恐怖譚を再録含めて収録する。 ・囲炉裏の赤く燃える炎の中から呼ぶのは…「いろり」 ・海から漂ってきた黒い靄とともに聞こえる呻き「モーレイ」 ・もう向こうに行くことにした、と呟いた祖父は忽然と消えて…「万馬券」 ・祭りの日、四辻に立ってこちらを見ている男は一体…「道ジュネー」 ・アパートの隣室に住む不気味な集団の驚愕の正体「老人たち」 ――など。 見えない世界に誘われ、気がつけば戻れない。そんな異世界の扉が――開く。
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3.0医療従事者が語る病院のリアルな怪奇譚 出てはいけないナースコール、いわくつきの病室、院内を徘徊する黒い影… この世の異界・病院に潜む怪異を現役の看護師が綴る! 看護師として医療に従事しながら不可思議な怪異を蒐集し続ける怪談看護師が、数多の体験談から厳選したリアル病院怪談集。 ・個室から聞こえる呻き声、その恐ろしい正体とは「呪われるトイレ」 ・夜間巡回中に通りかかった明かりが漏れる部屋、そこは存在しないはずの空間で…「光る霊安室」 ・入院中にカタカタと聞こえる謎の異音。見上げると悍ましいものが…「天井」 ・病院食を作っていると漂う異様な臭気に隠された凄惨な出来事「地下の調理場」 ――など多様な怪異譚に加え、各章に医療従事者独自の視点によるコラムも掲載。 生と死が交錯するこの世の境目・病院――次に怪異を目撃するのはあなたかもしれない。
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4.0怪異が隙を窺う危うき小路―― その時、ボロボロの傘が差し出され… 「入ったわね! 私の傘に入ったわね!」 (収録作「雨傘」より) 油断禁物…!怪異に心許す勿れ 日常の小さな違和感から壊れていく…体験者の実在する驚愕の怪談集! 怪異に対して普段から万全の対策をし続けられる者はいない…。 入院中、深夜の病棟で気づいた異様な気配…「何かが跡を付けてくる」 ある絵のモデルを請け負った可憐な女性はその後、病的なまでの妖艶さを纏うようになったが…「くちなわ」 海外の市場で見つけた干からびた手のようなものは土産物ではなく呪物で…「薬指」 代々、女しか喪主のできない家、それは先祖の酷い行いのせいだというが…「女喪主の家」 あるトンネル工事現場で起こった悲惨な事故の原因は…「盤ぶくれ」 他、隙あらば奇々怪々の世界へと誘われる最新恐怖体験集全19話!
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3.5現在進行形の厭ナ話、絶望まみれの恐怖譚39話! 「何故、肉片が動くのだ。」 今も肉片は新鮮なままで現れる。いっそ、食べてしまおうか―― 収録作「新鮮」より 決してスッキリとは終わらない〈厭〉がいつまでも後を引く…。 家族二人ずつで居間に出入りするという奇妙な日常生活、その理由とは…「村越家のルール」 移住した古民家の屋根裏にある謎の引き戸は…「猿専用」 回収しても何度もゴミ集積所に現れるフランス人形はかなりヤバい代物で…「ギロチン人形」 正式な手続きを踏まずに神像の身を削り取ってお守りを作ってしまった結末は…「聖域」 自慢の娘の衣服にある時から血痕が付くようになり…「血の娘」 ほか、血反吐を吐くほどの救いようのない絶望が次々と襲う最凶怪談全39話を収録!
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5.0「これを書かずに死ねるかッ」 死線を彷徨い、地獄の淵より戻ってきた怪談蒐集家・西浦和也が、 これだけは遺しておかねばと語る怪談を盟友・加藤一が書き留めた怪事録。 古戦場のあった村で、匿っていた大将首を敵方に差し出した血族の末裔を襲う「黒土と白子」の呪い…「アウグスティヌスの祟り」 宅配員が訪れた五寸釘で釘打ちされた開かずの部屋。中には気配が…「誤配の部屋」 深夜のコンビニにやってきた奇妙な客。バックヤードのカメラには老婆と小学生が映っているが…「どっちが見えてんのよ!」 上階のベランダから垂れ下がる女の片手。手はやがて両腕、頭、全身と姿を現して…「女と犬」 北海道の自衛隊駐屯地の敷地内にあるブルーシートで隠された鎮魂碑。その不気味な曰くとは…「黒い屋根とブルーシート」 滋賀のライブハウスのエアコンダクトの中に棲む女の霊。目撃できたバンドはデビューできるというジンクスが…「耳の肥えたファン」 駐屯地内の巡回で姿を消した自衛官。見つかった曰くつきの倉庫で何が…「脱柵」 四国の集落に出る死人の群れ。身代わりの贄を求める死人に魅入られた少女を救う道は…「一年と七人」 宅配怪談から自衛隊怪談、そして村の怖い話27話の闇をお裾分け。
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4.01巻429円 (税込)怪談新世代、誕生。 歪ゆえに、悍ましく 粗削りゆえに、鋭く 防御0、攻撃100 直球で攻め込む恐怖 思考が止まる変化球 先人への崇敬と野心 踏襲改造目指せ斬新 欲しいのは恐怖だけ まずは読め、聞いてくれ! 新時代の恐怖60話! 怪を愛し、怪にとり憑かれ、日々怪を求めて尋ね歩く。 何か恐ろしい話、不思議な体験はありませんか、と。 助産師だけに聞こえる出産前の妊婦の腹から響く声…「産声」 社員食堂の排水に浮かぶ生き人形…「油まみれの紙人形」 閉館する写真館に保存してあったある女性の写真群。それには奇妙な点が…「家族写真」。 限界マンションに暮らす不気味な住人たちの共通点…「ご縁があったら」 母と息子の数奇な人生を繋ぐ怪…「日曜日のパンケーキ」 他、自身の体験または取材による聞き書き怪談の公募 「怪談マンスリーコンテスト」から生まれた、 新時代の作家らによる鮮烈な怪の記録60篇を収録!
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4.0「あいつ、たった四日で真っ黒に溶けちまいました」 古墳から出てきた勾玉。 盗んだ作業員を襲う恐るべき呪いとは? 「黒汁」より 人柱の家、廃墟の座敷牢、全室事故物件のアパート… 禍々しさが炸裂する最凶怪談! この世の悍ましきもの、忌まわしきものを限界まで煮詰めた地獄の怪談集。 ・顧客の家に突如飾られた油絵。左耳を手で覆う少女の絵だが、以降住人の耳に異変が…「玄関先」 ・秘密の地下室があると聞いて忍び込んだ廃墟。隠し階段の奥にあった座敷牢と謎の水場は…「廃墟の地下室」 ・民俗学の調査を兼ねて訪れた祖父母の家。妙に冷える畳が気になって調べると裏にびっしりお札が…「お札の部屋」 ・建築作業中に発見された古墳。副葬品の勾玉を盗んだ作業員の行く末…「黒汁」 ・怪我人が続出する古民家の解体。開かずの間の大黒柱の下には注連縄と骨が…「贄の柱」 他、抗えぬ負の魔力に酔いしれたし。
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4.0子供が消えてしまう家 仏間に墓石を祀る家 家長の魂を移し替える家 福の神を殺す掟の家 神を混ぜて作る呪いの家 死にたい人だけが見える遺書の家 建物の仕事を本職とする著者が見聞きした〈魔〉の棲まう処 家と家系の怪異談! 建物の仕事に携わる著者が長年かけて聞き集めた「家と家系」に纏わる怪異談。 ・家を渡り歩き、住人の記憶を操作する謎の人…「あがたさん」 ・押入れに棲むもう一人の母と呼ぶ何か…「母のぬけがら」 ・死にたい人だけが見つけられる遺書の家…「たがねさんち」 ・旧家の厠に棲み3回だけ質問に答えてくれる神…「厠坊主」 ・家に仮の弟が出現し預言を行う日…「まくれる」 ・成人前の一族を住まわせる度胸試しの家…「護神の御座す処」 ・福の神を見つけたら袋叩きにしなければならない家の掟…「福の神を殺す話」 ・お母様と呼ぶ墓石を仏間に祀る家。墓に入っているのは…「墓になった実家」 ・家の中に突如現れる真っ白な異空間の正体は…「百足部屋」 ・家長の魂を代々移し替える家…「影の座」 ・どこからともなく砂が湧き、家も人も砂に埋もれていく家…「砂かぶりの家」 ・お盆の時だけ家の中で子供が消えてしまう家…「迷い盆」 他、奇妙で空恐ろしい魅惑の64家の怪!
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-怪異に遭遇した生の声の数々 「隠れてたんじゃない。身体が右半分しかなかったんです」 ひょろひょろとした白髪の老人が物陰から… 収録話「こっち側」より 体験者の口から紡がれる生の怖い話 怪談が生まれる現場を目撃する! 「ご自身や家族の不思議な体験を聞かせてもらえませんか?」 黒木あるじは怪談語りの催事の場で客たちに訊いてみた。 すると、リアルに語られるのは底知れぬ不気味さを孕んだ怪異ばかり。 ・幽霊の出没が噂される場所で出会ったのは…「みえてますよね」 ・遊んでいた人形が歩きだし…「おまえのせいで」、夜遅くに車で帰る道、電話ボックスにいたモノが…「あしあと」 ・冬の夜の道、近所に住む男性と出会い…「屍人坂」 ・橋から川に人が飛び込んだ!通報が頻発するわけとは…「月命日」 ――など、聞くも怖気、語るも怖気な75話。 怪談はこうやって生み出されていくのか!あなたも体験者となる!
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-〈厭系〉開祖による新シリーズが始動! 決して抜け出すことのできない忌まわしき闇の沼… 「絶望。そう絶望だ。ここには絶望が住んでいる。」 (「結果待ちの話」より) この世の理から完全に外れてしまっている不幸の数々…厭怪談の妙手・つくね乱蔵の「絶厭怪談」シリーズが始動! ・妹が連れてきたのは驚くほど丁寧に作り込まれた赤ん坊の人形で…「新しい家族」 ・妻子を失う不幸に襲われた夫、それでも幸せだと言う理由は…「石田家の幸福」 ・義母への対抗心から始めたお盆の段取りは何かが間違っていたようで…「完璧なお供え」 ・入ってはいけないと強く感じたにも拘らず侵入した結果が招く恐怖…「結果待ちの話」 ・生活の全てに罪の可能性があると言う娘を襲った悲劇…表題作「深い闇の底から」 ほか全30話。 何が起こっても落ち着いて対処するか、或いは静かに諦めるか…明日の絶望がここにある。
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5.0「くちゃっ、ぐちゅっ」 棺に入った私から肉をちぎって食む音が…。 (「恥さらしの仏壇」より) 怪談界の武闘派3人が恐怖で殴り合う無法地帯。 最凶に物騒な極悪怪談! 数多の怪異の中でもとくに闇深い話を取材してくる3人が危険な恐怖を持ち寄った怪談集。 ・荷物で塞がれた使用禁止の階段。中央に供えられたコロッケは…「奥階段」 ・離島のガマで頭蓋骨を踏んでしまった男の末路…「しゃれこうべ」 ・嫁ぎ先の奇妙な仏壇。一族の恥さらしを祀っているというが…「恥さらしの仏壇」 ・部屋に井戸のある家の葬式。母は誰とも口をきいてはならぬと…「部屋中の井戸」 ・公園に一夜にして現れた不気味な木。だが周囲は異変に気づかず…「冥途」 ・水詰まりの修理に訪れた文化住宅。猫砂まみれの部屋にいたのは…「畜生部屋」 他、様々な因果が練り込まれた地獄の28話収録!
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-アレを使えば、切れ味最強さ。良くも……悪くも (「研ぐということ」より) ホチキス/漬物石/聴診器/足踏みミシン/傘 彫刻刀/鑿/鉋/鉈/孫の手 孫の手/柳刃包丁/バケツ/砥石の台…ほか 人の怨みを吸い、呪具と化した物たちの怪! 生活と仕事の相棒、道具に纏わる恐怖怪談集。 パワハラで辞職した社員が遺した愛用の文具。ねこばばして持ち帰った上司を襲う惨劇の音…「笑うホッチキス」 亡き姑自慢の古漬けに使われていた漬物石。嫁が石に触ると焼けるように熱く…「つけてくる石」 神棚に祀られた鉋とその下の不気味な脂染み。かつて罪人の拷問に使用された物だというが…「滲む脂」 先輩大工が遺した道具箱。細工された隠し底に入っていた物は女の髪束と書き置き…「二人ハ夫婦」 祖父の道具箱に封印された曰くつきの古い鑿。他人が触れば祟られ、職人生命を断たれるというが…「鑿」 古民家宿から無理を言って譲り受けた孫の手。宿の主人から大事に使えと言われたが…「孫の手」 先祖代々受け継がれてきた砥石の台。最高の切れ味に仕上がる秘密はその材質に…「研ぐということ」 病床の父から怪異な物が見たくなった
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4.0「遺体を焼かずにその辺りの地面に埋めて…」 住宅地で次々に起こる凶事の因果、実在する忌み地の恐怖!! (「狂骨」より) 体験者の生々しい恐怖を再現する川奈怪談、最新刊! 怪談師としても活躍する川奈まり子の最新作は、呪いと因果に絡めとられた恐怖が満ちる奇譚の数々! ・店の常連と出来心でラブホテルへ行った男性を襲う女の情念が起こす怪異「恋慕の淵」 ・幼い頃に亡くなった友だちが箪笥に乗って現れたら…男の奇妙な告白「箪笥の友だち」 ・幽霊画に魅入られた者の悲劇と恐怖の結末「幽霊画の祟り」 ・怪死事件が相次ぐ神奈川県某所の住宅地――そこは地主一族が墓地を宅地造成した場所だった。改葬されずに埋もれたままの人骨の上に何も知らずに暮らす人々、そして秘密を知る少女を襲う恐怖を描く表題作「狂骨」 ――など怒涛の30話を収録。
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5.0人の世の理を超えた圧倒的畏怖。 神と妖の実話怪談! 「猿の神様を連れて帰る」 東南アジアの村から父が送ってきた写真。 そこには人面の異形が… 「外来種」より 飛行機に乗り合わせた天狗のような男。乱気流が起こると団扇を取り出して…「高度一万メートルの邂逅」 財布をすられた祖父が頼った姪。姪は蝦蟇を呼びその肝を…「籠蛙力行」 温泉街で見かけた木乃伊館。その夜、失踪した夫は意外な場所に…「木乃伊館」 村の裏山に棲む危険な神。見た者は目を喰われると言われるが…「遭神」 父が東南アジアから連れ帰った猿の神。昼は木彫りの像だが…「外来種」 山の廃屋からまろび出て里に来る妖・血鞠とは…「ちまりの話」 人を刺した箸から芽吹いた楠に宿る妖獣…「しいらくさん」 ある家が祀る独自の神、〈海ンカミサン〉。強すぎるその力とは…「ゥフゥヌンヮヌゥーノッ」 他、異形たちが跋扈する33話!
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3.5増ページで恐怖が迸る! 傑作に大幅加筆を加え、「廃校の怪談」ほか新作30話書き下ろし 心霊TV番組「怪談のシーハナ聞かせてよ。」「怪談好きが集まるBAR REQIEM」のレギュラーや怪談ライブ、YouTubeなどでも活躍中の怪談師・糸柳寿昭と上間月貴。 彼らが所属する怪談社の人気既刊本〈十干〉シリーズより、自ら厳選した怪談に大幅加筆したベスト版最終巻。 ・中学生の友達の額をふざけて指で突いたらその指がズボリと…「指先の脳」 ・買い物から買ってきたら家の敷地から見知らぬ少女が飛び出してきて…「便利屋がいた話」 ・心霊スポットに入り込み、紙垂がかかった扉の鍵を開けたのだが…「廃校の怪談」 ――など、書き下ろし新作30話を含めた57話を収録。怪談に塗れて溺れろ!
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5.0母は怖い顔で俺の口を塞いだ。 アレは確かに禁忌だったのだ… 最後に明かされる、著者自らの体験談。 忌まわしさ。 おぞましさ。 恐れと畏れ。 全ての怪を解放し、全ての頂を超えるシリーズ最終巻! 営業部員が会社のブログで実話怪談を綴り始めたことから生まれた人気シリーズ「闇塗怪談」が本作をもってついに完結。 著者自らの体験を中心に、これまで封印してきたすこぶる曰くつきの話を全て解禁する。 ・昏睡状態に陥った著者が見た奇妙な夢…「五日間、眠り続けた」 ・火事で被災した人々に食事を振る舞う家に現れた不気味な親子…「そこにいたモノ」 ・幼い頃からいつも一緒に遊んでいた二人組の男女。両親はアレとは遊ぶなと言うのだが…「マサル」 ・著者の母が幼い頃能登の蔵で見た異形…「鬼女」 ・夢に現れる女性の絵を描き続ける男。やがて絵に変化が…「書けなかった話」 ほか、大ボリュームでお届け。 本を閉じても恐怖は終わらない。闇よ、永遠なれ。
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3.0日常に捻じ込まれた怪しい白昼夢 「あんたもアレが見えてるんだろ?」 奇妙すぎる体験談を徹底取材! 日常の裏側に潜む怪しい記憶。理屈では測れない奇怪な体験談を鷲羽大介がガチ蒐集! ・百歳の老人が話す、若き日の恐ろしくも甘美で壮絶な体験「若き黄金の日々」 ・単身赴任で入ったマンションで出くわした怪異とは「独身貴族(仮)」 ・朝起きて鏡を見たら昨日までの自分でなく…「完全変態」 ・味はいいのに客が定着しない店の衝撃の理由「見えないうちに食え」 ・スーツ職人が遭遇した奇妙な出来事「君の名は」 ・首がない夏服のセーラー服を着た子が!マンションを訪れた異形の存在「豪胆な男」 ――など、理屈では測れない奇談を怒涛の101話収録! じわじわと浸食してくる怪異、油断禁物!
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3.3京王線×井の頭線 東京・多摩に広がる街の怖い話 東京都下を縦横に結ぶ京王電鉄沿線の街で語り継がれる不思議や怪奇を多数収録したローカルご当地怪談集。 ・朝方の激しいノック、消える老婆など怪異が頻発する異様な物件「笹塚のマンション」 ・遺跡からの出土遺物保管庫で人知れずおこなわれている仕事と恐怖「府中のミイラ」 ・怪女!杉並や中野に出没していた都市伝説が京王沿線にも…「調布の赤い女」 ・渋谷駅東口に建つとある高層ビルにて、異様な風体の男を目撃するも…「ビルの谷間から」 ・町田街道沿いの葦茂る高尾の沼で目撃した戦慄の女の正体とは…「沼の女」 ・千歳烏山のとある郵便局でバイト中に目撃した銃痕だらけの男の霊「烏山」 ・多摩センター付近の某所にある、事故や事件が異常発生する曰くつきの忌み地「耕せない土地」 ・池の畔を歩いていると、不思議な女性と出会い…。不思議あふれる吉祥寺の名所「井の頭池の女」 ・人ならぬ異形が彷徨う聖蹟桜ヶ丘の川原「大栗川にいたもの」「多摩川にいたもの」 ・初台の住宅街から迷い込んだ古い洋館が建つ緑色の歪な異空間「渋谷区緑町」 ・明大前の某大学にある学生会館の舞台袖。その闇に潜む存在しないはずの者「上手の人」 ・南大沢のとある集合住宅で多発する怪奇現象の数々「団地の日々」 ・新宿三丁目駅を境に時空がループする奇妙すぎる体験談「三丁目の三怪」 ・橋本から国道16号を走行中、緑色に光る謎の飛行物体が…「とびだし注意」 ・八王子の山中で首吊り死体を発見した男性の身に起きた戦慄の出来事「あのー」 ――など、新宿を起点に多摩地域を横断する京王線を中心に、相模原線や井の頭線など京王電鉄沿いに広がる街々に埋もれた怪異譚を怪談作家ふたりが綴る!
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-人智を超えた神秘の異談集 「地震みたいに家全体が揺れて、物がひっくり返ったり、ガラスがぶっ壊れている音が…」 住宅地で頻発する凄絶苛烈な怪奇現象に著者自ら挑む!表題作「北関東心霊地帯(後)」より 超然と存在する怪異・神仏が躍る怪異談32篇 ・禁忌に触れた者が目撃した恐ろしい神「ヨガのポーズ」 ・秩父・三峯神社で邂逅した御眷属の姿「幻の狼」 ・内見に訪れた物件で遭遇した異様な存在「覗き魔注意」 ・ネットで話題の降霊術の最中に起きた異常事態の数々「ひとりかくれんぼ」 ・住宅地の公園を覆う怪の気配と縄文時代の凄惨な儀式の謎「祭祀場」「肉塊」 ・怪しげな自称霊能者男の背後に控える物の怪に著者の命が狙われる!「嘲笑」 ・怪奇現象が頻発するとある地区を訪れた著者に襲い来る恐怖、そして明かされる因果とは…「北関東心霊地帯」 ――など、超大かつ深遠なる神仏奇瑞の力の一端に触れる一冊!
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-「みだりに動かせば祟る」 文字の解読を試みた調査員二人が怪死。 一部の島民しか知らない祟りの石碑とは…(父島) 国内12島+アジア7ヶ国 季節労働者として島に溶け込み採話した戦慄の南方奇談! 【八丈島】廃ホテルから椅子を盗んだ男を襲う恐怖…「パイプ椅子」 【父島】石碑の調査を試みた者が二人連続で怪死…「祟りの石碑」 【母島】右手の指が六本ある地蔵の曰くと怪現象…「六本指地蔵」 【硫黄島】島から持ち帰った旧日本軍の遺物が起こす怪…「遺品」 【徳之島】車の周りを囲む瘦せこけた霊の群れ…「フィリピン村」 【南大東島】納骨堂に出る生首とマントの怪人…「ピョンピョン」 【台湾】手前に火葬場、上に墓地があるトンネルの怪…「辛亥隧道」 【フィリピン】虫を使った恐怖の呪術…「マンククーラムの呪い」 他、国内12の島と海外7ヶ国で蒐集した南国の怪奇談49話収録! ◎本書に収録された島と国 ★国内 伊豆大島/八丈島/父島/母島/硫黄島/種子島/屋久島/徳之島/南大東島/座間味島/宮古島/石垣島 ★海外 台湾/香港/フィリピン/カンボジア/ラオス/タイ/インド
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-戦慄を紡ぐ七人競作集 「あの子たち、どんな死に方をしたんでしょう」 学校に現れる異形の怪異たち 七人の怪談巧者たちが魅せる七色の恐怖! ベテランから新進気鋭までクセありな七名が集結、その奇妙奇天烈な味わいを堪能する新たなシリーズが登場。 ・解体作業の現場で出てきた物は…「仏に非ず」(クダマツヒロシ) ・中年男にいつも妙なことを言われ…「ハトのことなら大丈夫」(黒史郎) ・無人販売所に並べられていたものを見て驚愕「生首とパイナップル」(蛙坂須美) ・夜中に起きた幼い息子の異変「三月二十日」(丸山政也) ・歴史資料館で石器を見てから感じる何者かの気配「共に闇を駆ける」(雨宮淳司) ・初めて入った店なのになぜ…「常連」(鷲羽大介) ・葬儀から始まった一連の怪異「祖母の振袖」(神沼三平太)など全44話収録。
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4.0人気シリーズ最終章 最凶最悪の怨霊が拝み屋を襲う! どくどくと脈を搏つ臓物の緩慢な動きが、皮膚にはっきりと伝わり――「あの世のはらわた」より 東北の拝み屋・郷内心瞳の大人気シリーズ〈拝み屋備忘録〉 10作目にして圧巻の最終章。 拝み屋の師匠筋に当たる人物から頼まれた仕事は、15年前に〈家を見てもらいたい〉という依頼を受けた家族の元への再訪――「人魂と墓場の家」から始まった怪異の経過は本書随所に張り巡らされ、恐るべき結末「都内三日目 あの世のはらわた」へと続く。 他、BBQ中に身に降りかかる不可思議な出来事「鮮度が大事」、歌舞伎町で突然祖母の声がして振り向いた途端に起きた怪事「すんでのところ」、中古の戸建てに隠されていた間取りの謎と恐怖「秘間」など自らの元に集まった怪異を綴る。
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3.7【紹介文】 消える。消される。 怪談の帝王と山の女王、最恐コンビが総力取材! 【山林】【海川】【史跡】【旅宿】【路駅】【市街】【家屋】 七つのシーンで起きた神隠し現象、謎の怪。 人智を超えた恐怖の異界怪談録。 人が忽然と消え失せる現象、神隠し。 意図的な失踪や犯罪と思いきや、中には神域、異世界に行ったとしか考えられぬ話もある。 自然の中にも街中にも、時には家の中にも異界へ繋がる扉は突如現れ、口を開く。 7つのシーンで起きた神隠しを気鋭の二人がそれぞれ持ち寄り紡いだ珠玉の異世界奇談! ◆第一ノ扉「山林」 ・山で鹿を追って迷い込んだ洞窟の先にあったのは…「産火」(若本) ・霧の濃い日に新しい山の主が選ばれる言い伝え。霧に包まれ消えた息子は…「神殺し」(夜馬裕) ◆第二ノ扉「海川」 ・波にのまれたサーファーが目を覚ますとそこは白砂利の浜で、懐かしい人に会う…「海底のまち」(若本) ・東北の寒村で七年に一度子供が消える現象と川の中の異世界…「毒水の女神」(夜馬裕) ◆第三ノ扉「史跡」 ・史跡公園に現れる幻の巨木。それを見た者は異界と繋がる…「古墳公園」(若本) ・城跡の公園で徐々に透明になり姿を消した彼女はどこへ…「結界城址」(夜馬裕) ◆第四ノ扉「旅宿」 ・家族旅行で行った温泉宿。館内を歩くうち奇妙な世界に迷い込んで…「彼方にて」(若本) ・失踪中の友人と互いの旅の軌跡をなぞりあう奇妙な遊び。友人の本当の居場所は…「待ってるよ、よこみちくん」(夜馬裕) ◆第五ノ扉「路駅」 ・駅のトイレが奇妙な空間に繋がり出られなくなった男性。元の世界に戻るには…「午前八時十五分」(若本) ・駅の備品倉庫に封印されたロッカー。ある日、中から音が…「あけたら、しめる」(夜馬裕) ・T字路で事故を起こした者は皆、T字の先に幻の道と世界が見えたと言って…「魔の十字路」(夜馬裕) ◆第六ノ扉「市街」 ・目覚めるとそこは無人の世界。不安に駆られて学校へ行くと自分の名を呼ぶ少年が…「ねむりのまち」(若本) ・いつもの商店街がループ空間に変じ存在しないお社が現れる…「妻を娶りて蛇の目が三つ」(夜馬裕) ◆第七の扉「家屋」 ・からくり屋敷のような祖父の家を探検するうち少年は恐ろしい風景に出会う…「不正解の扉」(若本) ・同じ家に棲んでいるのにすれ違い続ける兄妹…「その存在は、一枚の紙の如く」(夜馬裕)
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3.3禁忌を暴き、恐怖を浴びる! 見てはならぬモノ。行ってはならぬ場所。 禁忌には必ず隠された理由がある。それも恐ろしい理由が……。 ◆東北の寒村で年に一度山から下りてくる狐面の行列。訪いを受けた家は…「山からやって来るモノ」 ◆朝目覚めると娘の全身に無数の噛み傷。原因は一族の血筋に…?「狗神というもの」 ◆山陰地方の入山禁止の山。人を喰うバケモノが棲むと言うのだが、騙されて踏み入った少年は…「ころがりわらし」 ◆夜、海辺でキャンプをしていると、沖のほうから無人の小舟がやってきて…「舟葬」 ◆財布の中に突如現れ、忽然と消えた白い紙。翌日、彼女の世界は光を失ってしまい…「朝が来ない」 ◆夜、出かけて行く母と入れ違いに布団に入って来る老婆の歌う不気味な子守歌…「子守歌」 ◆古民家に使われていた立派な柱を新居に使ったところ起こる怪異。実はとんでもない曰くが…「大柱だけ残した」 ◆樹上で過ごすの恐怖の一夜。不気味な女が囁く「はむか、のむか」の意味とは…「サバイバルキャンプ」 他、著者渾身の取材による本能がアラートを発する最新最凶怪談全25話!
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5.0その禍々しさに誰もが口を噤む! 「なにがあっても絶対に入ってはいけない!」 家の庭の片隅にある〈じごく〉と呼ばれる場所。 誰も教えてくれない絶対禁忌の謂われとは―― 「地獄の庭」より どの話も禍々しく、奇しく、なんとも得体が知れない──怪談イベントなどで黒木あるじが取材してきた多くの怪談の中からさらに不穏な話を選りすぐり収録。 ・旧家である実家の庭の片隅でいったい何があったのか「地獄の庭」 ・一緒に写っている者の正体とは…「卒業写真のあの人は」 ・後輩に誘われて行った店の奇妙な違和感「よくない店」 ・子供の頃に拾った猫、ちょっと変で…「むかで猫のムム」 ・迷信嫌いの父親が、あの話をした日のこと「月と人魂」 ・兄弟喧嘩のはざまに得た恐怖のわけ「あの日の喧嘩」など48編。 どの話からも滲むのは不穏な気配、思わず出る身震いを愉しんでほしい。
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-「霊現象?ほとんど気のせい。 でも1%はマジでやばい」 著者の脳、爆発。 まず疑え、裏を読め、真の恐怖はそこから始まる。 霊は存在する――そんな前提を鼻息で吹き飛ばし、怪現象を軽やかに調査分析、それでも拭えぬ恐怖を炙り出す異端怪談集。 ・商店街のアーケードの上を歩く目のない老婆。かつて死傷者の出た火事と関係があると睨むが、真相は…「鉄骨の老婆」 ・山奥の民宿で3人の若者を襲う悪夢と頭痛。高山病を疑うがある共通の幻覚が…「頭痛の理由」 ・仏壇の水が減るのはご先祖さまが飲んだからと言う幼子。母は単なる蒸発現象だと思うが…「ご先祖さまがいる」 ・借金取りに追われる友人をアパートに匿った日から起こる怪現象。怪異発生のトリガーは意外なところに…「サイクル」 一見ひねくれているが、軽妙な語り口の裏を深読みすれば、最後はあなたもぞっとするはず。
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5.0気づいていますか? あなたの背中にへばり憑く 死者の怨念、生者の悪意 三代目最恐位・怪談界の帝王が贈る人気シリーズ、3年ぶりの新刊!! 幽霊に生者の悪意や人怖までもがハイブリッドされた悶絶必至の怪談たち。 ・元カレが忘れられず逢いに行っていると自白した恋人。だが、その場所は廃墟で…「神隠しマンション」 ・教育実習で3年ぶりに母校に戻ってきた男子学生は、在学中に自分が捏造した学校の七不思議のひとつが 異様な存在感をもって広まっていることを知る。 嘘を証明しようと夕暮時の校舎裏に行くと…「屋上のミヨコさん」 ・小学生の頃、父の実家でよく見た井戸の洗剤の不気味なローカルCM。 ある日一緒にCMを見ていた友達に異変が…「井戸は僕におまかせください」 ・最寄り駅で流れる奇妙な駅員のアナウンス。 危険を知らせる注意喚起なのだが、よく考えると自分だけに関係のある予言じみた内容で…「駅神様」 ・代々医者の一族の屋敷の奥にある鍵のかかった小部屋。そこに隠された恐ろしきものとは…「陰摩羅鬼の蒼い爪」 ほか、伝説の怪談「訳アリバイト」を大幅に加筆した完全版「深淵に至る」も収録。 怪談界の帝王がおくる珠玉の全11話、待望のシリーズ第3弾!
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-人気怪談師が綴る怪奇譚全100話!! 女の執念が首を締めあげてくる! 不自然に割れる食器、纏わりつく視線、逃れられない怪異 ――「螺旋女の家」より 様々な人の怖い体験談を取材してきた怪談師・牛抱せん夏が綴る、げに恐ろしき百の怪異譚――。 ・祖父と一緒に見た黒い影、あの時から…「きっかけ」 ・誰もいないのにドアノブを回される。一体何者が?「訪問者」 ・あまり人が乗らない下りのバスに、着物姿の老女が乗ってきて…「下りバス」 ・夏休みに親族が集まる祖母の村で、クワガタを探しに森に入り…「森の集落」 ・旅行先の民宿にはエアコンがない。暑いのに締め切っていたその訳は「見てる」 ・結婚して住みだした古い平屋の家だが、何者かの気配が…「螺旋女の家」 など8つのカテゴリーに分けた100話+語り8話を収録。
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-神々が住まい怪異が蠢く宮崎県の怖い話 地元の怪談作家が宮崎県各地の〈怪〉を徹底取材! かつて神々が降り立った神話の里・宮崎県に潜む不思議と恐怖譚を集めたご当地怪談集 高千穂の空に浮かぶ未確認飛行物体 宮崎市内のトンネルで憑く怪異 怪奇現象が多発する延岡の家 都城各地でも目撃される光球・火柱の謎 県内各地で頻発する河童・妖怪目撃談 日向市に実在する最恐心霊スポット 天孫降臨の地であり神々が住まい妖怪蠢く宮崎県。その怪異譚を地元在住の怪談作家がまとめあげる宮崎のご当地怪談集。 ・高千穂のとある橋から谷底へ生者をいざなう怨霊「境」 ・宮崎市の繁華街ニシタチで拾った呪物の正体「原因」 ・綾町の某所で謎の異界に迷い込む「その日は朝から」 ――などに加え、県内各地の河童伝承と目撃談や神話伝承地に伝わる怪異譚のほか、親族の墓の手入れを頼まれたことを契機に数奇な運命に翻弄される男性に密着した長編「墓を守る」を収録した特別章など宮崎の怪談を余すことなく収録した決定版!
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-ズルッ。ニチャ。 産気づく女の腹から出た足が畳の上をくねる。 蛸だ。蛸の足だ。 「ほれ、おまえの父親が生まれる」 ――「漁師町の黒い家」より 信じがたきモノを見た人々から聞き集めた戦慄の怪事記! 算命学はじめ様々な占術を操る占い師・幽木武彦が占断を通して遭遇した怪事件、 体験者から聞き及んだ不気味な話の数々を収めた異談集。 ・父親の臨終間際に息子が見た奇妙な夢。見知らぬ幼女に導かれて行った古民家で産気づいた女が産み落としたものは…「漁師町の黒い家」 ・話を聞いた人のところへ必ず出るという伝染性の幽霊譚。著者の脳内にも入り込んだ白いワンピースの女とは…「飛ぶ怪談」 ・こっくりさんの途中で指を離してしまった少女に伝えられたメッセージとその後、学校のトイレで起きた怪…「こっくりさん」 ・コロナ禍の最中、亡くなった母。袋に包まれた遺体は娘の呼び掛けに応えて目を開けて…「Mother」 ・沖縄本島最南端の岬に深夜ドライブに行った4人組。突如ひとりの視界に現れた黒い丸は徐々に数を増やしていき…「喜屋武岬」 ・ご近所トラブルから三峯神社に頼ることにした一家。翌日のご祈祷を控えて宿坊に泊まっていると狼の足音が…「御眷属拝借」 ・母娘の散歩コースでいつも出会う老犬をつれた老人。だが、老人はずいぶん前に亡くなっていることが判明して…「犬と老人」 ・千歳川沿いの借家に住んでから襲われる異様な怪現象と体の不調。引っ越しても憑いてくる化け物とアイヌに纏わる土地の因果とは…「悪霊」三部作 他、この世の理を超えた全29話収録!
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-人々の歴史と怪異が交差する怪談集 「この家はあるじ夫妻の死と共に滅びる」 井戸を埋めた家に起きた災禍 ――「ある家の祟りの記録」より 怪異体験を克明に炙り出す川奈怪談! 6000件を超える怪談取材を行ってきた川奈まり子が、人間の業と情念、因果応報の物語を体験者視点の語りという新たな読み味で綴る。 ・毎夜夢の中で赤黒い何者かに責めさいなまれる――やがてわかる悲しい事実「おはぎちゃん」 ・黄昏時に誰もいない自宅にひっそりと佇む見知らぬ男女、その壮絶な理由「逢魔が時の家」 ・遠方に住む伯父が遺産を寄越せと言い出して…相続争いが生んだ怪異「帰 るところ」 ・客のいない明け方のカウンターに置かれる酒の入ったグラスとは「バーの指定席」 ・旧家の古い井戸を改修するとともに始まった不幸の連鎖の顛末「ある家の祟りの記録」 ――など40編を収録。
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-いつもの通勤・通学ルートで何かが起きている…! 日本の都市部地下に張り巡らされた路線網。 そこで起きた怪現象、不思議な事件、さらには沿線最寄りの怪スポットを徹底取材し、 路線・駅ごとに収録した地下鉄沿線ミステリー! 【札幌】 地下構内に出るコロポックル(札幌市中央区) 【埼玉】 存在しない駅で降りた男(浦和美園) 【東京】 元運転手が目撃した偽汽車(北綾瀬) お盆に列車で靖国神社へ向かう英霊たち(九段下) ICカードに記載された亡き祖母の名前(妙典) 駅の階段で肩を叩くモノ(渋谷) 【関東】 トイレに並ぶ不気味な列 録音不可の発車メロディー 回送列車に乗る謎の老婆と犬 人から人へ憑いて移る青い男 黄色いヘルメットの霊 【名古屋】 時空が歪む終電(平安通) 人に化けた妖に遭遇する(東山公園) 【大阪】 河童の出る橋(淀屋橋) 幸運を呼ぶ福助の幻(天王寺) 化け狸の棲む古墳(中百舌鳥) 不吉な人語を話す鵺(都島) UFOが出る古墳(喜連瓜破) 訳アリホテルの奇妙なルール(四ツ橋) 楠の最強癒しパワー(深江橋) 蒲生墓地に出る女の霊 (京橋) 化け狐の托鉢僧(鶴橋) 夜の警備員が恐れる地下街(梅田) 大阪空襲から人々を救った幽霊電車(心斎橋) 【兵庫】 沿線の曰くつきのドヤ(湊川公園) 【広島】 ホームで拾った未来を告げる写真(広島広域公園) 【福岡】 過去と繋がる幻の屋台(中洲川端) …ほか、怪奇とロマンの全41話収録!
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3.0日常に差し込まれた奇異なる存在を徹底取材し炙り出す 「こうして殺し切ってあげることができれば…」 霊能者の女が明かす不穏な除霊方法とは! 収録話「我が名は死神」より 引き寄せてしまうのか、引き寄せられてしまうのか。目の前の奇妙な出来事に身を乗り出してしまうのが怪談作家の性──。 ・肝試しに訪れた場所、自分たちを追い越す黒い車の顛末「廃墟への道案内」 ・いつも沈んだ顔をしている彼。その理由を聞いた彼女が取った行動、そして恐るべき後悔「許してくれない」 ・ファミレスで偶然出会った中学校の同級生と卒業してか らのそれぞれを語り合うが…衝撃の結末「虚ろの十年」 ・祖母の遺品の小さな白木の箱を開封してから友人に降りかかる怪異の数々。リアルに進行している恐怖に新たな戦慄が加わる「我が名は死神」 ――など圧倒の100話収録。
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5.0魂の真ん中へ、ドスンと恐怖。 最も遠きモノが奏でる共鳴と不協和音。最恐の化学反応! ある精神科医の話。 「蛇神の祟りさ、女は顎を外して鶏の生肉を丸呑みに…」 ――「蛇怨」営業のK ある救急医の話。 「人間のゴッタ煮、うちの足……戻してくだぁせと声が」 ――「火袋」多故くらら 霊と鬼。阿と吽。営業のKと多故くらら。 正反対にあるものがぶつかり、時に混ざり合うことで生まれる極上の恐怖世界。 道に突如現れる正円の黒い水たまりの底にいる女…「水たまり」(営業のK) 赤腹イモリを祀る奇怪な集落…「蟲の地」(多故くらら) 母を殺したクマの肉を食べた娘の悪夢…「獣害」(営業のK) 亡霊の予言を戴き繁栄してきた一族の闇…「家奴」(多故くらら) 雪山の谷底を通る亡者の道…「クレバス」(営業のK) 花が黒く枯れる忌み地の花壇の禍々しき由来…「忌み花壇」(多故くらら) 失われた事故の記憶と不穏な予言…「事故の記憶」(営業K) ……他、濃密な恐怖25話!
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3.3全駅収録! 埼玉、東京、神奈川…鉄道沿線の身近な怖い話 東北本線、東海道本線の一部と根岸線を走る通称京浜東北線沿いに広がる街々に潜む不思議や恐怖79篇を全駅にわたり掲載した首都圏ご当地怪談集! ◉大宮のビル群に浮かぶ漆黒の異形 ◉死霊が蠢く赤羽の旧水門 ◉怪奇現象が相次ぐ上野の某医院 ◉品川にある異空間に繋がるコインロッカー ◉飛び込む女の霊が目撃される鶴見の踏切 ◉横浜の某ホテルに霊が多数出没 ◉妖怪か!?巨大蛙と黒い女が出現する南浦和の池 ◉西日暮里の線路沿いで江戸川乱歩が見た幽霊 ◉高輪ゲートウェイにある事故物件多発マンションの真相 ◉無惨にも頭が潰れた男が出没する川崎のアパート 埼玉の大宮を発して東京都心部を縦貫し、横浜を抜けて大船へ至る首都圏の通勤通学の要「京浜東北線」。その沿線に広がる街に潜む怪奇譚の数々を、気鋭の怪談師たちが徹底取材し完成した一都二県のご当地怪談集。 ・図面には存在しない謎の空間がある厭な家の恐怖「変な間取り」(蕨) ・平安時代の装束を纏った恐ろしい異形の男が現れる「飛鳥山公園」(王子) ・過去テレビにも取り上げられた怪奇現象が多発する最恐ゲーセンの顛末「ゲームセンター」(蒲田) ・バスに乗ってタイムスリップ!?時空を超える不思議な旅「バスの行先」(大船) ――など、沿線の怪異・全駅収録!
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-頻発する怪異!呪われた分譲団地の一部始終。 「愛猫の身体中の血液を抜きとってしまったのではと錯覚するほどの血、血、血。」 やっと手にした終の棲家の、これがささやかな異変の始まりだった――。 気付けば人生の半分以上、怪談を書いて暮らしてきたという「超」怖い話シリーズの四代目編著者が、 体験者に会って聞いて、中には何年もの長期間、何世代も続く怪異を整理し纏め上げた渾身の怪談集! ■スタッフの入れ替わりが激しい薬局、その原因は…「ワンオペ薬局」 ■視界の隅に感じる〈うじょうじょしたもの〉とは…「うじょうじょとゆさゆさ」 ■両親からその存在を否定され続けた諒子と生まれてくることのなかった弟妹達の霊の壮絶な半生…「姉ちゃんと弟妹達のこと」 ■霊的不感症の夫ととにかく敏感な妻の不思議な日常…「御家庭スペクタクル大戦」 ■バブル期前に破格の値段で手にした掘り出し物の物件は黄泉の国からはみ出てきたような忌まわしき家で…表題作「黄泉ノ家」など全19話を収録!
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-人里近くに存在しながら、どこか得体の知れぬ不気味さが漂う〈沼〉。 戸神重明が、日本各地の沼を徹底取材! 恐怖に沼る!里(人間)と沼(自然異界)の恐怖譚。 「ここは生きた人間が来る場所じゃあねえ」 原野の真ん中、泥色に濁った沼。 現れた男衆は一斉に鋤や鍬を振り上げて… ――「お化け沼」(栃木県)より ■深夜の馬牛沼から立ち昇る光の虫。 祖父は恍惚とそれを咀嚼する…「真夜中の手伝い」(宮城県) ■高子沼の畔に出る頭が人間で胴体がツキノワグマの化け物…「獣人の沼」(福島県) ■帰宅中に迷い込んだ渡良瀬遊水地。 止水の向こうから現れたのは野良着姿の死人たち…「お化け沼」(栃木県) ■沼の神に石を投げた少年が謎の溺死を遂げる…「蛙沼の主」(群馬県) ■一人で沼を訪れる時だけ現れる少女の正体…「少年の日の思い出」(岐阜県) ■死者の魂が火の玉となって飛来し、歳の数だけ旋回する沼…「夜更けに来るモノ」(和歌山県) ほか、日本各地の沼に纏わる怪異体験、恐怖譚を集めた異色の怪談集。 【収録沼抜粋】 恋話とアメンボ(群馬県太田市、八王子丘陵の沼) 長沼(宮城県登米市)…沼上でサンバを踊る女の幻 平筒沼(宮城県登米市)…顔からエビが生えた人頭の獣 蕪栗沼(宮城県大崎市)…沼で採取する不思議な雪 弁天沼(宮城県白石市)…畔の東屋にいる鎧武者の呪い 馬牛沼(宮城県白石市)…沼から立ち昇る不気味な光の玉 三頭沼(秋田県能代市)…沼の豊穣神・虎子姫の怪 白鷹湖沼群(山形県山形市)…沼上を滑る白い着物の女 高子沼(福島県伊達市)…畔に出現する人面熊の恐怖 五色沼湖沼群(福島県北塩原村)…青い沼の水と廃墟ホテル 渡良瀬遊水地(栃木県栃木市)…死人が彷徨う異界の沼の畔 多々良沼(群馬県館林市)…沼で自殺した女の霊が祟る 八王子丘陵の沼(群馬県太田市)…四つ足のアメンボ女 赤城大沼(群馬県前橋市)…沼の上で踊り狂う赤い女 通称・蛙沼(群馬県安中市)…沼のヌシの祟り ……ほか。
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-「あれはイズナ使いだ…」 憑き物を操る見鬼に仕掛けられた現代の呪術戦。 首塚で行われていた 驚愕の儀式とは? ――表題作「首塚の呪術師」より 異形・あやかしの類は人の強い想いに魅かれてやって来る。 想いこそが心霊現象や、念の異形といったものを生み出すのだとも言える。 ・飲み会の写真で背後に写る生霊は自分を執拗に付け回しているネットストーカーの男で…「青い男」 ・ある事故に遭遇してから視えるようになった女子高生が通学バス内で体験した恐怖…「紐」 ・人間によって住み慣れた場所を突然追われたあやかし達の怒り…「井戸と楠」 ・将門の首塚で祭壇を組み、怪しげな呪術を行う男。 男に目を付けられた著者は旧友を使い魔にされ、壮絶な呪術戦を仕掛けられる…「首塚の呪術師」 など、現代に息づく呪いと神秘の怪異譚全22話収録。 著者自身の戦慄〈魔〉体験!
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3.8京都、大阪、神戸 関西三大都市に潜む怖い話 京阪神を横断する阪急電車沿いに発展し、独自の文化圏を擁するこの沿線の街に潜む不思議や怪異が満載の関西ご当地怪談! 男の霊に出くわす大阪梅田近くのホテル 神戸三宮のパチンコ店にある異空間への扉 生者を橋から引きずりこむ西宮北口の悪霊集団 京都河原町にあった呪物的絵画 顔の溶けた女の霊が現れる十三の公園 彼の世へ通ず!?豊中の団地に現れる奇妙なエレベーターのボタン 落書きが動く!?高槻市の小学校にあるトイレ 訪れると正気を失う宝塚山中の廃ホテル 怪奇現象が多発する今津線沿いの最恐物件 …ほか 大阪梅田を起点に西は神戸三宮・新開地、東は京都河原町まで、京阪神間を横断する阪急電車。 その沿線に広がる街に埋もれた数多の怪異譚を怪談作家・宇津呂鹿太郎が綴るご当地怪談集。 ・歩道橋に現れた人ならざる異形「鳥肌」(茨木市) ・事故物件か!とあるマンションで頻発する数多の怪奇現象「アウトな物件」(伊丹) ・夜中に通ると果てのない塀が続き抜けられない!不思議な異界譚「阪急西宮スタジアムの跡地にて」(西宮北口) ・ある女性にとり憑く恐ろしい女の霊。話すことすらタブーの危険な恐怖譚「瞼の裏の女」(烏丸) ――など収録。
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4.0「存在しない墓が見えたら終わり」 介護施設の記憶ゲームで起きた不気味な事件。 連鎖する死のルールは… (「ハカが見える」より) 幾度も書くのを”邪魔された”曰くつきの禁忌譚! 本来触れるべきではない領域にある話、本能が忌避するような怪異ばかりを集めた怪談集。 ・介護施設で行われた複数の絵を記憶するゲーム。ある人が存在しない墓の絵があったと言い出して…「ハカが見える」 ・1枚の人身事故画像にとり憑かれた男。事故について調べるうち恐ろしい事態が…「7センチの隙間」 ・家に母親が二人いるという女性。一人は生みの親、もう一人は生きていない存在だというが…「母親」 ・水死体のあがった日は海で殺生をするな。船頭の忠告を無視した釣り人の末路…「戻り恵比寿」 ・ある二階建て家屋の調査に赴いた不動産会社の社員。家の中に入るも階段が見当たらず、同行の女性に異変が…「土地家屋調査」 他、禁忌の扉がいま開く!
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5.0「かげさん、どした?」 「山口さん家入って人が死んだ」 「かげさん、今日は?」 「宮前さん家入ってまた死んだ」 「かげさんって誰なの?」 「ののさま」 子どもに憑いて死を運ぶ〈影〉と、死亡事故が多発する道路との因果 戦慄奇怪な実話取材録! 怪談収集家・煙鳥が体験者から聞き取りした怪異を自身で綴るほか、気鋭の怪談作家二人が煙鳥に再取材する形で記す異色の実話怪談集。 ・北海道で起きたヒグマの怪死事件。猟師が目撃した畏怖なる力とは…「チ・コッ・テレケ」 ・アパートの部屋で男の声で聞こえる謎の単語。意味も不明だがある日、聞こえ方に変化が…「へふぁいもす」 ・母方の血縁者が何人も同じ夢を見る怪現象。襖からのびてきた手が足を掴み引きずられる、その意味は…「襖」 ・柱の中、壁、床下に鏡が埋め込まれていた類似の目撃情報。何かを封じているのかそれとも…「鏡柱」 ・瞼の裏に浮かぶ男の泣き顔。祖母から譲り受けた形見の箪笥との因果…「瞼の男」 ・幼い頃、田舎の家で出会った男の子と裏山で遊んだ記憶。大人になって疑問が…「裏返る夏」 ・東北の集落で年に一度行われる男子禁制の秘密儀式。禁を破って潜入した男が見たものは…「女祭り」 ・子どもの影に憑いて移動する〈かげさん〉。かげさんに入られた家からは必ず死人が出るのだが…「ののさまのたたり」 他、膨大な取材録の中から厳選した不気味で奇怪な恐怖譚24話収録!
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-怪奇アングラーが釣り上げる戦慄の実話怪談 「両腕はものすごい力で引っこ抜かれたかのようにざくざくになって…」 夜ごと訪れる、酸鼻極まる異形のおんな―― (「検品のおしごと」より) 希代の釣りキチ怪談作家・渡部正和が引き当てた禁忌級の逸話ばかりを凝集した実話怪談集。 ・水中から伸びる瘡蓋だらけの腐った腕と襲いかかる死霊の恐怖「釣行夜話 湖沼釣り編」 ・怪しげな倉庫仕事で憑いた無惨な異形「検品のおしごと」 ・牌によって奈落に堕ちる人間の絶望と怨嗟を描いた怪奇連作「麻雀狂・三態」 ・帰宅した自室で遭遇した異様すぎる呪術の痕跡「骨」 ・東北の某集落に伝わるおぞましい風習を記録した人怖譚「儀式」 ・結婚式場の廃墟を訪れた男の日常にひたひたと迫る花嫁姿の怪異「ゴンドラ」 ――など26話収録。
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3.3東京~高尾間 中央線沿線の街に埋もれた 尋常ならざる恐怖体験談! 高円寺にある怪奇現象多発アパート 凶事が相次ぐ東中野の忌み地店舗 吉祥寺・井の頭公園に現れる首無し女 異世界に転移する西国分寺~国立の辻 窓に張り付いて覗き込む八王子の怪女 都心と多摩地区を東西に結び、新宿駅や立川駅など大型ターミナル駅も持つJR中央線。この都内区間である東京~高尾間の街に埋もれた怪異を、沿線住民の著者が鮮やかに記録した実話怪談集。 ・内見せずに入ったアパートの部屋には前の人の家財道具が置かれたままで…「野方の蒸発アパート」(中野) ・実際に目撃された怪人の恐怖「井の頭公園の首無し女」(吉祥寺) ・有名大学での奇妙な出来事「四谷のソフィア稲荷と泣く女」(四ツ谷) ・とある怪物件の恐ろしい調査記録「杉並のタイラ荘」(高円寺) ――など沿線の怪談33話を収録。
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-「ガチ怖」と言えば久田樹生と言われて久しいが、そもそも「ガチ怖」とは一体何をさすのか。本気で震えあがる怖い話、長くて読み応えのあるどっしりとした怪談、それらを意味するのは勿論だが、その根底には「話そのものがガチである」というのが大前提としてあるのではあるまいか。つまり、「本当に起きた話で、リアルである」ということだ。それゆえに「ガチで怖い」のだ。無論、実話怪談と名のるものが「本当にあった話」であることは当然のお約束であるわけだが、久田樹生の場合は又聞きや電話やメールで話を聞いたという曖昧さが一切ない。すべて、足を運び、本人から直接目を見て話を聞くというスタイルから成り立っている。それこそが本物の凄みであるのは、本書を一読されればご理解いただけることと思う。まさに魂を削って事実を伝えている。その血生臭い香りをぜひご堪能あれ。
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5.0「路上に座り込んでいる少女がいた。 全身が真っ黒で、肌は爛れている。 女性が前を通る度に顔を上げて、「お母さん?」と訊ねている。 「見ちゃ駄目だからね」との友人の忠告にも拘らず、横を通るときに横目で少女の方を見た。 そこには誰もおらず、小さな靴だけが落ちていた」 10秒で読める怪奇譚が1000話。 1日1怪、2年8ヶ月分の恐怖詰め! 3行に凝縮された恐怖。 体験者から語られた本当にあった怖い話を1,000話記録した膨大なる実話怪談集。 失踪した友人が最後に残した奇怪な言葉。 死者の魂が飛び交う不思議な壷。 霧の遊歩道を引きずられていく縄で縛られた女。 硯箱の二重底に隠されていた謎の写真。 ベランダに落ちていた青い卵の恐ろしい中身。 海岸で拾った呪いの石。死んだネット友達の母と名乗る女からかかってくる怪電話。 母が亡くなる直前、自宅の廊下に現れた異形。 飼い猫がテレビの裏で一心不乱に齧るモノ…。 1日1話読むとして、2年8か月分のゾクッがこの1冊に封印されている。 お休み前に一服の闇をどうぞ――。
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4.5日本版エクソシズム怪談集 暴れる、狂う、病む、死ぬ… 憑かれた者の凄惨な末路を10名の怪談作家が記録! ・拝み屋が手掛けた、とある憑き物祓いの生々しい顛末「実録憑依 譚」(郷内心瞳) ・人に寄生し乗っ取る都会の怪奇譚「ヤドカリとヒトカリ」(岩井志麻子) ・仕事の同僚にいきなり言われた不条理な苦情「おれ憑き」(蛙坂須美) ・幼い頃、女子寮に棲むものに魅入られたか…「高専の寮」(響洋平) ・惚れた女に言われて実行した悲劇「蛇憑き」(神薫) ・スリを生業にする男が巻き込まれた怪異譚「剃刀憑き」(雨宮淳司) ・都会からの移住者家族に起きた災難のわけ「穴二つ」(牛抱せん夏) ――ほか、Cocoやクダマツヒロシや冨士玉目など10名のベテラン&新進気鋭たちが綴る憑き物だらけの一冊!