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若すぎた一夜
令嬢シルビーは過去に犯した過ちを忘れようと、ニューヨークで仕事に打ち込んできた。だが今度の仕事先は故郷イギリス。そこで待っていた男ランこそ、シルビーの「過ち」だった。親族の爵位を継ぎ、年月を経て一層魅力を増したラン。彼女を打ちのめした「あの夜の出来事」を忘れて、一緒に仕事などできるのだろうか? -
小説家の秘密と甘い罠
想いを告げるなんて到底できない。身分を偽り、人気小説家ピアースの屋敷にナニーとして雇われたキャリー。屋敷にいる赤ちゃんの面倒をみるのが仕事だ。でも、キャリーの本当の職業は実はゴシップ記者。謎に包まれたピアースの私生活を暴くのが目的だった。赤ちゃんの父親はホントに彼なのか? 母親は噂どおり人気女優ジョディなのか? …しかし、ピアースの知的なムードと思わぬやさしさにキャリーはどんどん惹かれ、気がつけば絶望的な恋に落ちていて!? -
愛されぬ秘書
秘書のチャーリーは、ボスの心理学者マルコに恋をしている。けれど彼は「愛で結ばれる関係など成立しない」という持論の主。愛がすべてだと信じている私とは釣り合わないわ…。チャーリーは彼への恋心を隠しながら有能な秘書に徹していた。だがある日、彼に出張同行を求められる。どうして私が?彼の真意はわからないけど、彼女は期待に胸を躍らせた。出張先で自らに襲いかかる企みも知らずに…。――ロマンチストの秘書と、愛を期待しない心理学者の恋の行方は!? -
イタリア大富豪と小さな命
生まれたての赤ん坊を抱きしめるヴァレンティーナ。ただ一度の過ちで身ごもった子だけれど、ひとりで立派に育てていこうと心に決めた。でも、その数か月後に、我が子ではないと知らされるとは…! ほぼ同時刻に生まれた子と取り違えられたというのだ。相手の赤ん坊の父親ジョヴァンニは離婚したばかりで、彼もひとりで息子を育てていた。実の親のもとに戻されたが、泣きやまない赤ん坊たち。困り果てたジョヴァンニは、ヴァレンティーナに一緒に暮らそうと提案して…。 -
イタリア大富豪と日陰の妹
幼い頃から華やかで愛嬌のある双子の姉デーアにコンプレックスを抱いていたアレッサンドラ。学生時代には将来を約束した恋人が姉にあっさり心変わりし、以来、彼女はひたすら地味に真面目に勉学に励んできた。そんなある日、理想の王子様を絵に描いたような男性リニに、実家の玄関で声をかけられ、一瞬で心を奪われる。ところが、ほどなく姉の方が先に彼と出会っていたことがわかり、アレッサンドラの淡い恋はもろくも砕け散ったかに思えた…が、リニが選んだのは!? -
偽りの妻
美しい珊瑚礁の島にある高級リゾートで、オーナーの個人秘書を務めることになったフルール。しかし、オーナーのブリンは「美人=無能」という偏見の持ち主。若く美しい彼女は何かと邪険にされるが、持ち前の勝気さで彼に張り合う。そんな二人はそれぞれの秘めた過去を知り、その意外な素顔に魅かれあってゆくが…。 -
終わりのない夏〈眠る湖III〉
15年前、いとこ同士4人の少年たちが湖で経験した悲しい事故--ひとりが亡くなり、残された3人はそれぞれ心に傷を負った。その犠牲者マックの恋人ドナが久しぶりに故郷に帰ってきた。ドナはマックの死に罪悪感を覚えていた。当時、彼女が本当に好きだったのはマックのいとこジェイクだったのだ。その想いをジェイクに伝えた直後、悲劇は起こった。15年が過ぎてもドナの心は変わっていない。けれど、この気持ちを再び彼に告げるわけにはいかない。だって、あの夜に生まれた秘密を彼に知られてはならないのだから。仲間の死を乗りこえようとする3人のいとこたちの軌跡を追った感動の3部作・完結編。 -
クリスマス狂想曲
私の選択は間違ってないわよね? ヘイリーは今日から家政婦として働き始める。それもこれも、シカゴで会った男性のせいだ。――彼、パトリックはこの地方に住んでいると言った。ヘイリーは海を越え、ほぼ見ず知らずの彼を捜すためにイギリスへ来たのだ。あの情熱的な一夜が忘れられないから。恋してしまったから。不安を抑え、ヘイリーが勤め先の屋敷のベルを鳴らすと、やがてドアが開かれた。…こんな奇跡があるかしら? 現れたのは、パトリックその人だった! -
クリスマスツリーに願いを
妊娠を告げたとたん、恋人は去っていった。それ以来、グウェンは大学に通いながら女手ひとつで生後3か月になる娘を育てている。クリスマスも間近に控えた頃、短期間だが秘書の仕事を得ることができた。それも、世界的大企業の取締役会長であるアンドリュー・ティーベリーの秘書。出勤初日、職場となる農場に現れた彼は黒い瞳と髪を持つ魅力的な男性で、グウェンは思わず見入ってしまう。もう夢はみないと決めたはずなのに、私の胸の鼓動は高鳴るばかりで──。 -
結婚も悪くない?(ブライダルブーケ III)
つらい家庭環境で育ったスターは、愛などこの世に存在しないのだと幼くして悟った。男性を軽蔑し、誰とも深くかかわるまいとしてきたある日、友人の結婚パーティーで、恋愛観を語る鼻持ちならないゴージャスな男に出会う。「僕は心の伴わないセックスはしない」きれいごとを言うその男カイルの本性をどうしてもひき出したくなり、スターは無謀にも彼に誘いをかけた。だが逆に不意打ちのキスで骨抜きにされたばかりか、彼のひと言にプライドを粉々にされてしまい…。 -
恋とワインと伯爵と
アメリアは、街中でとてもすてきなフランス人男性に偶然、2度も出くわした。これはもう運命の人だわ!デートを申し込まれ、有頂天だった彼女だが、自宅で新聞を開いて、その男性がきわめて有名なプレイボーイ伯爵レミーだと気がついた。そんな有名人が私なんかを相手にするわけがない。どうやら彼の目的は、アメリアが相続したおばの遺産らしい。それならそれでもいい。恋人にふられたばかりのアメリアは、恋の達人レミーにある願いを叶えてもらおうと決心した! -
幸運を呼ぶキス〈愛を約束された町II〉
エリーは町の小さな食料雑貨店の看板娘。けれど父は病死。その後、母は突然町を出ていった。家族の大切な店だったはずなのに…。ひとり残された気分になり、泣いていた彼女を慰めたのは、幼なじみのグレンだった。そのやさしさに涙がとまらなくなるエリー。その時だった、グレンがそっとキスをしたのは--。親友と思っていたのに、涙を拭う手をとめて、何も言わずに抱きよせたのはなぜ?あの1度きりのキスが、いつまでも甘く唇に残っている気がするのは…なぜ? -
国王陛下の花嫁選び〈王宮のスキャンダル Ⅱ〉
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】NYで活躍する若き実業家ジェイクは故国ルテニアに呼び戻され、国王に即位することになった。秘書アンディをともない、国を立てなおして3年、閣僚たちに“来月の独立記念日までの結婚”を求められる。有力者の令嬢のなかから未来の王妃を選ぶ憂鬱なパーティーの夜、秘書アンディがなんと事故で記憶喪失に! 優秀だが堅物の彼女がまるで別人のように無邪気でかわいらしい女性になる。ふたりきりでいるところを記者に撮られ、思わず彼は言った。「彼女が僕の花嫁だ」 -
ゴーストタウンの薔薇〈愛を約束された町I〉
サヴァンナは6年前に、両親を事故で亡くしたあと遺産を弟に持ち逃げされ、以来、兄と2人で懸命に牧場を守ってきた。オールド・ローズという薔薇に興味をもったのも薔薇作りで家計を助けたかったからだ。貴重なその薔薇は、百年も昔に無人となったゴーストタウンにあるはず。だがそこは不気味な場所で、近づいてはいけないと兄に言われていた。そんな時、サヴァンナは町外れで見知らぬ男性と出会う。オールド・ローズをよく知ると言う彼にサヴァンナは心惹かれ!? -
最初で最後のラブレター〈愛を約束された町V〉
3年前に夫を亡くして以来、ネルはひとりで牧場を守ってきた。ある時、ネルの住む町に、著名作家のトラヴィス・グラントがやって来た。彼は町に伝わる不気味なゴーストタウンの噂を聞き、取材に来たのだ。そんな有名人とも知らず、ネルは町外れで写真を撮っていた彼を「ダメじゃない!もうすぐ嵐が来るのに!!」と叱りつけてしまう。最悪の出会いだったのに、彼は町の宿が満室でネルの牧場に宿泊することに。その時初めてネルは気づいた。彼が亡き夫に似ていることに。 -
砂漠に落ちたルビー
親友であるダルマヤ王国の国王夫妻から、代理出産の役目をうけおったサスキア。しかし出産の2か月前、国王夫妻が突然、事故で亡くなってしまう。その事実を伝えに来たのは、亡き王の従兄弟であり、かつて彼女の恋人だったイドリスだった。あまりの出来事に動揺するサスキアにイドリスは驚愕の提案をする。自分たちが結婚すれば、お腹のなかにいる子供が王位継承者になると言うのだ。判断がつかない彼女の心とは裏腹に、ふたりの結婚の準備は着々と進んでいき…。 -
仕組まれた恋愛【あとがき付き】
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】“仕事漬けの退屈な女”と同僚から陰口をたたかれ、エマは傷ついていた。今夜こそ自分を変えてみせる。エマは同僚たちとバーに行くが不器用な彼女は相変わらずひとりぼっち。しかし、そこで思いがけず初恋の人ジェイクと再会する。同僚を見返してやりたい気持ちもあって、エマは彼からの再会のキスを受け入れるが、それは挨拶とは思えないような甘く熱烈なものへと発展。しかも彼は、エマの堅物イメージを崩すために自分が手玉にとられる役を演じると言いだして…!? -
獅子と醜いあひるの子
実業家マックスの秘書の面接に訪れたカーラ。訪れたオフィスは立派な内装で、驚きを隠せずにいたが、案内された仕事部屋は目も当てられないほど汚れていて唖然。でも今、仕事を逃すわけにいかないの! 陰湿な嫌がらせにより退職させられ、住みなれた家も家賃を滞納して追い出されたなんて、ボスに言えないわ。そんなある日、カーラは居眠りを繰り返してしまい、マックスに住む家がないことがばれてしまう。だけど、「ここに住んでいい」と優しい言葉をかけられて!? -
祝福の歌が聞こえる〈愛を約束された町VI〉
「君を助けたい。僕にできることはないだろうか?」すべてを失い、プロミスの町の教会に流れついたエイミーは、牧師ウェイドのかぎりなく力づよく、やさしい声で目を覚ました。彼の瞳を見ていると、何もかもうまくいく気がしてくる。「奇跡をひとつかふたつ、くださいます?住むところと仕事と、私の赤ちゃんの父親が欲しいんです」するとウェイドはこのうえなくセクシーな微笑みを浮かべて答えた。「かなり頑張らなくてはいけないが、不可能なものはない」 -
シークとの一夜
母の葬儀の日、イーヴァは驚くべき事実を知る。亡き父は中東の王国アザリムの王子で、自分はプリンセスとして隣国の皇太子との結婚話が進められているというのだ。しぶしぶ見合いに応じるが、相手のシーク・カリムはなぜか真夜中に血だらけで部屋に現れた。ひとまずソファで休ませるが、その夜、イーヴァは男性のたくましい腕に全身をさわられ、身体の芯を熱くひき裂かれる夢をみる。翌朝、裸で目覚めたベッドの横には彼がいて…!? -
スルタンと愛妾のハーレム
ジャーナリストのジャッキーは、取材で訪れたジャジール国でスルタンと呼ばれる君主アシムと出会った。宮殿の奥深く、長い間放置されていたハーレムで…。アシムは全身から傲慢な王者の雰囲気を発し、対照的な肌と髪の色をもつ彼女を興味深げに見据えた。ジャッキーがすべてを奪われるのに時間はかからなかった。妖しく官能的な残り香が今も漂うその部屋で激しく抱かれ、彼女は女性としての幸福に包まれた。王が自分を求める一方で、お妃候補と会っていると知るまでは。 -
西部のプリンセス〈愛を約束された町IV〉
カリフォルニアからテキサスの小さな町プロミスに赴任してきた医師ジェーン。でも、都会から来た美しい彼女は人びとに敬遠され、町にとけこめずにいた。そんな時、友人がジェーンのためにブラインドデートを企てる。相手のセクシーな男性キャルは当初、女性を近づけない雰囲気があったが、やがてふたりは急速に親しくなっていく。そしてひょんなことからふたりは、百年前に廃墟となったゴーストタウンにふたりで足を踏み入れることになるが--? -
罪色のウエディングドレス
マティは兄の言葉に耳を疑った。亡き父の会社を守るため、ギリシアの大富豪ニコデムスと政略結婚をしろと言うのだ。彼からのプロポーズは初めてではない。18歳のときにマティは彼の申し出を断り、それから10年、彼を避けていた。「今度こそ逃げられないぞ。君のすべてを奪いに来た」兄を救うには、黙って傲慢で冷徹な彼のものとなるしかない。マティにできるせめてもの抵抗と言えば、結婚式に灰色のウエディングドレスを着ることくらいだった…。 -
囚われたレディ
令嬢リアノーラは、ハイランドの氏族長ディランをみて圧倒された。おそろしく長身で、野獣を思わせるほど勇敢でたくましい。しかし、晩餐の席で彼女は彼に捕まってしまう。イングランド側がディランの弟たちを人質に取って不利な誓約を迫ったせいだった。和平のために訪れた国に陥れられたディランは、彼女を肩に担ぎ「弟たちが無傷で戻らないかぎり、おまえたちがこの女を二度と見ることはない」と言い放ち飛び出す。囚われの身になってしまったリアノーラは!? -
囚われの乙女の祈り
詐欺容疑で拘束された父親を救うため砂漠の国を訪れたエスメラルダ。ところが美しい国王ザイードに王宮へとつれ去られ、残酷な命令を下される。「僕の許しなく宮殿から出てはならない…父の身を案じるのなら」どうしてこんなことになってしまったの? 戸惑うエスメラルダだが、拘置所の父が病に倒れたとき、思わず彼に懇願しまった。あなたの欲しいものはすべてあげるから父を助けて、と。ザイードの魅力に抗えず純潔を捧げ、世継ぎを身ごもることになるとも知らずに。 -
離れられない理由
親友夫婦が事故死したという知らせにヴィクトリアは声をなくした。まだ幼い息子を置いて、まさかふたりが死んでしまうだなんて--もうひとりの後見人、冷酷な億万長者のコナー・ノースは子供になど興味もないだろう。私しか彼に愛情を注いであげられる人はいないんだわ。だが意外にもコナーは自分が子供を育てると主張する。財力に裏打ちされた完璧な養育環境を盾に、彼は何を企んでいるの!? その答えはすぐにわかった。雨に濡れた身体を溶かす彼の甘い口づけで…。 -
日陰の乙女の身代わり婚
王女でありながら、クレシダは不幸な娘だった。不義の子として父王に疎まれ、華やかな姉たちの陰で目立たぬように生きてきたのだ。そんなある日、縁談が舞い込む。父からの初めての頼みにクレシダは喜ぶが、相手のシーク・ハリルは経済援助だけが目的の冷血漢だ。結婚後は一切自由などなくなるだろう。その前に一晩だけ冒険がしたくて、クレシダはロンドンの高級クラブを訪れる。まさかそこで、シーク・ハリル本人と情熱的な口づけを交わすとは夢にも思わずに…。 -
プリンセスになる条件【あとがき付き】〈地中海の王子たち Ⅲ〉
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】恋なんてしたことがないミリーの趣味は乗馬だった。今日も愛馬に乗って、高い生垣を飛び越えてちょっと上機嫌だった。愛馬をねぎらっていると、うしろから突然男の声がした。また、叱られるかと思って振り向くと、そこには屋敷に滞在しているマルディビノ公国の皇太子ジャンフェロが立っていた。堅苦しい席が苦手なミリーは会うのを避けていたのに、こんな形で出会うなんて! しかも、彼はなぜか彼女を見つめていた。この方は、もうすぐ姉に結婚を申し込む人なのに!! -
待ちわびた告白〈愛を約束された町III〉
キャロラインは未婚の母。彼女は娘を身ごもったまま、相手の男に捨てられたのだ。以来、町の郵便局長を務めながら、女手ひとつで娘のマギーを育ててきた。娘の父親の名前は、町の誰にも教えていない。小さな町では秘密はあっと言う間に伝わってしまうものなのだ。けれど、そんな彼女に幼なじみのグレイディが本気でアプローチを仕掛けてきた。彼を…愛しているかもしれない。でも、彼を傷つけるかもしれないこの秘密を、打ち明けなくてはいけないの? -
若き乙女の婚礼
「愛など必要ない。私の息子を産めば真犯人を捕まえてやろう」冷淡な領主ユーアンの提案を、若く無力なオリアンは受け入れるしかなかった。断れば叔父殺しの濡れ衣を着せられて、処刑されてしまうかもしれないのだ。しかし愛する人との結婚を夢みていた彼女は、せめて初めての相手は自分で選びたいと、ユーアンの友人に情事を請う。欲望は果たされても枯れることはなく、禁断の逢瀬を重ねてしまうオリアン。そこに領主の密かな罠が仕掛けられていると知らずに…。 -
真実は残酷に【分冊】
父が勤める会社の創業者一族の御曹子チェーザレに、メガンは幼い頃からずっと憧れていた。もう私は21歳なのよ。新年パーティーで想いを伝えると、優しくはあるが断固として拒まれてしまう。彼にとって私は、永久に妹のようなものなんだわ。メガンは恋心を絶つ決心をする。しかし、大学を卒業してロンドンに帰ってきた彼女に、チェーザレは大人になるまで待っていたと言って結婚を申し込んできた。妻になんてなれない――あなたを忘れるために私は…! -
白馬の騎士と偽りの花嫁
結婚式を目前に控え、花嫁姿のミーナは震えていた。これから私は女性に平気で暴力を振るうような男性と結婚する。借金を返すためには仕方ないとわかっていても、怖くてたまらない…。そんな彼女のもとに見覚えのある男性が訪れた。ナサニエル・ブランズウィック――ミーナが働くホテルで会った大富豪だ。事情を知った彼は、ミーナの家に伝わる指輪を譲り受けることを条件に「僕と結婚しないか」と告げてきた。恐怖から逃れたい一心で、ミーナは彼の手を取るが…!? -
いとしき異邦人
キャシーはみじめなソバカス娘。おまけに赤毛でやせっぽち。母亡きあと、医師の父を助けて家事手伝いをするキャシーの小さな世界に、ゴージャスな珍客がやって来たのは半年前。彼の名はウルフ。端正な顔立ちの異国の医師で、世界的名医なのだという。彼にからかわれると心乱れるし、今日は近寄られただけで動揺し、キャシーは手元にあったナイフを彼の手に突き立ててしまった。すると、「君はボクを嫌いなようだから、お仕置きが必要だな」そう言ってキスをされ…。 -
長すぎた試練〈華やかな遺産 I〉
ダーシーの人生は傲慢な父に振り回され続けていた。母はいない。父と離婚して妹だけをつれて出ていってしまったのだ。唯一愛を交わした恋人にも裏切られ、残酷な別れを経験する。…私は誰からも愛されない。そう信じていたが、父が亡くなるとすべてが変わった。まず妹との和解。それから、父は莫大な遺産を大牧場主であり元恋人のカートに信託したのだ。彼の裏切りは今でも許す気にはなれない。けど、身も心も憔悴しきったダーシーは心のどこかで再会を喜んでいて…!? -
紳士じゃなくても
イギリス北部出身のライアンは、最高の肖像画家と言われている。しかし、アンナにとって彼は悪夢のような存在だった。アンナとライアンは貧しい町に住む、若い恋人同士だった。けれど耐えかねて町を逃げ出したアンナはその後、巧妙に生まれを隠し、名を変えてロンドンで成功した。今や上流階級の男性と婚約間近となっている。そんな時、パーティーでライアンに再会したのだ。過去を知る彼に、アンナは脅えた。彼は私をどうしようというの――…? -
大富豪と置き去りの花嫁【分冊】
貧しいウエイトレスだったデイジーは、偶然出会った大富豪のマッテオと契約結婚をした。彼が余命わずかな祖父から会社の経営権を得るための、莫大な報酬と引き換えに提案された結婚だった。2年という約束のはずが、3年もの間ギリシアの小さな町に置き去りにされている。デイジーにはもう限界だった。離婚を切り出した彼女に、マッテオは思いがけない提案をしてきた。「夫婦関係を本物にしよう」いままで私に見向きもしなかった人が、いったい何を言うの――? -
ラプンツェルと小さな天使
アンバーは亡国の王女ということで18歳まで祖母に厳格に育てられていた。大学に行けば窮屈な生活も終わる…そう思っていたのに、祖母はエルソーニア国の皇太子トリスとの婚約話を本人不在で進めていた! いくらハンサムでも愛のない結婚なんて――逃げるのは今しかない。自由を求めロンドンへひとり飛び出す。8年後、アンバーはキャリアを積んで友人たちと会社を立ち上げた。その友人の大事な結婚式にいたのは…あの皇太子!? だが彼はアンバーに気づかず…。 -
夢の先には
看護師のエマはオランダ旅行中、誤って高級車と事故を起こしてしまう。弁償を申しでるが相手の男性ユスティンは、冷たくそっけない。それなのに、心を惹かれてしまうのはなぜ? 再会することはないのに、彼を忘れられない…。そう思っていた旅行の最終日、偶然再会したユスティンの隣には美女がいた。彼には、恋人がいるのね。この恋は忘れるしかないわ…。と思った矢先、帰国した勤務先の病院に、最新技術を伝授する外科医としてユスティンが現れて──!? -
堕落聖女に転生した私、3人の従者たちに抱かれて困ってます
長きにわたる入院生活の末、病院で息を引き取った私は、生前に読んだロマンス小説の中の堕落した聖女、「イベリナ」の体に憑依した。 よりによって近い将来、火あぶりにされて死ぬことになる似非(ルビ:えせ)聖女だなんて……。 そんな最期が訪れるのを、ただ指をくわえて待っているわけにはいかない。 小説の主人公である本物の聖女が現れる前に、主要男性キャラたちとの関係を改善し、未来を変えなければ! それなのに…… 「この体で生き続けたいなら、男性と戯れてごらんなさい」 私……本当にここでやっていけるのかな? -
アドニスの冷たい抱擁〈大富豪の結婚の条件Ⅱ〉【分冊】
アレッサンドラは欧州一ハンサムな大富豪クリスチャン・マルコスにある事実を告げようとしていた。賑わうパーティーのなかでも彼の姿はすぐに見つけられる。少女の頃から密かにギリシア神話の美少年アドニスの名で呼び、崇拝してきたのだから。その彼と私は一夜をともにした。長年の夢がかなったあとで残ったのは大きな試練。今まで誰のことも本気で愛したことがない彼に妊娠したと告白しなければいけない…。高嶺の花に愛された罪か。やがて彼女は追い詰められていく! -
屈辱のウエディングドレス〈クリスマス・ロマンスⅡ〉【分冊】
「あんな男とキスする夢をみるなんて!?」ピクシーが親友の結婚式で出会った億万長者のアポロ。新郎の親友だという彼の印象は、とにかく最悪だった。すっかり忘れていたのに、夢でみるなんてどうかしてる…。貧しい家に生まれ、幼い頃から弟とふたりきりで生きてきたピクシー。慎ましくも平穏な彼女の日々を揺るがしたのは、弟の借金問題だった。そんな時、アポロが彼女の住む町にやって来た。彼は金を払って花嫁を雇うつもりだと語り、なんとピクシーに結婚を申し込んで…!? -
結婚の魔法【分冊】
「結婚してほしいの」ケイトからの突然の申し出にディランは言葉を失った。お屋敷の奥様の孫娘ケイトと、使用人の息子ディラン。出会ってから20年、彼女に頼みごとをされると断ることができなかった。異性としては意識していないのだが、幼なじみの彼女の笑顔のために引き受けてしまう。そのせいで何度痛い目をみたことか…。さすがに結婚は無理だとキッパリ断ろうとしたディランだが、ケイトの切実な思いと、家族からの追い風で、今回もイエスと答えてしまって…。 -
許されない口づけ【分冊】
事故死した夫の葬儀で、サヴァナは夫の一族キリアキス家全員から罵声を浴びせられた。不貞の妻の汚名を着せられ、いたたまれず立ち去ろうとしたサヴァナの前に、大きな影が立ちふさがった。レアンドロス! 亡夫のいとこで一族の総帥である彼もまた、軽蔑をこめ屈辱的な言葉をぶつけてくる。あなたまでそんなことを言うの――あの夜、あんなに熱いキスを交わした私に!? すでに人妻だった私をあれほど激しく揺さぶったあのキスを、あなたはもう忘れてしまったの!? -
海運王とかりそめの新妻【分冊】
ギリシア富豪ドラコンに突然プロポーズされ、ルーシーは驚愕した。かつて町中の女の子が憧れた御曹司…その彼が私を覚えていただけでも信じられないのに、まさか結婚を申し込まれるなんて! 聞けばドラコンの兄が遺した子供のために母親を必要としており、元助産師のルーシーはうってつけなのだという。彼が求めているのは妻ではなく、無償の愛を注ぐナニー…愛のない結婚なんて嫌だけど、家族をもつ夢が叶えられるのなら。ルーシーは秘密を抱え、求婚に応じるが…? -
エメラルドの妖精【分冊】
「僕が必ず君に最高の瞬間を味わわせてあげるよ」激しい口づけのあと、美しい謎の男は甘く囁いた。その言葉はファラから理性を剥ぎ取った! キャリアウーマンのファラは、実は砂漠の国の王女で、顔も知らない隣国の王子と政略結婚する運命だと数日前に知らされた。愛する人との結婚を夢みていたファラは、自分を夢中にさせるこの男がそうであってほしいと強く望んだ。熱い愛撫にファラの欲望が燃える。お願い、今すぐ私を満たして!瞬間、男の目が獣のように光った!! -
愛と喜びの讃歌【分冊】
財政難な孤児院の院長を務めるグエンドリンは、恵まれない子どもたちに、ささやかでも心のこもったクリスマスのお祝いを贈ろうと寄付を募りにクーム・リース伯爵邸を訪れた。5年前に火事で大やけどを顔に負い、不気味な風貌になったと噂される人嫌いで有名な伯爵。グエンドリンは噂どおりの冷酷な彼の態度にもひるまず、やっと説得に成功するが――気づけば館の外は猛烈な吹雪になっていた。グエンドリンは不本意ながら、伯爵と夜を明かすことになってしまい…!? -
千の夜をあなたと【分冊】
「新王への貢ぎ物として、この女を献上する!」族長の昂る声が、宮殿に響き渡った。いったい何が起きているの…考古学者のジニーは、砂漠で馬に乗った男たちにさらわれて今ここにいる。王と呼ばれた男はおもむろに顔を上げ、不敵に笑った。ジニーはその顔に驚愕した。「…あなたはザフィール!」10年前に私を捨てた男が、新しい王ですって!?「貢ぎ物、しかと受け取ったぞ」ザフィールはジニーを抱え上げると、後宮の奥へと連れ込み、荒々しくベッドに押し倒した!! -
眠れぬ夜の情熱〈大富豪の結婚の条件Ⅰ〉【分冊】
「僕が提示する契約に従え。君に拒否権などない」悪魔のような男…ミラノの大富豪ロッコ・モンデッリにオリヴィアは追いつめられていた。ロッコは私のことを金持ちの男性を渡り歩く魔性の女だと決めつけ、彼の祖父をだましたと思っている。身の潔白を訴えてもまったく信じてもらえない。なんて腹立たしいの!! 怒りを露わにするオリヴィア。一方でロッコの鋭い視線に胸の高鳴りを禁じ得ない。女心を揺り動かされながら強引に交わされる危険な契約。その内容とは? -
楽園の忘れ物【分冊】
巨大企業を率いるCEOカヨの手足となって働いてきた秘書ドルー。世界中で起こるトラブルの処理から別れた恋人への贈り物の手配まで、すべてを犠牲にして尽くしてきた。けれど弟を亡くした今、もう高額な治療費も必要ない。自分をあとまわしにするのはこれでおしまい。冷酷なボスへのかなわぬ想いからも自由になろうと退職を申し出る。カヨは有能な秘書の突然の退職に内心あわてる。言葉たくみに南の島へ誘い、彼女を手に入れてひきとめようとたくらんで…!? -
愛を信じないあなた【分冊】
ジョアンが休暇から戻ってくると、勤務先の会社が買収されていた! 突然の事態に、彼女は新社長ホークと初対面から火花を散らして対立してしまう。だがホークは意外にもジョアンを重用し、高い地位に抜擢する。とまどいを感じながらも彼のもとで働くことにしたジョアン。が、それは危険な決断だった。彼は惜しみなくその魅力をふりまき、ジョアンを翻弄するのだ。彼にとっては戯れのキスさえも…。けれど彼は「愛なんてお伽噺だ。信じてない」と言い切って…!? -
億万長者の妻の値段〈大富豪の結婚の条件Ⅲ〉【分冊】
大学時代はエリート学生に囲まれ華やかな青春を送っていたクリオだが、実社会に出てからは挫折の連続だった。せめてビジネス界で成功した男性の妻になれればと婚約したジャクソンには最悪の形で裏切られ、途方に暮れて救いを求めた相手は学生時代の親友のひとり、ステファンだった。彼女のみじめな現状を冷笑しながらも、ステファンは救済の手を差し伸べてくれた。彼の手にすがりついたことが、人生で最悪の選択だとは、そのときクリオは気づきもしなかったのだ! -
億万長者の冷たい求愛【分冊】
「君は僕と結婚するんだ」夫を亡くしたばかりのカサンドラは、義兄ドミニクの言葉に驚愕した。亡き夫の残した遺言に従い私を迎えに来たというのだ。弟を騙し一族の金目当ての浮気女と思っているくせに…。でも結婚を拒めば命よりも大事な娘の親権は奪われてしまう。私はお飾りの妻としてこの愛のない結婚を受け入れるほかないの…? しかし、偽りの結婚式で誓いのキスをかわす彼のまなざしに、憎しみ以上に猛る情熱を感じカサンドラの身体は熱く疼いてしまい――!? -
御曹子のプロポーズ【分冊】
マロリーは化粧品会社の重役を務めるキャリアウーマン。休暇でリスボンを訪れたその日、海で溺れかけた少女を助け、少女の父ラファエルと出会う。彼は名家ダフォンソ家の当主で、見るからに傲慢で威圧的、しかも…信じられないほど美しい。娘の世話役を探していた彼は、マロリーがその役をひき受けることになると、結婚を強要してきた。プロポーズの言葉は「僕の女になれ」――マロリーは言葉を失うが、あまりにも魅力的な彼の申し出を無視することができなくて…? -
家政婦の娘と呼ばれて【分冊】
ミアは両親の仕える屋敷の御曹司カルロスに恋をしていた。ある夜、ケガをした彼を介抱するうち親密な状況に陥ったところをカルロスの母親に目撃され、使用人の娘のくせにとののしられる。故郷を去ったミアは、イベント会社を立ち上げ、充実した日々を送っていた。そこへカルロス一族から仕事の依頼が舞い込む。仕事に私情を持ち込むべきじゃないわ。私はもう大人だし――その考えが完璧な誤りであることを、まもなくミアはいやというほど思い知らされることになった! -
恋人を演じる一夜〈4姉妹の華燭の典 III〉【分冊】
エミーは仕事一筋の社長秘書。あまりにも仕事人間すぎて、社長のバスティアンはちょっとイラついていた。そんな時、彼は彼女がデート・クラブのコンパニオンとして登録されているのを見つけてしまう。しかも、かなりセクシーな女性として…。実は彼女の母親が勝手に写真を使っていたのだ。これを知った彼女は当然にも激怒したが、どうしても断れない客がいると言うので、1回だけならの条件で客とのデートをひき受けた。ところが客に会ってみたら、それはなんと…!! -
再会はほろ苦く【分冊】
兄の結婚式のため8年ぶりに帰った故郷で、兄の親友ケイレブと再会したエヴァ。忘れもしない高校最後のダンスパーティーの夜、純潔を捧げたエヴァの気持ちを知りながら、翌朝他の女性とカリブ海へ旅立った男――証券トレーダーとして名を馳せる今も、数多の美女にかしずかれた享楽的な日々を送っているのだろう…。胸の奥にひりつく痛みを覚え、彼から目をそらしたエヴァは気づかなかった。美しく成長した彼女を捉えたケイレブの瞳が、獲物を狙う獅子のように輝いたのを。 -
シチリア大富豪の誤算【分冊】
亡き双子の姉が代理母出産した子を養うジェマイマのもとに、ある日突然、現れた冷徹無比なイタリア人大富豪ルチアーノ・ヴィターレ――魅惑的な美しい瞳に軽蔑をたたえ、彼は言った。「オレの子供はどこだ? おまえが8か月前に産んだ子だ」なんと姉はジェマイマの名をかたって出産し、契約を無視して姿を消したらしいのだ。ルチアーノの誤解を解けば愛する甥を奪われてしまう…。ジェマイマは母親になりすましシチリアにある彼の屋敷へ同行するのだが…!? -
深海に二人きり【分冊】
カリブ海に沈んだ豪華ヨットをひき上げる依頼を請けた海洋技術者のダイアン。チームの一員オリバーは、女だてらにリーダーを務めるダイアンに驚きを隠さなかったが、やがて彼女の能力を認め、彼女自身に興味を抱くようになる。過去の恋愛にトラウマをもっていたダイアンは新しい恋に踏み出すことができずにいたが、真摯なオリバーにいつしか心開いていく。しかし幸せもつかの間、突然、彼の態度が一変してしまう! やさしかった彼にいったい何が起きたの!? -
シークと純真な秘書【分冊】
「ボス、私を期限付き愛人にしてもらえませんか?」地味でお堅い秘書カイリーが、突然大胆な申し出をしてきた。ラフィクは驚いたが、婚約者に裏切られた彼女に同情し、願いを聞き入れた。残酷な条件つきで。「愛人にするからには僕を満足させてもらおう」ラフィクは砂漠の国の裕福なプリンスで女に不自由はしない。彼を満足させることなんてできるの!? カイリーは彼のなすがまま、快楽のレッスンを施されることに。それは途方もない喜びと苦痛の世界へと彼女を導いた! -
情事の報酬〈ファム・ファタールの息子たち II〉【分冊】
アレクシオの手は、握られただけで抱かれているみたいな気分にさせる――。その日、不運続きのシドニーに奇跡のような出会いが訪れた。パリ行きの飛行機、エコノミー席の隣に、あの世界的に有名な航空会社のCEOアレクシオ・クリスタコスが座ったのだ。しかも彼は飛行機が苦手なシドニーの手をやさしく握ってくれた。アレクシオの熱い体温が、シドニーを甘い妄想へと駆り立てる。地味な私を相手にするはずなんてないのに、彼がいつまでも手を放さないのはなぜ? -
情熱の聖夜と別れの朝〈クリスマス・ロマンスⅠ〉【分冊】
ホリーは吹雪のイブの夜、ヴィドと名乗る男性に窮地を救われ、ひと晩一緒に過ごすことに。「クリスマスなんてなくっていい」そう語る彼から、なぜか目が離せないホリー。いかにも金持ちなあなたと、カフェのウエイトレスの私。共通点なんてないはずなのに、どうして…? そしてヴィドに強く求められた彼女は、ずっと守ってきた純潔を捧げた。翌日、彼の冷たい反応を恐れたホリーは、足早に別荘から立ち去る。まさか自分がヴィドの子を宿しているなど思いもせずに…。 -
トスカーナの魔法【分冊】
10年前、ヘスターはたった1度の出会いで恋に落ちた。ヘスターの母が営む宿に突然の客として現れた、とても魅力的で謎めいた男性――コナー。保育士として働くようになった今、その彼の娘の養育係として採用されるなんて、なんという幸運だろう! コナーも、彼女の働きぶりを快く思ったようだ。彼の瞳には私への愛が宿っている――私の錯覚だろうか。しかし、ヘスターはやがて悟った。彼は私を愛しているわけじゃない。娘の母親を必要としているだけなのだ…。 -
謎めいた秘書【分冊】
アレックスは、ベテランの秘書の代わりにやって来た秘書を迎えながら、妙な胸騒ぎを覚えていた。清潔感あるしっかりまとめられた髪、化粧っ気のないそばかすだらけの顔。見かけばかり気にして仕事にならない秘書を首にしたばかりなので、希望どおりの人材ではあるが何かがひっかかる…。一方臨時秘書のジュリアは自分の正体を彼に気づかれないかとドキドキしていた。変装もしたしきっと大丈夫。アレックスが差し出してくる右手を握り、3週間のふたりの日々が始まった。 -
虹色の誘惑【分冊】
「言いなりで平凡な女」と言われ、恋人に振られたばかりのソフィー。友人の結婚式で、背が高く完璧な容姿の男性クーパーにダンスに誘われ夢心地に。しかし、会話が進むにつれ彼は愛を信じない離婚弁護士で、妻にふさわしい従順な女性を求めていることがわかる。見た目は素敵なのに残念。立ち去ろうとするソフィーを彼は抱きあげ、甘く誘惑する。一夜のアバンチュールなんて私の柄じゃない。でも、これは真面目で退屈な女教師ソフィーから変身するチャンス…!? -
狙われた花嫁【分冊】
幼い娘を抱えたシングルマザーのシェリーは、穏やかで善良なコリンと再婚した。ところがある日突然、夫の上司ソールに、コリンが大金を横領したと告げられる。調べてみると、彼女の貯金もひき出され、自宅は売られていた。コリンの仕業だった。何もかも失ったシェリーは、ベビーバギーをひきずりながら、気づけばソールのもとを訪れていた。彼以外にすがるあてのない惨めさに唇を噛む一方で、なぜかソールの尊大で冷酷な態度に、不思議な安心感を覚えるのだった…。 -
花嫁は金の鳥籠に囚われ〈愛なきウエディングベルⅠ〉【分冊】
婚約者に裏切られ、傷心のままギリシアを訪れたハンナ。ホテルのバーで出会った物憂げな横顔の謎めいた男性に魅了され、抗うこともできずにハンナは情熱の炎に身を投じてしまう。そして翌朝目覚めると、置き手紙を残し彼は消えていた。レオニダス・スタサキス? 彼が有名な大富豪だったなんて! ほどなく妊娠に気づいたハンナは勇気をふりしぼって彼のもとを訪ねるが、返ってきたのは氷の刃のようなプロポーズだった。「これは義務としての結婚だ、愛を夢見るな」