検索結果

  • VIP
    4.2
    「イイコト、しただろう? ふたりで何度も」高級会員制クラブ、BLUE MOONでマネージャーとして勤める柚木和孝には、雨の日になると必ず思い出してしまう男がいた。久遠彰允だ。久遠は17歳の家出少年だった和孝を拾い、男の味を教えたのだ。だが、久遠がヤクザであることを知ったとき、和孝は久遠のもとから逃げ出した……。そんな和孝の前に、より魅力的になった久遠が現れて!?
  • モンテ・クリスト伯 1
    4.2
    二百年の長い間、世界各国で圧倒的な人気をあつめてきた『巌窟王』の完訳。全7冊のうち第1冊。

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  • モンテ・クリスト伯爵
    完結
    4.7
    今なお色褪せない、アレクサンドル・デュマ・ペールの名作を鮮やかな筆致でコミカライズ!世界一豪華絢爛な復讐譚ここに誕生!!
  • VIPセカンドシーズン 全11冊合本版 【電子特典付き】
    5.0
    大人気BL「VIP」シリーズ待望のセカンドシーズン合本です。全11冊が1冊に! 「兆候」初回限定SS/「兆候」初回記念コミックなど特典付き! 〇収録作品 VIP 兆候 【電子特典付き】 VIP 熾火 【電子特典付き】 VIP 溺愛 【電子特典付き】 VIP 渇望 【電子特典付き】 VIP 抱擁 【電子特典付き】 VIP 流星 【電子特典付き】 VIP 接吻 【電子特典付き】 VIP 宿命 【電子特典付き】 VIP 熱情 【電子特典付き】 VIP 祈り 【電子特典付き】 VIP 番外編 桎梏 【電子特典付き】
  • カデンツァ 1 ~青の軌跡〈番外編〉~
    4.3
    ジュール=ヴェルヌの帰還後、傭兵に戻った三四郎の元に要人警護の依頼が舞い込む。依頼主はアーイシャ。以前少しだけ関わった植物学者だ。気弱で臆病な少年だった彼は見違えるような青年に成長し、テロリストに狙われているにもかかわらず、楽しげに三四郎を引っ張り回す。戸惑いながらも付き合っていた三四郎だが、ついに事件は起こって――。『タイトロープ ダンサー5』後の三四郎と、船上でのカイを描いた「それから。」も同時掲載。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • ウサ耳おっさん剣士は狼王子の求婚から逃げられない!
    5.0
    最弱の種族と名高い兎獣人として、ひっそりと生きてきたスノゥ。しかしなぜか、国を救う勇者一行の一員として選ばれた挙句、強引かつ獰猛な王子・ノクトに引きずり込まれ、旅に出ることに。旅の中では、最悪に見えていたノクトの意外な優しさを感じ意外にも順風満帆――と思っていたところ、スノゥは、ノクトが一人で自身を慰めているのに出くわしてしまう。ついつい出来心と年上としての優しさからノクトの『手伝い』をしてやった結果、なぜかプロポーズにまで行きついて!?「どこの世界に男と結婚する王子様がいる!」「ここにいる!」スパダリで愛の重たい狼獣人×無頼だけどお人好し兎獣人の極上ファンタジーBLここに開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
  • タイトロープ ダンサー
    5.0
    宇宙を航行中の惑星探査船ジュール=ヴェルヌは、漂流船を発見する。クルーの三四郎とカイが、内部の探索を開始するが、謎のメッセージを残し、漂流船は爆発してしまう。疑念を抱きつつも、日常の仕事に戻るクルー達。そんな中、三四郎はただ一人、不審な動きをとりはじめる……。謎のメッセージは何を意味するのか。ジュール=ヴェルヌに最大の危機が訪れようとしていた!! 『青の軌跡』シリーズ第9弾!!
  • クリスタル・クラウン〈上〉
    5.0
    惑星探査船に搭乗している傭兵あがりの武官・三四郎と美貌の文官・カイは、性格が合わないながらも、さまざまな事件によって、心を近づけつつあった。だが今、二人の内心は穏やかではなかった。前回の事件の欠員補充に複数の人間が乗り込んできたのである。予定にない行動を嫌うカイと面倒事が嫌いな三四郎は苛立ちを感じていた。しかし、そんな二人の前に現れたのは、とんでもない人物で――!? 『青の軌跡』シリーズ第4弾!!
  • 王妃の首飾り(上)
    -
    落ちぶれ貴族のジャンヌ・ド・ラ・モット伯爵夫人は、ルイ16世の宮廷に出入りするという野望を胸に抱いていたが、ふとしたきっかけから王妃マリー=アントワネットと顔なじみになり、足がかりを得る。王妃のお気に入りの美女アンドレは、恩義を感じる海軍軍人シャルニー伯に恋心を覚えたが、シャルニー伯のお目当ては王妃だった。アンドレの兄フィリップも王妃に気があった。王妃は次々と画策される陰謀にまどわされる。王はあるとき王妃の行動を疑ったことを恥じ、お詫びに高価な首飾りを贈ろうとするが王妃は受け取らず、首飾りは宙に浮く。カリオストロ伯は陰謀を企む謎の人物だ。彼は王妃に関する醜聞を広めようと、王妃と瓜二つの容貌を持つ、オリヴァという無名の女を利用して、有名なサロンに行かせて錯乱を起こさせたり、オペラ座の舞踏会に行かせて、王妃としての品位を傷つけるように仕向けたりした。
  • ハーバードで恋をしよう 全4冊合本版 【電子特典付き】
    5.0
    ハーバード・ビジネススクールを舞台に金髪碧眼のイギリス貴族×やんちゃな日本人留学生の恋物語。 スーパーエリートたちに囲まれて、仁志起の目眩く濃密な日々が始まった! 【収録作品】 『ハーバードで恋をしよう』 『ハーバードで恋をしよう レジェンド・サマー』 『ハーバードで恋をしよう テイク・マイラブ』 『3泊4日の恋人』 ◆電子書籍には特典として各巻のカバーイラストを収録。
  • カタルシス・スペル
    4.5
    惑星探査船ジュール=ヴェルヌのクルーである傭兵あがりの武官・三四郎と美貌の文官・カイは、最高の相性と認められたバディ。船の暴走を食いとめ、穏やかな日常にもどるかと思われた矢先、三四郎とカイが取った解決策が連邦の上層部の目にとまり、船は視察を受けることになる。だが、訪れた視察団は突如反乱を起こし、三四郎は拘束されてしまう。カイは三四郎の助命と引き換えに加担することを求められるが――!?
  • 青の軌跡 (上)
    4.3
    新惑星Σ―23を目指す惑星探査船のクルーとなった傭兵あがりの三四郎は、当直のその日、コールドスリープから目覚める。  長い歳月を要するこの航海は、コンピュータにより精神面はもちろん身体の相性も最高と判断された武官と文官の組み合わせ“バディ”達によって運行される。しかし、三四郎の相手として現れた人物は、万華鏡の瞳をもつ月生まれの美しい男だったのだ。  驚きも束の間、二人を乗せた船が、突然軌道を外れ始め――!?
  • バロック・パール
    4.7
    騒乱の収まった船内で、事後処理の点検中、思わぬ事故によって、カイは意識を失ってしまう。数日後、ジュール=ヴェルヌのクルー達が見守るなか、目覚めたカイは記憶退行を起こしていた。現れた人格は十三歳の時のカイ、『イシス』だったのだ。彼は普段の禁欲的で頑固なカイとは違い、天真爛漫なエピキュリアンであり、周囲を混乱させる。三四郎はこの対照的な『カイ』と『イシス』への思いに苦しみ、悩み、そして、ある選択をするが……。
  • ファントム ペイン
    4.7
    カイが『月人』としての能力を解放しつつあることに気がついた近衛凱は、苦渋の結論を下す。三四郎ではカイを救えない。カイは三四郎から離れなければならない。凱は、バディシステムの解除をクルーに提案する。しかし、些細な出来事からカイは自分の記憶の空白期間について知ってしまう。そして、『イシス』として記憶退行を起こしていたことに気づいたカイは――!? 『青の軌跡』シリーズ第8弾!!
  • ペルソナ ノングラータ
    5.0
    惑星探査船のクルーは、ツアルノルテ共和国の領空通過申請を行おうとしていた。ところが、相手は直接会談を要求してくる。不審に思うクルーを残し、連邦職員である凱が一人で会談に向かう。うまくいくかに思われた会談だったが、戻ってきたシャトルの中に、凱の姿はなかった――。消えた凱をきっかけに大きな事件が起ころうとしていた。さまざまな謎が明かされる中、激しい戦闘でカイが得たものとは!? 『青の軌跡』シリーズ第7弾!!
  • 赤い館の騎士…マリー・アントワネットを救え(上)
    -
    フランス革命が一つのピークに達っした1793年、国王ルイ16世はすでに処刑され、王妃マリー・アントワネットは獄中の身となる。穏健派「ジロンド党」と過激派「山岳党」の覇権あらそいが革命政府の内部で激しさをくわえるなか、反革命の王党派にとっては「マリー・アントワネットを救え」は至上の使命だった。

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  • 悪魔法王の祓魔師―暗殺者は神父さま!?―
    -
    聖霊の働きにより新法王に選ばれたのは、天使の姿を持つ十七歳の少年アレスターだった! その正体が悪魔だと気付いた凄腕の祓魔師ゼクシアは、法王暗殺を計画するが失敗。その上、ゼクシア憧れの亡き聖女と魔王の息子だと名乗るアレスターに気に入られ、悪魔相手に共闘することになってしまい――!?
  • <雨の音洲>秘聞 闇燈籠心中 桜の章
    -
    帝につながる名家、鴉家に生まれた吹雪王と桜姫は、父母を同じくする兄妹でありながら密かに愛し合っていた。それは当然のことながら禁忌とされていた。桜姫はやがて東宮妃として入内、吹雪王は出家する。二人の運命はこのときから妨げられ、鴉家の運命も変わっていく。入内後も東宮を拒みつづける桜姫の周辺には、たびたび不審な鬼が出没し、ついにある夜、東宮御所は炎に包まれた……。※あとがきは収録されていません。
  • アントニー 5幕散文ドラマ
    -
    アレクサンドル・デュマの最も一般的な略歴は以下である。 1802年フランスのヴィレール・コトレ生まれ。 19世紀フランスを代表する作家の一人。幼少よりラテン語、古典文学を学び、17歳で『ハムレット』を観て劇作家を目指す。20歳でパリに出た後、『アンリ三世とその宮廷』、『クリスティーヌ』の大成功によって劇作家としての地位を得る。その後も数多くの劇作を発表し続けるが、フランス・ロマン派の影響を受け、徐々に歴史小説に移行する。1844年、「ル・シエークル」誌に連載された『三銃士』が爆発的な人気を得た他、『王妃の首飾り』、『黒いチューリップ』などの大作を世に送り出す一方で、革命に積極的に参加するなど当時のフランス国内に多くの影響を与えた。晩年はフランス、ベルギー、ドイツ、オーストリアなどを転々としながら創作活動を続け、1870年、ピュイの別荘にて死去。 主な作品は、『三銃士』、『二十年後』、『モンテ・クリスト伯』、『王妃マルゴ』、『王妃の首飾り』、『黒いチューリップ』など多数。 もちろん、フランス文学史がロマン主義を避けて通ることができないかぎり、デュマに触れないわけにはいかないが、ヴィクトル・ユゴー、アルフレッド・ド・ミュッセ、アルフレッド・ド・ウ゛ィニーなどと比較すると、デュマは明らかに挿話的な扱いしか受けないのが普通である。しかし、2002年11月、ついにアレクサンドル・デュマの亡骸が国葬としてパリのパンテオンに移され、国民作家の列に加わったのだ。  一般に日本でのフランス・ロマン主義の研究は手薄だが、なかでもアレクサンドル・デュマについての研究は皆無に等しい。デュマと言えば『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』といった大衆娯楽作品の印象が強く、また数知れない代作者を使ったという理由で悪名も高い。また、その作品の全体について正確な総数すらわからないほどのいわば濫作者であったからよけいに始末が悪いのかもしれない。いったいどれだけ作品を出版したのだろうか。 カルマン・レヴィー出版社が1902年に出したアレクサンドル・デュマ作品総カタログによる作品分類は以下の如くであった。1)歴史小説および歴史研究128作品218冊。2)個人伝41作品、64冊。3)回想録、閑談9作品、11冊。4)少年少女物語5作品、6冊。5)旅行記18作品、35冊。6)戯曲66作品25冊。以上合計271作品、359冊(若干数の作品は重複の可能性がある)。シャルル・グリネルの『アレクサンドル・デュマとその作品』ではカルマン・レヴィー版全集で298作品142巻という数字を出している。Webサイトで検索すると688作品がリストされていて、270作品とか289作品とかをはるかに超えた多作家であることは間違いがない。ジャンルも小説、伝記、回想録、おとぎ話、旅行記そして戯曲と多彩である。 ≪Elle me resistait, je l’ai assassinee!....≫ 「俺を拒んだ、だから殺したのだ!」 有名なこの幕切れの台詞と共に、愛人アデルを殺した暗い目付きの主人公アントニーは、1831年以後しばらくの間フランスの若い世代を席巻した。1831年5月3日ポルト・サン・マルタン座で初演された『アントニー』は、当時の上演事情から見ると異例としか言いようのないほどの連続上演記録を作った。「このドラマはパリで連続131回上演された。内訳はポルト・サン・マルタン座で100回、オデオン座で30回、イタリアン座で1回である。そればかりか、またフランス中で巡回公演され、その年1831年は非難ごうごうであったが、1833年から1837年までは大成功を収めた。 今日のわれわれから見るといささか大時代なこの姦通劇が、どのように着想され、どうしてこのような熱狂的な反響をもたらしたのであろうか。
  • アンリ三世とその宮廷
    -
    一般に日本でのフランス・ロマン主義の研究は手薄だが、なかでもアレクサンドル・デュマについての研究は皆無に等しい。デュマと言えば『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』といった大衆娯楽作品の印象が強く、また数知れない代作者を使ったという理由で悪名も高い。また、その作品の全体について正確な総数すらわからないほどのいわば濫作者であったからよけいに始末が悪いのかもしれない。いったいどれだけ作品を出版したのだろうか。 カルマン・レヴィー出版社が1920年に出したアレクサンドル・デュマ作品総カタログによる作品分類は以下の如くであった。 (1)歴史小説および歴史研究128作品218冊 (2)小説、短編、個人伝 41作品、64冊 (3)回想録、閑談九作品、11冊 (4)少年少女物語五作品、6冊 (5)旅行記十八作品、35冊 (6)戯曲66作品25冊。以上合計271作品、359冊 アレクサンドル・デュマ協会のウェブサイトでは325作品がリストされている。また、個人のデュマ愛好家が作っているサイトによれば、すべての作品を取り混ぜて688作品としている。 「誰もが皆デュマの話は聞いたことがあるし、彼の作品の何冊かは読んだことはあるが、彼の才能の大きさを意識している人はごく少ない。『アンリ三世』から一夜明けた日の彼の栄光はたくさんの妬み屋のしつこい中傷をひき起した。彼らの言を信じれば、デュマは先人を剽窃し、代作者たちに自分の作品を書かせた無知無学の人間ということになるだろう」(フェルナンド・バッサン) 「『アンリ3世とその宮廷』を研究した人間はデュマの公式が一挙に分かる。彼はまことに多様な戯曲を書く。ところが本質的なものは最初の戯曲『アンリ三世』にある。つまり、民衆的な登場人物、地方色、変化、アクション、情念があるのだ。」(イポリット・パリゴー)この戯曲は、デュマ最初の本格的な五幕散文ドラマであり、スタンダールの理想の実現でもあり、ヴィクトル・ユゴーの『エルナニ』に先立つこと1年、ロマン主義演劇の最初の勝利を獲得した記念碑的作品でもある。 時は1578年7月20日のことである。フランス国王アンリ3世の母、フィレンツェから亡き国王アンリ2世に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスと占星術師ルッジェリは、アンリ3世の寵臣サン=メグランがギーズ公爵の夫人に恋い焦がれていることを利用して、サン=メグランとギーズ公爵の両方から気弱な国王への影響力をそごうと画策する。カトリックとユグノーの殺し合いの宗教戦争の只中で、後にアンリ4世になるナヴァール王アンリを加えて3アンリの戦いと言われる時代である。ルッジェリは眠り薬で眠らせたギーズ公爵夫人とサン=メグランを引きあわせて二人が両思いであることを悟らせる。 新教徒に対抗するカトリック同盟の盟主に自らなって、次期国王の座も狙おうとするアンリ・ド・ギーズのカトリック同盟に盟主の任命という性急な要求に、ブロワの三部会まで待てと諭すアンリ三世。事態は切迫していると反論するギーズ公。甲冑で登場したギーズ公が弾丸が飛んで来ても正面で受けてみせようと豪語するのを、サン=メグランが吹き矢筒でボンボンを命中させる。怒りに燃える両者の間で決闘が決まる。 怒りに任せたギーズ公爵は鉄の籠手で青癒ができるほど夫人の腕を締め上げ、無理強いにサン=メグラン伯爵をギーズの館におびき出す偽手紙を口述させる。 一方、宮廷ではカトリック同盟の盟主の任命決議に入り、「余の権威において余自身を盟主と宣言する」と自ら盟主になることを宣言したアンリ3世。ギーズ公爵はカトリーヌ・ド・メディシスに何事か訴えようとするが、アンリは早く署名せよとダメ押しをする。第1の企みは失敗に終った、埋合せはつけてやる、憤怒のなかで署名するギーズ公の前で会議の閉会が告げられる。 半信半疑でギーズ公爵夫人の元に忍んできたサン=メグラン伯爵は来ないようにと祈る夫人の声を手がかりに部屋までたどり着く。危機一髪で部屋から逃げ出したサン=メグランは待ち伏せした手のものに暗殺される。公爵が最後の台詞を吐く。「よし!さあ、家来の始末はつけた、今度は主人の番だ!」 劇場が興奮のるつぼであった。臨席していたオルレアン公爵は名前も知らない自分の使用人が詩人として聖別されるのをきいたのである。こうしてアレクサンドル・デュマはフランス演劇史にみずからの名前を深く刻んだのである。
  • イリーガル・ラヴ 特別版
    値引きあり
    3.4
    1~2巻539~770円 (税込)
    イリーガルスパイとして専門の教育を受け、商社マンの肩書きで潜入捜査の任につく公安外事課捜査員の久遠寺逸人は、邦人拉致の情報を受け、シチリアに降り立った。マフィアの情報収集のため地元の名士・アルフレードに接触を試みる久遠寺。しかしアルフレードは紳士的な話術でエスコートしながらも、協力の報酬としてその身を求めてきて――。美しい豊穣の地に潜む闇、マフィア。図らずも彼らと対峙することになった久遠寺の運命は? 紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされた限定SSを完全収録した特別版!

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  • イリーガル・キス
    値引きあり
    2.7
    1~2巻539~770円 (税込)
    天涯孤独の大学生・加瀬悠麻の夢は、シチリアに建つホテル・パレルモで働くこと。由緒ある古城ホテルは亡き両親の思い出の場所だけに、特別な思い入れがある。美しい街、親切な人々――しかしうっかり夜の屋外で一人になってしまった悠麻は、危ないところをホテル・パレルモのオーナー・リナルドに助けられる。美貌の紳士に貴族的にもてなされ、夢見心地の悠麻。だが幸せの記憶を胸に帰国を決めた直後、見てはいけない儀式を目撃し…。
  • 王妃マルゴ(上)
    -
    舞台はフランス・ルネサンスの一見はなやかな時代。だが新旧の宗教の対立はきわだち、聖バルテルミーの大虐殺で対立はクライマックスを迎える。シャルル9世は君主ではあったが、母親のカトリーヌ・ド・メディシスは隠然たる力をもち、シャルルの弟たちもそれぞれが次期の王位を狙っていた。こうしたなかでシャルルの妹マルゴはプロテスタント勢力の旗頭ナヴァール王アンリと政略結婚をさせられる。だがマルゴは披露宴の席で元恋人のギーズ公からなにごとかささやかれると「今夜、いつものように」という言葉をラテン語であたえるのだった。

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  • 大ヱ都ものもふ捜査網 傾城妖狐之冷徹の段!1
    -
    透ける雪の肌に切れ長の瞳の美青年。ヱ都で人気の〈ものもふ座〉の看板役者・古今夜七之助は、その美貌で多くの民を虜にしていた。だがその正体は九尾の狐。さらに、悪道に堕ちた物の怪狩りを、とある理由から裏将軍に命じられた隠密同心だった!! どんなに冷たくあしらっても妙に懐いてくる、同一座きっての美丈夫・十十朗(正体は犬神!)を相棒に、表と裏の顔を持つ七之助がヱ都を斬る!!
  • 大阪城淀及治長恋後日譚遺恨姫櫓
    2.0
    あらすじ 桃山時代の大阪。豊臣秀吉は大阪城を築城した。淀川に浮かぶ大阪城、その郭の一角に男子禁制の姫櫓があった。 第一幕 大阪城下、森之宮神社近くにある西蔵の居酒屋の内部。人夫たちが淀川から上がる奇怪な水死体の噂をしているなか、大阪に出てきたばかりの若武者立原日之介が親友の住吉時之介に宛てた手紙を書いている。人夫たちが時之介を孤児呼ばわりしたことに腹をたてた日之介が、彼らと一戦交えているところに偶然来た大野治長が助太刀して両者を引き分ける。 第二幕 関白殿下の入城にあたり、城下でその準備が行われている最中、またもや二人の土左衛門が打ち上げられた。淀君は城下にいた陰陽師を呼んで占いをさせると、太政大臣の丸川安之丞の三日後の死を予言する。時之介には日之介がその土左衛門の一人だと言う。さらに、淀君には日之介を殺させた犯人だと暴露する。日之介が血で真犯人の名を書いた書付は時之介に渡した。それを脅しのタネに、治長は太政大臣になって淀君と二人で天下を治める野心を実現したいのだ。 第三幕  第一景 大阪城は開門の時刻を迎えてもまだ閉じたままである。そこに侍を従えた治長が登場して丸川安之丞の身柄を拘束する命令書を読み上げる。潔く縄につく丸山の高潔さに打たれる治長が今度は捕縛される番であった。  第二景 治長が牢屋に縛られている。勝利を味わうために淀君が見にくる。治長は淀君に最後に昔話を聞くことを所望する。秘密の話をした治長は牢屋を出て関白の次の位にまで上り詰めることに成功する。 第四幕 時之介に固執する淀君に対して、治長は最後の賭けに出る。姫櫓で関白の目を盗んで逢い引きをしてくれれば、手紙を返して淀君の不安のタネを取り除こうと約束する。淀君は手下に命じて忍び込んでくる男を殺せと命じる。一方、治長は淀君の失脚を望んで前川に命じて姫櫓にいるすべてのものの逮捕を命じる。 第五幕 姫櫓で淀君は逢引に来る者の殺害を命じていると、その治長が入り口ではなく窓から侵入してきた。治長が淀君に時之介が自分たちの子どもであることを告げると淀君は狂乱する。
  • カリギュラ
    -
    『カリギュラ』はアレクサンドル・デュマが1837年にコメディー・フランセーズで初演したプロローグ付きの五幕韻文悲劇である。デュマは劇作家として一世を風靡したが、古代ローマの退廃とキリスト教の普及を対比した皇帝カリギュラを取り上げたのは当時、大きな反響を呼んだ。後にアルベール・カミュが同じ題材で書くことを思うと極めて先駆的な作品であったと思われる。
  • カリフォルニアのジル・ブラス
    -
    サッター大尉の蒸気水車で、おそらく世界の様相を一変させるであろう数個の金の粒が飛び散ってから三年が経過しました。カリフォルニアは今日、あらゆる国から二十万人の移民を受け入れ、世界で最も美しく最も大きな湾の近くの太平洋沿岸に、ロンドンやパリに対抗する役割を果たす運命にある都市を建設した。 そうこうしている間に、スエズ鉄道のおかげ、ニカラグアの運河のおかげで、私たちは十年以内に、三カ月で世界一周ができることになる。友よ、それがカリフォルニアに関するこの本は絶対に印刷する価値があると私が信じている主たる理由です。           アレクサンドル・ デュマ。
  • 岩くつ王
    -
    船乗りのダンテスは友人に裏切られ、ろうやに閉じ込められてしまう。しかし14年後、決死の脱獄。財宝を手に入れ、正義と復讐のための冒険が始まるが……!? スリリングな展開の末に待つ、大きな感動。さくさく読める世界名作シリーズ第20弾。
  • Char@ VOL.70
    NEW
    -
    Charaレーベルより、ボーイズラブ・アンソロジー『Char@(キャラット)』最新号が登場!!  第70号となる今回は、Charaコミックス4月新刊の番外編3本を収録★ >>収録作品<< ●番外編 坂井ヤスト「俺じゃないとダメでしょ?」 つし子「硝子の家でおはようを」 鷹丘モトナリ「教え子の宮澤くんは待ってくれない」 ●クライマックス!! ドンドン「夢で逢えたら覚悟して」 春之「保健室の小松先生が誰にでもやさしい理由」 のきようこ「消えない小鳥はうそをつく」 彩月ユリィ「はじめてはぜんぶキミがいい」 ●人気連載 松吉アコ「これだから童貞は!!」 しのだ楚芭「ラブコメは描けない不器用な僕ら」 げそたると「カンコウのツトメ!」 全10作品
  • キーンまたは狂気と天才
    -
    アレクサンドル・デュマの『キーンまたは狂気と天才』(1836年初演)の翻訳。サルトルが翻案した『キーン』(1953年初演)はすでに翻訳があるが、原作のデュマ版はこれが初訳である。当時のフランスのロマン派演劇の俳優フレデリック・ルメートルがイギリスの伝説的名優キーンの1833年の死にさいしてキーン自身を演じたいと願い、デュマが完成したのが本作品。イギリス皇太子の友人でデンマーク大使夫人を愛するキーン。舞台上でロミオとジュリエットを演じていたキーンは、伯爵の桟敷にいるエレナとプリンスの姿を認め、財産目当てで女優志願のアンナとの強制結婚を目論む悪徳貴族ロード・ミーウィルを罵倒しながら、舞台上で気絶する。さて、キーンの最後はどうなるだろうか。
  • 銀獣と碧の守護者
    3.4
    騎士団の精鋭部隊・神獣隊への入隊を切望していたシュペリは自身の片腕となる神獣を探し求め、ついに伝説の銀獣・タナトスと出逢う。契約を交わすべく近づくとタナトスは急に人間に姿を変え、体液を求めてきて…!?
  • 黒いチューリップ
    -
    ルイ14世によって引き起こされたオランダ戦争の渦中、オランダ国内は政治的党派の争いも過熱していた。その一方で、ハルレムの町は「黒いチューリップ」を作り上げた者に10万フロリンの巨額の懸賞金を出すというイベントを企画する。資産家の息子で根っからの園芸好きのコルネリウスは、全力をあげて品種改良に取り組む。だが隣家には、コルネリウスに対抗心と嫉妬の炎を燃やす園芸家ボクステルの目があった。彼はコルネリウスが当時の政治リーダーの叔父から重要書類を託されたらしいのを目撃する。

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  • 黒猫は蜜月に啼く ~ドラゴンギルド~
    4.0
    育ての親が生涯を賭して遺した結社・ドラゴンギルド。その筆頭執事となった黒猫族の末裔・リーゼは、仕事の最中、性に奔放で手を焼いていた風竜・サリバンの血を浴びてしまう。猛毒とされる竜の血を浴びて助かる方法は、竜の精液を体内に取り込むことだけ。望まぬ性交を強いられたリーゼだったが、サリバンはなぜか情熱的に体を求めてきて、何度も絶頂を味わわされる。そのうえ、困ったことにその日から執拗に執着し、束縛してきて…。孤高の風竜×最後の猫の溺愛執着物語!
  • 幻獣王の心臓
    -
    十七歳の西園寺颯介は、右目が青で左目が緑というオッドアイの持ち主。「この世のあらゆる正邪を見破る」とされる特別な眼に惹かれ、人外の者が颯介に襲いかかる。そのときバケモノを蹴散らして現れたのは、一頭の美しい白虎。「彼」は十年前、颯介に奪われた自分の心臓を「今こそ返せ」と詰め寄るのだが……。変幻自在の幻獣王と、不可抗力でその相棒に据えられた男子高校生。相性最悪の退魔コンビ、ここに誕生!
  • 幻獣王の心臓 全3冊合本版
    -
    十七歳の西園寺颯介は、右目が青で左目が緑というオッドアイの持ち主。「この世のあらゆる正邪を見破る」とされる特別な眼に惹かれ、人外の者が颯介に襲いかかる。そのときバケモノを蹴散らして現れたのは、一頭の美しい白虎。「彼」は十年前、颯介に奪われた自分の心臓を「今こそ返せ」と詰め寄るのだが……。相性最悪の退魔コンビ、ここに誕生! シリーズ3作品を収録した合本版。
  • 恋する回路
    3.9
    営業の西荻に敵視されているデザイナーの田辺。ある日、西荻の失恋についての書き込みを見てしまった田辺は、普段のクールさとは違う一面をさらす西荻の不器用さが次第に可愛いと思えてきて…!?
  • 紅炎竜と密約の執事 ~ドラゴンギルド~
    3.8
    奴隷同然に扱われていたアナベルを強引に屋敷から連れ出したのは、絶滅寸前と言われている竜族の火竜だった。意味もわからず求められる日々の中、自身の持つ鍵が彼ら竜族の誇りに関わるものだと知り…!?
  • 後宮炎恋伝~鳳凰と偽りの侍従~【特別版】(イラスト付き)
    3.0
    【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】 女帝が治める辛国。隠れて義賊をしている貴族嫌いの朱夏は、謎の男から「後宮に忍び込み玉璽を盗み出せ」と脅されてしまう。 育ての親を人質に取られ、仕方なく男だらけの後宮へ下働きとして潜入。そこで剛健な美丈夫で、正室の武炎と出会う。 実は、女帝は彼の実母で、豊かな国を目指す彼女の右腕となり政の采配を振るう武炎から、なぜか気に入られる朱夏。 困っているところを助けてもらったり、構われまくったりした挙げ句、「俺の侍従になれ」と熱烈に口説かれてしまい!?  頼れる兄貴肌の貴人×訳アリ侍従の豪華絢爛、中華後宮ロマネスク!
  • 今宵、天狗は花印に契る【電子特別版】
    値引きあり
    4.3
    元人間の那智は、次期頭領と目される優秀で男らしい蘇芳に憧れていた。いつもは不愛想な蘇芳が、那智と二人のときは優しい表情を見せてくれて、何故か那智の胸は高鳴る。しかし蘇芳を差し置いて落ちこぼれの那智が天狗の頭領に選ばれてしまい!? 蘇芳は那智の後見人となり「頭領を支える」と宣言するが、蘇芳から頭領の座を奪ってしまったと那智は思い悩む。さらに悩ましいことに、頭領は神通力の反動を抑えるため、「刻印者」と呼ばれる契る相手を選ばなくてはいけなくて…!? 【電子特別版】長朔みかげ先生書き下ろしの後日談ショートストーリーを電子版だけに特別収録!
  • コリコロ 上巻
    -
    『三銃士』、『モンテ・クリスト伯』、『アンリ三世とその宮廷』など、フランスを代表する大作家アレクサンドル・デュマのイタリア三部作最終巻ナポリ編『コリコロ』の全訳上巻である。『コリコロ』は、『スペロナーレ』(シチリア)と『キャプテン・アレーナ』(エオリア諸島とカラブリア)を時系列的に継承しながら、当時ロンドンとパリに次ぐヨーロッパで三番目の大都市であったナポリで『旅の印象』を締めくくった。全体が四十八章という三部作の中でも最大のボリュームで、この翻訳も上下二巻の上巻にあたる。
  • 三銃士 上
    4.5
    国王に忠誠を誓うフランスの若き騎士ダルタニャンは、策略をめぐらし、剣をふるって、枢機卿の陰謀にたちむかう。3人の騎士との厚い友情が生き生きと描かれたデュマの傑作。[解説 木坂涼]

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  • 三銃士
    5.0
    銃士になることを夢見て、パリにやって来た、ダルタニャン。しかし、フランス王宮では、国王ルイ13世をおとしいれる陰謀が企てられていた……。最強の仲間・三銃士と共に、正義のための熱い戦いが始まる! さくさく読める世界名作シリーズ第22弾。
  • 三銃士 上
    3.8
    時は17世紀のパリ。ルイ13世の治世。花の都で一旗あげようと、意気揚々と希望に燃えて上京してきた青年剣士ダルタニャン。3人の銃士、アトス、ポルトス、アラミスにひょんな行き違いから決闘を申し込まれるが……。固い友情で結ばれた4人の男が、悪玉リシュリユー枢機卿らの企みに挑む! 手に汗握る冒険活劇の名作を、躍動感溢れる名訳で贈る。
  • 三銃士
    完結
    4.0
    長年愛され続ける名作『三銃士』を漫画化。ダルタニヤンと三銃士たちの勇気と友情の大切さを、迫力ある漫画で生き生きと伝える。決闘などの戦いのシーンは、スピード感あふれる絵とコマ割りで、あたかもアニメを見ているような感覚で楽しむことができる。
  • 三銃士(上)
    -
    フランスのリシュリュー時代を舞台に、アトス、ポルトス、アラミスの三銃士と堅い友情で結ばれたダルタニャンとが、陰謀と権謀術数の渦巻くなかを泳ぎ渡ってゆく痛快、汗握るデュマならではの冒険活劇。スリルと波乱、雄大なスケールで、決して読者をあきさせない最高級のエンターテイメント!

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  • 三銃士 王妃の首かざりを追いかけろ!
    値引きあり
    -
    あこがれのパリに出てきたばかりの貧乏貴族の少年ダルタニアン。国王陛下につかえる銃士の仲間入りをするはずが、いきなり3人の強そうな銃士と決闘をすることになって!? わくわくの冒険いっぱいのつばさ版三銃士!【小学中級から ★★】
  • 三銃士 上中下合本版
    -
    時は17世紀のパリ。ルイ13世の治世。花の都で一旗あげようと希望に燃え、意気揚々と上京してきた青年剣士ダルタニャン。3人の銃士、アトス、ポルトス、アラミスにひょんな行き違いから決闘を申し込まれるが……。固い友情で結ばれた4人の男が、悪玉リシュリユー枢機卿らの企みに挑む! あわや身の破滅かと思われた王妃の危機、謎の妖女ミラディーの陰謀――。フランスとイギリスをまたにかけ、ダルタニャンと三銃士が縦横無尽に駆け巡る! 恋と冒険に彩られた、生き生きと躍動する義侠心に満ちた男たちの物語! 読み継がれるのには訳がある。本当に面白い冒険物語が合本版で登場!
  • 3泊4日の恋人 【電子特典付き】
    3.7
    【電子書籍には特典としてカバーイラストを収録】 天涯孤独の矢野旭は学費を稼ぐため、自身を売る仕事をしていた。ある日、高額報酬と引きかえに「ある男を一晩楽しませる」という接待の依頼を受け、指示どおり高級ホテルの部屋でターゲットを待ち構えていたが――現れたのは、若く美しいドイツ人男性だった。フランツと名乗るその男とのミッションを完遂できなかった旭は、四日間に及ぶ彼の日本滞在中、リベンジを兼ねてとことん奉仕すると申し出るが……!?
  • 邪道(1) ~囁声のない帝国~【電子特典付き】
    値引きあり
    4.4
    【電子版特典マンガ付き】 天界・南領の少年元帥・アシュレイは幼なじみであり、守護主天として天界の頂点の任を負うティアランディアが ある時から態度が変わってしまったことが辛く、無軌道な行動が目立つようになった。 父であるアシュラ王に七人目の副官・アランを与えられるが アランはアシュレイの乱暴な態度の裏に隠された気持ちを見抜き、力になろうとする。 一方、ティアランディアもアシュレイを大切に思うがゆえに、自分から遠ざけようとすることに苦しんでいて…!? 『大切なものなんか、いらない…もういらない』頑ななアシュレイの心を占めるのは――? 雑誌連載時のカラートビラを収録☆ さらに電子版特典として、描きおろしマンガ付き! ■収録内容 ・「囁声のない帝国」 ・「ほほえみの庭園」 ・「蒼風に従う者」 ・電子版特典描きおろしマンガ2P+あとがき1P
  • 邪道 ~天網夜譚~【電子特典付き】
    4.7
    【電子版特典マンガ付き】 天界・東領の第三王子で武将の柢王は、魔族退治のため人間界に下った。 そこで捕えた美しい魔族・桂花の憂いを秘めた様子が気になり、柢王は彼を殺さず天界に連れて行くことを決意する。 どこか生きることに無頓着な桂花を案じつつ惹かれていく柢王だが、天界では彼の行動に対する不満の声が出始め――!? ファン待望の「柢王&桂花」なれそめ編がついに登場!! 紙コミックス未収録のカラーイラストを収録☆ さらに電子版特典として、描きおろしマンガ付き! ■収録内容 ・「天網夜譚」 電子版特典描きおろしマンガ2P
  • 人魚は愛を謳う ~ドラゴンギルド~【電子特別版】
    4.4
    竜を束ねる竜結社で目覚めた半人魚のメルヴィネは、記憶を失っていた。だが、初対面のはずの美貌の水竜・サロメはなぜか自分に執着し、執拗に側に置こうとしてくる。傷を負ったメルヴィネを治療と称して何度も組み敷いてくるサロメ。甘い巣に囲われる日々のなか、竜結社に猟奇的事件の調査依頼が来た。その手伝いをきっかけに、メルヴィネは自身の使命を思い出す。それは“サロメをこの手で殺める”ことで…。孤高の水竜×記憶喪失の人魚の運命的恋愛譚! 【電子特別版】沖 麻実也先生の未公開キャラクターラフ+カバーラフを電子版だけに特別収録!
  • セイント・バトラーズ 菫の大公と黒の家令
    3.0
    闇を退け、人の世を造った賢者・聖エディスの末裔である、エディス大公家の若き当主・アンドレア。少女めいた可憐な美貌と聡明な頭脳に加え、卓越した魔術の腕を持つ彼の悩みは、生まれつき体が弱いこと。一年の半分を病床で過ごす彼に、悪友の伯爵ヒューバードと大公家の執事たちはいつも心配顔。だけど、大公家の領地で若い女性を狙った怪事件が起こり――!? 志麻友紀×つだみきよが贈る華麗なる王宮事件簿、開幕!!
  • 千霊一霊物語
    4.3
    「女房を殺して、捕まえてもらいに来た」と市長宅に押しかけた男。その場に居合わせた作家デュマや市長たちは、男の自宅の血塗られた地下室を見に行くことに。男の自供の妥当性をめぐる議論は、いつしか各人が見聞きした奇怪な出来事を披露しあう夜へと発展する。本邦初訳!
  • 鉄仮面(上)
    -
    ルイ14世の治下に企てられた奇想天外な「王位簒奪」計画。その背後には元三銃士の一人で今はヴァンヌの司教にまで出世したアラミスがいた。陰謀はフーケの城館を舞台にまんまと成功する。だが……。「三銃士」プラス、ダルタニャンの四銃士の最後を描く陰謀と活劇の歴史絵巻。映画「仮面の男」の原作でもある。

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  • デミアン症候群 1
    5.0
    1~7巻660~680円 (税込)
    留学先のアメリカから帰国した高山城一郎は、編入した高校で、幼なじみの東崇(あずまたかし)と再会する。もう一度、昔みたいに“親友”になりたい――。でも、優しかった東はなぜか高山に冷たくて…。別人のような東にショックを受けた高山だが、男子寮で、東とルームメイトになってしまい!?ビタースイートな学園BOYSグラフィティー。
  • 竜結社と永遠の守人 ~ドラゴンギルド~ 上
    4.2
    新元帥・ネロの正体が魔狼であることが発覚。しかも、王女の成人祝賀式典でネロたち魔物が蜂起するという計画を入手したギルドは、妨害に遭いながら何とか式典の警護の任務を得るが、それはネロの巧妙な罠で!?
  • 竜は宝石たちと戯れる ~ドラゴンギルド~
    4.8
    世界最強の魔物である竜と、竜に寄り添う執事達が在籍する結社・ドラゴンギルド。魔物狩りで多くの同胞を失った彼らは、ギルドで自身の孤独を埋める存在に出会う。苦難の末結ばれた恋人達のその後の甘い日常や、執事達のドラゴンギルドでの仕事風景を描いた掌編に加え、小悪魔風竜のオーキッドの可愛い恋のお話「魔性の竜は今日もバトラーに夢中」、待望の火竜の赤ちゃんを巡るドタバタ騒動「魔物たちの育竜奮闘記」などの書き下ろしを詰め込んだ、珠玉の短編集!
  • 美魔は花泉にたゆたう ~ドラゴンギルド~【電子特別版】
    4.4
    愛するものを滅ぼす呪いを身に宿すジュストは、己に執着する水竜・フォンティーンを受け入れられずにいた。呪いを解く方法を探すジュストにある日、「呪いを解く方法を知っている」と怪しい男が近づいてきて……。 【電子特別版】鴇六連先生書き下ろしの後日談ショートストーリーを電子版だけに特別収録!
  • 鴉は恋風に舞う ~ドラゴンギルド~
    4.8
    新元帥ネロの諜報員として竜結社のバトラーとなった鴉の魔物・オリビエは、目的のために同胞すら犠牲にするネロに恐怖を覚えていた。帝国に膝を屈し、魔物を見棄てた竜たち。しかし一見、飄々とした風竜・ガーディアンが、浴びせられる罵声にも、「魔物狩りが止むのなら喜んで浴びる」と矢面に立ち、魔物たちを守っていたことを知る。与しやすそうだとガーディアンに身体を許したオリビエだったが、与えられる快楽と優しさに離れがたい想いが生じ、罪悪感に苛まれ始めるが…?
  • 吸血鬼は純潔を乞う ~ドラゴンギルド~【電子特別版】
    4.6
    竜としてまだ未熟な土竜・アンバーは法務将校・レリウスを無邪気に慕っていた。しかし、レリウスがヴァンパイアで、自分ではない誰かの血を吸っていることを知り、アンバーは激しい嫉妬にかられ…? 【電子特別版】鴇六連先生書き下ろしの後日談ショートストーリーを電子だけに特別収録!
  • 竜は四季を巡り恋をする ~ドラゴンギルド~
    4.8
    世界最強の魔物である竜と、竜に寄り添う執事達が在籍する結社・ドラゴンギルド。魔物との戦いが終結し、平穏が訪れた彼らには、今日も賑やかで愛に満ちた日々が続いていく。ファウストが保護した風竜の卵の待望の孵化を描いた「ふぁーくんとモンくん」、百四十年ぶりの“竜かぜ”がギルドで流行した騒動を描いた「ドラゴンギルドの竜かぜ騒ぎ」などの書き下ろしのほか、結ばれた恋人たちのその後の甘い日常を描いた掌編などを詰め込んだ珠玉の短編集!
  • 二月二十四日
    -
    『二月二十四日』はアレクサンドル・デュマが1850年にゲテ・リリック劇場で上演した「1幕ドラマ」である。デュマは100作を超える台本のうち、この劇についてだけ、極めて例外的に「Z・ヴェルナーによるドイツの戯曲から模倣」という断り書きをつけている。フリードリヒ・ルートヴィヒ・ザカリアス・ヴェルナー(1768 – 1823)は、ドイツの詩人であり、劇作家、説教者でもあった。物語は、一九世紀初頭の極寒のスイスの山の宿である。多額の借金で訴追された宿屋の主人クンツと妻ガートルードは、翌朝、刑務所に収監される最後の夜を過ごしている。時は二月二十三日の深夜、明日は運命の二月二十四日である。その時、長い間帰っていなかったこの土地の出身の若者カールが一晩泊めてほしいと入ってくる。薪もない宿は自分たちの寝室の間仕切りしかない小部屋を提供することにした。クンツは金だけ取ろうと小部屋に忍び込むが、若者に騒がれて短刀で殺してしまう。パスポートを確かめると逐電した自分たちの息子だとわかる。カミュの『誤解』への影響もあると言われる戯曲の初訳である。デュマはヴェルナーの『二月二十四日』の舞台になったスイスのシュヴァルトバッハの宿屋にみずから行った。『スイス旅行記』の中から「ゲンミ山」を収録したのはそのためである。
  • ネールの塔 五幕九景ドラマ
    -
    『三銃士』(ダルタニアン物語を含む)や『モンテ・クリスト伯』を始め『王妃マルゴ』、『モンソローの奥方』、『黒いチューリップ』などの小説で世界的な文学者となったアレクサンドル・デュマは、最初、劇作家としてデビューしたという事実は意外に知られていません。今回、デュマの劇作品の中でも傑作の呼び声が高い『ネールの塔』をお届けします。フランス王妃とビュリダンとの権力と知力の戦い、尊属殺人、嬰児殺し、近親相姦、恐るべき人倫の蹂躙を舞台にのせた作者の勇気と革命と戦争を通じて権力に潜む非人間性を知ったためにそうした表現を受け入れることができた観客を感じていただければ幸いです。 ネールの塔にまつわる歴史は次のようなものでした。 中世の物語、特にネールの塔の伝説的な物語は当時流行であった。史実では、女王マルグリット・ド・ブルゴーニュ(1290-1315)と義妹のブランシュは、それぞれフィリップ・ドルネとゴーティエ・ルネという兄弟を愛人にし、モービュィッソンの修道院で逢い引きをしていた。1314年、四人は密告されてルイ強情王と呼ばれたLouis Xの命令で全員逮捕された。一人の若者は尋問によって自白(しかし、裁判の一切が秘密であったために、すべて憶測の域を出ない)し、拷問の果てに死んだ。1315年4月のことであった。1322年、女王は、伝説の語るところでは、1315年4月30日王の命令によりシャトー・ガイヤールで絞殺されて死んだ。ブランシュは1322年解き放たれ、僧籍に入り、モービュイッソンの修道院に赴いて翌年そこで死んだ。この姦通を手引きした端役たちは死刑か、または逃亡した。さらに二番目の義妹ジャンヌは一旦告発されたが、身の潔白を証明することに成功した。これがこの事件にたった2頁しか割いていない同時代人のド・ナソジの『年代記』の継承者が教えてくれるすべてである。ネールの塔がフィリップ美男王の嫁たちの放蕩三昧(ほうとうざんまい)の本山であり、一夜限りの愛人の死体を翌朝セーヌ川に投げ落とさせたという、これといった根拠もない一つの伝説が生まれたのはかなり古いことである。これらの情夫のうちビュリダンなる人物が問題である。事実、ビュリダンという人物はどこにも見当たらないうえに、さらにもっと可能性が薄いのはパリ大学の総長であった哲学者ジャン・ビュリダン(1290-1358頃)がマルグリット・ド・ブルゴーニュの愛人であったということである。様々な伝説がジャンヌ・ド・ブルゴーニュあるいはマルグリット・ド・ブルゴーニュとの関係を彼に負わせ、その二人のどちらかが(ヴィヨンが書いているように)彼を袋に入れてセーヌ川に投げ入れ、そのために死んだかどうかは様々な異本がある。ブランドームはその『艶婦列伝』のなかで有罪の女王のことには触れることなく、ネールの塔における王家の血みどろの乱痴気騒ぎの伝統について言及している。  これを題材にしてフレデリック・ガイヤルデという若者が脚本を書きました。着想はよかったが、劇場に上げるまでではなかった原案をロマン主義演劇の傑作に仕上げたのがアレクサンドル・デュマでした。熱狂をもって受け入れられた『ネールの塔』はその後、著作権を巡るガイヤルデによる執拗な訴訟が作者2人の死後まで続く因縁の作品でもあったのです。『ネールの塔』に付けた解説では、この問題を詳細に説明しています。お楽しみ下さい。
  • ハーバードで恋をしよう 【電子特典付き】
    2.0
    憧れの先輩を追い、ハーバード・ビジネススクールに留学した仁志起。初日からトラブルに巻き込まれ、気がついたのは金髪碧眼の美青年・ジェイクの腕の中で!? 更に翌日集合したスタディ・グループには世界中でもっとも有名なアラブの皇太子に、ドイツ屈指の御曹司と、錚々たる面子がおり、イギリス貴族の嫡子だというジェイクもいて……! スーパーエリート達に囲まれ、仁志起の目眩く日々が始まった――。 ※電子書籍には特典としてカバーイラストを収録
  • ハーバードで恋をしよう 同人誌よりぬき総集編 【電子オリジナル】
    -
    日本人の仁志起が留学した先は、エリートたちが集うハーバード・ビジネススクール。恋人のイギリス貴族・ジェイクをはじめ、アラブの皇太子やドイツ屈指の御曹司など、スーパーエリート達に囲まれた仁志起のめくるめく日々とは……? 「ハーバードで恋をしよう」シリーズ本編にリンクする、著者・小塚佳哉の同人誌番外編を再編集し、スクールでの時系列順にまとめた特大ボリュームの1冊!! 【収録作品】 1)Go ahead and laugh!ー1年生・9月 2)Halloween on campusー1年生・10月 3)Happening nightー1年生・11月 4)Holidazzle Night  1年生・12月 5)Winter holidays at Northumber Castleー1年生・冬期休暇 6)KISS IN THE NIGHT -Alternatively, a cauliflower ear.ー1年生・1月 7)Lovers in NYー1年生・2月 8)Training camp on the Spring breakー1年生・3月 9)At the Office in WashingtonDCー1年生・8月 10)Difference in food cultureー2年生 11)End of the beginningー2年生・卒業式
  • フェアトラーク寓話 万聖節のラルフェ
    完結
    4.0
    悪魔との契約は、人にとって魅力的である。ただそれには「幸運」と「恐ろしい結末」の両方がつきまとう。ここに魔界の公爵・ヴァラファールがいる。第一支配階級の上級悪魔ながら、人間界で暮らす変わり者の彼はワルプルギスの夜に孤独な少年・ラルフと契約を結ぶ。不思議な『契約』の結末は無慈悲なものか、それとも……? ミステリアスなオムニバスストーリー。大幅な加筆と描き下ろしを加えた『契約(フェアトラーク)物語』 新装版。
  • プリンセス×テンペスト1 奪還は薔薇のように美しく
    -
    政変により、強国マーシアの属国となった海賊国家のアルコバッサ。銀の獅子と呼ばれる大海賊で、美丈夫のガルシアに育てられた幼きアルコバッサの王女ヴィクトリアは、男装して大砲を操るお転婆姫に成長! だが、なぜか突然ガルシアは、彼女を王女らしくしようと奮闘し始めた!! そのうえ、ヴィクトリアを花嫁に迎えるべく、マーシアの女王の親戚で、王子の称号を持つ子爵ユベールが2人に迫り!? 2人の恋は嵐を呼ぶ? 華麗なる海賊グランドロマン、ここに開幕!
  • ベル=イル嬢
    -
    ルイ15世の宰相、ブルボン公の愛妾ド・プリー侯爵夫人は、リシュリュー公の愛人でもある。二人の恋人は双方の合意によってのみ関係の解消をする取り決めをしているが、リシュリュー公はガベル=イル嬢に、侯爵夫人はその婚約者ラウル・ドービニーに恋したため約束が反故になった。リシュリューは若い男性に挑戦して、出逢った女性を24時間以内に陥落させると賭けをした。通りがかったのが偶然にもバスティーユ牢獄に囚われている父と兄の釈放の嘆願を侯爵夫人に願うベル=イル嬢だった。(第一幕)。嫉妬した侯爵夫人は、公爵が24時間以内にベル=イル嬢に合わせないように、バスティーユの長官に依頼してベル=イル嬢を父にあわせる段取りをしてパリに出かけさせる。リシュリュー公爵は秘密の扉からベル=イル嬢のいるはずの部屋に入って首尾よくものにしたと証明した。(第二幕)。翌朝、婚約者のドービニーがベル=イル嬢に説明を求めるが、彼女は口外しない誓いを破れないため、公爵に嘘だと白状するように求めるが、公爵はベル=イル嬢と夜を過ごしたことを確信しており、婚約者は彼女の裏切りを信じて絶望する。(第三幕)。ドービニーはリシュリューと決闘を挑むが止められ、やむなくトランプで勝敗を決する。ドービニーが負けて8時間後に自殺することになる。おりしも内閣が瓦解してブルボン公が拘束され、プリ侯爵夫人も蟄居、リシュリュー公爵も逮捕となる。リシュリュー公爵はようやく侯爵夫人に騙されたことに気づく。(第四幕)。最後に連行されたパリから早馬で駆け戻った公爵が現れてすべての誤解が解けて和解になる。(第五幕)
  • ホロスコープ 宗教戦争前夜のルーヴル宮
    -
    馬車が近づいてきた。サンタンドレ元帥とその娘、そしてギーズ公が乗った。 ところで、魔女が暗殺されると予言したギーズ公、サンタンドレ元帥、コンデ王子という三人の登場人物の名前に、彼女が暗殺者になると予言したポルトロ・ド・メレ、ボービニー・ド・メジエール、モンテスキューという三人の登場人物の名前を集めてみよう。 疑いもなく、天の摂理が警告の意味でこの六人を「赤馬」荘に集めたのだが、前者たちにとっても、また後者たちにとっても、いずれも無意味な警告であることは間違いなかった。
  • マスケティア・ルージュ 1巻
    3.0
    突然降りかかった婚約話に反旗を翻した男勝りのジュリア。自分の運命は自分で切り開くと家を飛び出し、憧れの銃士になるため華の都に飛び出したが…
  • 南フランス物語 フォンテーヌブローからマルセイユまで
    -
    アレクサンドル・デュマは旅行案内本の作家でもあった。1841年に出版された『南フランス物語 フォンテーヌブローからマルセイユまで』は新しい旅行書を目指した作品の一つ。ローマ以上にローマの遺跡が残る南フランスを紹介する三十一章を含む旅行の印象シリーズの一冊である。歴史の蘊蓄から同時代の作家や画家、研究者などの逸話も満載の南仏紹介本である。
  • モンテ・クリスト伯 上
    4.3
    陰謀によって結婚直前に牢獄に囚われの身となった青年エドモン.14年後脱獄した彼は,モンテ・クリスト伯となって,次々と復讐をとげていった….正義と愛にあふれる壮大なロマン.

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  • モンテ・クリスト伯(1)
    5.0
    青年エドモン・ダンテスは「ファラオン号」の次期船長の有力候補として、希望に胸ふくらましてマルセーユに帰港する。そこにはフィアンセが首を長くして彼の帰りを待っていた。だが、足取りも軽く父親とフィアンセのところへと急ぐダンテスの背後には、「ファラオン号」の会計士ダングラールの食い入るような憎悪のまなざしがあった。…ダンテスが知らずして託された手紙が陰謀の引き金をひく。ダンテスは無実の罪を着せられ、死の牢獄「シャトー・ディフ」に幽閉される。囚人三十四号としての十四年の獄中生活! だがダンテスはついにチャンスをとらえて脱獄する。まず知りたいのはフィアンセのこと、父のことだ。せめて獄中で知り合ったファリア神父から聞いたスパダの秘宝を手に入れることができれば…雄大な構想で展開する波瀾万丈の物語。 全5巻。
  • 一角獣は楽園にまどろむ ~ドラゴンギルド~【電子特別版】
    4.0
    庶子であることを原因に冷遇されて育ったアルカナ帝国第4王子のリシュリーは、幼少期に出会った小さな魔物との再会を夢見てきた。そんな中、突如帝都に現れた黒竜に攫われてしまう。自身を攫った黒竜・ファウストがあの時の魔物だと気づいたリシュリーは再会を喜ぶが、ファウストに「発情した」と迫られ疼いた体を慰め合った。宮殿に戻った後、リシュリーは謎の高熱に倒れ体にとある異変が現れる。その変化を見た皇帝に、ドラゴンギルドへの隔離を命じられてしまい……。 【電子特別版】鴇六連先生書き下ろしの後日談ショートストーリーを電子版だけに特別収録!

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