大傑作の予感
近未来SFコミックである。近未来SFの面白さ 怖さには、技術の将来予測とその技術がもたらす社会的影響 その功罪を予め警告しておく、という点がある。「遺伝子診断」のCMが出回り始めてる現在、この本のストーリーがそう遠くない将来、現実のものになる予感がする。ITに支配される世界 オーウェルの「1984年」を思わせるような示唆に満ちている。この様な印象を読者に持たせるだけでもなかなかの傑作であるのに、コミックとしてもう一つの大きな要素である絵柄も大変しっかりしている。大傑作の予感がする。