あらすじ
「生きてる私が…代わりに復讐するよ!」――私が小学校3年生のとき、兄は自殺した。原因はいじめ。兄の日記には「死んで復讐したい、死んだらびびるかな」と遺言が残されていたが、学校側はいじめの事実を認めず、結果として加害者側を守ることになった。それを知ったいじめのグループは呑気に笑い、兄の死が報われることはなかった――私は代わりに復讐を誓い、兄が自殺した高校への入学を決意する。そこじゃないと意味がない…教師になってのうのうと人生を謳歌しているあいつがいない…。そして迎えた入学式、私のクラスの担任が発表された。その教師の名前は「笹尾優一」兄を自殺へと追い込んだ張本人だった――
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兄を自殺に追い込んだ同級生に復讐する話。なんかターゲットに近づいて復讐の機会を伺ううちに誤解だったって事がわかりそうな展開になりそう。続きが楽しみ
結末がどうなるのか楽しみです。
入学した高校に復讐相手が先生として勤務している。大きなチャンスとともに大きな不安を感じてしまう。今までもこれからもいじめは学校にはなかったと校長等の管理職が自分の身を守るために真実を公表せずに事実を曲げてしまう。教育委員会も同じで隠ぺいする。そんな中で真実を解明することが難しかった(不可能だった)。その無念さが伝わてくる作品である。無事にお兄さんの仇を討てればいいのですが、一筋縄ではいかないだろう。お兄さんの無念を是非晴らしてほしい!
匿名
これも典型的な復讐譚ですかね
いじめと自殺と復讐と、というのは、確かに原初的な衝動で読まれやすいテーマでしょうね。でも、現実の重さとかも考慮するに、個人的には安易に取り上げられないテーマなので、この作品がそこの諸問題をクリアしているか、ちょっとこれだけでは判断できないです。
匿名
嫌いじゃないですよ、復讐者もの。なかなか根性がありますねこの子。お父さんとお母さんがああなって頼りにならないから自分でする。さあここからどうするか?
絵はきれいだけれど
絵はきれいだけれどストーリー内容は相当に深刻で陰惨なものになっている。現実でも多発している学校でのいじめ それを苦にした自殺 そして学校側のもみ消し 問題を扱っている。復讐は何も生まないと言うけれど、復習せずにはいられない気持ちが表現されている。