リエさんのレビュー一覧
レビュアー
-
-
-
ネタバレ 購入済み
優しい脅し
不思議な言葉。でも、ほんとにそのまんまだった。脅されなければ、きっと何も変わらず沈んでいったかもしれない。哲学的な抒情的な不思議な作品。
幼馴染。国良は大志がずっと好きだった。修学旅行の夜、大志から同級生の松田が好きだと告白される。協力するという国良。松田は髪の毛の長い女の子が好きだという事を受験日の朝に聞いた大志は、動揺して受験に失敗。国良は1年かけて髪を伸ばして松田に告白しろと、優しい脅しを大志にかける。国良自身が大志と切れないようにするために。
セリフが時々混ざり合って、どっちが言ったのかわからなくなる。混乱するのでマイナス。 -
-
-
ネタバレ 購入済み
さすがウノハナ先生!!
先生推しで読みました。時代は苦手な敗戦直後の日本。出兵した人たちが続々と帰国してくるが、想い人は帰ってこない。それでも3年ボロボロのバラック小屋で待ち続ける。唯一の生活の糧として英語を使い仕事をする。そんなある日、突然ヘラヘラ笑いながら彼が現れる。止まっていた時間が動き出す。
まるで映画を観た後のような読後感。漫画だけど、まるで動きがあるような感覚。先生の作品は感情を揺さぶられて仕方ない。
傲慢で身勝手でクズの典型なのに心は離れない。そんな葛藤が凄く伝わって切なくて切なくて。クズの方もほんとは溺愛しているのに素直になれず。
これからもいろいろあるのだろうけど、それも幸せなんだとしみじみ思う。大 -
-
-
-
-
-
-
-
ネタバレ
三作品あります。
表題のCPは、大学のサークルの先輩後輩。先輩は、人の感情が形で見える人。しれっとした顔の後輩からでてくるハートで、好意を寄せられている事を知っている。ただ、感情が見える事はいいことばかりではなく、嫌な感情もキャッチしてしまい、気がつく事も。そんなこんなの二人の話。
2作目も大学生同士。初見は三角関係になりそうな雰囲気だけど、読み終わって始めから読み直すと、なるほどなぁ〜となる展開。
3作目は作家と担当者が実は高校の同級生だった展開。しかも、作家が担当者を好きだった、という王道展開。一途な片想いが沁みる〜。 -
ネタバレ
BLってやっぱりファンタジー?
恋愛が長続きしない残念なイケメン産婦人科医の日野(ゲイで攻めだったが今回は受け。笑)と、妻を亡くして1年目のイケメン弁護士の渋谷(もちろんガチノンケ)。当て馬ではない日野の同僚で、なんでも相談したり毒舌ツッコミをくれる外科医の石崎。主要な登場人物はこの3人。何気に石崎さんが良い!!日野さんとの掛け合いは爆笑。
肩書きだけでもツッコミ要素たっぷりなのに、あらゆる場面でファンタジーが満載な作品。
渋谷さん、奥さんの一年目の命日に深酒して泥酔したとはいえ男とヤル???しかも、日野さん、攻めだったのにいきなり受けができたの!?とか。大手弁護士事務所なのに、クライアントの娘を振ったらクビ!?とか。その他 -
-
-