happymomokoさんのレビュー一覧

リアーノ

リアーノは王都サハで上質な紙を買った際の代金のおつりにもらった札に違和感を感じていました。その夜屋根の上でボーッとしていると、紙を売った貿易商と誰かが偽札のことを話しているのを聞いてしまいました。事件の予感がしますが、そのあと場面は港町アマシアに切り替わり、この町の祖父母が経営する食堂で働いていたリアーノがアマシアを出て王都にやってくるいきさつが語られます。この過程で幼馴染のアッサムや第二王子のレナードが登場しましたが、この事件に２人がこれからどう絡んでくるのでしょうか？

シュナーベル家の令嬢カティア

シュナーベル家の令嬢カティアはときどき悪役令嬢ソーニャの夢を見てうなされることがありました。でも母親のおかげでうなされることも少なくなり、堅実な女性に成長しました。そして今日は婚約者のハンネスと王城で開催されるパーティーに向かいました。そのパーティーには何と隣国の皇帝クリストフも参加していました。彼女は偶然皇帝の前に扇子を落としてしまい、その扇子を見た皇帝は彼女にソーニャと呼びかけました。彼女はこれから皇帝に求婚されるのかも知れませんが、そうなるとハンネスが気の毒ですね。

ニコラ

オフィーリアはアドニスの母である侯爵夫人ニコラと対面しました。みすぼらしい恰好をしている彼女にニコラはドレスを贈ってくれました。その後部屋に案内された彼女にメイドが食事を運んできてくれました。メイドよりもみすぼらしい恰好をしている彼女にメイドたちはバカにすることもなく、むしろ彼女に同情的でした。上流貴族家では下級貴族から嫁いできた嫁をないがしろにすることも多いですが、この家の人たちはニコラも使用人たちも彼女に対して優しいのがいいですね。

アドニス

これまで２３回も婚約破棄されたアドニスでしたが、これ以上家の評判を落としたくないと考えるアドニスの母である侯爵夫人の意向で、条件の悪いオフィーリアに婚約者として白羽の矢が立てられたようです。侯爵家に着いたオフィーリアはいきなり犬に追いかけられ、木に登っているところをアドニスに見つかりました。アドニスは彼女に対して何も期待しないでくれと言い、生活も別々にすると言いましたが、彼女はそれを受け入れました。その反応にアドニスは今までと違う何かを感じたようです。

令嬢オフィーリア

リシュトバーン男爵家の令嬢オフィーリアに縁談が舞い込みました。お相手はバーンホフ侯爵家の１人息子アドニスです。余りにも格違いの縁談なので、何か訳があるに違いないと父も兄も心配しましたが、彼女は覚悟を決めて公爵家のある王都に向けて出発しました。お相手のアドニスですが、誰にも興味を示さない冷徹な人物のようです。こんな性格の人との結婚生活がうまくいくのでしょうか？

レティシア

ランベール伯爵家の次女レティシアは前世でプレイしていた乙女ゲームの世界にモブとして転生しました。双子の姉アレクシアは婚約者だったルグラン公爵家のリオネルをレティシアに押し付けてきました。彼女のリオネルとの初対面での印象は、少し太めながら気品のある人に見えました。しかも彼女を尊重してくれている感じです。リオネルは周りから価値がないと言われているようですが、懸命に変わろうとしていました。そんなリオネルに彼女は体を鍛えることを提案しました。アレクシアは最悪ですが、彼女の両親やルグラン公爵家の使用人たちが彼女に対して好意的なのが救いです。

スティーブ

ルルフィーナは父親の書斎の前で両親の話に聞き耳を立てていました。そこに菓子職人のスティーブが夜食を届けに来ました。その帰りにスティーブは彼女を厨房に連れて行きました。そこで試作品のお菓子を食べているとアイシャがやって来ました。スティーブは野菜嫌いの彼女の両親に頼まれて野菜を練りこんだお菓子を開発していました。スティーブから両親がいろいろ心配していると聞かされた彼女は、感謝の気持ちが湧いてきたと言って、今後は真面目になると宣言しました。これから彼女は平穏に暮らせるのでしょうか？

アイシャ

ルルフィーナが倒れてしまったことによって、彼女の専属メイドのアイシャが彼女の命を危険に晒したという咎めをうけて解雇されることになりました。それが気に入らない彼女は父親に直談判してそれを撤回させました。その夜、眠れなくて屋敷内をウロウロしていた彼女は両親が話し込むのを聞きましたが、その会話は恐ろしいものでした。アレンの食事には毒が仕込まれており、彼女が倒れたのも離乳食を口にしたからのようです。これまでアレンが亡くなったのは彼女のせいにされていましたが、事実はそうでなかったようです。

アレン

ルルフィーナは母親とともに従兄弟のアレンに会うために、ルーヴェ伯爵家を訪れました。アレンはルルフィーナに対して何か言いたそうでした。そのアレンは乳母が与える離乳食を嫌がっていました。不審に思ったルルフィーナが試しに離乳食を一口食べてみると、苦い味がしました。そして彼女は気を失ってしまいました。何となく気を失ってしまった理由がわかるような気がします。

令嬢ルルフィーナ

フィオレ侯爵家の令嬢ルルフィーナは婚約者のドミニク王子に婚約を破棄されるたびに破棄の１週間後に事故死し、婚約破棄の１週間前に巻き戻っていました。また今回も同様かと思っていたら、これまでとは違って４歳の頃に戻っていました。彼女には４歳の頃に従兄弟のアレンにお菓子を与えたことによって、アレンを死なせてしまったのではというトラウマがあったのですが、今回はアレンがまだ生きている時点に巻き戻っていました。彼女は今度こそ間違えない人生を送ろうと決意したようです。

アリーチェ

マリーノ伯爵家の長女アリーチェは君命によりフォンタナ公爵ジョエルの元に嫁ぎましたが、初対面でジョエルは君を愛することはないと言い放ちました。派手好きの悪女という噂があるため警戒しているようですが、噂とは違う違和感も感じているようです。彼女が公爵家に着いた翌日、自室の掃除をめぐって彼女と侍女のエレナは一悶着を起こしていました。そこにジョエルが現れました。ジョエルは彼女にどう対応するのでしょうか？

ブルー

ユーリに似た少年が家出をしてきたと考えたブリジットはしばらく彼女の住む別邸に住まわせることにしました。名乗らないので彼女は少年にブルーという名前を付けました。ブルーは彼女が精霊と話せるように指導してやると言いました。ブルーによると彼女の炎への恐怖心が精霊と話せない原因だとのことでした。ブルーの指導のもと炎に慣れようとする彼女でしたが、料理人カーシンの炎を見た彼女は息ができなくなりました。大丈夫でしょうか。少年の正体が明らかになる前に、彼女が精霊と話せない理由が明らかになりましたね。

離縁状

ヒューバートはオパールに正式に結婚して欲しいと申し出ましたが、彼女の返事は否でした。そして、ヒューバートに離縁状を突きつけました。これまでのヒューバートの彼女に対する仕打ちからして当然のことだと思います。全てを悟ったヒューバートは、翌日離縁状に署名をしたあと彼女に会うこともなく彼女の前から去りました。王都の公爵屋敷に戻った彼女は使用人たちにヒューバートと離縁したことを告げ、屋敷を去りました。そのあと公爵領の屋敷に戻った彼女はここの使用人たちも同じようなことを告げるようです。

正式に

パーティーの雰囲気が好きではないオパールはその場を抜け出しました。ヒューバートも彼女が心配なのか、パーティー会場を抜け出して彼女のところにやって来ました。そして彼女から公爵領を買い戻したいと言いました。それに加えてもう１つ、彼女に正式に結婚してくれと申し出ました。でも彼女の返事は決まっていますよね。

ルジェール

ベルリタはタン一族の双子に食べ物を与えることによって、２人からの敵意を逸らしました。アナンタが不首尾に終わったため、彼女の異母兄ルジェールは当主のカローンから叱責されました。腹いせに彼女の部屋にやってきたルジェールでしたが、彼女に体よく追い返されました。タン一族の双子は彼女の跡をつけてきたらしく、再び彼女の前に現れました。２人はしばらくは彼女の味方になってくれそうです。

タン一族

悪名高きオルデン家の所業の中でも特にヤバいのは魔道具を作るためにマナのある人間を材料にしていることです。さらにオルデン家は不法奴隷競売所「アナンタ」を運営していました。ベルリタは前世の記憶とチート能力を使って、アナンタを邪魔しに行きました。前世で開発していたゲームの売上金を競売に使えることを知って、タン一族の双子戦闘員を競り落としました。競り落とした２人を拘束していた魔道具を解除するところまではよかったのですが、２人はベルリタに敵意を示しました。果たして彼女はこの場面を切り抜けられるのでしょうか？

ベルリタ

佐藤理子は残業が続いたせいで死んでしまいましたが、自身が作った乙女ゲームの世界の悪役令嬢ベルリタ・オルデンとして転生しました。オルデン侯爵家は当主カローンをはじめとしてヤバい人物ばかりで、半月に１回の晩餐会も緊張感が漂っていました。そんな中、転生したばかりでマナーができていないベルリタは食事のマナーがなっていないとして晩餐会から追い出されてしまいました。かなりヤバい世界ですが、唯一の救いは心優しいマガルタの存在です。ベルリタはマガルタが幸せになれるようにふるまって、自身の生き残りを目指す考えのようです。

サンドリヨン

リヨンの父アベビルの乗った船が難破したと聞いた継母と義姉は勝手にアベビルが死んだと思い込んでしまいました。そのことをきっかけに継母は使用人たちを解雇し、これまで使用人たちが担っていた仕事をリヨンに押し付けました。挙句の果てにはリヨンのことを灰かぶり（サンドリヨン＝シンデレラ）と改名したらと言い出しました。いよいよどこかで聞いたお話になってきましたが、彼女は自分自身の力で自由に生きていく決断をしたようです。まさに現代のシンデレラというところでしょうか。

勇者ウォルター

ジェマの脚本に従って魔王軍が人間軍を攻撃すると、それが功を奏したのか初勝利を飾りました。しかし油断した隙にジェマに残党が放った毒矢が当たりました。ジェマは聖剣の力でそれを癒そうとしますが、何故か彼女に対しては聖剣の力が発動しません。もうダメかと思われたところに魔王ブルームがやってきて、彼女の毒を吸い出してくれました。一方、ジェマの故郷聖ダマスクス王国では剣を抜く勇者ウォルターが現れ、ジェマを助け出すと宣言しました。ジェマの聖剣の力が発動しなかったのは、ウォルターが剣を抜いてしまったからなのでしょうか。

愛の力

クラリスはアルトリオ公爵とともに夜会に出席しました。そこにクラリスの元婚約者のハラルド王子がやってきて、彼女を連れ戻そうとしました。アルトリオが割って入りましたが、そのやりとりの中でアルトリオはケガをしてしまいました。夜会の場を途中退席したアルトリオとクラリスでしたが、途中でアルトリオが苦しみ出したため、馬車を降りてクラリスがアルトリオのケガを癒そうとしました。すると不思議なことにケガだけでなくアルトリオの異形まで消えてしまいました。クラリスのアルトリオに対する愛の力が異形を消し去ったようです。

新たなライバル

レミーエもアンジェもいなくなり、物語は一旦リセットという感じです。突然プリシラという子爵令嬢がコゼットの前に現れて彼女に忠誠を誓いました。それだけならどうということはないのですが、コゼットが学期末のダンス試験の練習をレオンハルトたちと始めようとしていたところにプリシラが割り込んで来ました。新たなライバルの登場でしょうか？

元のゲームの世界

レオンハルトはレミアスとコゼットが親しいと思い込み、コゼットはレオンハルトとアンジェが親しいと思い込んでいましたが、レオンハルトとコゼットが直接話し合った結果、それは誤解だったとわかり、レオンハルトとコゼットは以前のような仲に戻りました。ヒロインも悪役令嬢もいなくなったうえ、コゼットも前世が４０代の主婦だったことも忘れてしまったような乙女になり、元のゲームの世界はどこかに行ってしまいましたね。

衝撃的

国王による裁定の結果、先王を毒殺したドランジュ公爵は死罪、クーデターを首謀したアルフレッドは生涯幽閉の罪となりました。一方、先王の王女だと思われたアンジェは先王の子ではないと告げられたうえ、国外追放となりました。これで一件落着したと思われましたが、裁定終了後に国王が王太子レオンハルトに語った内容は衝撃的なものでした。幼い頃、父王の犯した罪を暴くと言っていたレオンハルトは今後動くのでしょうか？

裁定

レオンハルトたちと合流したコゼットは王宮で両親とも再会し、無事を喜び合いました。そこに再びレオンハルトが現れてコゼットと２人の世界に入ろうとしますが、その都度コゼットの父が割って入りました。コゼットの父はこの物語の始め頃とは雰囲気が変わりましたね。娘が年頃になったことによる変化ですか。さて明日はアルフレッドとドランジュ公爵に対して、国王が裁定を下すようですが、どうなるのでしょうか？

再会

コゼットは自力で監禁先から脱出しました。一方、レオンハルトとゲオルグはドランジュ公爵邸に向かいましたが、執事に邸内に入るのを拒否されました。押し問答をしていると公爵夫人のレミリアが現れ、中に入れてくれました。邸内ではレミアスが監禁されていました。久々に再会したレオンハルトたちとレミアスでしたが、レミアスはレオンハルトにアルフレッドの企みを伝えました。それを聞いたレオンハルトは急ぎ王城に向かいましたが、偶然にも途中でコゼットに出会いました。少し出来過ぎのような気もしますが、何にしても再会できてよかったですね。

クーデター

ドランジュ公爵邸に着いたコゼットはレミアスに会うどころか、何者かに後頭部を殴られ気絶してしまいました。彼女が目を覚ますと手を縛られた状態で、そこには教師のアルフレッドがおり、恐ろしいことを口にしました。先王の血を引くアンジェを妃にして自身が王になるというのです。急にきな臭い話になってきました。それにしても協力してクーデターを起こそうとしているアルフレッドとアンジェですが、それぞれの思惑はかなりズレているような気がしますが。

新入生歓迎舞踏会

もうすぐ新入生歓迎舞踏会。コゼットはドレス職人のザムス夫人に新しいドレスを作ってもらいました。彼女は舞踏会にゲオルグのエスコートで臨みました。会場で久々にレミーエと会いましたが、ただならぬ雰囲気です。話を聞くとレミーエの兄レミアスの体調がすぐれず、最後の頼みとして彼女に会いたいのだそうです。いきなり深刻なお話になってきましたね。果たしてレミアスは大丈夫なのでしょうか？

いつになれば

レオンハルトに拒絶されて少し落ち込むコゼットでしすが、翌日ゲオルグと出会った彼女は気持ちを切り替えて２人で「シグノーラ」に行きました。混雑しているのかと思いきや、ガラガラでした。というのも近所にイケメン揃いの店がオープンしていたからです。でも出てくる料理はマズいので、すぐに客足は戻りそうです。それから１週間、コゼットは親しかった人たちと出会えず、どこか寂しそうです。いつになれば以前のような関係に戻るのでしょうか？

ひな

ある日コーデリアはヒロインと出会いましたが、前世でプレイしていた乙女ゲームの設定と違ってそのヒロインはひなと名乗りました。でもひなはコーデリアが加奈の生まれ変わりであるということには気づいていないようです。そうこうするうちに月日は流れ、１５歳になったコーデリアは機会があるとアイザック王子のところに押しかけていました。そのせいかどうかはわかりませんが、国王から呼び出されました。どんなお話が待ち受けているのでしょうか？

アイザック王子

コーデリアは階段から落ちた際に乙女ゲームの世界に転生したことを思い出しました。休んでいる彼女の元にこの世界で婚約者となるはずのアイザック王子や剣の天才ジャンが見舞いに来てくれました。その頃、ひなと名乗る女性がそろそろ王子との出会いのイベントがあるとほくそ笑んでいました。コーデリアは前世では加奈という女性で、常にひなという女性の引き立て役でしたが、この世界でもそうなのでしょうか？

コーデリア

このお話はコーデリアという女性が婚約破棄される場面から始まります。でも婚約者は本当は破棄したくないと言いました。聖女に婚約破棄しないと国を亡ぼすと脅され、やむなく婚約破棄を宣言するに至ったようです。冒頭の婚約破棄の場面のあとは、コーデリアが前世では加奈という女性で、気がついたらアルモニア公爵家の令嬢に転生していたということが語られます。そもそも国を亡ぼすような女性を聖女とは呼ばないような気がしますが。

本物の妻

公爵邸で暮らすことにしたアナベルでしたが、使用人に案内されたのはセインの部屋でした。出会ったその日にいきなり一緒の部屋で寝るのはどうかと思ったのか、セインも彼女に恐れるようなことはしないと言いました。しばらく２人は話し込んでいましたが、そのうちセインは彼女に本物の妻になって欲しいと言いました。偽装婚約といことで了解したのに、１日で本物の妻になって欲しいと言われたら、彼女もすぐにはＯＫですとは言えないですよね。

公爵邸

オリヴィアはアナベルに国王の病を彼女の魔法で快癒させろとすごんできました。国王が快癒した暁には自身が王妃の座におさまろうという魂胆のようです。いろいろありましたが、その後は彼女はセインと踊ったりして楽しい一時を過ごしました。夜会が終って、身を寄せている祖母の家に戻ろうとした彼女にセインがこれからは公爵邸で暮らすように言いました。婚約者になったのですから、当然といえば当然ですが、彼女にとっては想定外の申し出だったようです。

元婚約者

アナベルを犯罪者呼ばわりするブルーノでしたが、ことごとく論破されてしまったうえに、夜会の参列者の前で自分が彼女を捨てた元婚約者ということまで明かしてしまいました。ブルーノが夜会の場から排除されてホッしたのも束の間、またまたオリヴィアが彼女に絡んできました。今度は何を言い出すのでしょうか？

オリヴィア・ラッセル侯爵令嬢

ブルーノはアナベルをどこかに連れて行こうとしましたが、セインが現れて助けてくれました。そして夜会の参加者に彼女を婚約者として披露しました。そこにオリヴィア・ラッセル侯爵令嬢が割り込んできて２人の婚約に異議を唱えました。しかしセインはそんなことには動じず、あくまで彼女と結婚すると宣言しました。それに対し、一旦引き下がったはずのブルーノが現れて彼女のことを犯罪者だと言いました。ブルーノというのはどこまでもゲスな男ですね。

王太后

アナベルのセインに対する気持ちは恋には至っていないにしても、真摯なものであることを知ったジャンは彼女に対する疑念を解きました。そしてジャンのエスコートで夜会の会場に向かいました。その途中でセインにかけられた呪いは王太后によるものだと教えてくれました。会場に着いた途端、ジャンは多くの令嬢に囲まれてしまいました。１人きりになってしまった彼女の前に、かつての婚約者ブルーノが現れました。イヤな男に会ってしまいましたね。

機関車

マンテストの開発が始まって４年が経ちました。開発は成功裏に終わり、今日はそれを祝う式典の日です。その場にオパールの父ホロウェイ伯爵は現れたもののルーセル侯爵は現れませんでした。開発に成功してヒューバートは得意満面でしょうが、オパールの心はヒューバートには向いていないようです。それにしても開通した鉄道の機関車が日本の国鉄の蒸気機関車そっくりなのがご愛敬です。

ルーセル侯爵

オパールが過労で寝込んでいる間に状況に変化があり、ヒューバートが購入したマンテストの土地への出資者が現れました。ヒューバートがオパールの父ホロウェイ伯爵の紹介でタイセイ王国のルーセル侯爵という人物を紹介してもらい、その侯爵に出資してもらうことになったそうです。そのためホロウェイ伯爵もマンテストに出資することを約束してくれました。何だか出来過ぎのような気がしますが、どうなのでしょうか？

初夜

結婚式当日の行事を終えたあと、フェイスはアデルバート王子と食事をとりましたが、彼女のふとした発言がきっかけでアデルバートは食事の席を立ってしまいました。それでも側近たちに促されて２人は初夜に臨みました。でも彼女が無理をしていると知ったアデルバートは彼女に手を出しませんでした。翌日はお披露目の舞踏会でしたが、そこにかつて縁談話があった公爵令息が現れました。何を企んでいるのでしょうか？そろそろアデルバートも彼女が噂のような悪女ではないと気づいてもよさそうな気がしますが。

横取り

ある日、エリオット、アルベラ、イリアとマリーの４人が鷹狩りに来ていました。帰りに何かを見つけたイリアは馬車を止め、見つけたもののある方角に向かいました。そこでは落石事故に遭遇した乗合馬車の客がケガをしていました。救助活動をするイリアでしたが、マリーだけは非協力的でした。後日、城に呼び出されたエリオットは国王から結婚の承諾を告げられましたが、結婚相手の名前はマリーでした。イリアの活躍を横取りして結婚にこぎつけたようです。マリーはここまでしてエリオットと結婚したいのでしょうか？

ようやく

ベルゼ宰相の娘マリーが婚約者としてオンドルク公爵家に押しかけてきました。イリア同様ボロボロの部屋に案内されたマリーでしたが、自分の連れてきた使用人を使ってアッという間に部屋を綺麗にしていきました。そのあともいろいろオンドルク家のことを仕切ろうとしているようですが、そんなマリーを見て、逆にエリオットの心はイリアに傾きつつあるようです。冷徹公爵もようやく彼女のよさに気付き始めたのでしょうか？

ベルゼ宰相の娘マリー

夜会が終ったと思ったら、今度はイリアに茶会の招待が舞い込みました。主催者はベルゼ宰相の娘マリーです。茶会でマリーはいろいろとイリアに対してマウントをとろうとしますが、その都度彼女は花嫁修業の知識で切り抜けていきました。それが気にいらないマリーは強引にエリオットの妻になろうとしているようです。マリーの嫌がらせに屈しない彼女の態度は爽快ですね。

メアリ

エリオットたちとともに夜会に参加したイリアですが、エリオットの婚約者になったことが気に入らない令嬢からドレスを汚されてしまいました。途方に暮れる彼女でしたが、以前エリオットに出会った夜会で助けた令嬢がドレスを貸してくれました。その令嬢はメアリと名乗り、家訓で受けた恩は倍で返すことになっているから助けたのだそうです。ただのいじわる令嬢かと思っていたら、なかなかいい感じを出していますね。それにしてもイリアに嫌がらせをした令嬢には黒幕がいそうです。

ドレス

エリオットの姉アルベラのドレスがボロボロの状態でイリアの部屋から見つかりました。そのことでアルベラはこの家から出て行くようイリアに告げますが、彼女のせいではないと感じたエリオットは彼女の部屋を覗いてみました。そこにはアルベラのドレスを修繕しようとしている彼女の姿がありました。エリオットはアルベラに彼女の様子を見せ、まだこの家にいることを承諾させました。そして一緒に夜会に出て欲しいと告げました。アルベラはどうしてエリオットの婚約者に辛く当たるのでしょうか？

心労

オパールの父ホロウェイ伯爵が彼女をヒューバートに嫁がせたのは、この人なりに彼女の幸せを考えたためのようですが、彼女は父親の思惑どおりには行動しませんでした。彼女の真意を知った伯爵は彼女に援助を約束しました。それを聞いて彼女は安心しましたが、これまでの心労が一気に出てしまったのか父親の前で倒れてしまいました。全てにお気楽なヒューバートとはえらい違いですね。

クリスティーナ

ルーベンスやその取り巻きたちがマリアンヌをちやほやしているせいで、多くの女生徒たちが被害を被っています。リシャーナはこの女生徒たちを保護するような立場です。ルーベンスに糾弾されたクリスティーナもその１人です。クリスティーナはリシャーナの記憶にある乙女ゲームでは悪役令嬢でしたが、この世界のクリスティーナはとてもそうには見えません。多くの男性を侍らせているマリアンヌの立場でゲームをプレイしている分には楽しいでしょうが、リシャーナの言うとおり現実世界にマリアンヌのような女性がいたらドン引きですよね。

クルード

モメ事をきっかけに、ミサキはリリアーナやスイと仲良しになりました。一方、クルードは学園の生徒たちがよそよそしいのを気に病んでいました。その様子を見たミサキはリリアーナとスイをクルードに紹介しました。スイは何の気遣いもなくクルードに接しますが、リリアーナにはそれが難しい感じです。クルードは友人を紹介してくれたミサキに本当に感謝していますが、そんな彼女にユティルとルランは興味津々のようです。

ミサキ

この物語の主人公ミサキは転生者です。前世でプレイしていた乙女ゲームの世界にモブとして転生しましたが、「推し」たちがいる世界を堪能しています。王太子のクルードやその友人ユティルとルランたちです。あるとき悪役令嬢リリアーナがヒロインのスイを糾弾しているところに出くわしました。元の乙女ゲームの世界ではここでクルードが助けに入るのですが、その気配がないため彼女が介入しました。それをきっかけにクルードと会話することになり、クルードのことを心配する彼女に接して、いきなり彼女に婚約者候補になって欲しいと言い出しました。どうも彼女が転生したのは元の乙女ゲームとは微妙に違う世界のようです。

ようやく

オスニエルはドルフの背中に乗ってフィオナの母国に行きました。そこで彼女の弟エリオットに事情を話し、エリオットの加護聖獣ホワイティに解毒剤を作ってもらいました。急ぎフィオナのところに戻ったオスニエルは彼女に解毒剤を飲ませました。その効果もあって彼女は蘇りました。このような試練を経て、２人の心はようやくつながったようです。あとはトラヴィスとジェマの処遇がどうなりますか。

ノア

ベルはソフィアとも仲良くなれたようです。これでアレンとベル、リュカとソフィアという２組のカップルができて、めでたしめでたしとなるのかと思っていたら、ノアという新たな人物が現れました。これからまた一波乱ありそうな予感ですね。