あらすじ
「おそれながら申し上げます あなたさまは…呪われています」
見習いを卒業し、呪術師になったばかりのリア。「女呪術師は婚期を逃しやすいから」と家族からお見合いを勧められるも、子供っぽい見た目のせいか、会うことすらままならず1年が過ぎてしまった。家族に申し訳ないと思っていた矢先、不審死が続き呪われていると噂が絶えない王室から縁談が……!王太子フィン殿下に憧れていたリアは「側にいられるなら」と迷わず受け入れる。さっそく迎えた初夜、ようやく会えたと思ったフィン殿下はどうやら”わけあり”のようで――?
感情タグBEST3
リア
呪術師の名家ウィンクラー家に生まれたリアは17歳で呪術師になりました。これから本格的に呪術師としてやっていこうと思っていましたが、周りからは女呪術師は嫁き遅れやすいと言われました。その後、いろいろな相手に見合いの申し込みをしましたが、ことごとく断られました。そんな彼女に王室から王太子フィンの妃として迎え入れたいとの申し出がありました。両親は彼女のことを心配しましたが、彼女は申し出を受け入れることにしました。そして初夜の場で彼女は王太子が呪われていることに気づき、そのことを王太子に告げました。王太子はこれにどう応えるのでしょうか?