ダラダラ漫画嫌いさんのレビュー一覧

重くなってきた

殺人者を救う。臓器移植に関わる不正に出くわす。やばいライバルが登場する。話がとてもとても重くなってきた。

不可能

術者自身の内臓破裂の処置手術を、自分自身で行う。局部麻酔でやるとしても、鏡で見ながらって、さすがにそれは無理だろうな。

味

無医村になりかけの、過疎化が進む離島を舞台に、実は凄腕の外科医という主人公が活躍する。作り過ぎのきらいのある話が多いが、味がある。

さすがに

医療マンガなので、次々と事件や事故が起きて、手術を次々こなしていくのはお決まりだが、さすがに起き過ぎ。

さすがに

ご都合主義は漫画の常だが、さすがに話を作り過ぎているように思える。昔の漫画だけに、そういう色が濃い。

医療マンガあるある

医療マンガや医療ドラマでは、なぜ登場人物がみんな病気になるか、ケガをするのか？それをドラマにするのは安易すぎる。

懐かしい

久しぶりに読み返した。最近、映画で続編が公開され、一応完結したようだが、原作は未完のまま。こういうのは作者の無責任と思う。

なんだか

結局また紛争地帯にNGOで行ってるって、なんだかがっかりする結末。すっきりしない。モヤモヤが残った。作者が力尽きた？

ふーん

なんだか医龍らしさがなくなって、単なるヒューマンドラマになってしまったな。看板倒れになってしまった。

ちょっと無理が

話を詰め込みすぎで、ちょっと無理筋かな。ここまで積み上げてきたものが破綻しかけているようにすら思える。

一波乱

やっぱりすんなり行かせないのか。一筋縄ではいかない漫画家の片鱗、真骨頂はこの頃からもう発揮されていたのだな。

クライマックス

心臓血管外科という特殊な世界で、様々な思惑を持つ人々が、時に手を組み、時に離反し、時に敵対し、出世や成功を求めて、なりふり構わず闘っていく物語も、いよいよクライマックス。

混沌の三択

クライマックスが近づいて来ている。信頼していた人物が裏切るのか？真実は？果たして三択から何が選ばれるのか？

大人のマンガ

権謀術数をめぐらし、とことん権力にしがみつこうとする老人の姿を、これでもかと醜悪に、滑稽に描いている。

重い現実

心臓血管外科というハードな部局に入った女性医師2人が直面する重い現実を描いている。一人は妊娠、もう一人は出世と向き合う。

挫折

人体は、構成する器官の極めて精妙な連係によって生命を維持している。手術中に発生した想定外のトラブルをリカバーできても、後で致命的な結果を惹起することもある。とにかく大動脈解離は恐ろしい。

いよいよ

いよいよハラハラドキドキの手術シーンが始まる。この醍醐味がこのマンガの真骨頂。医療監修も腕の見せ所。

弱者残酷物語

木原。小物だが、ドラマの中では結構登場場面が多い役所。悪人ではないが、小器用に立ち回ろうとして、結局貧乏くじを引いてしまう。弱者は残酷に扱われる物語。

医龍が活躍しない巻

サブキャラクターにスポットを当てて、ストーリーを掘り下げて行く。医龍が暴れないとやはり盛り上がらない。

政争

医龍と言えば、主人公が颯爽と難しい手術をどんどんこなしていくイメージだったが、医局内の政争の方がメインテーマだったのだな。

またまた

またまたトンデモない展開に。登場人物もどんどん増えていく。バチスタはおまけで、医局の政争がメインになった。

すげえ

何度読み返してもすごい。畳み掛けるように、複数のドラマが次々に起こり、進んで行く。この一連の話は、まるで時間をかけ、アタマを絞って練られた映画のシーンのよう。

重い

内容は重いけど、よく練り上げられたストーリーで、息つく間もなくドラマが展開されていく。続きが読みたくなる。

クセ

一筋縄ではいかないクセのあるキャラクターばかりが登場する。デフォルメもくどいくらいしつこく、大袈裟。でも面白い。

手術ドラマ

心臓外科手術にフォーカスした手術ドラマ。おふざけ要素とシリアス要素にちょっとだけ社会派要素を足している。

ストーリー

ありえない話のオンパレードで、盛りすぎてグチャぐちゃぐちゃなようだが、色んなキャラクターの群像劇が面白い。

ドロドロ

乃木坂太郎はドロドロしたドラマが好き。登場人物のキャラクターや造形にも、極端過ぎるくらいのクセをつけている。それが魅力と言えなくもない。

ER

アメリカの医療ドラマ、ER緊急救命室も見返すことがあるが、ERは1994年〜2009年。マンガ医龍は2002年〜2011年、ドラマ医龍は2006年、2007年、2010年、2014年。医龍は心臓に特化したのがうまかった。

人間ドラマ

医学界の旧弊を剔抉したような物語だったんだろうな。そういう映画やドラマもそれまでにもあったし、その後も雨後の筍のごとく作られているが、エポックメイキングであったのは間違いないと思う。

乃木坂太郎

問題作を意欲的に連発している作家。その出世作がこの作品だったか？独特の読み味がある。クセは強いが名作。

懐かしい

ドラマ化され、そちらを見たのが先だった。改めて原作である本作を読み返すと、本作のインパクトとドラマのキャスティングの妙が思い起こされた。

ちょっと

最後はちょっとダレたかな。最初は画期的な関西弁ギャグマンガで始まったが、さすがに作者も疲れてしまったか。

本当に訳がわからん

物語がとんでもなく発散していく。登場人物が増えていき、そのキャラ付けがまたとんでもない。それでも乗せられる。

突き抜けた世界

突き抜けた物語設定。ストーリーは緩いし、一見でたらめなのに、一体、この先どうなるのだろう、という面白さがある。

肩の力

肩の力が抜けている。こういう作品もあるんだ。おちょくられているようで、ちゃんと成立させているような。

たった3巻

たった3巻でこの素晴らしい音楽ドラマを描き切った。映画化されたのも、頷ける。この感動を広く伝えたい。そういう気持ちになるマンガだった。

物語は深いが理性でコントロール

物語は深いが、理性でコントロールしている。登場人物が様々な過去と現実を持ちながら、オーケストラとしてまとまっていく。

さそうあきら

さそうあきら。不思議な作家。物語のテーマや人物造形において、虚と実を実に絶妙な配合で混ぜ合わせている。

不思議な終わり方

話がどんどん飛んで行って、行き着いたところがこれか。まとまらず、広がったままで、これで終わりって。他の作家ならディスるところだけど、この作家ならまあ納得。

果たして

果たして登場人物達がそれぞれどうなるのか？行き着く先が全く見えないが、結末が近づいているのがわかる。

色々とかっ飛んでる

物語の不安定さ、ブレ具合、揺らぎの微妙さがまるで音楽のよう。音楽をテーマにしたマンガはたくさんあるが、この作品は本当に異色。

なんだか淡々と

深刻な話もありながら、軽々と、なんだか淡々とストーリーが進む。現代音楽を背骨としながら、個性豊かなキャラクターが複雑な物語を紡いで行く。

変幻自在

ストーリーが深くて、突拍子もなくて、謎がいっぱいで面白い。現代音楽をこういう話に仕上げる才能が素晴らしい。

龍の国

今は龍の国に、という暗喩か。初恋の人。娘。息子。孫と孫。義兄弟。育ての子。そして主人公とヒロイン。破天荒な人生が紡いだ現在を描いて、物語は静かに終わった。

地獄の運命

旧満州を襲ったロシア軍の暴虐。その地獄の運命に逆らう主人公の行動は架空のものだが、それを描きたかった作者の気持ちはよく分かる。

はらから

呪いの星を抱いて生まれた二人の兄弟。闇と光の運命に分けられ、闇を生き抜いた同胞は、半ば狂気に捉われつつも、父の今際の際の言葉を聞いて、主人公の腕の中で安らかに最期の刻を迎える。

闇の中の闘い

主人公率いる馬賊軍と双子の鳳花率いる紅龍団の骨肉の争いに、中国共産党軍、ロシア軍、一族の恨みを晴らそうとする曹が絡む、三つ巴、四つ巴の闘い。

暗躍

忍び寄る黒い影。そして迫る満州国の危機。この終戦末期の時代背景に、これほどマッチした創作ドラマはなかった。

修羅の道

使命に目覚めた主人公の、殺人も厭わない覚悟がいよいよ定まり、行く手に死の臭いが漂う決死行が始まった。

動き出す

重々しい歩みで、一歩一歩クライマックスに近づいて行く。過去の登場人物も、それぞれの役割を果たすべく、再登場。大作らしい大作。